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破滅の王 (双葉文庫)(Kindle版)

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retro
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大戦中の上海、満州を舞台にした歴史小説で、生物兵器の開発にかかわる科学者と、それを阻止しようとする者たちの物語だ。上海にある上海自然科学研究所に赴任した宮本敏明は、国際的な視野で細菌学研究をすることを夢見ていたが、戦況が逼迫し研究員たちも政治的な思惑に巻き込まれていった。細菌兵器として開発された強毒性の細菌:通称キングの存在を知った宮本たちは、この細菌兵器を廃棄する活動を秘密裡に始める。背景となる詳細な史実の記述は、戦争犯罪の加害国であった日本の姿をきちんと描いている。その過去を踏まえてこその平和だろう。
0255文字
a_o
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★★★☆☆
0255文字
ブラックジャケット
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初読み作家さん。(読メでおぼえた言葉、誰の作かは知らないけど便利、使います)いわゆる戦時ミステリ、舞台は上海自然科学研究所で細菌学の研究医宮本敏明が主人公。この研究所に関東軍七三一部隊の石井四郎が研究員のリクルートまで行うが、これは本筋ではなく、南京の駐在武官灰塚少佐からもたされた衝撃の事実が明かされる。「キング」と呼ばれる治療法のない細菌兵器の株が持ち出された。その恐怖を中心に戦争激化の中、宮本と灰塚が動く。遠く連合軍の爆撃に破滅しつつあるナチスドイツのベルリンにまで潜入。力作だが空回りの感がある。
0255文字
へいがぁ
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七割程度の分量にすればサスペンスものとしての傑作になったようにも思えますが、著者の目論見は別のところにあるのでしょう。個人的には気に入っています。
0255文字
Chisaka
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中身覚えておらず
0255文字
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