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ダークナンバー (ハヤカワ文庫 JA ナ 6-1)

感想・レビュー
53

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kaikoma
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ストーリーも面白く確りした作品なのですが、如何せん登場人物が多く、数名を除いて個々の人物のキャラが立っていないので、巻頭の人物リストと照合しても、中々頭に入ってこないのが難点です。地図が挿入されていて、場所は土地勘が有っても無くても楽しめますが。
0255文字
風鈴
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約3年振りに再読しました。色々事件が起きるので、モジュラー型ですか。初読の時は思わなかったけど、ハードボイルドの香りがありましたね。色々な要素がブレンドされていて、楽しく読めました。
0255文字
mat2
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ネタバレ警視庁捜査分析支援センター警部の渡瀬敦子と東都放送デスクの土方玲衣のダブル主役。両者とも性格に難ありで好感が持てない。先輩に「ばかなの?」なんて直接言うとリアル世界なら干されますね。物語は西東京で起きた連続放火殺人事件と埼玉の連続路上強盗致死傷事件に関連性があることを見出し、警視庁と埼玉県警、東都放送の関係者がからみあって進む。登場人物・情報量が多く時に文の意味が分からず混乱。密入国者が日本の消息不明者になりすます話が根底にあったり話がてんこ盛りすぎる・・重厚なストーリーが好みの方は好きな作品だと思う。
0255文字
TAMA
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ネタバレ2024年18冊目。警視庁分析捜査係とTV局員の同級生二人の目線で放火殺人とひったくり殺人を結ぶ「存在しない犯人(ダークナンバー)」とは誰なのかを少しずつ解きほぐしていく。分析官のプロファイリングが冴える論理的な警察小説。
0255文字
しぇるぱ
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ひったくり事件、放火事件への警察の捜査があります。分析センターの女性警部が主人公です。埼玉県警と警視庁に跨って彼女の指摘によって動きます。一方、東都テレビに上昇志向の強い女性ディレクターがいる。女性警部と中学の同級生です。タイアップを申し込みます。それぞれのネタとヒキを提供し合う。お互いのデータを照合すると、中国からの密航者が浮かび上がってきます。それはダークナンバー=黒孩子を意味するのだ。警察での生き方・過ごし方は警察小説でよく見ているでしょう。テレビ局での生き方・過ごし方は読んだことがない。こんな風に
0255文字
星願月祈
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ネタバレ主人公は、分析捜査係の女性警察官と東都放送海外素材著作権担当の女性デスク。窃盗事件と放火事件の関連性に着目し、犯人を追う。さらに中国からの密入国事件も絡み、複雑な様相に進展する。ダークナンバー(存在しない人間・犯罪)がテーマなのだろうが、読解力不足の私には、登場人物も多く、理解が追いついていけなかった。設定自体は、面白かったのだけどなぁ~
0255文字
ソラ
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分厚いなと思ったものの面白くて一気読み。主人公二人のキャラにすぐ馴染んだのですっと入れた。シリーズ2作目が刊行されているようなのでそちらも読んでみたい。
0255文字
goro@80.7
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分析捜査班係長渡瀬敦子とTV局元報道班の土方玲衣の同級生コンビによる警察小説。静と動で成り上がってきた過去を持つ二人の活躍が楽しめる一冊。閑職に追いやられた玲衣だが持ち前の行動力とコネを駆使して真相に迫り、方や敦子はFBI仕込みのプロファイルで事件を追う。玲衣と敦子の見えるものがクロスしてスピーディな展開。玲衣を取り巻く愉快な面々も頼もしくこれは次作も読みたい。
0255文字
Sally
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ネタバレ警視庁で分析捜査を担当する警部 渡瀬敦子。東京都西部での連続放火事件のプロファイルを行うが、発生地点の予測を外し現場から浮いている。そこに現れた、テレビ局で記者から閑職に追いやられている中学時代の同級生 土方。記者に戻ろうと画策する土方は掴んだ情報の交換を渡瀬に持ちかける。連続放火から連続殺人に繋がっていく事件の連鎖の始まりは…。面白いんだけど、主筋が三本走り、放火や殺人、逃亡などテーマが盛り沢山すぎてそれぞれを掘り下げきれていないのと、ドラマっぽすぎるのがちょっともったいないかな。
0255文字
みやしん
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薪は多いほど火はよく燃えてコントロールしやすくなる。細い糸が縒り合わさって1本の太い縄を編み上げるような鮮やかに整えられた逮捕ショーにどいつもこいつも腕をブルンブルン振り回して参戦するからちょっとわやくちゃ。ダブルヒロイン主人公に対し男達の影の薄さよ。登場人物紹介に名前が何故か無かった人が怪しいと思っちゃった。
みやしん

登場人物の総数もページもたっぷりあり、真相に至るまでの道程もたっぷりで「これ必要かなあ?」って人物・描写が多いから読書時間のかかることこの上無し。次巻も入手済みだけど、本巻以上のブ厚さだから正直ゲンナリ。

11/16 07:21
0255文字
フウミズ
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GOOD 95
0255文字
ゆるる
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ネタバレ(2022-39)敦子にも玲衣にも羽生にも感情移入ができず、全然物語に入り込めなかった。続編も買ってしまっているので頑張って読みます。
0255文字
ぱなお
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ネタバレはじめましての長沢さん。酷いいじめを受けた過去を持つ分析班の女性刑事。何のつながりもなかったはずの連続放火事件と連続窃盗事件に繋がりを見つけた鋭い観察眼を持つやり手の報道ウーマン。同級生だった二人のキャラが結構濃い。正直、中盤までは読み難かった。本当の狙いをわからなくするための真犯人の計画もなかなか凄いけど、それに気づく観察眼も凄い。そしてこの真犯人の超人的さもまた凄い。真犯人の生き抜いてきた壮絶な過去があるからここまでの行動ができるんだろうけど…。登場する女がとにかくタフ。
0255文字
練りようかん
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ネタバレ登場人物の多さと二つのフィールドの設置整理で脳内が忙しなく、事件の秘部が見える前から既に緊張感が続いた。やがて連続放火と通り魔事件を結ぶ糸がわかり、浮かぶダークナンバーは場面自体が含みを持っていて興味を引くが、物語内でも書かれているように目新しい手法ではない。ならば何を描きたいのだろうと意識を傾けた。危険と安全のどちらが下を支えどちらが上に乗るか、報道と警察の並走と二組の女性たちの共生が互いを照射する構図が面白く感じた。立て篭もり犯や逃走犯など、刻一刻を争う事件の取材と捜査の在り方に重ねて色々思った。
0255文字
YH
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ネタバレ長沢さんはトリッキーなイメージだったけど、本作は緻密にデータを積み上げてロジカルに捜査が展開して、期待値以上の面白さ。渡瀬と土方のコンビもいい。ただ、一点、トワとミヤの絆はもう少しページを割いてくれないと、他人の幸せを守る為に罪を犯した理由が薄過ぎて腑に落ちない。
0255文字
kadocks
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長沢樹の青春もの以外のミステリーはこうなるのか。 途中までは、放火にひったくり犯と、大丈夫なのかと思ったが、驚く展開。一人っ子政策まで出てくるとは。 非常に映像的なのは毎度。主人公二人が魅力的でバディものとしても楽しい。 二作目も読んでみることにした。
0255文字
もと
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話が複雑で頭のはっきりした時しか読めないけど、面白かった。ヒロイン二人のキャラもいいし、縺れた伏線が収束していく過程もスリリング。中国の戸籍のない子どもをめぐる犯罪というテーマも興味深い。他の作品も読もうかな。
0255文字
SALCON
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警察とテレビ局、それぞれの前線で奮闘する女性ふたりのバディもの…というには、その距離感や関係性が微妙かつ繊細。貸しを作った(と宣言した)相手を使い倒す土方玲衣は、『筺底のエルピス』の貴治崎花をぐっとマイルドにした感じだなあと思いました。無用の敵を作るタイプだけれど敵にしたくはない。渡瀬さんは自身をも突き放して考えちゃうひとで危なっかしくてしょうがない。土方さんが居てよかったね。……いや、どうかな。もっと危なくなる気がしないでもない。
0255文字
うぇい
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まずまずまず面白かったですけど、ストリーが壮大過ぎたり登場人物も沢山で正直言うと混乱したし読み難いと感じました。  ただ自分はこの小説の舞台の地域に土地鑑があるのでまだついて行けました。南関東に住んでいる人には良いけど・・・。  この作者さんの作品読むのは3冊目ですが、今までの青春ミステリーとはガラリと変えて壮大なサスペンスという感じでした。最後の場面とかは映像化向きかなと思いました。
0255文字
こばとし
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警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子は連続放火事件を追っていた。監視カメラの情報とプロファイリングから捜査を進めるが、発生予測地点を外すたび、周囲の反発は強まっていく。記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣は敦子の捜査を局の看板番組で取り上げることを思いつく。難事件に挑む女性捜査官、複雑化する現代型犯罪――より注目を集める内容で番組を構成するため、連続放火と同時期に起きた埼玉県の連続路上強盗致死傷事件を調べ始める。二つの凶悪事件を結ぶわずかな線を見出した玲衣と敦子は意外な犯人像にたどりつく。
0255文字
khapphom
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普通に面白かった。ただ、ちょっとご都合主義的ではあったかな。
0255文字
ゆりのき
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ネタバレ「ミステリマガジン」2015年3月~2016年5月《マイナス・ワン》の題名で連載、2017年3月改題加筆修正し早川書房より単行本、2020年1月早川文庫。報道・土方×警察・渡瀬シリーズ1弾。警視庁SSBC・渡瀬敦子警部と東都放送報道局・土方玲衣(2人は中学時代の友人)①埼玉県警の《連続路上強盗致死傷事件》②警視庁の《小金井連続放火事件》③共通するバイク窃盗と放火日とリンク④殺人被害者に共通点。警視庁と埼玉県警の軋轢と連携⑤9年前中国での大規模汚職摘発と黒孩子、密入国、背乗り。辛抱強く読むと見えてくる真相。
ゆりのき

2弾「イン・ザ・ダスト」 (ハヤカワ文庫JA)が面白かったので1弾を読む。次の作品が楽しみ。

04/03 11:57
0255文字
Ikeda  Kazumasa
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面白かった。
0255文字
風鈴
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本格ミステリばかり読んでいるのも何なので、毛色の違うものを読んでみました。初読み作家さんと思います。プロファイラーも出てきます。テレビ局の裏側も書かれていて、興味深かった。地図もたくさん挿入されていて、関西に居住している身としては、助かりました。
0255文字
せぶんす
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なかなか読み応えあったけど、中盤までは地理的な描写が細かすぎて辟易したって言うか単純について行けなかった(笑)地理の細かい部分はある程度割愛して読み進んだけど問題なかった。警察パートと報道パートが交互に描かれる構成。件のウザい地理描写は警察パートで、報道パートは序盤から面白かった。中盤までは地味な展開だったけど終盤はスピード感もありなかなか楽しめた。
0255文字
nuno
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警察vsマスコミかなと思ったら、変則バディものか。警察が罠を張る、という発想が面白いです。実際はこんな上手くいかないと思いますが、エンタメとして楽しめました。しかし、監視カメラが、捜査の基礎になってるんだなと、改めて感じます。犯人との情報戦というか、いかにカメラに映らないかの競争。前半は、犯人側の描写が少ないので、謎すぎる犯人像でした。これは上手いなあ。
0255文字
ヤスヒロ
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★☆☆☆☆頂いた本。残念ながら、2度の挫折でギブアップ。登場人物の一覧が長かったり、いくつも地図が出てきたりするのは苦手。疲れた。
0255文字
どくたや又右衛門
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プロファイラー渡瀬敦子、東都放送の土方玲衣、この同級生の二人が協力して難事件に挑む。東京の放火、埼玉の自転車強盗、二つの連続犯罪が一つにつながって。捜査と報道が追い詰める見えない犯人。前半はかなりスローに話が進む。後半になると動きがすごい。
0255文字
けんたん
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警視庁分析官、テレビ局勤務の鬼姫、それに対する女性2人。ある意味静と動、光と影といったクロス関係にも見える主人公達。大きく見れば、それぞれ違った形で男達を手玉に取るような作品。
0255文字
とっぽ
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いま流行の行動分析官、プロファイラーものです。面白くて一気読みですが、こんなにピンポイントで予測つくのかな?と疑問に思った
0255文字
Taka
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土方の洞察力に感嘆せずにはいられない
0255文字
Yutaka Hada
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例によって、自宅近くの書店でイチオシされてました。相性の良い書店を見つけておくと、新しい作家との出会いが持てます。このミステリーの主人公は中学時代の同級生だった二人の女性。警視庁分析捜査係の警部・渡瀬と、東都放送の土方。二人は、同時期に起きていた都内の連続放火殺人と、埼玉の連続路上強盗致死傷事件の二つの犯罪に張り巡らされた「あり得ない線」を通じて協力を開始する。二人が執念の捜査で辿り着いたキーワード、ダークナンバーとは? 文字も小さめで分厚い本ですが、一気に読めました。掘り出し物の一冊です。
0255文字
sunasumi
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警視庁分析捜査係の女刑事渡瀬敦子、TV局の女性記者土方玲衣は同級生でどちらもクールで個性の強い主人公2人の活躍が凄い。後半プロファイリングで犯人を追い詰めて行く過程の緊迫感が半端なくハラハラドキドキしながらぺージをめくるのがもどかしい。意外な犯人像と事件の真相は?主役は強い精神力を持った個性ある女性たちの生き方。
0255文字
ふじさん
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再読。初読は単行本版。映像制作に纏わる青春ミステリを得意としていた著者が初めて挑んだ、警察小説+報道小説の意欲作。文庫という媒体自体の性質による物なのか、初読時よりも良い意味で軽く読めた印象。作品自体の重厚さが程良く緩和され、こんなに面白かったかと再発見があった。若き女性分析官と警察組織との軋轢という王道も押さえつつ、やはり本作に関しては、そこに報道番組の裏側という要素を掛け合わせた点が出色。捜査側、犯人側ともに女性達の関係性が物語を強力に牽引し、壮絶な結末まで一気に読まされた。軸が太く食い出のある秀作。
0255文字
コウ
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最初は絡みあった流れがうまく解けず、理解不十分で読み進めることもありましたが、流れが分かると、スピード感ある怒涛のエンターテイメントでした。流れが読めない間は逆に活字向きで、途中からは映像向きでしょうか。犯罪小説ですが、登場する女性はすべて魅力的でした。
0255文字
たーさん
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プロファイリングの専門家である女性警部と中学時代の同級生であるテレビ局の女性記者がタッグを組んで事件を追う本書。いやあ面白かった❗捜査手法の細かさや報道取材のディテールが引き付けられました。主人公の一人、渡瀬敦子警部の所属がSSBCと呼ばれている捜査支援分析センターというのも肝で最新の科学捜査とプロファイリングで無関係に思われていた事件のミッシングリンクを見つけ出す過程はスリリング。 終盤の追跡劇は読む手が止まりませんでした。二作目も今年中に出るらしいので読みたいと思いました。
0255文字
ローレンチ
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4
0255文字
賀喜山
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序盤読み進めにくいと思ったけど後半から一気に進んできて読了。 土方みたいな強い女性キャラは嫌いじゃない。
0255文字
MatsumotoShuji
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地道に捜査を重ねる刑事ものかと思ったらそうでもなく、切れのあるプロファイリングものかと思ったらそうでもなく、なぜかテレビ局業界ものに大きくハンドルがぶれて、最後はイジメや子どもの虐待まで出てきて。で、4倍楽しめたかと言われれば、4倍とっちらかった印象。普通より4倍くらい時間かけて読んだのだけれど、4倍くらいのスピードで読むべきだった。
0255文字
ohion
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女性警察官と女性のテレビ局員。中学時代の同級生のふたりが情報交換しながら事件捜査。事件そのものは、放火事件とひったくり事件だけど、その背後に迫っていく過程が面白い。ふたりとも強すぎなくらいなので、少しついていけない感もあるけど、面白く読むことができました。
0255文字
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ダークナンバー (ハヤカワ文庫 JA ナ 6-1)評価60感想・レビュー53