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きっと誰かが祈ってる (幻冬舎文庫)(Kindle版)

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ユウ
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ネタバレ乳児院をモデルに描かれた暖かい作品。様々な事情から家庭を離れざるを得なかった乳児の拠り所となる乳児院。やがては里親のもとへと巣立っていく子どもを前に、保育士たちはその幸せを祈る。場合によっては実親以上に保育士の愛情が深い。そんな物語を通して、つい自分も里子の幸福を祈ってしまう。作中では虐待を受ける里子の救出に力がこもるが、虐待の傷を癒すために自らも虐待を行う叔母や、過去の虐待の贖罪を果たすかのように里子に優しく振る舞う祖父の心に潜む陰りにも、思わず目が向く。結論はハッピーエンドだが、叔母にも救いが欲しい。
0255文字
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きっと誰かが祈ってる (幻冬舎文庫)評価67感想・レビュー1