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ダブルマリッジ (文春文庫 た 77-3)

感想・レビュー
48

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Walhalla
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本人も知らないうちに重婚状態になっていた男性の物語です。元を辿りつつ、また戸籍法を紐解いていくと、そこには色々な問題が存在します。事実に基づいて書かれた作品だそうですが、JFCなど初めて知ることも多かったです。橘玲さんと言えば、経済・金融のイメージを強く持っていましたが、このような社会問題をテーマにした作品も勉強にもなります。
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neatANDtidy
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役所のずるさが憎いが、それなら誰が戸籍を管理してくれるのか。誰も責任取らなくていいように仕事をしている、それが役所。事実だ。。
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ntahima
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audible 聴き放題
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plum
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JFC;Japanese Filipino Children,新日系フィリピン人;1980年代以降,興行ピザで日本に来たフィリピン人女性と日本人男性とのあいだに生まれた子どもたち。10万人とも言われている……という事実が目次と本編の間に挟まる。マリが茉莉……愛になるまでが描かれている。彼女について行くと現在に着地することはできるのだけど,太田裕美の木綿のハンカチーフを聞いた後の気まずさがある。問題は問題として残されたままだ。
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まころん
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ネタバレやや教科書チックではあるが、現状について考えさせられた 最後マリと憲一とケンとマリアで新しい4人家族でってならないかと思ったが憲一は最後までどうしょうもないやつだった まあ里美も変わらんのだが
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newpapa
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 橘氏の他の著作で重婚に関連してこの本が紹介されていたので読む。橘さんは小説家としては、平均だと思う。でもそこに時事問題をライフハックな知識を入れてくるので、そのジャンルが好きなものとしては、小説というよりケースワーク本として結局最後まで読んでしまった。
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k5
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ネタバレやはりこの人、小説の方が断然おもしろい。妻と娘と暮らす商社マンがある日、戸籍を取り寄せるとそこには妻としてフィリピン人女性の名前があった。。。まあ、そこはサスペンスというより、主人公の男の無責任な過去があるわけですが。フィリピン人女性との間に生まれた息子ケンと、読者モデルの娘も話に絡んできて、人間ドラマとして読み応え十分。おすすめです。
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ゆきらぱ
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戸籍上では重婚になっても、気づかないままであればとりあえず何年も通ってしまうのか、と戸籍の穴を知る。 「じゃぱゆきさん」を絡めた日本とフィリピンの問題が描かれているがほとんど全員自己中心的に行動するのでなかなか共感できない。特にこの憲一という男が大人っぽさがなくて欲に負けてて怖いかも。でも普通のサラリーマンなのに資産は謎にたくさんあるのです。娘のマリも突飛な行動力だった。後書きがまた驚きでさらさらと最後のシーンまで筋書きが書かれていた。余計な事を〜と思った。
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じぇーぼーい
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戸籍法や国際私法など、なるほどと唸らせる。法律と行政とのゆがみをついた設定。海外駐在員や外国人労働者などの重いテーマやエピソードがストーリーの中に組み入れられている。最期はその終わり方かよと思ってしまった。個人的には 憲一懲りないね。
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ちりとてhello
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図書館本。初め戸籍謄本の辺りは面白くてサクサク読み進んだ。マリの行動が、ケンを捜すあたりから不可解で引っ掛かること多数。男の作家が書く女の心情や行動に違和感を覚えることが多いけど、これもそう。フィリピンの現地事情は取材に行ったアレコレを詰め込みたかったってところかな。いい年になっても憲一がフィリピンで懲りない行動をするのも不愉快だし、終わり方が安っぽすぎる。
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きゅ
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登場人物たちの行動に一貫性がなく、全く誰にも共感はできない。ただ、人生がズブズブ落ちていく人はこうなんだろうな…というリアリティはある。また、どんなに逃げようと事実と法律は立ちはだかっている、というのが対比にもなっていたように思う。ここまで丁寧に描かれても、こんな悲惨なことがすぐ身近でも起きているというのは実感しにくい。セブ島には行ったことあるが、のんびりしていて良い国だと感じたが…(タクシーには気を付けた)。どこの国に行っても、外国人への扱いがひどいというのは一緒なのだろうか。
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まさえ
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ネタバレリサの子供は結局 治療を受けられなくてその後どうなったんだろう…長く生きられないよね、気の毒。。。マリア・ロペスも気の毒…息子に先立たれてしまって…読後感が悪いわぁ。 それにしても困窮法人の長谷さんは、日本には戻れないのかな?日本に戻って生活保護を受給すればいいのにな
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omi
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在日フィリピン人の実態、戸籍のあれこれ、考えさせられるところも。しかし、憲一は若気の至りかと思いきや、今もかよ…。
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zoe
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戸籍を作るためのルールはいくつかある。記述された事例は常識的に感じる方法でもある。よくも悪くも使い方次第。
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summer
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久々面白い本に出会えた。ミステリアスで、どんどん読みたくなる。これはフィクションだけど、現実に知らない間に重婚になってる可能性も十分あり得る。もし、戸籍を見る機会がなければ死ぬまで知らずに幸せに暮らせたかもしれないが、その裏で、シングルマザーでスラムで暮らす母子がいる事を忘れてはいけない。マリの成長も見逃せない。人間の脆さと強さを感じられる作品でした。人生、最後まで何が起こるかわからない!
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あすなろ
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戸籍が乗っ取られた?重婚していることになっている?そんな家族を描く、ある種のペーソスが漂い、冷めた目でみると少々の浅ましい滑稽感もある作品。どうしてこうなるのか?しかし、読みながら以前勤めていた会社での海外駐在員のある一面を思い出し、そこからの複数の話や国際業務部の仲の良い同僚が事後処理に行った話やら諸々思い出したのである。滑稽なと冒頭に記してしまったが、諸々考えさせてくれる作品である。海外赴任中の過ちや一過性の物なのか、それが本気なのか本当になるのか。それを知った両国の縁者達の対照的な行動思考や生き様。
あすなろ

ただ、一つの事実として知っておく必要はある事実を描いていると思うのである。

02/06 12:25
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amo amo
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新日系フィリピン人という人たちがいるのも、国籍が問題になってるのも初めて知った。舞姫もそうだが、日本人男性は海外の女性を捨てることに抵抗がないのか、あってもすぐに忘れるのか、、、人権侵害をするのもされるのも鈍感な気がする。企業からこ人権侵害とか。片親になってしまい貧困のスパイラルから抜け出せない子供達の気持ちが日本人への不信感や復讐心になってもおかしく無い。日本は島国だからか他国に無関心。複雑な事情で日本人と認めてもらえない日本人、海外で危険な暮らしをせざるを得ない日本人がいることを知るべきだと感じた。
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Good Tomorrow
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戸籍の婚姻欄に妻とは別のフィリピン人女性の名前が。知らないうちに重婚状態に。『これは架空の物語だが、戸籍に関する記述は事実に基づく』。法律、制度、国際司法の歪みをついた物語はいつも唸らされる!日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子供「新日系フィリピン人」の問題、日本で働くアジアの労働者が抱える問題、福島で働く原発除染作業の現状、フィリピンのスラム街、孤児院での子供たちへの調教。語り口は軽いがテーマは重い。ただ…男達が愚図キャラ過ぎ…。
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yasu7777
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★★★☆☆ 練馬3063-396
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アキ
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ベトナムの技能実習生の悲惨さを耳にしたことあるが、その話を思い出した。原発の廃炉作業にに外国人労働者が雇われ、そこのパブで働くフィリピン人。全然知らなかった。
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なべあ
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ネタバレ大好きな橘作品だけど、他の作品に比べてページ数も少なくさらっと読み切ることができた。今回も現実の問題を織り込んだ物語で、全く知らなかった課題について考えさせられた。周りにフィリピンとのミックスはたくさんいるけど、日本とフィリピンの関係について考えたこともなかった。自分がガイジンとして海外に住んでいた経験もあるからこそ、その扱いや地位についてもっと改善されるべきだと感じた。親もどんな大人も結局欲にまみれて堕ちていく、分かりやすい構図で軽快な物語だった。
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H_AY
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★4
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myaon
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正直に言うとあまり楽しめなかった。どの登場人物にも魅力が感じられず、「なんでそうなる?」という展開が多すぎて、感情が全然乗ってこなかった。しかし、AV出演に追い込まれたサキ、困窮邦人になった長谷、フィリピン女性との子供を認知しない医者など、「社会で問題になる出来事はこのような経緯で起こるのだな」とリアルに感じ取れた。気分は全然よくなかったけど・・。冒頭「これは架空の物語だが、戸籍に関する記述は事実に基づいている」とあるので、事実にだけ注目してみると、知らないことばかりだったので、そこは興味深かったです。
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AtoZ
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哀しいお話。事実に基づいているというのはフィリピンにはその昔日本人に捨てられた女性とその子供たちがたくさんいるということ。
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ささみ
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ネタバレ「これは架空の物語だが、戸籍に関する記述は事実に基づく」(本文冒頭より) 知らぬ間に重婚状態になっていた父の視点と、その娘の視点が入れ替わりながら描かれている。正直後味の悪い終わり方だったが、新日系フィリピン人の現状伝達と問題提起という主題は十二分に果たす内容だった。新日系フィリピン人に限らず、"我々"が気にかけることはなくても当事者は非常に困窮している問題はたくさんあるはず。少しでも目を向けるきっかけになったと思う。
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おおっぴら
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重婚をテーマにした本。戸籍全部証明を子供に取りに行ってもらった主人公。主人公の配偶者欄に二人の名前が記載されているのを見つける。主人公に心当たりがあるので心情的には何とも言えないが行政事務手続きのスキをついて重婚の登録ができてしまうという問題提起的なストーリー。日本の法律的には違法なんではと考えがちですが、行政の手続き上問題なければ認められてしまう、またそれを取り消す手続きは非常に大変だということがよく分かった。
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るつ
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ネタバレ一気に読めた。ストーリー以上に、現実の戸籍の話や新日系フィリピン人のことが気になる小説だった。 小説としては、主要な登場人物にあまり感情移入できなかった。父親最低、母親も??、ケンもうーん、だし。マリは普通の子になって良かったのかな。でも、最後のマリとケンの一瞬の逃避行はちょっと泣けた。
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Noco
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困窮法人という存在を初めて知った。あと、コピノ(韓国人とフィリピン人の間に出来た子)という言葉は知っていたが、新日系フィリピン人という言葉は初めて知った。ラストは因果応報感が漂う。人生ってこんな風に大きく変わってしまう(踏み外して行く)んだと登場人物から学んだ。 未必のマクベス、タックスヘイヴンに続くアジア旅3冊目。
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パンダプー
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ネタバレミステリー!と思ったら、全くミステリーじゃなかった。マリアさんが心が綺麗なのに、息子はイマイチな感じ。マリはハコイリから、普通になっただけ。バカな子かとおもったら、ちゃんとしてたし。お父さんは今度はダメだなー。
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mintia
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映画みたいにハラハラドキドキしながら読んだ。傍目には幸せな家庭の中にも、落とし穴が潜んでいる。また、目を覆いたくなるような社会問題にも直視しないといけない。
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たす
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「本人の知らない間に重婚状態になっていた」というインパクトのある出だし。戸籍、国籍問題、フィリピン人と日本人の間にできた子ども等、フィクションであるが事実をベースに書かれていて、勉強になった。フィリピンの場景や在日フィリピン人の生活の描き方にリアリティがあり、またマリアやケンは誰でどこにいるのか、ドキドキしながら一気に読んでしまった。
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ぽ
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ネタバレ誰も幸せにならない… びっしりと法律の話が並べられていて読むのに時間がかかった。恋とお金は怖い。
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Anzu
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先が気になって一気読みしてしまいました。
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ヒッチ
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本当にひどい現実の社会問題と、この小説の救いのなさすぎるのが、なんとも心のやり場のない辛い読後感でした。
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chris the bookwalker
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ネタバレKindle unlimited. さすが橘玲、きっちり調べて書かれている。知らないうちに重婚…それが本当に可能というのがすごい。さすがに見も知らぬ人ではなく、本作では、若気の至りで結婚したフィリピン人が相手だけど。日本人と関係を持ったフィリピン人女性やその子どもの境遇についても知ることができた。オヤジ、どうしようもない男だな。コニーには利用されただけなんだろうな。パリピなマリ、ジゴロで自分勝手なケンもどうしようもない。良い人はマリアだけだった。
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みやこ
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小説と思い楽しむ本ではなく、社会情勢を知るための本と思い読みました。フィリピン女性と日本人男性たちの物語です。すごい暗い気持ちになるし、舞姫気分謳歌してんじゃねえよってイライラすることも多かったけど、ひとつの現実として知らなければならないと感じました。
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Hiromitsu
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ネタバレあまりハッピーエンドでなくて暗い気分になる。橘玲のことなので敢えてそうしているのだろう。
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Mako
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一気読みで読了。面白かった。ある日、戸籍謄本を確認すると婚姻欄に妻と、そして別のフィリピン人女性の名前が記載されていた。タイトルの通り「重婚」である。物語が進んでいくうちに少しずつこの謎が解き明かされ、新日系フィリピン人の問題が鮮明になっていく。彼らの大半はフィリピンで貧しい暮らしをしているという。生まれてくる子供になんの罪も無い。しかし色んなところで格差は生まれているのだ。
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立花 サトル
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ネタバレ100歩譲ってフィリピンで親子がニアミスするのは許しますが 帰国後に福島でニアミスして 彼が警察に追われてのあのシーンで終わるのはいくら何でもご都合主義では!!
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starlive
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社会的な問題。さらっとした小説。
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