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東京會舘とわたし 上 旧館 (文春文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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papico
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先週、東京會舘に行きました。この本を読んでから、東京に行った際にちゃんすを伺っていたのが、たまたま先週叶ったのです。ロッシニ・テラスでマロンシャンテリーをいただきながら、来館できたことに満足。そして帰ったらもう一度この小説を読もうと思い、再読した次第です。そして私はいくつも後悔することに。笑(下巻へ続く)
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黒まじ
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東京會舘の創業は大正11年(1922年)。 今年、2022年が100周年となる。 上巻のお話は、 ・大正11年のクライスターの演奏会 ・昭和15年の最後のお客様 ・昭和19年の灯火管制の下で ・昭和24年グッドモーニング、フィズ ・しあわせな味の記憶 の5つの章からなる。 それぞれ東京會舘で働く人や東京會舘に魅了された人達が綴る思い出の話。 正直、これまで東京會舘には興味がなかったけれど、この本を読んでレストランやバー、お菓子、東京會舘の建物も味わってみたいと感じた。
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Nat
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図書館本。単行本で読了。東京會舘を舞台に登場人物がさりげなく繋がっている連作短編集。第3章の灯火管制のもとでの結婚式の物語が心に残った。
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さおり
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ホテルに関わる人々、特にホテルの人の仕事への真摯な向き合い方に心打たれた。 話は実話を基にしたフィクションだけれど、話の下地を整えるための下調べに現ホテルの方が尽力されたエピソードを思うと、東京會舘の在り方が小説と実際とで乖離がないように思える。 東京會舘。一度訪れてみたいなあ。
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Shunji
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ネタバレ■第一章:クライスラーの演奏会 ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーの音楽会に行く寺井承平 第二章:最後のお客様 大政翼賛会の手に渡った會舘 第三章:灯火管制の下で 灯火管制の下で行われた披露宴 第四章:グッドモーニング、フィズ GHQの手に渡った會舘 第五章:しあわせな味の記憶 お菓子のお土産
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papico
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まだ下巻を読んでいないのに、次に東京に行ったら、東京會舘に行こうと私は決めている笑 そして、美味しい焼き菓子を買ってくるのだ笑 東京會舘、100周年なんですね。時代の過ぎゆく様というのは、一つの建物を拠点にて眺めると、映画のように分かりやすく馴染みやすい物語として自分の中に入ってくる。この場所を100年の間に行き交った、無数の人の物語を、ほんの少しお裾分けしてもらっている感じです。さあ、下巻に突入だ!
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nono
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年末に読書垢さんのおすすめをみて読み始めた。東京會舘を介しての人々の繋がりが年代ごとに書かれておりまるで舞台劇を見ているようでした。まだ下巻があるので感想を書くと思う。
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くわもんぺ
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好きな本でした。東京會舘とそれに関わる人達の話。 登場人物が所々関連しているので前後しながら読みました。 働いている人達がすごく誇りを持ってはたらいてのがすごいですね。
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riSa
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長らく途中まで読んで積読本になってた本。だけど読み進めるとあぁーさすが辻村さんです。どの登場人物も素敵です読む手が止まりませんでした。どの話もとっても素敵でした。下巻はどんな感じになるのかな。
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ユーミン
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最後のお菓子作りの物語が、残りました。
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黒頭巾ちゃん
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ほっこりする短編の連作。大正〜オリンピックまで▼大政翼賛会へ引き渡すための最後の日▼クライスラーの演奏に酔いしれる▼花嫁。2回しか会ったことがないのに結婚式。美容師さんとのやりとり▼先輩バーテンダーと成長し、生き字引となるバーテンダー枡野▼お土産お菓子を完成させて退職する勝目。様々な人にお菓子が渡り事業部長→副社長へ感謝する姿はじんときます
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tulip
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歴史ある東京會舘をめぐる人たちの物語。じっくり味わいながら読みました。下巻も大事に読みたい、そう思わせてくれる作品。
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あだてつ
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東京會舘ってなんだ? 恥かしながらオジサンは知りませんでした・・・。 今は行きたくて仕方がありません。 ネットで調べると現在の本館のなんとゴージャスなこと!! レストラン、高いだろうなぁ・・・お菓子も食べたいけどやっぱり高いんだろうなぁ・・・バーで本に出てきたカクテル飲みたいなぁ・・・やっぱり高いんだろうなぁ・・・💰 とりあえず、行くだけ行ってみよう(笑)
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ちゃぶ
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東京會舘で働く人や、縁のある人を中心とした短編集。前半は堅苦しい描写が多くてイマイチでしたが、第4章バーテンダーの話から面白くなり一気読み。東京會舘名物となったクッキーの話も好きでした。「家庭で待つ妻や子供に、本場フランスのクッキーを」。なんて素敵な発想だろう。下巻も楽しみです。
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志保
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登場人物がリンクしているので章をいったり来たりして読むと楽しい
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栄吉
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★★☆☆☆ 登場人物達に好感がもてる。東京會舘の当時の歴史、風景が興味深く面白い。
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パフちゃん@かのん変更
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東京會舘旧館大正12年から昭和39年までの5つの時期の物語。第4章までは生まれる前の物語で大昔の印象があるが、登場人物は一流の人たちのようだ。
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jnk
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気になってた本が図書館の棚にあったので。戦前から戦後、この建物が何度もいろんなものに姿を変えていることとか全く知らなくてとても興味深い。大政翼賛会としても使われていたとはびっくり。思わず画像をググってしまった。それぞれの時代にそれぞれ関わった人がいて。空気感がどれも良くて、バーテンダーの話は特に印象に残った。
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ズグリーブ
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東京會舘に私はなじみも憧れもなかったけど、読むと一気にファンになる。スタッフの矜持も、場に対して畏敬や憧憬の念を抱く客たちの謙虚な心も、触れて気持ちのいいもの。こういうの好きだ。そういえば昨年観たカーライルのドキュメンタリー映画もよかった。第三章の見合い婚の新婦の話と、第四章のバーテンダーの話がよかった。第四章は主人公と先輩の関係もよくて、西炯子さんに漫画化してほしい。上司に怒られないように牛乳に見えるジンフィズを朝から楽しむ米軍の文化は確かにかっこいい。サンドイッチとモーニング・フィズ、どんな味かな。
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哲也
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東京会館は文科で仕事をしている時に数回、会議の傍聴に行った。このような重層の歴史をもった建物とは知らなかったので、興味を感じた。 一つ一つの話も、印象深い。
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Snowflake
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図書館。東京會舘設立から現在に至る時間の流れの中で、様々な人物のストーリーが紡がれていく。東京會舘のいい宣伝。フィクションだけど、美容室遠藤、写真室、ガトーの開発者勝目氏など、実在人物も織り混ぜられて面白かった。作者は、第三章の灯火管制の下で、が山場だったとインタビューに語ってるのを読んだが、私的には上巻は第五章のしあわせな味の記憶、にほろりとした。勝目氏と田中氏の関係がいいなぁ、と。
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カズ
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ネタバレ恥ずかしながら、東京會舘を知らなかった。短編集で最後の話は、電車の中でしたが、少し涙が出ました。さぁ次は下巻を読もう。
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Akiko  Miyazawa
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 戦前に建てられた東京会館にまつわる、5つのストーリー。物質的に豊かではなかったり、暮らしに戦争が影を落とし、様々な制約や苦しさの中での生活。そんな中でも非日常のいつもよりお洒落で贅沢な体験をするための場所たして存在した東京会館。そこで働く人の信念と丁寧な仕事ぶりがとても気持ちよい。心地よい、本当に心が満たされるエピソードが描かれている。  下巻にも期待。  東京会館に行ってみたい。
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ちず
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ネタバレ建物ができて1年にも満たないうちに関東大震災で壊れたとは知らなかった。 東京オリンピックの年までの物語 名称も何度も変わり、違う目的で使われたこともあり。 この時代を生き抜いた人たちは本当に大変だったみたい。 価値観がどんどん変わって。
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Tonzo
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★ ★★★★ 読み進めるほど~~~
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すな
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登場人物皆がかっこよく輝いていた。どこにいたって魅力的な人たちなのだろうが、東京會舘という場所でますます光を放つ。いたく心にしみた。あー感動。
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海
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辻村深月さんの作品としては当初あまり面白くないかな、と思いながら読み進めていたのですが、そこは流石の辻村さん。どんどんと引き込まれました。この作品では、東京會舘を舞台に時代が戦前から少しずつ現代に近付いてきて、登場人物もリレーのように繋がっていくように描かれていました。下巻も楽しみです。
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9分9厘
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著者が「自宅の次に好きな場所」と言う「東京會舘」 いったいどんな場所なんだろうとおもったら 宿泊機能を持たない宴会場だという。もちろんレストランも 完備しているが、東京近郊に長く住んでいたが「宴会」などに 縁のない暮らし向きのせいか私の記憶の中には特別な記憶が何もなかった。 しかし「誰かにとっての特別な場所」というのは、まったく関係のない 人間にいてみてもちょっと気になってしまいます。わたしにとっての 「特別な場所」ってどこだろ?そんなことを考えるのも楽しい。
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ルル
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思った以上にひきこまれた。さすが。クライスラーを聞きたくなり、モーニングフィズを飲みたくなり、ガトーを食べたくなった。心はもう東京會舘・・。1章ごとに満腹になり休憩したくなると思ったら、連載だったね。なるほど・・。
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まりり
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別館(たぶん)に行ったときお弁当(にんじんの味、ブロッコリーの茹で加減に感動した)が本当に美味しかったので気になっていた本。これまで東京會舘で関わってきた人々はここを本当に愛し、妥協も手抜きもないプロの仕事を追求していたんだなぁと思った。グッドモーニング、フィズが好き。
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Nul1z
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普段の作者らしからぬ東京會舘の歴史の話。長い歴史を持つ東京會舘とその建物で働く人の思い出の物語。上巻は大正時代から昭和初期、戦前、戦後までの物語だった。建物の歴史とはいえ人が作り出した物語と言える面白い話。
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はれるや
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偉大なバイオリニストに会えた青年、軍に引き渡される最後の日に立ち会う支配人、マリッジブルーな花嫁の結婚式、酒とともに歩んだバーテンダー、土産用のパイを作った頑固な菓子職人。最後は大阪から来た夫婦がパイを買って帰る。淡々と続く時代の中の仕事人の話。あちこちでそれぞれの短編の主人公が交差する。しあわせな物語でした。旧館終わり。新館も読もうと思う。
0255文字
クズティ
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9月29日
0255文字
dark1973yk
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ほっこりとさせられる一冊でした。
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東京會舘とわたし 上 旧館 (文春文庫)評価59感想・レビュー35