読書メーター KADOKAWA Group

Winter in Sokcho (English Edition)(Kindle版)

感想・レビュー
1

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
Johnnycake
新着
韓国とフランスのミックスである作者のデビュー作。原作はフランス語で、英訳されたもの。短くてあっという間に読めてしまったが、色々考えさせられる作品だった。北朝鮮との国境・非武装地帯に近い韓国の束草(ソクチョ)市(속초)を舞台に、語り手の旅館で働く20代の女性とフランスからの50代の旅行者の短い交流の話。特に何か起こるわけでもなく、淡々と情景描写がされているのだが、じわじわと語り手の孤独が伝わってくる。「何も起こらない、つまらない」という批評も見かけたが、何も起こらない日常から見えてくるそれぞれの孤独が辛い。
Johnnycake

全体の雰囲気が、スカーレット・ヨハンソンとトム・ハンクスのLost in Translationを思い出させた。中年男と若い孤独な女性の外れ者同志の関係がこの作品の語り手と中年男の関係に似てなくもないからか。想定読者がフランス人だからかと思うが、韓国の文化紹介的な部分もあった。

05/18 19:46
Johnnycake

あ、Lost in Translation はトム・ハンクスじゃなくて、ビル・マーレイだった。

05/18 20:03
0255文字
全1件中 1-1 件を表示

この本を登録した読書家

読みおわった読書家全1件中 新着1件

今読んでいる読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

積読中の読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

読みたい本に登録した読書家全2件中 新着2件

Winter in Sokcho (English Edition)評価100感想・レビュー1