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感想・レビュー
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かなかな
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2025年3月20日(木)audiobook。 『茶聖』 千利休。茶湯から及ぼす影響がある。焼物絵画政治等。 日本は絵画を額縁に入れる習慣なかったですね。 織部、楽茶碗、もてなしも気合い入っていたとお察しします。京都大阪堺の方にお勧め本。
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【audiobook】千利休の名前は知っていたが、具体的には茶の湯を普及させた人物としか知らなかった。 この小説は千利休がいかに名だたる戦国武将に対しても影響力を持ち、貢献してきたかを学べる。歴史小説初心者の私なので半分くらいしか理解できていない実感だが、充分に楽しめた。話の随所に茶の湯のシーンがあり、私はこれを読んで抹茶ブーム到来です(笑)
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まめ
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オーディオブック
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なんこっちゃん
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誰の視点で書かれた作品化によって描かれた作品化によって理解が大きく異なるのが歴史小説の醍醐味。千利休の視点から描いた戦国時代。次に読むべきは太閤記か・・・。
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がロ
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ボリューム満点で読み応えのある利休の人生。茶の湯が荒ぶる戦国時代に流行ったのはよく考えたら不思議な気がする。信長が名物茶器を国の代わりに与えようと敢えて流行らせたっていうけどよくみんな納得したなぁ。というのを利休という人物のオーラで読んでいるとなんだかなるほど。史実織り交ぜなんだろうけど、なんだかリアルで本当にあったことに思えてくる筆致。
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もっちゃん
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利休が本当にこんなにも政治にかかわっていたのかな?と驚きました。利休に関する本を、もっと読みたいと思います
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Masaki  Maruyama
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年末年始休み用に図書館で借りた。豊臣秀長が「内々のことは利休に」と言ったそうだけど、その「内々のこと」を利休はどのように捌いていたのか。伊東潤氏の謎解きは見事な展開で「かくや」と思わずにはいられない。
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ソーダポップ
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今回読んだ「茶聖」では、利休は茶人として生きる事を超越して、武人の荒ぶる心を鎮めるもの、そして世を静逸に導くものとして茶を位置づけ、その為命を課する。なんとも壮絶な生き様である。最後は自分が秀吉から死を賜ることで、茶が生き残ることまで計算していたことがわかる。この小説のもう一つの主役は茶事である。特に一客一定の時にその舞台装置は威力を発揮する。釜に湯の煮える音、柄灼から茶碗に湯を注ぐ音、茶筅を振る音まで聞こえてきそうな描写が続く。さまざまな顔を持ち合わせた利休の生きかた、魅力を紐解いた一冊でした。
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シュラフ
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難題を次々と見事に解決していくこの利休という男に脱帽する。特に秀吉が家康との間で和睦するにあたって実母を人質に出すことを勝手に決めてしまい、それを秀吉に納得させる場面はすごい。冷静に損得勘定のできる地頭が良さと同時に、茶人には似つかわしくないような交渉の場面における豪胆さに感心する。腹が座った男というのは強いよ。それにしても、なぜ秀吉は利休を殺し、利休はその死を受け入れたのかな。それが凡人としては疑問である。秀吉は追放すればよいだけの話ではないか。また利休にしてもそれを受け入れればよいだけの話ではないか。
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ララ♂
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読了
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グランくん
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千利休の生涯を描いた物。 本能寺の変からの人生が、描かれております。 常に、天下静謐を求め、家康臣従頃までは秀吉による天下統一の為に尽くし、九州征伐以降は力で支配しようとする秀吉と対立して和睦を模索し、朝鮮出兵には反対する姿が描かれています。
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kotori
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利休の死の謎についての一つの物語。諸説あるが、秀吉の性格などを考えると、この本の通りだったのかもと思わせるものがあった。利休の人となり、考え方については正直よくわからない。本当に静謐を追求していたのか、もっと野心があったのではないか、どっちだろう? りきとの物語は少々美しすぎる気がしたのが残念。
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べあべあ
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利休を、未来を政治的に見通せる洞察力をもち、静かな世界のために政治介入も厭わない”俗”な聖人として描いた作品。先を鋭く読みまくる超人みないな利休像にちょっと鼻白むところはありましたが、ストーリーは説得力があり面白かったです。著者殿が所々で引っ張り出す古い言葉使いも好きです。
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一虎
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千利休の生き方がすごい。秀吉公にいろいろと進言していたとは。それに千利休と秀吉公の対話が興味深い。それに千利休と秀吉公の対話が興味深い。作者の伊東潤さんはやはりすごいエネギルッシュな方だ。
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dzuka
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千利休の切腹に至る一つの仮説に基づく物語。 利休切腹については、これまでも諸説あげられているが、この小説では、これまで唱えられていた説を踏襲しながらも、切腹に至る過程においてなかなか画期的な説をとっており、これはこれで納得できるものであった。 この物語を通じていえるのは、当時は今と比べて死がより身近にあり、避けるものというより向き合うものであったのではなかった。 本来武士にしか許されない切腹という行為で死を迎え入れ、最期まで秀吉に迎合しないことで、逆に本当の望みを叶えたのではなかったと思われた。
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のりさん
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何気に茶室や茶道具の描写が凄い。よほどよく研究されただろうし、相当の表現力がないとただの説明文になってしまう所なので、小説家ってすげぇなって改めて思った。
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Kenji
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利休の切腹という結末を知っていたからか、秀吉との駆け引きはとても重たく、読んでて息が詰まる思いだった。「静謐」への強い意志もさることながら、「茶室」という独特の空間がこの心理戦を生み出したのだろうか。周りの人物も個性豊かに描かれていて、豊臣家のために尽くした三成が利休目線だと完全に悪役なのがとても興味深かった。また、登場回数こそそれほど多くないものの、信長と秀吉が歩んだ破滅への道から学び、のちに260年続く江戸幕府を開く家康のサクセスストーリーにも思えた。来年の大河も楽しみだ。
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しばわんこ
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千利休が主人公の物語。千利休は茶人であり商人。戦国時代に茶の世界を広め、数多くの戦国武将とつながり影響を持つほどの力を持った。 千利休が、戦国時代にどのように茶の世界を広げ、天下人豊臣秀吉とどのような関係を持ってきたのか?そしてその死について描かれている。 千利休の「聖」の面と「俗」の面と描かれていたのが良い。コインの表と裏のような豊臣秀吉との関係も興味深い。
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よったん
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茶道の歴史によく登場する人たちの人物像がすごく想像しやすく、わかりやすく話の中にあり読み進めやすかった。時代背景の戦争の場面で当時を想像し生と死がすごく近い場所にあるのを感じる。茶入れはいつの時代も高価なものね。
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ぺしみち
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早いとこ家康に鞍替えしちゃえば良かったのに。
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hoiminsakura
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信長の茶頭だった今井宗久、津田宗及、千利休は信長の死後、運命を秀吉に賭ける。秀吉の信を得た利休は互いをその欲ごと理解、互いに利用し合う関係となる。信雄、家康との関係・禁中茶会・北野の大茶会・聚楽第の完成と後陽成天皇の行幸・キリスト教の扱い・小田原城陥落・朝鮮への野心等の出来事に関し利休との深い関係が次第にただならぬ関係に変化していく。石田三成、伊達政宗とのやりとりも利休の大人目線で描かれ興味深い。金の茶室を侘と解釈したり様々な点前の茶室や道具を詳細に描き出したりと人や物に対する作者の愛と拘りが素敵だった。
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チノ
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ネタバレ★★★★★フィクサーのイメージがあった千利休だったが、目指していたものは「この世の静謐」だった。「塞王の楯」でもそうだったが、戦国時代に生きていた人々の大半は泰平の世を望み、それぞれの信念に従い命懸けで行動をしていたんだなと思った。千利休が武将だったらどんな武将になっていたんだろうか…茶道を極めたからこその能力だったのか。「楽しいことも辛いことも幸せのうちです。」というりきのセリフは素敵だなと思った。
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NiYan
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誌面連載時から「利休にたずねよ」が好きで、単行本も文庫本も繰り返し読んできた。それに比べるとこの「茶聖」はずいぶんと『聖』の部分にフォーカスされてるなという印象。
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Aki
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千利休は自分が今まで読んだ歴史物では、常に悪役であった気がする。本作は真正面から千利休が生涯賭けて実現しようとした戦乱のない世の中と独自の詫びを備えた芸術。いかに壮絶な人生だったかが活写されていて息つく間もない。そして利休の妻りきの覚悟と愛らしさを感じる寄り添い方にぐっときた。
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hawk
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既存の価値観を転覆させて新たな価値を生み出し、茶の湯を一部の数寄者だけの高尚な芸術から誰でも楽しめる文化(=ポップカルチャー)に昇華させた千利休。文化的・産業的に築き上げた茶の湯という基盤によって政治をも動かし、静謐な世界を作り上げようとした。 文化と政治がもはや完全に分断されている今の日本においてはピンとこない話かもしれないが、人の営みとして文化と政治は表裏一体で共存しているものなのだと改めて。
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風尾 発三郎
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やはり秀吉は天才なんですね。 そして侘び。自らの心の内を顕すこと。顕さずにおれんのでしょう。例えばピカソのように。
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マサキチ黒
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利休は、作家の創作意欲をソソる人物である事はよく分かった。けれど伊東さんのようなケレン味を好む作家には相性悪いだろう。特に「利休にたずねよ」という決定版があるだけに、読んでてツラかった。伊東さんはハズレもあるが、ハマったら破壊力満点の方なので、この本だけで評価されない事を望みます(@_@)。
マサキチ黒

ゆはずさんコメント感謝です。私の思う伊東さんベストは「戦国奇譚・惨」一択です。

10/05 21:38
ゆはず@底。なんかな。

了解です。機会あれば読んでみます♪

10/05 22:58
3件のコメントを全て見る
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たつのすけ
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kamakatsu
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有限のものを論功行賞に使う事はできないと、茶の湯を進めた信長。後を継いだ秀吉は土地への回帰を行った。その後の家康は、大名にお家安泰にまさる褒美なしと思わせた。信長から秀吉にうつり、千利休の役割を書いた作品。
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藤尾
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長かったけど、面白かった。でも千利休、こんなかっこよかったんかな。。。堺商人やし、大阪弁なはず。。。
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oul
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歴史小説は結末は知っていながら読むのに、なぜかくも面白いのか。小説でも映画でも、それぞれクローズアップされるところが異なるのも興味深い。信長がこういう理由で茶道を用いたのかとか、秀吉の侘の才についてや、利休が自ら死へと進んでいった様子など、なるほどなぁと得心。
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田中峰和
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国土の狭い日本、武士への論功行賞として土地に限りがある。信長は領土の代わりに茶道具に付加価値をつけるアイデアに気付いた。利用されたのは千宗易だったが、宗易の側でも武士の荒ぶる心を鎮めることで、天下静謐に導こうとした。信長の天下を引き継いだ秀吉にも評価され、宗易から利休として政治にまで影響力を持つようになった。秀吉の独裁者ぶりは信長以上で、その息子たちも破滅に追いやられ、石田三成のようなゴマすり男が台頭する。北条を平らげ、そのあとは伊達を征服しようとする秀吉を妨害する利休。己の命と引き換えに静謐を求めた。
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suzuki s
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オーディオ。 歴史小説は、本によってその人物の書かれ方が全然違って、見方が広がる。 千利休を主人公として、日本を平和にするための商人の戦いを描いている。 人のため、社会のためという思いが強い原動力になる。
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だいご
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茶の湯を使って武士の心を鎮め、天下を静謐に導こうとした千利休。権力を持つことで次第に暴走していく秀吉との駆け引きは結末がわかっていてもハラハラする。謎めいた部分が多い千利休だけど、自分ができる方法で乱世を鎮めようとしたのかもしれない。黄金の茶室を見たときの利休の感じ方が新鮮で興味深かった。
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もえたく
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ネタバレ静謐な世をつくろうと、天下人秀吉に抗った利休の苦悩等を描いた歴史小説。茶の湯を流行らせることで武士の荒ぶる心を鎮めるとともに、論功行賞を際限のある土地や金銀ではなく、茶道具へと価値の転換を図ろうとした仕掛人というのは興味深い。歴史の裏舞台の心理戦を見せられたようで非常に面白く読めました。「利を追求することを休むで利休」
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ロンリーランナー
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利休の半生(秀吉以降)を描いた作品。 実際に政局にどの程度までか関わっていたかわからないが興味深かった。 茶の湯(茶道)についてはあまり知らないが、作品中で利休が思い描いていたような静謐をもたらすものとして現代ではあまり活用されていない。 確かにこういうことなどで心を整えることは大事かもしれない。
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yasumiha
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小説とは言え、これ程までに臨場感溢れる描写は見事としか言いようがなく、引き込まれ読みごたえ十分であった。茶の湯をもって世の静謐を求め権力者秀吉と対峙し、大義を持って生き抜いた千利休。武士の究極の尊厳であり、美意識の頂点である「切腹」を商人である利休が行った謎も解けた。それにしても、秀吉は天下人というものの、権力を振り回した悪人のように映った。
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marixtaka
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世の静謐を願い茶の湯を広めようとした利休の姿は、現代の家元の取り組みにも通じるところ。文体は軽快なので、分厚さに心折れそうな人でも実は読みやすい歴史小説です。
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あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...
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戦国の混乱の世にあって、「茶の湯」を広く文化として昇華させた、商人でもあり茶人でもある千利休の一代記。茶の湯を通じて時代の権力者に取り入り、世の静謐を求めて傀儡師となって操る蜜月関係とその先にあったもの…。権力に溺れていく秀吉の盲目っプリは凄まじく、恐らく綺麗事だけではない利休の俗の思いと、一方で美への探求ということに関してもっと書かれていれば更に良かったのかもしれない。一介の商人とは思えない、むしろ武士よりも武士らしい潔く壮絶な最期へ向けてのカウントダウンは、いやが上にも盛り上がる。
あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

ブルちん、おは!そうそう、伊東さんの『天下人の茶』ってのもあったね。内容はよく覚えてないけど、印象は本作とそれほど違わないかなあ💦あと、直木賞とった山本兼一の『利休にたずねよ』は読みやすかった感じなので、未読だったら是非!

03/19 10:41
ブルちゃん

うん😍利休にたずねよあるよね😍‼あれ読みやすいんだ~😳✨ありがと😍

03/19 11:58
9件のコメントを全て見る
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子牛
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何日かに分けて読んだが、濃茶薄茶を口にしてから読んだ。そうしないと失礼な気がしたからだった。人間は何かに取り憑かれる、何に?茨の道を前進するのみか。
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