読書メーター KADOKAWA Group

清明―隠蔽捜査8―(Kindle版)

感想・レビュー
202

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
プラチナム
新着
70点
0255文字
karma vo.
新着
ネタバレ『隠蔽捜査』シリーズ10作目。前作までの大森署長勤務が竜崎の変わらないアイデンティティにガッツリしなやかさを加えている。「現場のことは現場のプロに任せておけばいい。現場が仕事をしやすいように枠組みをこしらえて最後に責任をとるのが管理職の仕事」 こんな上司に出会ったことがないので理想論なのはわかりますが、だからこそこのシリーズは心地よいんでしょう。中国の国家保安機関員が起こした国内犯罪を国内法で裁く。できないんですね、腹立つけど。警視庁と神奈川県警の軋轢も警察小説ではおなじみ。そのすべてを一刀両断の快感。
0255文字
如月芳美
新着
竜崎さん、遂に大森署を出て神奈川県警刑事部長に。とは言え、神奈川県警とは以前一緒に仕事をしているし、初めての捜査本部も警視庁との合同捜査本部で相変わらず伊丹さんがいる。そこに超絶憎たらしい厭味な県警OBが絡んで来るが、安定の竜崎節で仲間に引き込んでしまう(笑)さらには絶対秘密主義の公安までも味方に付けバリバリとその手腕を発揮する割りに、いつも通りの飄々とした佇まいがなんとも竜崎らしい。えっ?あと一冊で終わっちゃうの?もっと読みたいんだけど!
0255文字
たまがら
新着
安定の隠蔽捜査シリーズ!今回も面白く読めましたが、特に水戸黄門いや、暴れん坊将軍、、、とにかく痛快娯楽時代劇的要素が強まっているように思えます。
0255文字
ayuto
新着
評価4/5 大森署長から神奈川県警刑事部長に。町田の殺人事件で敬遠の中の警視庁と神奈川県警がタッグを組む。敵対する県警OBや公安、被疑者までも味方につける竜崎。やっぱり気持ちがいい小説です。
0255文字
てんてん
新着
もはや定番化し安定の竜崎の忖度無し人生。少しはましになっていますが今回も炸裂しています。こんな価値観と行動が受け入れられる世の中だといですね。一時的な感情で相手を判断せず、いろいろな面から人物を見ることは大切ですね。県警OBは今後役に立ってくれるでしょうね。
0255文字
しぇるぱ
新着
竜崎は神奈川県警刑事部長の職にいる。県境で殺人事件が起きた。現場は町田市だが、楔状に突き出していて川崎市と横浜市に囲まれている。警視庁と神奈川県警の合同捜査本部を立てることになった。被害者は中国人で、不法侵入者のようだ。加害者も浮かんできて、中国人と思われる。さらに、中国公安の手のものと推定される。日本の公安も絡んできて、竜崎、どうする。いつものように原理原則を貫くのか。妻がペーパードライバー講習を受ける。講習中、柵にぶつけてしまった。運転講習所の所長は県警OB、キャリアには敵愾心を持っている。これも難問
0255文字
香翠
新着
警視庁大森署から神奈川県警へ。どんな押し問答が見られるのか期待してましたが、竜崎の変人(いい意味です)ぶりが広まっているのか?それとも、案外彼のような人は密かに望まれていたのか?割合受け入れられてたような気がします。所変わって、事件の背景もまた様相に変化があるよう。この後の作品も早く読まなくちゃね。
0255文字
ちび独
新着
大森署長から神奈川県警の刑事部長に異動に。この異動が警察としてどうなのかはあまりピンとこない。それまで署のトップだったものが、県警では本部長という、上司もいて横の関係も複雑。今回は事件そのもののミステリーというより、組織の縦横の関係や軋轢といったものが読み応えになる。警察OBも関係してきて一層複雑に。それらを楽しみつつ一気に読んでしまった。(最近一気読みが多い)
0255文字
ますみ
新着
神奈川県警に異動になった竜崎。いろいろ戸惑いもある中で、県境での死体遺棄事件。警視庁との合同捜査になったけれど、やりにくさもあるようで。中華街を持つよこはまがあるだけに、中国人が被害者となることも神川県警ならではかも。公安だったり、国と国の事情だったりと、すんなり操作を進められないことも多いけれど、竜崎らしさは発揮していたのでは。どんな立場のひとからも、信頼を得られる人って、稀有な存在だと思うわ。
0255文字
大川 宏
新着
 このところ小説を読む気になれずにいたが、また読もうと思い、手軽な処で今野敏 隠蔽捜査8 「清明」。  少し流れの悪い処もあるが、相変わらずの面白さで一気読み。事件の質は悪いし考えると文句もでるが、そういう作品でもないので野暮は控えよう。神奈川県警編の始まり、楽しもう。
0255文字
たっくん
新着
ネタバレ「刑事部長の辞令を受け、今日着任しました」家族の不祥事で警視庁大森署長となっていた竜崎伸也は、神奈川県警へ異動、長男邦彦はポーランド留学中、竜崎は妻冴子、都内の広告会社に勤める長女美紀と官舎に住むことになった・・着任直後、町田市沢谷戸自然公園で中国人らしい遺棄死体が見つかる。警視庁との合同捜査となるが、そんな時、冴子が交通事故を起こしてしまう・・警視庁と神奈川県警の微妙な関係、公安と刑事の捜査の違い、老華僑、新華僑そして新新華僑、潜む政治的なトラブル。原理原則、ぶれない男竜崎健在、シリーズ第8弾。面白い。
0255文字
Ryu
新着
神奈川県警に行っても変わらず。気楽に読めて楽しめるシリーズ。
0255文字
南の島
新着
ネタバレ隠蔽捜査、ようやく最新刊に追いつきました。というか、まだ続いてたのね~。大森署から神奈川県警に異動。かつて政治家誘拐事件の時に敵視されてた板橋課長と今度は上司部下の関係に。でもいい関係でしたね。中国人が殺害され、中華街に話を聞きに行く。冴子がペーパードライバー講習中に柵にぶつけ、警察官OBで教習所の滝口がいちゃもんをつける。が、警察官としての評判が良かったことから、滝口を見方につける竜崎の姿勢がかっこいいです。
0255文字
雨の音
新着
竜崎シリーズ、続いてたんや!神奈川県警刑事部長は、警察署長より上?多分出世しはったんや。それにしても、めんどくさいヤツばかり。俺を通せ、誰にお伺いを立てろ、警視庁と県警の位置関係、ワタシなら務まらんな。伊丹の態度もイラつかせる(笑)今、警官として何を優先すべきかより、今、誰の顔色を見るべきかになってる。マウンティングだらけで、読み手ですらイヤになった。OBの滝口を頼り、彼の間違いに気づかせる手腕はさすが。「誰に仕えているのか」という問いに、ワタシなら私自身と答える。今の日本社会に必要な問いやな。
0255文字
ケンケン
新着
★★★★☆
0255文字
hisayparrish
新着
神奈川県刑事部長に異動した竜崎。ここでもぶれずに原理原則を貫く。本部長が物わかりの良さそうな人物設定で、阿久津参事官との関係がこれからか。ひねている県警OBの実力を見抜き、これを妥協せずに取り込むことができたのも竜崎の一貫した姿勢のなせる技なのだろう。竜崎にかかれば、警視庁と神奈川県警の確執もばからしくて、皆警察の仕事は何が一番重要なのかに目覚めるのだ。話のパターンはほぼ決まってきているが、それも心地よく、安心して読めるシリーズだ。
0255文字
takijiro_
新着
面白くて一気に読んだ。 相変わらずの、原理原則を第一にした仕事の進め方。 横浜県警に異動して早速警視庁とのお仕事。そして神奈川県警あるあるらしい、横浜ー中国とのかかわり合い。 いやーおもしろいなぁ。 竜崎さん どこまで偉くなるんだろう。
0255文字
るりねこ
新着
正しいことは正しい。そんな世の中に憧れます。
0255文字
オサム
新着
このシリーズは、「水戸黄門」や「男はつらいよ」のような、ストーリー展開や登場人物の言動が読者の期待と予想を裏切らない、心地よい娯楽物として定着したようだ。小説としてそれが良い悪いという議論はあるかも知れないが、気持ち良く、楽しく読むことが出来る。私は、こういう作品も読者のニーズに応える商品のあり方のひとつだと思う。
0255文字
へたれのけい
新着
意地悪OB登場ですぐさま「あ、こいつは強い味方になる」と予想出来るくらいの隠蔽ファンとなりました(笑)。
0255文字
はかせ
新着
前作からそのままつづいていたのにはおもわずわらってしまった。主人公のような人が国のトップにいたらなあともおもう。もめるよね。
0255文字
のたのた
新着
久々の隠蔽捜査シリーズ。面白かった!竜崎のキャラいいわ。奥様も素敵。今回は中国人絡みの事件、厄介そうなOBや公安など出てくるがさすが竜崎だった。☆3.8
0255文字
アッキ@道央民
新着
ようやく読めたシリーズ8作目。今回は大森署の署長から神奈川県警に移動して、刑事部長に。でも、立場や職場は変わっても原理原則を貫き通すやり方は変えない竜崎。早速起きた警視庁と神奈川県にまたがる地域での事件が元で県警OBや警視庁刑事部の面々との軋轢にも巻き込まれちゃうけど、竜崎部長はさすが。中国人の殺人事件という事で、横浜中華街の老華僑や警視庁公安部、とも対峙する事にもなるけど、なるほど、けっこうややこしいんだなぁとも実感。でも、何か問題があれば俺が責任を取るって格好良い。まさしく理想の上司だよね。
0255文字
風船
新着
あーあー。 読み終わっちゃってさみしいな。 次は、どうしよう。 正論は正しいし、優しい。
0255文字
日向夏
新着
安定したおもしろさ。事件としては超ど級だったり、命をおびやかされたりするような派手さはないのだけれど、竜崎さんがいればそれだけで相当おもしろくなる。このシリーズはいつまでもたくさん読み続けたい。
0255文字
matsu04
新着
久々の隠蔽捜査シリーズ。神奈川県警刑事部長となった竜崎だが、さっそく県警OBの実力者やら警視庁刑事部との軋轢に巻き込まれ、さらには横浜中華街の老華僑や公安(外事)警察とも対峙することとなる。いやあ面白くない訳がない。それにしても「もし何か問題が起きたら、そのときは俺が責任を取る」って…、凄いよなあ。
0255文字
hiko
新着
今野敏さんの書く竜崎さん、相変わらず素敵でした。この様に生きたいと感じる人物像だと思います。刑事ものだが、刑事ものとして読んでいない自分がいます。教科書のように新鮮です。もっと続けてほしいシリーズです。
0255文字
wakamoto1215
新着
読み続けて8作目、新天地での活躍に期待だったのですが、すっかり東京と神奈川、現場と幹部、警察と一般人の潤滑油役でなんかもう何やっても上手く行きすぎてつまらん。言ってる事は至極全うで毒も無く、うーん、求めているものと違うなあ。ヒューマンドラマとしては面白いし、癖のある人物だらけみたいなのでまだまだネタは尽きないだろうけど・・
0255文字
二分五厘
新着
神奈川県警刑事部長を拝命した竜崎伸也。いろんな絡みがあったから、下手したら総スカン食らうんじゃなかろうかと期待?してたんだけど(笑)東京と神奈川の境が複雑な現場で発生した殺人事件。警視庁との合同捜査本部…となるとやはり出てきた伊丹さん。神奈川県警に移ったことで、伊丹さんの別の顔も見えてきたみたいですね。相手の顔色を伺う前に、自分の立場と価値観をはっきり決めておくこと。面倒臭そうな警察OBや中華街の顔役、ヤメ弁手配師に公安等新キャラ続々出てきてるけど、一番期待は正体の掴めない阿久津参事官かな。
0255文字
ヨッシー
新着
8.6 竜崎は大森署長から神奈川県警刑事部長へ異動。主人公はそのままで環境や登場人物を総入替えが出来るのは利点も本作ではあまり活かしきってはいない。「変人」行動は自ら控えていて、新天地での軋轢が思うほどのものでなく肩透かし。マンネリを避けての人事異動と思うけど、面白かったのは奥方の事故での所轄署内やOBとのやり取りくらいで、肝心の事件そのものはあっさり解決し(奥方は益々魅力的キャラになってきた)、県警側でこれといった魅力的対抗キャラも出ない。署長設定の方が物語を創り易いと思いますが、さて今後どうなる...
0255文字
しわじい
新着
竜崎伸也を堪能させていただきました。「本音とたてまえ」なんて言葉は竜崎にはない。あるのは原理原則のみ。それを正確に理解しているから誰からも信用される。
0255文字
バツ丸
新着
★★★☆。今野敏が放つ、己の道を貫きとおす警察官僚、竜崎シリーズの8作目。長年勤めた大森署を去り、神奈川の刑事部長として着任。シリーズとしては新たな局面を迎える。人物造形がしっかりとし、事件モノとしても面白いので、安定して読むことが出来るのは変わらずだが、今作はちと微妙。中華街や中国共産党絡みのスパイや公安が絡むなど舞台や関係組織の枠組みが大きくなった序盤は良かったのに、幕引きがあっけなく、スケールが小さくなったのは何故?。また主人公の無双さがいつも以上にあったのも良くなかった。次巻に期待したい。
0255文字
たなみー
新着
今野敏さん10冊目。やはり文庫になるまで待てず久々単行本購入。竜崎いよいよ神奈川県警勤務。手強いのは阿久津参事官くらい?いつもはもっと竜崎に対する反発が多く、そのぶつかり合いを回避する竜崎の論法がときめきポイントだったんだけど、今回結構竜崎側に理解のある人達が多くて衝突が少なく、難なくスムーズに行った感じで、何か物足りない様な気になったりして。でも相変わらず冴子が竜崎を理解してるし可愛いし、今野さんが言いたいことを竜崎に言わせてるだろう部分も超共感。竜崎に接した人達が変わっていく。いつか警察も変われるか?
0255文字
きよ
新着
新しい環境でも自分らしさを発揮する竜崎。ああ、ここでも彼は上手くやっていくんだなと思った。この先の展開が楽しみ。
0255文字
まゆげねこ
新着
ぶれない竜崎さん、かっこいい。 蛇頭など、毎回世の中の豆知識?が含まれていて勉強になります。 ぶれない竜崎さんのまわりにぽつぽつ存在するいい人たちも多いやさしい世界だな。
0255文字
Manabu
新着
嘘やごまかしの無い竜崎の生き方がカッコ良くていい。しかしそれが現実ではこんなに事が上手く運ぶことばかりではないと思う。なるべく信念を持ってブレないように生きて行きたい。
0255文字
葵
新着
ネタバレ好きなシリーズで、毎度お約束のような「今野節」ともいえるような話を楽しんで読んできたが、今作はさすがに話がうまく行きすぎていてウンザリしてしまった。 公安の人間が竜崎と会ってすぐに影響されてしまうところなど、あまりに皆が皆「この人は信用できる」となってしまっては、もともと謎解きや意外な展開がある物語ではないだけに、面白さを感じられず残念だった。他のシリーズは人情話的なマンネリでもそれを楽しめるが、「隠蔽捜査」はそれがだんだん物足りなく感じるようになってきた。
0255文字
かっつん
新着
ネタバレ警視庁から神奈川県警に異動になった竜崎。所轄の大森署長から県警本部の刑事部長へ。本部長に会うだけでもアポ取りが必要とか順番待ちとか、着任早々勝手が違って面食らいつつ、そこは竜崎いつものまま原理原則を貫く。県警OBや事情を知らない所轄署員に喧嘩を売られそうになったり、この辺のくだりはちょっと水戸黄門みたいで笑った。伊丹とも相変わらずの関係で、警視庁との合同捜査にあたり、公安の人間まで手懐ける⁈今後の神奈川県警での活躍が楽しみ。
0255文字
全202件中 1-40 件を表示
清明―隠蔽捜査8―評価77感想・レビュー202