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ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

感想・レビュー
345

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Malos
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選ばれた枝への栄養を与えるために切られて死ぬのが、選ばれなかった枝の役目なのか?
0255文字
さい
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日本人の作家さんが書いてるのに、翻訳ものを読んでいる気持ちになるシリーズ。 今回のテーマは青い薔薇。前作のジェリーフィッシュもそうだったけど、読者の好奇心をかき立てる舞台づくりが上手い。 過去と現在を行き来する展開なので、一気読みしないと理解しづらい(ゆるゆる読む併読には向かない…)
0255文字
M
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ネタバレエリックとアイリスの事を思うと、結末を読みながら泣きそうになっった。最初の頃は、エリックもアイリスも子供らしさがあったのに、博士とケイトが亡くなって急速に大人びた感じがした。特に、アイリス。自分を疫病神だと責めるエリックを、抱き締めて否定する場面は、ケイトのようだった。後半のエリックとアイリスの復讐までの流れが、話が進む程に辛い。娘のアイリーンが関わったら、今度は切なくて。最後まで、娘には自分が親だとは告げないのも、泣けてくる。でも、財産や研究を娘に託したのは、アイリスなりの我が子への愛情だと思う。
0255文字
Mihomiho
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シリーズ2作目。現代よりも別系統で科学が発達したパラレルワールド設定でのミステリ作品。1作目もかなり面白く読めましたが、今回の事件もとても良いまとまりで面白く、ほぼ一気読みでした。早く次も買って読みたい。
0255文字
seba
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『ジェリーフィッシュは凍らない』は個人的にはあまりハマらず、続編を手に取るのに1年半も空いてしまったが、本作の展開は好みど真ん中だった。カットバック形式であり、事件が勃発するまでは何が起きているのか把握しにくく、さらに中盤に一旦この二つの流れが合わさることでいっそう混乱を来す。真相は複雑怪奇ではあったが、何というか思わず息を呑んだ。また前作がハマり切らなかった理由の一つに、マリアと漣の二人が活動するさまがイメージしにくかったという点があったが、今作でも(構成の都合もあり)存在感は薄かったような印象だった。
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火の壁
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過去と未来を行ったりきたりする構成で、ハウダニットの解明を中心に展開していくが、実は場所や状況ではなくて、時間に関する叙述トリックに最大の落とし穴が隠されていたという内容。意外な犯人に若干取ってつけたような動機だったので、奇を衒っている感はあるけども、前作に引き続いて構成はやっぱり上手い。少年時代も壮年時代も一貫してハードな境遇を歩まされたエリックがなんとも不憫だ。
0255文字
鰹よろし
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ジェリーフィッシュの記憶無く読みたかったな~。いやでも前作のギミックに惚れたからこそ手にした本作であって・・・ジレンマだ。ブルーローズの研究と事件の捜査とで相通ずるプロセスが、中々噛み合わないパートの間隙を埋めるドラマに投影されると、どこかで別の分岐が起こり得なかったかと、再現性の否定を、イフストーリーへの追憶が駆け巡る。
鰹よろし

「四季 春」...「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」...「スピーシーズ」シリーズ...「愛を複製する女」(2010)...「悪魔は誰だ」(2013)...「エリザベス 神なき遺伝子」(2014)...「エリザベス∞エクスペリメント」(2018)...「ジュラシック・ウッズ」(2021)...

11/26 20:17
0255文字
Clean John
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とある一家に匿われている謎の少年と、青いバラを芽吹かせた博士と牧師。2つの時系列でそれぞれ発生する殺人事件、物語はどう交差するのか。 遺伝子研究から超人開発への話の展開は、少年心をくすぐられました。熱血マリアと冷静レンのペアはジェリーフィッシュに続き小気味よいです。
0255文字
翼
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〈マリア&漣〉シリーズ第二作。不可解な密室の謎とその真相に唸らされた。また、二部構成の物語が、最後に一つに繋がるどんでん返しは圧巻。
0255文字
みう
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ジェリーフィッシュは凍らないの続編。前作同様二つの軸で物語が進んでいく。中盤は不思議なことだらけで一体何がどうなっているんだ??となり、最後まで楽しめました。
0255文字
森オサム
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マリア&漣シリーズ二作目。前作読了から5年経った様で何も覚えてません。なのでそこはまあ置いておいて、今作だけの評価としては…イマイチかなぁ。二つの話が交互に描かれ、果たしてこれはどう繋がるのか?、と言うのが一つの軸。そしてマリアパートで起きた事件のトリックは?、動機は?、そして犯人は?、が勿論メインの軸。いずれも破綻している、とまでは言わないが、かなり無理筋だと感じて没入出来なかった。事件の背景が重過ぎる点と、動機と結果のバランスが取れて無いのでは?、密室、死体切断の理由、その辺は気になった。あ、全部や。
0255文字
まぬー
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前作も面白かったシリーズ二作目。二つのパートが最後にどう繋がるのか?これは予想出来なかった。本格ミステリーの佳作でシリーズ三作目にも期待。青いバラがどう出来たかの説明は殆どわからなかったけど見てみたいとは思うよね。
0255文字
かめきち
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ひと目見ただけで、その不気味さに飲まれてしまうブルーローズとはどれ程の美しさなのだろうか。タイトル回収が素敵だった。
0255文字
すいそ・はいどろ
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ネタバレジェリーフィッシュは凍らないに続くマリア&漣シリーズ第2弾。綿密に計画した不可能犯罪で、しかも最終的に悲劇的な結末に陥る点は前作と同じ。題材が架空の飛行船であったジェリーフィッシュが、実現不可能とされた青いバラに変化して、少し因習的なエッセンスが加わった感じになっています。が、密室は無理筋でもあり、復讐のための犠牲が大きすぎる点も不自然で、トリックを成立させるために動機が操作されすぎた感じがします。出来はジェリーフィッシュが上か。次は行かないかな?どうかな。
0255文字
ぽんぽこ仮面
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★★★☆☆
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5nzo
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ジュリーフィッシュ、グラスバードに続いて読みました。相変わらずの読む人をわからないように錯覚に陥らせる感じはある意味爽快。 密室トリックや動機とかはそんなものかと感じないでもないけど、後半の弄ばれてた感は病みつきになる。
0255文字
megu
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ネタバレ青いバラをめぐっての連続殺人、前作ほどのマリアと蓮の絡みは少ない感じがした。でも、それぞれの人間の関わり、愛情による辛い殺人の謎を見事に解明した。 年月を掛けて練られた敵討ちのような殺人が暴かれてしまうことの虚しさも感じた、
0255文字
かなみ
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叙述トリックというやつですね。 過去と現実の絡め方が面白い。 ただ名前で混乱したので、登場人物リストを作りながら読めば良かったな。 殺人現場の情報が多すぎて、全然イメージできなかった。自分の想像力の無さが悲しい。 「天界」見てみたい。
0255文字
ドアラ竜の壁
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マリア&漣シリーズ第二弾。作出することは不可能と思われていた青薔薇を巡る話。首を切断されたり凄惨な連続殺人が起こるがその裏に隠された真実が切ない。
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ピノ
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ネタバレ数年ぶりに読了 青いバラが出てくることしか覚えてなかったから,初読のように楽しめた 前作と同様二つの場面が交互に訪れる形式で,最後までどんな繋がりがあるのかわからなかった 密室トリックは明かされると,なんだそんなことかと拍子抜けするくらいに単純 メイントリックに偽装殺人が良かったね それにしてもテニエル博士は男だと思ってたから,驚いた
0255文字
れお
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前作の期待感そのままに読んだけど面白かった。さすがとしか言いようがない。
0255文字
架珪
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【再読】
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soxasmith
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マリア&漣のキャラ○。ストーリー展開○。真実と結末○。全部よかった。何ヵ所びっくりしたか数え切れん。
0255文字
mai
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ネタバレマリア&漣シリーズ2作目。青薔薇と遺伝子工学にまつわる事件。 途中で内容が明かされた日記で大混乱。時系列も内容も真偽不明。事件の全貌が見えてからも、日記から博士は男だと思い込んでたから驚愕。 加害者の牧師=エリック、被害者の博士=アイリスでまさかの共犯関係。30年前の事件の真相が物悲しい。復讐に囚われたアイリスを手伝ったエリック。彼女に手をかける時、ましてや首の切断するときの心情は計り知れず。 名誉欲しさの独断専行捜査が発端で家族が殺された。青薔薇を手にしたことで死んだジャスパーは皮肉な結末でよかった。
0255文字
見切り発車
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1作目が自分好みだったため続けて手にした2作目。やはり期待を裏切らない。ロジックが素晴らしいのは言わずもがな、全ての場面や人物像が容易に脳内で再生できる文章のセンスやキャラ設定はお見事。いやぁ読書って本当にいいもんですね、という一冊。
0255文字
四角
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ネタバレ面白い!探偵と助手のコンビが最高。ついでにまだ関わらされている軍の関係者が、渋々関わるのも面白い!ジェリーフィッシュに続き、別の状況の話が交互に続いていく。片方は現在視点で探偵と助手の行動を。片方はいつの話かもわからないまま、事件に関係するような物語の展開を追っていく。探偵が判っていく情報に呼応するように、もう一つの話も進んでいく。そのテンポが大好きで、ジェリーフィッシュから作者の大ファンです。特に理系チックな説明が子供心を面白いくらいにくすぐり、すぐにでも次の小説を読みたいと思った。グラスバード楽しみ!
0255文字
ねこた
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ブルーローズと遺伝子、花と人の神秘に絡む殺人事件。 1作目同様、推理方面ではばっちり騙されました!爽快! 物語的には…最後、胸が詰まりました。 これは家族の物語かも。
0255文字
まつけん
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「ジェリーフィッシュは凍らない」に続く〈マリア&漣〉シリーズ2作目。前作同様似た?同じ?人物が登場する2つの話が交互に展開され、それが絡まり、解きほぐされ…という構成で面白く読了。不可能と言われる“青いバラ”を同時期に作出したという博士と牧師から話を聞くことになったマリアと漣、その直後バラの蔓で覆われた密室状態の温室にその人の切断された首が見つかる。青いバラ・博士・牧師・白金色の綺麗な長髪のアルビノの少女、そして、実験体72号…奇妙な符号を示す二つの話の決着は…次作も楽しみです。
0255文字
ふぁの
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ネタバレ前作「ジェリーフィッシュは凍らない」も面白かったが、今作も面白い。作出された青いバラを巡り、過去と現在の事件が交互に語られ進行する。今回は、被害者が犯人と協力しているからこそ実現できるトリック。しかし復讐のためとはいえ、愛する人を殺し、首を切断した時の悲しみは想像もできない。前作もそうだが、ある段階でタイトルの伏線が回収される展開は面白い。
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たこ
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2020年3月13日初版発行。『ジェリーフィッシュは凍らない』が大満足だったので手を出した続編は期待に違わぬ一品。重いストーリーはマリアのキャラクターのおかげで軽く進み、数々仕掛けられたミステリーは終盤で怒涛の回収。気持ちよく読了。
0255文字
キジ猫ハナ
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2024/33 Audible 3
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あさぼん
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マリアとレンのコンビシリーズの第二弾。ジェリーフィッシュの事件の続編で、今度は青いバラにまつわるミステリー。 こちらも前作同様、事件と並行して別のシーンが展開され、物語がやがて一つにつながっていく。2作目というものは得てして前作を超えることがないのが相場なのだが、今作はストーリーも興味深く飽きさせない。トリックに関してもジェリーフィッシュ級とはいかないがなかなかの鮮やかさで密室を描き出していた。 これなら3作目のグラスバードも期待できそう。
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remedy
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ネタバレシリーズ1作目より続けざまに読了。個人的には物語に恐怖や怪奇の要素も加わり、絶賛した1作目をさらに超えてきたと感じた。 本作も前作同様に異なる視点で交互に物語が綴られていく中で、叙述的な企てでもって真相につながる登場人物の意外な関係性を読み手にミスリードさせており、うまい手法だなと感嘆した。それでいてアンフェアには感じないのは、謎自体が重層的かつ複雑で叙述トリックにのみに寄り掛かっていない点にあると思う。 タイトルも意味深だが読んで納得。 何となく、クリスティや横溝正史の古典的名作が思い起こされた。
0255文字
ポルコ
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読後感最高でした。深い深い絆と情がもたらした、避けることのできない、避けることをしたくない結末への衝動。青いバラの開発という、人の欲を搔き乱すシンボルを主軸にした今作。過去と現在の事件を織り交ぜながら進むストーリーに、みるみる引き込まれて一気に読了です。おもしろかった。
0255文字
chantal(シャンタール)
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ずっとずっと探してて、図書館でも見つからなくて、やっと大都会の書店で積んだ後も更に温め続けたこの作品、やっと読めた😂ボーっと読んでたら「え?え?」と、何度もページを戻さないといけなくなる。しっかり集中して読むべし!マリアと漣のドタバタ感は前作よりおとなしくなった印象だけど、相変わらず面白かった。ドキドキします💓青い薔薇、ほしくなった。
ち~

シリーズの中でも、コレが評判いいみたいなんですよね〜💓←コレがめちゃくちゃ気になるんですけどー!!😆(まだ積読中)

02/25 22:59
chantal(シャンタール)

ち〜先輩、早く読んで〜すっごく面白かったですよ!もうね、ドキドキするんですよ、この先どうなるの?って!共読になるの、待ってます💓

02/25 23:26
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kikanshi_U
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シリーズ第二作。青い薔薇がもたらす悲劇の連鎖。トリックはなかなか複雑だけどよく考えられていたし、今回もしっかり騙された。こういう現実と少しだけ異なるパラレルワールドが舞台の作品というのも面白い。次作も期待。
0255文字
ho
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★★★★★
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montetsutsu
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著者の2作目。探偵役は前作に続けてのコンビ。遺伝子工学と交配による青い薔薇の成功が立て続けに発表された中、遺伝子工学による青い薔薇を開発した学者が殺された、発見場所は密室、という展開。密室のトリックはうーん…というものだけど、その他のところでは見事に騙されたなと。
0255文字
ゆうじろう
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マリア&漣シリーズ2作目。 不可能と言われた青いバラの作出に成功した生物工学の教授と牧師。ところが後日、バラで覆われた密室の温室で切断された首が見つかり…。 ブルーローズを巡り、ある少年と家族を襲う悲劇の連鎖が物悲しい。 所々、無理矢理と感じる箇所はあるけれども、現在と過去の謎が交わる瞬間に息を呑んだ。と同時にこの運命から逃れる術は他になかったのかと思わずにはいられない。
0255文字
めめめ
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ネタバレ二つの時間軸それぞれの青い薔薇をめぐる世界観が、とても作り込まれており、美しいものだった。その二つが交錯する部分では、真犯人の動機がいまいち共感できるレベルのものでなかったのが少し残念だった。 ジェリーフィッシュに続き、作家がとても博識で、勉強家なのはよく分かる。
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