形式:ハードカバー
出版社:実業之日本社
形式:ペーパーバック
その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと||それはクスノキの番人です」と。『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。長編書き下ろし。
あらすじ・内容をもっと見る
例えば相手が今のところいい関係を保ってきている人だとして、でも私に対するマイナス感情はあるはずで、それが具体的に伝えられてしまうのはイヤかなと。せっかくいい関係だったものが私の中で台無しになったら悲しい。逆に生きてる人なら修復できる可能性があるからまだマシって考え方もあるかも。
なるほど。一理ありですね。となると、預ける余裕はないし、やっぱりクスノキさんにお願いすることはないなぁ。笑 認知症になった時に、自分から受け取るのとかはどうかしら。
期待感を持って読んでみたのですが言われた通り物足りなさを感じました。クスノキの女神に期待したいと思います。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます