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図解入門ビジネス 最新MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本

感想・レビュー
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zunzun
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MMTが流行に流行った2018年から二年後に出版された本。著者は望月慎。俗にいうMMT四天王が一人と呼ばれていた人による著書である。MMTは積極財政派により輸入されたものの色々誤解が多い学派で、中身も「財政赤字が必要」や「Tax-Driven Monetary View=税によって貨幣は駆動する」などという一般常識からすると突拍子もないことを主張していることから当時はだいぶ槍玉にあげられていた。時間が経ってみて本書を再読してみると、今なお、この本で挙げられている曲解や誤謬が広がり続けているように思われる。
zunzun

外してはならないのは、中野剛志『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』でこれほどMMTの知名度を引き上げた本はないと思うぐらい有名な著作である。とにかくめっぽう分かりやすい。こういった本を中継した後に望月慎氏のは読めてくるのだと思う。本書の内容で重要に思われるのは「国債は金利操作のためにある」「Monetary Circuit Theory」「第六章 ストック・フロー一貫モデル」「ジョブ・ギャランティは「最低限」であって「万能薬」ではない」

03/24 21:13
zunzun

「国際貿易の“機能的”アプローチ①輸出は“費用”、輸入は“便益”」「国際貿易の“機能的”アプローチ② 貿易赤字の持続可能性」「国際貿易の“機能的”アプローチ③ 貿易赤字と産業・雇用」だと思われる。五章から八章、第十章はMMTの入門書ではあまり扱われておらず、MMTにとってJGPとは何なのか、国債発行廃止論はなぜなのか?がわからない。難しいと思う人でも必読なのは第9章「MMTによって防ぐことができる様々な誤り」である。これを読んでおけばリフレ派、積極財政派とMMTとの違いがはっきりわかる。

03/24 21:17
4件のコメントを全て見る
0255文字
烟々羅
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SNS などで国債を無制限に発行しろと言ってる人々こそがMMTを理解していない、悪くつまみ食いして我田引水しているのだなということは分かった。
0255文字
yasu7777
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★★★☆☆ 稲沢3462-190
0255文字
ハシサキ
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MMTの基礎知識だけでも持っておこうと考える人間には、最高の1冊だった。今までMMTと積極財政派の違いがイマイチ分からなかったが、本書で理解できた。繰り返し読んでしっかり理解したいと思う。
0255文字
きみたけ
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著者は一般社団法人「経済学101」所属でMMT学者ビル・ミッチェルの翻訳担当の望月慎氏。主にマクロ経済学、マクロ経済政策についての論説を中心に活動中。この本はMMTの基本的な構造を解説し、批判に答え誤解を解くといった内容です。ご本人もあとがきで述べてますが、「よくわかる」と銘打っておきながら難しい用語や複雑な理論を多用しており、結局よく分からずに読了しました。ただ「モズラーの名刺」モデルはよく分かったのと、また量的緩和策に批判的な理論であることも理解できました。
0255文字
belalugosi6997
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「富国と強兵」から始まりMMT本は色々と読んだ。そろそろネタ切れ、目新しい新鮮な感動はもうないのか?あった、この著書だ。時筆すべきはストック・フロー一貫モデルとJPGだ。なぜ主流派が過ちを犯すのか?供給主導型のために金融と実物が乖離してしまうから。この事が本著では後々まで影響する。BIではなく何故JPGなのか?現代主流派の非情なインフレ抑制方、「失業の放置によるインフレ制御」BIだと非情な失政を認める事になる。JPGは完全雇用により景気を支え、人間の尊厳を護る。経済と倫理で緩衝材になるのである。ベスト著書
0255文字
キョウ
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経済の勉強をした事のない私には大変難しい本でした。 あと書にもそのように書いてありましたが、要点をまとめてあり全体像を把握することが出来る内容だったと思います。人、国はそれぞれの考えが有り、皆が考えるようにはいかないだろうけれど、なぜ?どうして?と考えることは大切な事だと思います。気軽に取りやすい大きさのこの本は入り口としてとても参考になりました。
0255文字
よつば
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読んだけど、やっぱりよくわからん。 財政「黒字」の危険性。 財政黒字が実現するには、 民間部門の赤字か、海外部門の赤字が実現していなくてはならない? ジョブ・ギャランティ。 通貨発行権を持つ政府が”最低限”行うべき政策の一つ? 誤り? 家計感覚に基づく財政赤字悪玉論 誤り? 量的緩和によって経済を刺激できる。 量的緩和による準備預金の積み上げそれ自体が 銀行の投資枠に対して刺激的に働くということはない?
0255文字
えちぜんや よーた
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「よく分からない本」。素人さん向けの本ではなく、MMTに反対する経済学者や経済評論家に対する反論として書いたような感じがする。個人的には円の信認が崩れたらどうなるの?と気になって読んでみたものの、その疑問に対する答えが説明されているのかどうかも分からなかった。
0255文字
のら
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そもそもMMTとは何か。それは「貨幣経済システム、金融財政システムの実態に即した理解を元に、マクロ経済/経済政策について分析する学問体系(10頁)」とのこと。巷間見聞きする、インフレ率を目標に財政支出を拡大する…みたいは論では全くない。MMTに基づく政策のキモはJGと呼ばれる就業保証プログラムにある。JGとは一定賃金の雇用を政府が無制限に供給する政策をいう。これがいわば就労の最低基準となり、必然的に民間の雇用条件も引き上げが図られるとする。マクロ面でも消費活動を一定以上保つことが出来る。
のら

他、租税貨幣論だったり債務ヒエラルヒーだったり、MMTの概要は「何となく」わかった。なぜ何となくか。それは本書の内容がかなり専門的だから。あとがきにも「ある程度以上、経済学や、経済政策論議の素養がなければ、本書の多岐にわたるメッセージを消化するのは難しい(175頁)」旨書かれている。加えて言えば、MMTの経済観を理解するために会計についての基礎知識は必須。貸方借方は常に一致することが分かっていれば充分だが、会計が全く分からないとなるとストック・フロー一貫モデルなど全くのチンプンカンプンになると思われる。

10/03 11:53
0255文字
nori
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First time about MMT. Their history and nature of currency is somehow logical. But foreign exchange may not be well explained. For Bitcoin, how explain with Moslers Business Card? I wonder if Ocasio Cortez really believe. Marx must be good friend.
0255文字
とと
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確かに新しい貨幣経済の考え方の一つだと思います。ただ、この経済論の都合の良い部分だけを切り取って財政支出を実行するだけでは、結局は貧富の差を加速させる事につながりかねないのではないかと疑問に思いました。
0255文字
m.j.
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一般向けであることを期待したが専門的で読みにくい。
0255文字
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