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ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚 (祥伝社文庫)

感想・レビュー
90

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ねぎ
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第一話の、担当する組の生徒達から“お父ちゃん”と呼ばれるお世話係の話はとても面白かった。短編集なんだけど、お父ちゃん目線の⠀ 一冊も書いてほしいくらい。他にも大道具さんやプロデューサー、演出家なんかの章もある。裏方さんの章はどれも興味深くこちらも面白い。板の上に立つジェンヌ達メインではなく、それを支える人たちにスポットを当てた一冊。
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みぃ
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宝塚歌劇と歌劇団の生徒(劇団員)に関わる男たち、生徒監のいわゆる「お父ちゃん」や大道具の若者、プロデューサーや演出家、生徒の父、兄たちが戸惑いながらも彼女たちを温かく見守り、心を通わせ合い、いい舞台を作り上げるべく力を合わせる、その様がユーモアを交えて描かれていて、心が温かくなります。また、彼らの目を通して生徒たちの日常と成長が描き出されていて、ファンにはうんうん、なるほど、と、共感するところも少なくありません。昨今何かと騒がしい宝塚歌劇団ですが、いつまでもこのように温かな世界であってほしいと願います。
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どらネコ
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☆☆☆☆☆
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(゚Д゚)@謎
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宝塚歌劇団のファンではない人にも読んでほしい小説。構成が非常に上手い。生徒監(劇団員の世話をする社員)、宝塚音楽学校合格を目指す少女の父、合格した生徒の兄、大道具、組プロデューサー、演出家の6人それぞれの物語を劇団の名脇役を通しで登場させて一体感をもたせ、登場する生徒(父兄の娘と妹)でも繋がりを持たせて個々の物語を一つの物語として完成させている。劇団を知らない人にも分かりやすく説明がされているので、最近見に行ったばかり、なんて人には特におすすめです。
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しのぶ
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タイトルで気になって拝読。団員本人ではなく周囲の父や兄などの男性視点であるせいか内部は非常に特殊な環境であるけれどとても面白かった。短編形式で全話通してキャラもつながっていて最後まで心温まる話だった。生徒監など表舞台だけではない裏の仕事が興味深い。
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みつい
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お父ちゃんに限らず装置さんや演出家の先生、ジェンヌの親など舞台では観ることがないけれど宝塚歌劇団を作っている男性たちの群像劇が面白かった。 さくさく読みやすいので、宝塚が好きな人にはおすすめ。 今年も観劇したい気持ちが高まった。
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けぴ
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今度、宝塚を観劇に行く予定。本書を読むとフィクションながら、ノンフィクションのような舞台裏を感じることか出来ます。宝塚音楽学校の入学の熾烈さと困難さ、各組をまとめるお父ちゃん役としての管理監の存在などリアルに感じます。第三話が特にお気に入り。
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藤野
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スポットライトを浴びられるのはほんのひと握りの人間だけなのだけど、私たちが見ている素晴らしい舞台を作り上げているのは本当に一人一人の演者あってこそなんだ...ということが第二話で触れられていて良かった。オタクはそういうのに弱いので。宝塚観劇は未だライブビューイングでのみ。いつか生で観たい。
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ツジ
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私も関西出身だけど宝塚は見たことがなかった。 見てみたいけど見たら多分ハマるだろうなあ。
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Yumi Yamamoto
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宝塚=女性のイメージがありましたが 男性側から見た宝塚が書かれてたので とても新鮮な感じでした。 地元の駅の名前も出てきたり 宝塚ホテル等の名前も出て来て 情景が浮かびました。 また、宝塚に行きたいなと 思える1冊でした!
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るな
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宝塚を裏でささえる男性目線の話。新年1冊目にふさわしい、爽やかな読後感でした。
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moonsant
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ネタバレ宝塚にかかわる男性を主人公とした7つの短編集。それぞれは繋がっており、まるで一つの舞台である。応援したり心配したり最後に泣かされたり、全てはあの華やかなステージのために。気に入ったのは「咲くや此の花」、宝塚を目指す子供の万里子を父親の目線から語る。いかに子供を支えるか。万里子が小学生の頃に見た宝塚のステージの衝撃と万里子が宝塚音楽学校を入るための凄まじい努力。全編に登場する颯爽とした素敵なサンバさんだが、退団した後も別の舞台に立ってほしかったなあと思ってしまう。それが少し残念だった。
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Alice
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裏から支えるお父ちゃん(さまざまな男性)達から見た宝塚。面白かった!宝塚を観るのがますます楽しみになったよ。
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May
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★★★★★ ハートフルで歌劇への愛が溢れた作品だった。ノンフィクションかと思うくらいリアル!宝塚歌劇団というと女性のイメージしかないけれども、こんなにもたくさんの男性が舞台を支えていたとは。最初は歌劇に全く興味もなく少し否定的な部分もあった人たちが最後には全力で応援してくれる存在になるのが微笑ましかった。そしてサンバさん。1話ではとても優しくて少女のような人だと思った。でも読み進めるうちに「信頼できる格好いい人」というイメージにガラッと変わった。名脇役がいるから舞台が輝くのだろう。いつかまた読み返したい。
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はな
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宝塚=女性というイメージが強すぎたせいか、関わる人には男性もいるという当たり前のことにハッとしました。どれも心温まるお話で良かったし、アイコちゃんのその後の活躍が嬉しかったです。久しぶりに観劇したくなりました。
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まえまな
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男性から観た宝塚ってどんな感じ!?と思って読んでみた。もちろんそこがベースでじんわりあったかい物語だけど、タカラジェンヌさんたちの生き方も描かれていていろんな現実と相まってキリキリしつつも前向きになれる作品!宝塚久々に観たいなー
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みこと
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図書館 裏方の男性の話はなかなか聞かないので新鮮だった。
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ゆきちゃん#
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★★★★★
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ジュリー
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宝塚ファンとの関係性が相撲のタニマチと比較されることはあるけれど、聖地:ムラが両国とそっくりだなんて…ショボン。 真山葉留をはじめ、葵美哉、美郷真也と(月組)メンバの懐かしい名前や阪神大震災に触れ、宝塚を観始めた当時(80周年あたり)の事を思い出したよ
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huchang
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元市民です。第一話から心を持っていかれ、久々に本の衝動買いしました。自転車で行けるところに大劇場があり、職がなかった1年間、出待ちしてる人を眺めに行ってました。市の祭りや行事でジェンヌの皆さんが歌を歌ってくれる町だったような気がします。贅沢なことだったのにぼんやり過ごしてたなぁ…とすべてが懐かしい気持ちでいっぱいになりました。ファンクラブの皆さんの統制と抑制の取れたそれでいてスターのことを第一に考え、時に何もかもをなげうって尽くす動きは、アレ、マジなんですよ。うわあああ、懐かしい。
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修子
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「宝塚」に関わる男性たちのお話でした。作者さんのおつれあいがタカラジェンヌだったらしく、リアリティあふれる連作短編集でした。それぞれの組に「お父ちゃん」がいたりと、宝塚はなかなかユニークなようです。上下関係が厳しかったり、大変そうですが。
りょう

この方、ヅカ本がもう一冊あります。「あたしたちまだ終わってない」だったか。往年のヅカ俳優さんたちの奮闘記です。いろいろあるのねー、は同じ気持ちです。

04/11 17:54
修子

ヅカ本、ほかにも書かれているのですね。こちらの本は途中まで読んで放置、「図書館に行く前に読み終わって他の本と一緒に返却したい!」と読み終わりました。もう1冊も、そのうち読んでみようと思います。ご紹介、ありがとうございます。

04/11 20:52
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kitapon1221
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ネタバレ大道具やプロデューサー、演出、父兄など、宝塚歌劇団を支える男たちの物語。生徒監なる役職を初めて知った。最初は宝塚に対して偏見や苦手意識を持っていた彼らが、いつの間にか引き込まれて夢中になっていくのがイイ。私も宝塚は2~3回観たけれど、華やかできらびやかで、一糸乱れぬダンスが圧巻で、まるで夢の世界のようだと感動したなぁ。マリコやミユキの成長物語としても楽しめたし、サンバさんの滲み出る優しさが素敵だし、ラストではアイコちゃんのその後が分かって涙、涙。コロナが落ち着いたら、ぜったいにまた舞台を観に行くぞー!
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じぇりい
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ミュージカル、舞台演劇好きの私も何故か宝塚だけ縁がない。嵌ったら大変なことになるのがわかっているから無意識に避けているのかも。そんな知っているようで知らない宝塚がここにあった。舞台に上がるのは女性だけだけどそれだけでは成り立たないのは分かっている。生徒監、父兄、大道具、プロデューサーや演出家と華やかな舞台の裏で彼女たちが努力に努力を重ねる日々を陰で支える男たちの物語でもあった。髭がハマり役のサンバさんの役割がとても素敵でカッコ良かった。
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タルシル📖ヨムノスキー
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ネタバレ女性社会だと勝手に想像していたタカラヅカの舞台裏を支える男性たちにスポットを当てたという著者の着眼点がまず凄い。恥ずかしながら、この本を読んで、宝塚歌劇団が阪急電鉄の一部門であることを始めて知った。 7つの連作短編の中では、吃音の少女が宝塚の舞台を観て「自分もあっち側の人になる」と一念発起する姿を、その父親の視点から描いた〝咲くや此の花〟が一番グッとくるが、全ての話に脇役として登場するサンバさんの役割はとても大きい。サンバさんの存在が、物語は主演俳優や主演女優だけでは成り立たないことを教えてくれる。
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みえこ
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宝塚、好きだ。圧倒される、きらびやかな別世界。宝塚に関する小説ってあるのかな、と思ったらあったので、うれしく読んだ。宝塚音楽学校に入る試験の難しさ、毎日レッスンばかりして、受けても通らないものなんだな、と思った。途中で出てきた女の子たちが、後にスターとして登場する。 これもファン心理を冗長させた。宝塚の男役ってかっこいいんだ、しぐさにやられる。女性が演じるんだからそりゃあそうだ。作中に出てくる「サンバさん」。オーラがあって、素敵。脇役でも、味がある。実際いたら、かっこいいんだろうなー、と想像してしまった。
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あさがお
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ネタバレ宝塚ファンには楽しい一冊。父兄目線は受験生密着番組でよく語られるが、中のスタッフを主人公に据えた物語は珍しい。在団年数の長い元タカラジェンヌを妻に持った役得?マリコの受験生時代から(たぶん)トップ候補になるまでを扱っているので、実は作中では10年以上の時間が経過しているのですよね。現実にもあるあるのマリコとミユキの扱いの逆転とか、専科入りや肩たたきのエピソードとか興味深かったです。とはいえ、大道具のハラグチ君の話と、自分の結婚式に教え子を招待してタカラジェンヌと一緒に歌うミユキのお兄さんの話が好きです。
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カズちゃん
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宝塚を支え、ジェンヌを見守る男性達にもスポットを当てた物語。一部用語が分かりませんでしたが、雰囲気楽しめました。週末愉しみ!
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明野 立佳
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宝塚の”おとうちゃん”て鉄道会社のひとやったんやね、と改めて当たり前の事に気づきましたね。 適材適所とかそういうこと。
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Eri
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るんぱさん、懐かしすぎる!! なので、(解説で中本千晶さんが書かれていますが)違うとは分かっていてもサンバさんにるんぱさんを重ねて読んでしまった。メンデルさんは、ありんこさんで、マリエはまりえったさんだわ〜!! ジェンヌを目指す少女や、その家族、大道具さん、演出家、プロデューサー、おとうちゃんまで、宝塚をとりまく人がたくさん出てきて面白い。その人たちが最初はみんな宝塚に興味がなかったのに、惹き込まれるように好きになっていくのも、なんだか嬉しい。 マリコとミユキの成長を追って、ファン目線でハラハラもした。
ゆうぴょん

この本、面白いですよね。 すごい引き込まれて、好きになっていく過程もいいですよね。 私は誰かにあてはめることはわからないんですが、Eriさんはバッチリですね

09/21 20:40
Eri

ゆうぴょんさん、も〜!この本はすごく良かったです。最近出たOGの本がイマイチだっただけに余計にそう思いました。子を持つ親としては、マリコの受験するところがハラハラしました。いや、発表会でも配役でね……妬みとかあるのかなーって思いますし……

09/21 20:50
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【休止中】あんひよこ
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花のみち。タカラヅカと聞くと、すぐさまジェンヌが煌びやかに舞っている姿が連想されるだろう。一方そんな舞台の裏側で、各々の立場から最高の演出を求めて苦悩と葛藤を繰り返しながら支え続けている人たちの姿があった。100年以上の歴史ある舞台だからこそ、支える仕事もそう容易くはできない。しかし失敗した数だけ、人はまた一つ成功に近づいていく。全く興味のなかった人間までをも不思議と引き込んでしまうタカラヅカの持つ魅力こそが頑張っている人の背中を押してくれるのかもしれない。機会があれば、一度本物の舞台を観に行ってみたい。
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ネフェルティア
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文句なしに面白かった。宝塚を愛するヅカオタの私からすると宝塚の事を本当に良く調べてあるなという印象を持ちながら読んだ。著者がルンパさんのご主人だと知ったのは全部読み終わってからだった(汗。宝塚を支える男性側の視点から見た話でありながらジェンヌさん達の成長の物語になっているという素敵な物語。とても面白かったです。しかし出版社さんにあえて苦言を申し上げます。目次や中の装丁は素敵ですが表紙がイマイチです。宝塚を愛するヅカオタ達は、綺麗な物や華やかな物が好きなんです。重版する際は本のカバーデザインを変更して下さい
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kozue
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宝塚の世界って知っているようで全然知らなかったんだなぁ...とにかく宝塚歌劇が見たくなる一冊!連作短編だからタカラジェンヌたちの成長も垣間見れてめっちゃ面白いし、 阪急電車に十三って身近すぎて冒頭から親近感わきまくり!関西人にとっては共感の嵐で最高。/“かげきしょうじょ”でなぜ?と思っていた場面(風習)の謎も解かれた。いつか家族で観に行きたいなぁ。下の息子が今四歳、何歳から楽しめるのだろうか。
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もか
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元男役を妻にもつ作者が書いた宝塚に関わる男性の話。それぞれから見た印象やスターさんの成長していく姿が面白い♪赤裸々でも愛があるからファンとしては楽しかった(L)
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Tommy_sun Hitoshi
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初の作家、宮津大蔵さんのヅカメン!読了。自分にとって宝塚歌劇団は関東に住んでいるからなのか、遠い存在で良く知らなかったのですが、それでも楽しく読めました。宝塚に関わる人、支える人、目指す人、そんな人達の心温まるエピソード盛り沢山の物語です。特にお父さん目線の娘を思いやるお話が涙を誘います。もっと話を膨らませられるテーマで続編出ないかなー。★4
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すーさす
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ネタバレ宝塚に関わる男の人たちの目線で書かれた本。めっちゃ面白かった。短編が七話あってそれぞれで完結しているけれど、共通の登場人物たちがいて成長も感じられるストーリーになっている。宝塚好きじゃなくても楽しめそう。
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美味しい渋谷
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宮津大蔵先生の小説デビュー作。そのプロフィールから、納得の内容。女性活躍社会?の先駆けたる宝塚歌劇団を支える男性陣のストーリー。
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mei_sucre
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宝塚に夢中な男性ファンのお話かと思いきや、宝塚に関係する男性(おじさん)のお話。生徒監、受験生のお父さん、団員のお兄さん、大道具さん、プロデューサー、演出家。それぞれの目線の短編集ながら、登場するタカラジェンヌは共通していて、その成長物語でもあると思う。電車で読んだら大変なことになった!
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のの
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宝塚歌劇というと、まず女性というイメージを抱くけれど、もちろんそれを支える男性方もいる。大道具さんや演出家さん、一握りのスターと主役ではない大勢の人達が一丸となって、あの綺麗な夢を作っている。本書のキーキャラクターであるサンバさんは、タカラヅカファンの方なら思い思いに誰かの姿を投影して読むと楽しいかもしれない。
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hon_koto
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生徒さんたちの規律の厳しさ、学校に入るまでの努力の連続、そして退団後の何人かの人生はテレビや報道を通じて知っていたけど、この本読むと想像以上。宝塚に魅力されたら、ひょんな事から宝塚の世界に足を踏み入れたら、みーんな宝塚のことが好きになって、一生懸命頑張りつくすのだなあ。もうところどころ泣いちゃったわよ。宝塚ってやっぱすごい世界です。素敵です。短編で主人公はそれぞれ違い、それぞれ宝塚のために奮闘します。気づくと、サンバちゃんにエールを送り、ミユキとマリコに涙する。宝塚、やっぱ素敵です、最高!
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くにさん
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まあまあ。 最初は面白かったけど途中でダレる 変にサンバ推し フィクションなのにね。 話をいろいろ詰めすぎで深みが足りない。 文章は読みやすい。 イベントはちゃんとしているが、その都度の伯父さんが大して努力とかしてないのに解決(?)するのはイマイチかなぁ~
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