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ザリガニの鳴くところ

感想・レビュー
159

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あらき
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Audibleで聴了。 外見が良い主人公多いなと最近思う。
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いく
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ネタバレ暴力を振るう父から逃れ、湿地で1人孤独に生きるカイア。そのカイヤの人生を描いている。少女は湿地の少女と呼ばれて偏見の目も向けながらも成長。しかし、初恋のテイトからも裏切られ、次の恋人チェイスは最低男。その後チェイスが死に、その犯人として裁判にかけられ。有罪濃厚であったが結果無罪となり最後はテイトとよりを戻し結婚して幸せになれたんだ!と思ったが、カイヤの死後、テイトが自宅から犯行をほのめかす詩とペンダントが発見される…真犯人はやっぱり…となる結末。かなり長くミステリーというよりも半生を描いた作品という印象。
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りしん
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ネタバレ湿地の少女と呼ばれる、孤独なカイア。家族が全員去ってしまった時、カイアはわずか10歳だった。周囲から馬鹿にされて学校には一日しか通えなかった。そんなカイアの生活はジャンピンがそっと支えた。テイトという少年に読み書きを教わりやがて恋人関係になるが、そのテイトからも一度捨てられてしまう。愛を信じないと決めたカイアはそれでも孤独を埋めたくて、ク◯男のチェイスと関係を持つようになってしまう。少女が1人で生き抜いていく様を描いた作品。有罪か無罪かの裁判シーンは手に汗を握り、最後の結末には驚いた。ホタル。
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くりっちぃ☆
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映画化の際に気になっていたがタイミングがあわず断念。 Audibleをはじめてみて散歩中の本としてチョイス。 作者さまは自然に関する専門家で、70歳にして初の小説とのこと。 自然に生きる姿、1940年代アメリカの階級社会における弱者の扱い、ミステリーとしてのストーリー性、いずれも聞き応えがあり 後半になればなるほど、カイヤのこれからを身近な親族のような気持ちで不安な心持ちで見守った。 ラストの展開には滂沱。折々に挟まれる詩、最初に戻って別の視点から読み直してみたいと思える作品。
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saboshi
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Audibleで。Audibleにも慣れた感じ。 良かった。ミステリーだけどミステリーじゃない文学的な奥行きのある小説。
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qwer0987
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カイアの境遇と半生の造形がすばらしい。母親にも兄にも捨てられた彼女は暴力的な父に育てられ、やがて一人で生きていかねばならなくなる。人の助けで何とかお金を稼ぐ方法を見つけ、自分の生活を確立していく様は大層聴きごたえあるし、テイトとのボーイミーツガールな展開もベタだが素敵だ。それだけにテイトと別れて傷つく姿は胸に迫る。そしてそれがチェイスという不誠実な男を受け入れる下地になっているのが切ない。後半の裁判シーンも含めたミステリ部分も緊迫感があって実に面白い。一人の少女の成長ドラマとして優れた作品であった。
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banchan
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差別、偏見をテーマにしたヒューマンドラマと思って読み進めていったら、最後の最後になって、なんとミステリー小説でした。
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Y2
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ネタバレ意外な結末にびっくり
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yao
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ネタバレ主人公の孤独と豊かな自然の対比が見事だった。推定無罪を思い出す幕切れ。
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たたた
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ネタバレ自然の描写が見事だった。 事件の真相は思った通りであり、あまり意外なものではなかった。 途中の裁判の進行は興味深いものがあった。特に弁護人が良かった。 読み終えてみると、とても長く感じたカイヤの物語であった。少し出来過ぎているかなとも思った。 最初から最後までのめり込む小説だとの紹介があったので読んだのだが、湿地の世界に慣れるまで時間がかかった。
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ゆる読書家
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湿地の美しい情景と自然描写、厳しい生活とカイヤの孤独、人恋しさ。。情緒的であり写実的でもあり湿地の様子が生き生きと思い浮かぶ。いつかTVで見た、台風で破壊された水辺の家を放棄して内陸部に移住した米南部の人たちなんだろうな、湿地のホワイトトラッシュ。水鳥好きなので湿地や湿度に集まる鳥描写は特に興味深く聞いてしまう。ゴイサギー!!湿地の住みにくさと美しさが見事に表現された本。
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sayoko m
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ネタバレ映画も見たのだけど、だんぜんこっち。 良くも悪くも、人としてというより、生物として生きていくためにしたこと。 最後は鳥肌が立った。
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とおちゃん
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ネタバレ良かった。孤独と自然。
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Hyeepapa
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いろいろな要素のある作品だ。自然の魅力を堪能することもできるし、差別を描く社会派作品とも読める。また、家族に見捨てられた少女の成長譚とも読める。あなたは、どのように読みますか?
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036
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オーディブルにて 人気の本のようだったので聞いてみた ゆったりとストーリーが進んでいくが人の暖かさや優しさが所々に散りばめられていた しっとり感満載
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鉄鍋
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海外の小説は、日本文学と違って登場人物の心象背景外の描写が多岐に渡るためにどうしても超長編になる嫌いがあるような気がする。特に本書は、自然、動物と作者の得意分野がふんだんに盛り込まれているお陰で推理小説のストーリーにとっては欲張り過ぎかもしれない。どっちかに絞ったほうが良かったのでは?また、差別と生命力のテーマに触れお腹が満杯。
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Yukipitasu
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オーディオブックスで聞いていたら1ヶ月もかかった。 最後の詩にはしびれた。もう1回聞きたい。 保安官の推測は全て当たっていたのに次の保安官に選ばれる事は二度となく、おそらくカイアの汚名返上がされていくのに反比例して保安官の名誉傷つけられたのだろうな。不憫ではあるけど、湿地のトラッシュへの差別意識があったから執拗に疑っていたのだろうし、根拠も雑でいいという怠惰な行動をしたのだろう。半分自業自得かね… 記憶が正しければカイアは無実を主張しておらず、刑務所だか牢屋だかに一生入る気はないと言っただけだね…なるほど
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Cotyledon
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読むのに時間がかかってしまった。おもしろいのだけれど、文章だろうか。
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五足千円
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貧困と虐待と差別と偏見うずまく人間社会と、豊かな奥深い湿地(ディズマルがモデル)の自然を対比させた物語。捨てられ、独り湿地の家(貧困の証)に残された幼子カイヤが湿地の自然の中で成長していく物語。彼女は文字を知り愛を知り憎しみを知り、彼女は人間になる。当初はミア・シェリダン『完璧な愛に魂を捧げて』に似てるな、と感じロマンスジャンル…?と思ったが、そうでもない。愛を主に書いてない、主は自然そのものだと思った。自然の描写は退屈なことが多いが美しく躍動感があり、生命力溢れる様子が伝わってくる。素晴らしい作品。
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土井ちゃん
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ネタバレ樫木祐人先生が影響を受けた本として紹介されていたため拝読。 孤独に育ったカイアだけれど、自然や動物がおり母も兄もテイトの件も無慈悲で終わらなかったところが救いであってよかったと思った。 裁判についてはハラハラしながら読んだ。 捕まって欲しくないと思っていたので無罪が言い渡された時は安堵した。弁護士のトムが優秀でスカッとした。 でも最後、カイアがチェイスの最期について書いた詩とあのネックレスをテイトが見つけてしまったのは衝撃だった。 だがテイトも一度カイアに酷い事をしたし、ある意味これでチャラな気もした。
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それでいいのよ
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ネタバレaudible 以前本でトライしたけれど挫折。カイヤの孤独に涙し、聡明さ強さに感銘を受けた。テイトの臆病さ自分勝手さに苛立ちながらも、若くてまだ何も成し遂げていない、力のない自分になにができるのか、逃げてしまう気持ちも理解できる。自然界に生きる動物・昆虫の雄と雌、その雌の生きる術がカイヤの心に刻み込まれていた。
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kusukusu
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聴きだしてから、次がどんどんわかって、読んだことのある本でした。どこでいつ??ストーリーも面白いし湿地の動植物も面白い。差別について、ひどいと思う反面ピンとこないのは抑えた表現のために気付けないわたしの愚かなところでしょう。物理的にも精神的にも孤独なのに優しくしてくれる人を信じないでおける主人公強い。かっこいい。
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好みの本をたくさん読みたい
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描写は美しいし、カイアの孤独感というものが自然と一体化してて、面白い小説ではあるんだけど、テイトはまだしも、チェイスがカイアの“見た目の美しさ”にまず最初に惹かれたのが、腑に落ちない。カイアは、お金もなくて、身なりを気遣うようなことはできないと思うんだけど…。身なりは服のことじゃなくて、髪や、清潔感の話。 カイアには見た目の美しさ以上に、内面の純粋さ、自然とともに生きている自立した姿が、チェイスの心をさらに惹きつけたとは思うんだけど、チェイスはこの地域において上位に位置する男なのに、そんなことあるか?
好みの本をたくさん読みたい

カイアの物語だから仕方ないけど、チェイス、最低男にしては一途な面もあって、貝殻のペンダントをずっと大事にしていて、カイアからもらったアルバムを捨てられなかった感傷的な男が、カイアを無理やり犯そうとするか?っていう…カイアを手放したくない、下に見ていたカイアから拒絶された憎しみもあるだろうけど、貝殻のペンダントを捨てられなかったのは強い愛着の現れだろうし、カイアのような人を無理やり襲ってもどうにもならないことをチェイスは知っていたと思う。小説の構造上、飲んだくれの父親の豹変と→

08/02 00:18
好みの本をたくさん読みたい

チェイスの暴力を重ねたくて、カイアが生物としての本能を発揮するための動機付けに思えてしまう。なんかもっと…カイアのせいで妻も失い、家族からの信頼も失せて、友人からも後ろ指をさされるぐらいのことがなきゃチェイスはそこまでしないような……。チェイスという男を惜しくおもうのは小説が面白いからなんだろうな…

08/02 00:19
3件のコメントを全て見る
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ネコカス
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カイヤの人生の物語。海外の時代背景や生活スタイルを想像するのは難しかったが、彼女の心情はよく表現され共感できた。
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ちゅった
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ネタバレオーディブル本。予備知識無しだったので、のっけから人が死ぬにもかかわらずミステリという意識なく聞いていたが後半はどっぷりミステリだった。しかし読み(聴き)終わった今の印象もやはりミステリというよりは、壮大な自然を舞台に描かれた1人の少女の人生ドラマに感じる。長いが、続きが気になりあっという間だったように思える。弁護士トムの最終弁論は、映画『評決のとき』を思い起こされた。聴いて良かった。
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ヨッシー
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8/10 少女の成長、殺人事件、周囲の人物、湿地の生き物達がリアリティを持って描かれている。 また少女の心情を綴った詩は、読者が心情を想像し、物語に入り込むのを助けている。 個人的には、久しぶりに一気に読めた作品でした。
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おでんくん
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ネタバレ自然や生き物の描写が美しかったので人間が群れで生きる動物だということやカイアの孤独さが強調されていた気がする。 善悪という概念は人間が作ったもの。 生き物が生存競争の中で仲間を殺したり食べたりすることは善でも悪でもない。 拘置所でのカイアの様子に違和感を覚える。そこには善悪が存在していないようだったから。
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とも
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とてもよかった。自然への愛と畏怖。生物の持つ強かさと残虐性。自然、生物の描写がとても綺麗でみずみずしい。素敵な作品でした。カイアが出版した本読んでみたい。
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mocco
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ネタバレ映画が公開されたころから気になっており、まずは本から(オーディブルにて)聞いてみました。映画のポスターが不気味な感じでミステリー系の内容かなと身構えていたのですが、いい意味で裏切られました。主人公は幼い頃から湿地で暮らしている少女。家族に捨てられて、世間からも見捨てられて、孤独に生きています。彼女の身にいくつもの困難がふりかかり、本当の孤独や自力で生きていくことについて考えさせられました。またそんな彼女にもたった数人ではありますが、気にかけて支えてくれる人がいて、そこに救われました。映画も観てみたいです。
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あーる
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ネタバレ聴く読書で。素晴らしい。翻訳小説は難解だと敬遠してきたが、そんなことは無かった。中だるみすることなく最後まで物語に浸れた。そして最後まで飽きることはなかった。主人公は孤独ではなかったと思う。
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mint
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内容も好きだが、 生き物が生き生きと、強い生命力を煌びやかせでいることを強く感じれる本は初めてである。 やはり、博士課程をとりネイチャーに論文を掲載できる作者だからこそ作り上げられた作品。 生物的で、文学的で、人間的な作品。これからも多く人に読んでもらいたい。
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ninoko
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ネタバレ長い話であったが全てが必要った。 差別や格差の蔓延る未成熟な人間社会は、集団の中で自分の身は自分が守らなくてはならず、野生の力が必要。 チェイスは多くの人間の象徴だろうか。着飾り便利な生活、しかし親や社会の束縛しがらみ。自然と自由に憧れ、一時は思いやりを尽くすが、その欲望は次第に身勝手で高慢になる。 けれどテイトのように、タイミングを測るうちに年月が経ち、日々の出来事に流され関係修復を難しくしてしまうも、反省し謝罪し相手を思いやることは可能か? 憧れはトム。聡明で穏やか。神で救い。
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satton
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ネタバレ一応「チェイスを殺したのは誰か?」というミステリーではあるが、それだけではない骨太な作品。何度も繰り返される自然界の描写が圧倒的で(作者のディーリア・オーウェンズさんは何と動物学者とのこと)、物語に深みを与えている。全体を通じて、「孤独であること」の辛さが胸に刺さった。チェイスの本性に薄々気づいていながらも、人との関わりを求めて彼を拒否できないカイアが痛々しかった。最後に事実は明かされるが、それは大事ではなく、この世界全体を感じて味わうべきだと思います。
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黄菜
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自然の美しさ、ゆっくりと育まれる信頼と愛情を見られる物語。 前半は主人公がずっと辛い思いをしているので、このままハッピーエンドにならなかったらどうしようとはらはらしたが、最後は穏やかだったと思う。 今まで色々な本を読んできたが、この本で主人公が初潮を迎えたときのシーンが一番本の登場人物に共感できた(というよりまざまざと自分の経験を思い出した)かもしれない。
0255文字
koteomoitsukan
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△++
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夏野
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長編ミステリ。ある男の謎の死と、容疑者とされる「湿地の少女」。ノースカロライナ州の小さな町で、近隣住人のほとんどから遠巻きにされつつ、6歳から一人で育った少女を中心に描かれる。彼女の成長とわずかな人々との交流、そして圧倒的な存在感をもつ湿地。著者の69歳でのデビュー作にして映画化もされたベストセラー。ラストは予想外だったが、印象深かった。
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千鶴★
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audibleにて。少女がたった一人で成長してゆく物語。文学的な描写や繊細な心の動き。そしてスリリングな事件がより物語を引き付ける。人間以外の生き物や植物はこんなに人を癒やすのに、人は傷つける。しかし、どんな状況でも人は人を欲してしまうものらしい。エンディングは少し切ない感じ。
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ユウジ👨‍🦯
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今回はAudible版を読んだ。内容も面白かったけど、ナレーターの池澤 春菜さんの朗読がとても心地よかった。やっぱりプロの朗読には聞き入ってしまう。Audibleを契約して良かったと思えた瞬間。
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貧家ピー
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Audibleにて。6歳で家族に置き去りにされ、助けの手を差し伸べる人も僅かなノースカロライナの湿地でたった一人で生きることになった「湿地の少女」カイヤ。1950年代の生活とカイヤが不審死事件に巻き込まれた1969年をいったり来たりしながら物語が進む。息苦しさをも感じるほどのカイヤの生活と美しい湿地の自然が対照的な前半と、ミステリー要素が強くなる後半と、テイストの違う一冊。本作が著者のデビュー作とは驚き。
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ゆう
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聞き進めていくうちに引き込まれていった
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