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エリ・ヴィーゼルの教室から:世界と本と自分の読み方を学ぶ(Kindle版)

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どみとる
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ホロコースト経験後なおも人間に希望を見出し続けた「愛の反対は無関心」の名言で名高いエリ・ヴィーゼルの講義録では、その場にいない読者でさえコペルニクス的な見解に驚嘆し学ぶ(例えば「神と論争せよ、その問いかけこそが真摯な信仰だ」など)。こういう人間存在を論じた本に感銘を受け、目下のウクライナを案じ世界平和を望む私も確かにいるのに、隣人の騒音に怒りを感じ仕事相手にうんざりする矮小な私も並存する。博愛とか思いやりを主語が「人間」の大きな物語の中だけでなく「私」の実践に落とし込むためにはどういう学びが必要なのかな。
0255文字
Masa
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冒頭ユダヤ教と信仰に関する事柄が述べられて、これは最後まで読み続けられるか、と不安になったが、著者とエリ・ヴィーゼル先生と生徒達との真摯な議論が興味を繋いでくれました。「神と議論する」という態度は西欧精神の基本なのでしょう。以下気になった言葉2つ ・愛の反対語は憎しみではなく無関心である。 ・「そうするのがいい」でもなく「そうすべき」でもない。心底納得のゆく正しさであり、そうすることが楽しく感じられる正しさなのである。
0255文字
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