Kindle購入したので買ってみた。やはりヘミングウェイの最高傑作ではないだろうか。主人公を去勢したことで、結婚できない女と男らしくなれない男の悲しい友情/愛情が小雨のように優しく心に降りかかる。ロードノベルとしても読めるし、だからロスト・ジェネレーション=迷子の世代なのだ。Wlliam Heartの朗読を聴きながら読んだのだが、これはAudioCDの中でも一二を争う名朗読という気がした。最近ハヤカワで新訳が出たけど、最後をどう訳すかはやはり難しい。Isn't it pretty to think so?