形式:文庫
出版社:早川書房
形式:単行本
形式:Kindle版
ここに描かれなかった物語は、ここで書かれなかった言葉は、彼らが書き落とした事柄は、これから私たちが書いていかなければいけないのだという気持ちにさせられて、とても良い小説だった。ある意味で、作中で世界を変える物語を書いたとされているH・G・ウェルズのそれに匹敵する物語なのではないか。
作中作とダニエルの現実の物語が展開していきます。“物語”というものに対する 熱量は伝わってきましたが、それを自分がきちんと受け取れたかというと う~ん…自分がこの作品をきちんと理解するレベルにまだ達していなかったようです。 出直してきます。
まあ評価は分かれると思う。結構ちゃんとSFやってる部分なんかは割と楽しかったけれど、情報技術用語の使い方とかどれだけ合っているのかは疑問。あと、やっぱり現代思想とか嫌いな人間は拒絶反応起こしそうだよなあってなった。梗概はここまで自由にやって良いのかと参考になる部分もある。
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