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君が夏を走らせる (新潮文庫)

感想・レビュー
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山崎モンテール
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ネタバレ知らずに読みはじめた本作は、中学校駅伝を舞台にした6人の中学生の青春を描いた「あと少し、もう少し」のスピンオフ作品だった。金髪ピアスの不良少年、大田が主人公の物語だ。高校生となり、青春時代を再び無駄に過ごす大田はひょんなことから1歳の子の面倒を1ヶ月見ることになる。大田は始めこそ幼児に翻弄されるが、やがて2人の間には愛情が芽生え、最後は別れを惜しむという平凡、陳腐なもの。瀬尾まいこさんではなくとも書けるありきたりなストーリーだ。
0255文字
もか
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太田くんと同じく鈴香にメロメロ。泣き止まない理解できない生き物から、かけがえのない存在になっていき、別れが寂しくてしょうがないって気持ちがヒシヒシと伝わってくる。どうか鈴香との関係が続き、走り続けられますように!保育士になったり…(L)
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さかたけ
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結構スピンオフ作品みたいなのがあるんだなぁと思った。 肝心の駅伝の話はまだ読み終わってない。
0255文字
ぴ
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大田、君はまだ前に走れるよ。そう声をかけたくなって、泣きたくなった。鈴香がかわいいのはもちろん、大田のコミュニケーション能力に驚いた。「ばんばれー」って言ってくれる人がいるって、幸せだ。
0255文字
ぱ
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するする読めてあったかい気持ちになれる。子どもって面白くてかわいいよね、を再認識させられる。
0255文字
Aya Murakami
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第9回紅白本合戦、新潮文庫の100冊2020,新潮文庫の100冊2023,新潮文庫の100冊2024. いきなりヤンキーに預けられた幼子…。最初は怖かったでしょうね。一瞬虐待の2文字がよぎりましたがそんなことはなかったですね。そして幼子を預けた夫婦はヤンキー君の先輩で危険な出産になるということで奥さんが入院することに…以下がヤンキー君のもとに幼子鈴香ちゃんがやってきた経緯。ぶんぶーはかわいいですけどだっせーやうざいでは相手に気持ちは伝わらないですね。これからもしっかり前を向いて言葉を吟味していきたい。
0255文字
ひつじ
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無気力ヤンキー高校生が生命力溢れる1歳10ヶ月を保育し保育される話。途中でチラチラ出てくる脇役たちもあーいるよね、わかるわかると共感。特に公園というコミュニティがうまく表現されてて、そうそう公園はこういうところだよねとウンウン頷いてしまった。作中の時期もいいし、1歳10ヶ月という時期もいいし、それぞれの立場がいいし…現実にはなかなかないシチュエーションだけど、あったらいいな、読了後は爽やかな気持ちになった。
0255文字
ぴばシェイク
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面白かった!その後の話が読みたくなった。鈴香との出会いが太田くんの人生を変えるものだといいな。
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Tomo
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不良、高校生、子育て 「あと少し、もう少し」のスピンオフで手に取ったけど金髪の高校生が子育てをするのいうシチュエーションが特殊すぎて脳内で描ききれなかった。クソ真面目な私には【共感】は難しかっただけかもしれないけど。。。はっきりとした記憶になくても、関わった時間は相手を構成する人格の一部に間違いなくなっているだろうなと思いたい作品だった。「あと少し、もう少し」と思える時間は幸せなこと、という太田の思いに少しグッときた。
0255文字
うーりん
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ネタバレ最後までずっと温かい気持ちで読み進められた…! 大田くん、あったかいなあ… 愛情たっぷり。 自分の子育てを思い出して懐かしい気持ちにもなった。 誤飲しないかな、風邪引かないかな、火傷しないかな、と勝手に先を心配しちゃったりもした(笑)。 産後のお世話が大変だからまた来てほしいとか、鈴香が大田くんじゃなきゃやだってただこねてまた来ることになるとか、そんな展開を期待してたけどどんどん残りページが少なくなってきて…最後はなんだかちょっと寂しい。でも、それでいいんだよね。頑張って、大田くん!
0255文字
みや
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ネタバレサイン本だったのでうれしくて購入。「あと少し、もう少し」を先に読むべきだったかな? 鬱々としたミステリーを読んだあとだったので、この穏やかさに癒されました。なにか二人の身に危険が及ぶような事件が起きるのでは、と警戒していたけれどそんなことは特になく、やさしくて楽しい夏の思い出を覗くことができました。おもしろかった!
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kyonkyon
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大田くん再登場なんですね。前作読んでないのです。読みます。いい夏だったね、大田くんにも鈴香にも。丸っと受け入れてくれる存在ってなかなかないと思うけど、そうよね、 子供なら受け入れてくれるわ。人間同士の本当の関わり合いだね。
0255文字
いちご
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「あと少し、もう少し」のヤンキー大田くん。日常生活に幼児との接点が全くないヤンキー高校生が、先輩の子どもの鈴香ちゃんと一緒に過ごす。ただただ泣き叫ぶ鈴香ちゃんを相手に途方に暮れて、過去の荒れていた自分とそれに戸惑う周囲の大人を重ねて胸が痛む大田くん。大人になったね。久々の上原先生も「君は空気読んで、態度も服装も周りに合わせているだけ」って声かけができるのは凄い。彼を受け入れてくれる公園のママ達も、部活の後輩も、みんな温かい。鈴香ちゃん、お姉ちゃんでいるのがしんどくなったら大田くんがいるよ。ファイト!
0255文字
chi
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★★★★★ とても好き。 読むと暖かくなる本
0255文字
tae521
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「こっちにおいで」そんなふうに言って貰える事はどれだけ幸せなんだろう  この一文に大きく共感する。両手を広げておいでって言うと一目散に駆け寄って来る鈴香が愛しくてたまらない大田。 とんでもないバイトを頼まれ、幼い鈴香に振り回され悪戦苦闘。様子か浮かんでくる。会話も成り立たない2歳児を面倒見るなんてハンパない。それでも日々考え、工夫しているから応えてくれる鈴香。 自分の生き方に迷い揺らぎ諦めたり葛藤するなかで、変化に気づく大田君。きっと新たな道を進みゆくと大きな期待でいっぱいだ(^O^)面白かったです♪
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のこのこ
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高校生が子守という想像がしにくいストーリーだったけど、読み進めると大田くんの心情の移ろいに心を奪われていった。鈴香との1ヶ月をきっかけに大田くん自身も知らなかった見返りを求めない愛情をたっぷりと与えられる素敵な青年なんだということが描かれていて、作者の瀬尾まいこさんの愛情をとても感じた。大田くんの手料理がどれも鈴香を想って作っていることが目に浮かんで、ほっこりできた。カバレリなんとか…(笑)思いがけずまた聴けて嬉しい!君が夏を走らせるというタイトルは、そしてバトンは渡されたに負けず劣らず好きなタイトル。
0255文字
anna
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読了。 君が夏を走らせる / 瀬尾まいこ 「あと少し、もう少し」のスピンオフ。 先にこちらを読んでしまったけど楽しめた。主人公は危なっかしいところもあるけど、16歳で貴重な体験から様々な気付きを得られているのが素敵。心の動きも丁寧に描かれていて良かった。鈴香ちゃんの成長を読んでいると、自然と長女が1〜2歳頃の可愛くて大切な思い出が蘇ってきて心温まる一冊。
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ないとう
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あみやけさんに紹介頂いて読む。あと少し、もう少しの続編とも言う物語。前作と同様陸上ものなのかな?と思って読み始めるも、そうではなく、突然のベビーシッターアルバイトを通じた少年の心の成長を描いた物語でした。2歳の鈴香との1ヶ月を通じて、あと少し、もう少しこうしていたいけど、次に進まないと、、、。うーん刹那い! 少し話は違うかもしれないが、先日米国の野球殿堂投票で満票にあと一票足りなかったイチローは、満票でなくて良かった。不完全だからまた次を目指して頑張れる。みたいな発言をされていたが、そこにも通じると感じた
ないとう

読後感、大変良かったです!大田の心の成長が刹那的によく描かれてますね!

01/25 14:55
あみやけ

良かったです😌大田くんも上原先生もとってもいい😆瀬尾まいこさんはおすすめがたくさんあります。

01/25 16:47
3件のコメントを全て見る
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MPA
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ネタバレ図書館本。不良少年と1歳10ヶ月の女の子との濃密な1ヶ月を過ごした物語。金髪とかピアスがたくさん開いてるとかそうじゃない、大人はステレオタイプで判断しがちだけど、子どもはその人の本質をちゃんとわかってるんだよ。太田くんはいいパパになるだろうな…そして、いいランナーになる。幼児期の記憶なんてなくなるとあったがそんなことはない、誰かにとても大切にしてもらった経験はその子どもの宝物になるよ、鈴香ちゃんは幸せ者だ。私もお母さんだけど太田くんほど純粋に向き合えてるかな、見習わなくちゃ!
0255文字
みき
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大田くん、人間出来てる、凄い。清々しい。なんて魅力的。私なんて感情的な育児ばかりでトホホ。そう、2歳児ってものすごく大変だったけど、たまらなく尊い時期だった。肌の温もり、無垢な笑顔、忖度無い行動。胸が熱くキューと締め付けられるような、たまらなく温かなストーリーでした。
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エル
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ほのぼのした
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renzhen
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16歳の少年が、1か月間1歳10か月の女の子の 世話をする物語。 大田君も鈴香ちゃんも、命のきらめきがまぶしかった。 ホントに読後さわやかでした!
0255文字
ponta
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奥さんが出産を迎えるため、鈴香の面倒を頼まれる16歳の主人公。いやいやながら鈴香と密接な時間を過ごすうちに、その時間がかけがいのないものになっていく。それだけの話なのに、これほど素敵な話はないと思った。あっという間に読み終えた。
0255文字
t. maru
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不良少年が小さな子供の世話なんて、ハラハラ不安を感じたけど最後は寂しさを感じさせる物語。
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みかん
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中高生におすすめのかわいらしい本でした。
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匡
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あのヤンキー太田君が育児に悪戦苦闘しながら鈴香と交流を深めていく様が良かったです。子の成長は早くそれを感じる喜び、子供から受ける影響の大きさも感じられました。鈴香と出会う前と後で太田も大きく変わったのだなと、ホッコリ描写も沢山で心温まる話でした。成長した2人のその後の話しも読んでみたいと思いました。
0255文字
まーみーよー
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『あと少し、もう少し』のスピンオフ。ヤンキー大田くんの話と知り、てっきり高校生大田くんのスポーツ小説かと思ったら、シッター奮闘記だった。1歳10カ月という、可愛くもあり悪魔でもある年齢の毎日が細やかに描かれていて、思わずウンウンと頷きながら一気読み。まあ、鈴香ちゃんは結構手のかからない方だと思うが。子育てに触れた大田のその後の人生が少しでも実りのあるものだといいなと思える一冊。
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あっきー
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ヤンキー太田君の育児奮闘記なんだけど、太田君と鈴香の距離感が心地よく、かえって鈴香が太田君の先生っぽく感じられた。上原先生の登場よかったです。
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馬男
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ネタバレ新潮100冊。先輩に奥さんの出産までの間約1ヶ月間日中1歳の娘の世話を任される話。赤ちゃんはただただ純粋に、興味の赴くままに動き、泣き笑い食べて寝るだけの生活をしている。なのに、世話をする側はその姿に焦り、感激し、振り回され、学ぶ。例えそれが他人の子供としても心の奥底から湧き上がる愛情と力を目覚めさせる力を持っている。鈴香という純粋無垢で生命力の溢れる光に主人公は駅伝に精を出し、生命力の漲っていた自分を思い出させる。鈴香の妹が生まれ、主人公は鈴香と別れることになる。しかし主人公もこの経験で生まれ変わった。
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とまぴー
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ヤンキーの太田君が立派に育児をこなす様子に度肝を抜かれた。先輩夫婦も本当にいい人で、こんな環境で育つ鈴香は幸せだと思う。
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yurara
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1歳10か月の鈴香と高校2年の大田君。大田くんは先輩のお願いにより夏休み、昼間鈴香の面倒見ることに。始めとまどっていた大田が少しづつ鈴香のペースを考えて成長を見守って楽しく過ごす様子がほほえましくて、それこそ「これがずっと続いたら」と思った。いい時間、いい関係を過ごせてよかったねえ、大田くん!
0255文字
うに
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青春を手放した主人公が、子守りをきっかけに自分を見つめ直す。自分のためには動けなかったのかもしれないが、人のためという責任感が行動を変え、思考を巡らせ、周りも動かす。もともとしっかりしてる子にも見えるけど、若者の可能性は無限大なんだなと微笑ましく清々しい気持ちになった。「『あと少し』とどこか苦しい願いを持てるのはきっと幸せ」という箇所が私の心にも沁みた。そうよね、そういう体験を繰り返して大人になっていくのよね。そして、「がんばれ」という言葉のお守りをもらった主人公はこれから自分のために動けるはずだ。
うに

途中大事件がおきて(例えば迷子とか、例えば事故とか)、なんとか乗り越えていくようなお話じゃなくてよかった。終始、周りから見たらなんてことない日常

11/27 21:46
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こぐま
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ネタバレ中学三年の時駅伝に燃えてそのままうまいこと行くかと思いきや高校でまた立ち止まってしまった大田。受験も頑張ったけどあかんかってんなー。でも駅伝頑張ったことが確実に意味あったよな。悪い方に流されず止まってるもん。そんな時に先輩の子供のお世話をすることに。初めは鈴香ちゃんずっと泣きまくりで大田含め可哀想やったけど、子供のこと考えた料理を色々作ったり公園でママ友や鈴香ちゃんの交友関係も広がったしすごすぎ。上原先生とも会えて後輩とも走れてよかった。先輩が誘ってくれたら会えるやろけど自分からは鈴香ちゃんとはもう会う→
こぐま

ことないんやな。居心地の良いとこに留まらんと潔く去るのえらい。奥さんの親に勝手に写真とか送ったのは良いかわからんが。大田の学生生活、これからの人生充実してほしい。

11/26 22:26
こぐま

ナイスありがとうございます^_^

11/27 17:56
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mamemamema_book
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ネタバレ鈴香が可愛すぎ。大田くんがどんどん鈴香にハマって行くのが面白かったし、その気持ち分かる。駅伝に夢中で充実してたあの頃の回想がくどい、やりたいならやればって思ってしまう。ベビーシッターの仕事を通して前向きな方向に気持ちを変えれたみたいで良かった。二十日間で十五万円は安って思ったけど、それ以上の価値がある体験だったとは思う。
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キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
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読みながら、あれ?なんかこの子知ってる?なんと大田君じゃないか~。そっか、高校生活は期待はずれだったか。でも、なんてステキな夏を過ごしたんだ。おばちゃんとしては、ハラハラドキドキ、一緒に子育て気分を味わったよ。そして、赤ん坊の小さな手の感触をまざまざと思い出した。だけどスゴーイよ、大田君私なんかよりちゃんと子育て出来てる。君はもう大丈夫だね。また、会えるかな?
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チャチャ姫
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ネタバレろくに高校に行かず、夢中になることもなくただ日々を過ごしていた大田。先輩から一ヵ月ほど1歳10か月の涼香の子守りを頼まれる。断り切れず引き受けたが、泣き止まず、ご飯を食べない、言葉も分からない、涼香に振り回される。工夫をこらし奮闘する姿が素晴らしい。涼香が全部忘れるだろうけれどこのひと夏の思い出が大田を一回りも二回りも大きく成長させてくれた。これからの大田君を応援していきたい。
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miumiu
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2歳の鈴香を赤ちゃん扱いする女の子達にクスッとする高校生の主人公にクスッとする私を、誰かがクスッてするんだろうな。世の中って人ってそういう見えない繋がり?でできているんだろうな。
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のこのこ
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kindle本。 大田君、前作「あと少し、もう少し」に登場してた少年だったのもあさのあつこさんの解説で知った。 もうとにかくその大田君の鈴香ちゃんへの対応が母越え!笑 料理を作り公園に連れて行きオムツも替えるなんて!この素質と人間性を見込んで子守をお願いした先輩の奥さん最高です。鈴香ちゃんが可愛くて可愛くて(^^)今度は前作での大田君に会いに行こうかな〜
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なおき
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先輩から一歳十カ月の娘を託された金髪ピアスの高校生が主人公。まだ会話も成立しない中のお世話に四苦八苦するも次第に…なんと主人公の中学時代が描かれた作品もあるとの事。そちらも楽しみです。
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