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ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン (集英社文庫)(Kindle版)

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ふじさん
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シリーズ13作目。古書店「東京バンドワゴン」は今回の健在です。今回は、花陽の大学合格、マードックと藍子夫婦が親の介護のためにイギリスへ旅立ち、花陽とボンの息子・鱗太郎の恋、研人と芽莉依の結婚宣言等、花陽と研人の成長が物語の目玉。同じパターンの繰り返しだが、読んでいて心癒されるシリーズ。ヘイ・ジュードの歌詞には、年長者から子どもへ、どんな苦しくてもくじけるなという励ましの言葉が綴られている。まさに、今回の内容に相応しい作品名だ。今後の子どもたちの成長する姿を見るのが楽しみだ。
0255文字
しぇるぱ
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東京バンドワゴンシリーズ第13巻目。別冊構成ではなく、通常運転の語り口です。青の母親の若いころのヌード写真が出てきたり、IT長者の藤島が結婚しない理由が明かされたり、本筋じゃない脇筋で盛り上がったりしています。タイトルの、秋、ヘイ・ジュード、楽曲がお話しに絡みます。我南人のバンド、LOVE TIMER のドラム、ボンさんが肺がんで臨終間近です。病床で最後の演奏をしようや、ヘイ・ジュードを演奏します。各篇それぞれの最後のシーン、必ず仏間の仏壇前で、霊界のサチおおばあちゃんと言葉を交わすのが毎度のことです。
0255文字
waki89
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ネタバレ巻を読み進めるごとに登場人物&人物相関図が変動していって、初登場の人からお久しぶりの人までにぎやかで、そして少ししんみりするお話もあり、相変わらずラブに溢れた1冊だったなと。今回のラストの方で掘田家に関わる、とある人物が言った「俺は幸せだった」というセリフに、そう言い切れる人生にとても羨ましさを感じつつ、きっと次の巻の冒頭でお別れのシーンがくるんだろうなぁと思うと少し涙腺が緩む1冊でした。
0255文字
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