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ことばの危機 大学入試改革・教育政策を問う (集英社新書)(Kindle版)

感想・レビュー
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akuragitatata
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エリートの議論。
0255文字
Kanhyoe
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 東京大学で毎年開催されるホームカミングデイなるものの中で行われた文学部企画のシンポジウムを書籍化したもの。哲学研究室の納富先生の「国語をめぐって起こっていることの問題の本質は、ことばをツールだと(のみ)思っていること」というのがストンと胸に落ちた。ことばをツールと捉え、情報処理のような能力を国語に求めるのであれば、言葉だけでなく、それを使う人間も痩せ細っていくのだろうと思う。
0255文字
hm_mikarin
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2019年10月の「東京大学ホームカミングデイ」に実施された文学部主催のシンポジウム「ことばの危機ー入試改革・教育行政を問う-」の内容に基づきまとめられた本である。日本における国語教育の危機、言語教育の危機、教養の危機などの問題点がわかりやすく書かれている。特に共通テスト試行テストの国語の問題点がよくわかった。あれでいいわけがないだろう。
0255文字
えいこさん
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『AIに負けない子どもを育てる』を読んだら、こちらも読むといろんな気づきが生まれる。
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ひよピパパ
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高校の国語教育について東大文学部に所属するそれぞれに異なった分野を専攻の研究者の提言をまとめたもの。中でも秀逸なのが大西克也氏の見解。これからの共通テストでも目玉になる、複数資料の比較を通して解答を導き出す問題に対して、プレテストの漢文の問題を題材にしながら、複数資料を比べること自体が自己目的化していると痛烈に批判していて読みごたえがあった。その他の方々の提言はどれも……。哲学からの提言にいたってはまるで教育とかけ離れすぎていて別の意味で面白かった。
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ことばの危機 大学入試改革・教育政策を問う (集英社新書)評価59感想・レビュー6