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フィッシュ・アンド・チップスの歴史: 英国の食と移民 (創元世界史ライブラリー)

感想・レビュー
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kamekichi29
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フィッシュ・アンド・チップスの歴史。期限や、どうやってイギリス人の、伝統的な食事とみなされるようになったかなど。もっとくだけた感じのものかと思ってたけど、結構お堅い感じ。文化人類学の本っぽいような考察。
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ルトピエ
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初めてロンドンに行った時、マクドナルドのメニューにフィッシュ・アンド・チップスがあるのを見て「さすがイギリス」と感心したのを覚えている。そんな国民食も、起源はユダヤ人の食べ物で、のちに労働者階級に広まり、その店舗は多くの移民によって経営されてきたとか。でも、こういう異文化・多国籍なところが、かえってイギリスらしいと言えるのかも。なお、ユダヤ人のフライド・フィッシュは冷たいのが普通、という記述に「え~まずそう」と思ったけど、よく考えたらアジの南蛮漬けも冷たいものね。似たようなものかな。
パトラッシュ

熱い漬け物がないように、冷たいフライもないと思いますが。

12/15 12:42
ルトピエ

魚を唐揚げにして甘酢に漬ける「南蛮漬け」の起源は、ウィキペディアによると、スペインやポルトガルの料理「エスカベシュ」だそうです。こちらも揚げた小魚を酢に漬けた、元は保存食。フィッシュ・アンド・チップスも、よくお酢(ビネガー)を振りかけて食べますが、案外どこかで繋がっているのかもしれませんね。

12/15 13:26
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六点
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ユダヤ人の食習慣から始まり、最も英国的な食物に成り上がるも、その担い手は相変わらず移民の手によると言う、まるで*ラーメンと愛国のような、歴史である。なお六点はフィッシュアンドチップスは好物である。コッド(マダラ)を使用すると格別である。
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志村真幸
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 本書は、イギリスの国民食とされるフィッシュ・アンド・チップスの歴史を洗い直したもの。どのようにしてフライドフィッシュとポテトが出会ったのか、トロール漁の発達と生魚の輸送がもたらした革命、個人商店とチェーン店、他のファストフードとの競争など。  重要な視点となっているのは、移民という切り口だ。なかでもフライドフィッシュがユダヤ起源だったことを立証したのは、イギリス社会に恐慌を巻き起こしたらしい。国民食といわれながらも、移民が手軽に始められる業種だったという点も重要だ。
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アナーキー靴下
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フィッシュ・アンド・チップス好きなので、お気に入りの方のレビューで本書を知り読まねばと。そもそもジャガイモがイギリスに来たのが16世紀だから、歴史としては短くて当然なのだが、流れが激しすぎて怯む。産業革命と共に流行るべくして流行ったフィッシュ・アンド・チップス。労働者階級に普及したのもイギリスの階級社会ならではで、流石はオーウェルの『1984』が生まれる国だな、なんて思ってしまう。国民食になるくだりはジョークなのか本気なのかわからない怒涛のコメントだらけで、笑えるけど恐ろしい。浅いようでどこまでも深い。
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金宗泰
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現在各国でその国の代表料理とされてるものは必ずしもその国が源流になってるとはかぎらない。昔はマイノリティーな階層の食べ物で批判の的になってたものも1世紀たてば評価は変わっていたり…ドイツミュンヘンのビールや、北京ダック、四川料理もそう。食べ物ってありふれてて深く考えずに食べてたり、味や料理方がクローズアップされやすいけど、実は人間の歴史や社会の流れと紐づいててプレート1つに乗った料理が近代史の大事なソースになってたりする。
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ようはん
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イギリスの国民食であるフィッシュ&チップスの歴史。19世紀末ぐらいにフィッシュ&チップスが完成されて労働者階級に広まっているが、その背景にはユダヤ人移民の影響で白身魚を揚げる料理が確立しておりまたチップスもフランスの影響とされ、店の経営もユダヤ人や各地域の移民が担う等外国の影響も大きかったのが語られている。
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グラコロ
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フランスかベルギー由来のチップスに対して、フライドフィッシュはユダヤ料理と蔑まれ、貧民や労働者向けと馬鹿にされてきたのに、二つが合体してイギリス代表料理に。あまり知られていないようだけど、イギリスの魚料理は美味しい。北海の脂ののったサーモンやドーバーソウル、スーパーでよく買ったご飯に合うサバの燻製、もちろんフィッシュ&チップスも美味しくてリーズナブルでカロリー十分。貧乏留学生には強い味方。日本のフィッシュ&チップスには違和感があるのは、タラの種類か料理法が違うのか。お願い、ハリー・ラムズデン来てくれ〜。
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kiyochi
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フライドフィッシュ売りたちは、市場からツノガレイやガンギエイなどの安売りされる魚なら何でもと、片っ端から持って行ってしまう。 フィッシュアンドチップスは社会階層の底辺にいる人たちにとって、栄養豊富で安くておいしい食べ物になった。 名高いフライヤーのほとんどは、水で薄めたピュアモルトヴィネガーを使っている。 フィッシュアンドチップスはイングランドの労働者階級の常食として欠かせない食べ物となり、アジアにおける米と同じ役割を担っていた。
kiyochi

19世紀の大半の期間、フライドフィッシュはユダヤ人たちの食べ物として知られていた。 ジャガイモの人気が高まったのは、19世紀前半に起きた穀物価格の上昇が原因だった。

07/21 07:19
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Satsuki
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フィッシュ・アンド・チップスの起源は19世紀後半で、近代漁業や鉄道輸送、氷により生魚が普及したこと、また同世紀前半の穀物価格上昇でジャガイモが広まったことが背景。当初は労働者階級の食べ物として貧困や臭いのイメージと結びつき、やや見下されていたが、20世紀半ば過ぎからは英国内外で「イギリスらしさ」が強調されるようになる。一方で面白いのは、本書ではフライドポテトは仏由来の可能性が高く、また白身魚の衣揚げはユダヤ移民由来だとする。更に持ち帰り店のオーナーにはユダヤ系に加え伊、キプロス、中国移民が多かったという。
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転天堂
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ネタバレ揚げ魚を食べるユダヤ人への匂いによる差別的なイメージは、日本でも同じような言説を聞いてきた気がする。しかし揚げ魚はベイクドポテトとの出会いによりフィッシュアンドチップスとなり、労働者階級の貧しい食事から、エスニシティとしてのアイコンへと昇格する。フィッシュアンドチップスの店をイタリア移民、キプロス人、中国人そしてインド人の様々な移民が支えてきたのも不思議なものである。
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katashin86
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ビアバーでフィッシュアンドチップスを食べながら読んだ1冊。「イギリスらしさ」の象徴と思われているこの料理だが、そもそも揚げ魚と揚げジャガイモはユダヤとフランスの食文化にルーツをもち、英国での店舗経営者も非英国人の移民を担い手としている。たいそうな料理でなく、英国オリジンでもないものが英国を代表するステレオタイプとなっていく、後期近代・消費社会におけるナショナルアイデンティティなるものの形成のいちケーススタディとして楽しく刺激的。
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いなだ豆乃助
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ユダヤ人が関係しているとは知らなかった。
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Y2K☮
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フライドフィッシュはユダヤ系移民の食文化に由来し、チップスもフランスやベルギーから伝わった調理法である可能性が高い。稲作の起源が中国であるように。だが安い値段と高い栄養価で低所得者層の生活を支え、いつしか階級の壁を超えた「英国の国民食」という位置付けになる。普及に際しては鉄道の登場と氷による冷蔵技術の発展、そしてトロール漁の導入が大きな役割を果たした。国を代表するとされる文化の発祥が多種多様な異国のそれからヒントを得ていると知ることは、排他的愛国心や差別的思考を見直す第一歩。個人経営の飲食店を応援したい。
Y2K☮

マテリアル「フィッシュ・アンド・チップスは、提供される量が過剰でないかぎり、競争相手となっている他の多くのファストフードよりも健康的である」「フードスタディーズにはナショナリズムや排外主義が依拠しているステレオタイプ自体を『解体』させる潜在力もあるはずだ」

03/17 09:25
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yyrn
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七つの海を支配し、陽の沈まない帝国を築いて世界中から好きなモノを何でも手に入れてきた大国の国民食が「フィッシュ&チップス」というのもなんだかなあと思っていたが、この本を読んでその理由が少し分かった(納得はしないけど)。要は様々な品々と共にかなりの移民がイギリスに流入し、底辺の暮らしを強いられつつ、安くて沢山食べられて調理の手間も省けるテイクアウトのF&Cが受入れられ、臭いユダヤ人の料理と見下されながらも浸透していった中で、中華料理やインド料理、ハンバーガーなどの外国勢の出現に、一時落ち目になったF&Cが⇒
yyrn

国民に強く意識され、定着していったということか。だからホームズやポアロには登場しないのか?当時だったらローストビーフかサンドウィッチか?

03/03 21:27
yyrn

10年前の大震災時、勤務地がコメどころだったので、昼は何日も会社からおにぎりが提供された。もう見たくもないと思うほど食べたころ、ようやく食堂が復活し喜んで食べに行ったら、カウンターに以前と同じようにおにぎりが出ていたので、食堂のおばちゃんに皆もうおにぎりは食べ飽きているから誰も手に取らないと思うよ、無駄だからやめたらと言うと、おばちゃんが、私もそう思うんだけど、なんかないと寂しいような気がしてつい握っちゃったと言うので、思わずトレイにおにぎりを乗せてしまったが、ソウルフードとはそういうものなのではないか?

03/03 21:31
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パトラッシュ
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ロンドン滞在中はよくフィッシュ・アンド・チップスを食べた。どこにでもある町の軽食堂でプラスチックか紙皿で出される油ギトギトの安物だが、気取ったパーティーで供されるスコーンやキュウリのサンドイッチなどより余程うまかった。そんなF&Cも源流はユダヤとフランスの料理であり、最初は貧しい労働者階級の食べ物とされていたのがイギリスを代表する国民食にまでなった経緯が面白い。その国民食が現在は移民に支えられているのは、発端からすれば当然か。コロナが収束し訪英できるようになれば、またF&Cを現地の店で食べたいと強く願う。
洋書好きな読書モンガー

この創元世界史ライブラリー面白そうですね。歴史好きとしてはそそられる。何冊か買ってみようかな。

05/25 08:25
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―
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???
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Fe
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栢木清吾訳 創元社 2020年9月刊。遠賀町立図書館蔵書。 原書 Fish and Chips: A History, 2014 https://www.amazon.co.jp/dp/1780233612 著者 Panikos Panayi (1962.10.18- ) https://en.wikipedia.org/wiki/Panikos_Panayi ド・モンフォート大学(De Montfort University 英国レスター市)ヨーロッパ史教授(イギリス入移民史研究者)、パニコス・ →
Fe

パナイーさんは英国に移住したギリシャ系キプロス人の家庭に生まれ、妹二人。「1960年代半ば、毎週金曜、フィッシュ・アンド・チップスを食べていた。この習慣は思春期が終わる頃まで続いた。1980年代初めには魅力的なものではなくなっていた。1989年まで実家で暮らしていたが食べた記憶はあまりない。 … しかし、ここ10年で私は子どもの頃の愛を取り戻した。週に一度は買って食べている。」p.3「はじめに」 上記ウィキペディアによれば、"Panayi attracted global attention when

02/05 08:46
Fe

he suggested in 2004 that traditional British fish and chips had foreign origins" なので、 Spicing Up Britain: The Multicultural History of British Food, 2008 https://www.amazon.co.jp/dp/1861893736 https://www.amazon.co.jp/dp/1861896581 の日本語訳も刊行して欲しいです。

02/05 08:47
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MUNEKAZ
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フィッシュ・アンド・チップスの起源から「国民食」となるまでの過程、そしてその社会的な意義まで。ユダヤ系移民が持ち込んだフィッシュフライとフランス発の柏木状ポテトフライの「結婚」から生まれた物語は、イギリス人のアイデンティティにも関わる話で意外と深いもの。移民が由来で労働階級に好まれ、個人経営の店が多いとなると、日本でいえば訳者の指摘にあるようにラーメンのようなものか。現在ではイギリスを代表する料理になっているが、かつては揚げ物の匂いがユダヤ人に対する蔑視として存在していたことも興味深かった。
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paxomnibus
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F&Cが英国の代表料理とされるようになったのは、「1970年代までにあらゆる料理に一つの国籍を割り当て」るようになったからだという。持ち帰り料理の種類が増えるにつれ、英国料理としてF&Cが結びつけられたと。確かにそれ以前に書かれた本では「英国人は決まった時間にお茶を飲む」ものだった。ホームズやポワロがレストランで食事する時にF&Cは出てこない。「英国料理といえばF&C」は確かに70年代の雑誌等で見始めたものだ。ユダヤの揚げ魚と仏由来らしい南米原産のポテトが出会い、今では移民達によって売られている。英国だわ
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をとめ
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電子
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uniemo
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フィッシュ・アンド・チップス好きだし、簡単で子供も食べるからよく作るという単純な理由で読み始めた図書館本ですが、思いのほか深い内容でした。ユダヤ人からの魚のフライの由来や、主に移民による店舗経営が多いことからの差別に関する項目やいわゆる「国民食」となるまでの経緯など料理一つでイギリスの歴史の一部も知ることができたように思えました。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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彼の国にて料理がまずいのは宗教的にフランスのようにエピキュリアンに走ることを潔しとしなかったためというのをどっかで読んで鵜呑みにしてました。産業革命でそこそこ儲けただろうし遠方から茶葉やスパイスを強奪するなどしたのに、なぜ魚とじゃがいもの唐揚げなどという質素な食べ物が国民食になってしまったのか。始まりは物流の発達ゆえだっただろうけれど、国民食にまでなりえたのは産業を支えた移民ゆえ。キドニーパイってなんだモツ煮込みと一緒かよ、と思った私を許してください。ホルモンが”ほる(捨てる)もの”だった、ってのと同じ?
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人生ゴルディアス
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チップスを発明したのは諸説ありつつ概ね18~19世紀大陸で、フライフィッシュはユダヤ人にルーツを持つ(えてして差別的な)料理だったようだ。それがある日、イギリスで二つ組み合わさってフィッシュアンドチップスとなって、イギリスの国民食になったとか。今だったら文化盗用!とかで炎上案件かもしれないので、歴史というのは面白い。というかイギリスの紅茶も18世紀くらいから中国茶の輸入で根付いたものだから、なんというか大英帝国だなって。
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曲月斎
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フィッシュ&チップスといえば、英国を代表する食べ物として定着している。事実ではあっても、来歴は屈折したもの。史実を説き起こす1冊です。生の魚を食べられるようになったのは産業革命で鉄道が生まれてから。ユダヤ人の食事にあった白身魚のフライにフランス由来と思しいポテトフライがくっついて誕生したのがこの一皿。旧植民地から、否、世界中からその食文化を受け入れてきたのが英国。その点で、印度のカレーのように、一皿も多様性の許容というか。一つひとつきまじめに資料を追う展開はどこかモンティ・パイソンを連想させるような。
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amiura
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EUと漁業権交渉中のイギリス。この問題までカバーした改訂版がそのうち出ることを希望。
0255文字
towerofthesun
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もともとユダヤ由来と思われるフィッシュフライとフランス由来と思われるポテトチップス。両者は産業革命や農業改革を経て英国で融合し、労働者階級の安価な栄養源となり、エスニシティの波に洗われて次第に「国民食」となっていく。訳者あとがきにもあったが、同じことは日本におけるラーメンや餃子のように、どこの国や地域でも起きている。まさにそれは文明の交流の一端だ。
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takao
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ふむ
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かすり
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イギリスを代表する食べ物であるフィッシュアンドチップスについて、その歴史を英国史と共に論じる一冊。索引も充実していて研究書としても一級なのが伺える。魚の普及に、交通網と氷、冷凍技術が関連していることは理解できたが、国民食としての成り立ちが所謂プロパガンダであることには驚いた。そもそも、口に入る食べ物がどこ産かどうかなんてどうでもいいのかも。近代以降、国が国としての体裁(ナショナリズム)を整える必要があってフィッシュアンドチップスはそれに巻き込まれたか。読んでいると食べたくなってしまうので、注意。
かすり

最近、アウシュビッツの関連本を読んだこともあり、ユダヤ人に対する差別意識を改めて感じた。移民が手っ取り早く始める商売として、言葉が通じなくても成り立ちやすい飲食店というのは分かりやすい。あと、イートインではなくテイクアウトが主流だったというのも英国の食事に対するドライさを示していてとてもよいと思った。レストランで食べる一流の食事は専門の料理人がするもので、庶民はテイクアウトのファストフードが一般的だったんですね。

11/14 11:56
0255文字
kan143
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今やイギリスの国民食となったフィッシュ&チップスの歴史を紐解いていてみると、近代イギリスのいろんなことが見えてくる。メニューとして成立したのも案外最近だし、イギリスを代表する料理になったのはもっと最近だけど、日本の肉じゃがだのなんだのも明治以降だもんね。大きな違いはエスニシティの問題かな
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ushimanm5
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「英国の国民食」と私たちが普段考えているフィッシュ&チップスの歴史についての本。19世期に登場し、20世紀初頭に労働者、とりわけ貧しい層に普及したフィッシュ&チップスはどこからやってきたのか。魚の衣揚げはユダヤ人の食事に由来し、揚げた細切りのジャガイモはフランスに由来すると語られている。これら移民が持ち込んだ食が、以下に「英国の国民食」の地位を勝ち得たのかという点が非常に興味深い。フィッシュ&チップスの歴史を通じて、国民食とはなにか、グローバル化の中での食と移民の関係について考えるきっかけを得た。
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かーんたや
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階級の再生産や国民意識の醸成等のためご都合主義の意味付けが行われてきたという話を無駄に長くしたかんじ。有閑階級向け
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ちり
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どこか外国由来(フランスかベルギーあたり)と思われるじゃがいものフライと、ユダヤ人料理であったフィッシュフライが合体したフィッシュアンドチップスは、移民が経営するお店も多く、消費層も労働者階級が中心で下に見られていたが、インドや中東などより外来のテイクアウト料理が増えるにつれ「イギリスの国民食」とみなされるようになった。所属意識は相対的なもので、その時々の都合の良いように伸び縮みする。ちょっとウォッチメンのイカみたいな話だなとも思った。
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Hide
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イギリスの食べ物の代表のように扱われるフィッシュアンドチップスと、そこを取っ掛かりとして見えてくるものを描く。民族のステレオタイプ、人やものの流れの活発化など興味深い事柄が色々と。 https://navy.ap.teacup.com/book-recommended/554.html
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クノシタ
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フィッシュアンドチップスの起源から、どうやってイギリスの国民食にまでなったのか、さらに世界各国へ波及した要因などを解説する。
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