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つぼみ (光文社文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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Dubian
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「ヒロミの旦那のやさおとこ」 が印象的。  私 おそらく やせっぽちではなく、自分ではこの三人のなかでニュートラルだと思っているが未婚。  ヒロミ(ドラ)中学のころからジャージ 腕っぷしが強く ドラ声でがっちりしている。  みよっちゃんとのアウトロー3人組だった。 家出をしたと主張する優男の語るヒロミと ドラのイメージが一致しない。何かがちがうとおもいかけたとき、ヒロミが現れ 外見や考え方は変わらないが 母親だった。学生時代の友人って長い不通期間があってもすぐにもどれるから不思議だ
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青(蜂)
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とてもとてもすごくよかった。上手く言えない感情とか気持ちとかをたくさん書いてくれているような。とるに足らない自分でもまあいいか、と思わせてくれるような。あったかい。
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じぇりい
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スコーレno.4を読んだ後だからどうしても最初の3遍に肩入れしてしまう。これから花ひらこうとするまだ「つぼみ」である人々を描いた短編集。「型があんたを助けてくれる」「迷ったら心地いいほうへ」という言葉が印象的。迷ったり悩んだり時には傷ついたりしながらもきっとそれぞれのオンリーワンな花を咲かせていくことだろう。
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水さん
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生まれ変わっても同じ人に会いたいですか。
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マユ
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人や物事と関わるときに起こるモヤモヤとした感情。こんな繊細な部分を感じ取れる宮下さんはとても繊細な人なんだと思う。心に現れるモヤモヤは人と関わって自問自答することで少しずつ解決に向かう。 人は人によって救われ、前を向いて進めるのだと感じました。 本当に優しい物語ばかりでしたが、『まだまだ、』がお気に入りです。 贅沢なのかもしれないけど、全編スコーレNo.4のスピンオフがよかったなと思いました。 最後の話は、主人公に感情移入できず、よくわかりませんでした。
0255文字
はな
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特別でもなんでもない人が、誰かにとっては特別になるんだよ/熱中できる才能。しあわせになれる才能だよ。
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こす
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ささやかな心の変化が心地よく描かれている短編集。 世の中はそんな簡単に白黒はっきりすることばかりではない。むしろこの短編集に描かれているようなささやかな変化が幾重にも積み重なっていて、そういった心の変化を大事にしていきたいと感じさせてくれた。 慌ただしい日常の中で、ふと我に帰ることができる本。
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ミキ
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ささやかな日常の心情の動きがキレイに描かれていました。
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平坂裕子
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「手を挙げて」和歌子の花をずっと見ていた史生。「あの花はすごかった。俺にもわかったよ。やわらかくて、大きくて、とびきりきれいだった。」いいなぁー! 「なつかしいひと」亡くなったお母さんが娘になって、本を選んでくれた。泣けた!
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runahi
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全て短編がすごくいいです。いろいろな女性の、家族や友人に対する思いがみずみずしく、そして繊細に描かれています。女性たちの心の中にグッときます。★★★★★
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スリカータ
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宮下さんの作品は「羊と鋼の杜」以来、2冊目。静謐でありながら温もりのある文体は健在で安心感がありました。といっても、本書は初期の短編集ということに、後から気づきました。「羊と鋼の森」は本書の大分後の作品なんですね。初めの三作は「スコーレNo.4」のスピンオフのようですが、未読でも登場人物が分かりやすく楽しめました。花道部の男子というのもなかなか素敵だなぁ。
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コウ
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迷ったら心地良いほうへ、の言葉が優しくて心がほわっとした。誰かを羨ましく思ったりする事もあるけど、自分は自分で良いんだと変化していく登場人物たちの心の過程に共感。スコーレNo.4も読み返したくなった。
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さいちゃん
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「スコーレNo.4」のスピンオフ物語3編と著者デビュー直後に書かれた3作品の短編集。優しい気持ちでまとめられているほっと感がなんとも穏やかで良い。
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nnsato2003
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○短編集。スコーレNo.4の登場人物の過去は数編だった。予想と違った。
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おうさま
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「スコーレ№4」の続編(?)。平凡な日常、淡々と進む日々が描かれているが、平凡に暮らすというのは意外に難しい。 何気ない日常を描写する上手さは、さすが宮下さんです。
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桜乃
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身近にいる誰かが放つまぶしさに気圧されて、自分はああはなれないとあきらめてしまう。そんな人々にスポットを当てた短編集。6編のうち3編は既刊「スコーレNo.4」とのつながりを感じさせる話でもある。 宮下奈都さんの描く物語は「なんでもないうつくしさ」に溢れているなと思う。はっとさせられ、我がことのように沁みる。本文でも語られているが、言葉にするときの「大事な何かを端折ってしまうような」感覚を真摯な手つきで掬い上げてくれるのだ。 「手を挙げて」「あのひとの娘」「まだまだ、」「なつかしいひと」が特にお気に入り。
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豆腐
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合うか、合わないか 私には合わない作品だった ありがとうm(_ _)m
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aika
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前作『スコーレNo.4』を静かに支えていた人。姿は見えなかったけれど、確かにその周辺に息づいていた人。そんな彼女たちの人生に出会える物語です。完璧な姉にやるせない感情を抱き続けていた叔母さんに訪れる心の変化や、「お豆さん」だった三姉妹の末っ子・紗英ちゃんが素敵な友達を持ち、ひたむきに生け花に向き合っていたり、恋をしたり、悩みながらまっすぐに成長している様子。柔らかなスポットライトに照らされて、どこか自信なさげで頼りなさのある人生が、ささやかに輝いて見えます。そこに心動かされ、共感し、引き寄せられました。
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sora
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迷ったら心地いいほうへ 短編 ほわっとした感じ
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かぼす
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2016年度本屋大賞を取った「羊と鋼の森」の著者、宮下奈都氏の一冊。作者は「スコーレNo.4」や「よろこびの歌」など、若い女性の成長を描く描写が素晴らしい作品が多く、この本も将来や生き方に悩む女性を細やかな視点で描いています。
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もと
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なぜか宮下奈都さんの本はカフェで読み終わることが多い。スコーレNo.4もそうだった。今回も「なつかしいひと」と「ヒロミの旦那のやさおとこ」はカフェで読了。この人の物語はしんどい話でも悪意がないのでほっとする。
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エドワード
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最初に読んだ宮下奈都さんの作品「スコーレNo.4」の主人公・津川麻子の少女時代が出て来る。活け花教室を通じて語られる、麻子の両親と下の妹の紗英の心の機微、サエコと呼ぶ朝倉君との関係がいい。「まだまだ、」って、なかなか深い言葉だね。母が亡くなった悲しみを癒すため、九州の母の故郷へ越す家族を描く「なつかしいひと」。中学生の僕のみずみずしい感情、不思議な少女との交流に心和む。宮下さんの穏やかな眼差しに心惹かれる。幼馴染み三人組の腐れ縁を描く「やさおとこ」。ユーモラスな人物造型とホロリとさせる人情噺が素敵だ。
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mini kapi
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単行本を持っているが、コピーとカリスマ書店員さんの解説であることの帯買い。改めて読むと丁寧な筆致に心が洗われる。善人でも悪人でも完璧でもない、平凡な人が平凡に生きることがこんなにも優しくゆったりと自分の中に沁み入る。カリスマ書店員さんの尽力にも感謝。
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Gonzou82
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なんか、さすが宮下さんと思わせる短編集でした。いろいろ探るとスコーレ№4のスピンオフも混じっているとか。全く気づかず、この短編は全て花に纏わる話なのかと思っていました。細かい心理描写が読み手の想像を掻き立てるようなお話ばかりでした。最後の1編だけが、どう読み取ればいいのか微妙なお話でしたが、心を満たす短編集でした
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ピロ麻呂
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スコーレNo.4…だいぶ前に読んだからストーリー忘れた(^_^;)…6編のうち3編がそのスピンオフ。宮下奈都さんの奏でる文章は美しくて品がある(^o^)サラっと読めちゃいました。
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みつばまる
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スコーレに出てくる人物も出てきたりで楽しく読めます。なつかしいひとは涙がじんわりとでてくる。誰も爽やかで優しいお話です。
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