形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:筑摩書房
形式:ハードカバー
出版社:タサンチェクパン
これを読み終えた日の夜、韓国の大統領が非常戒厳を宣布した。即座に野党のみならず与党の議員も国会議事堂に入り非常戒厳解除を要求する決議案を可決、深夜だというのに駆けつけた数千人の市民が国会前に集結し手を貸した。そんな様子をネットで見て、確かに韓国の人達は黙っちゃいないんだなと納得した。と同時に、日本でこれが起こったらと考えて背筋が寒くなった。
うにさん、コメントありがとうございます。今回の韓国での尹大統領による戒厳令の発令と、それに対する国会議員や国会職員、また普通の人々の動きには非常に胸打たれました。この本でも語られている、韓国の人々の民主化を勝ち取ってきた力、権力の横暴を許しておかない動き、そうしたところに日本と韓国との歴史と民主化の差を感じ取りました。そのようなものの一つの表現としてこの本もあるのだと思います。
いやー、人々は一人一人の集まりなので、まずは自分を振り返り、動くべき時には動かねば!
【追記】日本でも、家庭でも会社でも似たような状況はあるだろう。だが韓国の女性達を縛る窮屈さ、ギスギスした空気は輪をかけてひどい。韓国は出生率も世界最低と聞くが、社会が社会たる体を成していなければ出産~子育てなど出来る筈がない。日本もようやくハラスメント被害を訴える声が上がるようになったが、その行動と今の世を生きる男女の意識の変化が、社会変えて行くのだろう。
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