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絶対に挫折しない日本史 (新潮新書)

感想・レビュー
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Dramaticseimei
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うん、面白い!!日本史全体を巨視的に概要だけ駆け抜けるように描いてくれるのは歴史学者ではない方だからこそ出来ることでもあると思うし、日本史ひいては歴史に興味を持つキッカケとしてめちゃくちゃ面白い本だった。兎に角引用注釈が多いので、むしろそっちの本を読みたくなっている。教科書に載っている歴史はいわば、ただの年表期であり、個人的な思想を極力排除した平坦なものである印象で、この本はそれを踏襲しつつもまずわかりやすいを優先、固有名詞に年代もほぼないというまさに駆け抜けるような疾走感を感じる清々しさがあった!
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夏希
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多分、この本を読んでも日本史に強くなるわけではないと思う。自分も、内容のほとんどを正しく理解したわけではないと感じた。そもそもこの本は、日本史を理解するための本じゃないのかなって思う。 個人的には、日本史のストーリーがどうこうっていうよりも、古市さんの歴史に対する捉え方が面白いと思った。歴史は、時に便利なものとして使われる。うんうん。 今までの歴史を見ても、普遍的なものなんて何一つない。これから日本の歴史はどう変わっていくのかな。 ★★★☆☆
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犬養三千代
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古市くんらしい語り。さらっと読める。「日本史」と言い切るには薄い。もっと違う切り口もあることをにおわせて、次へと誘うのか。読みやすく分かりやすい。のは、以前の古市くんは読者に媚び?たかなあ。
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ベンアル
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図書館本。10分で名著を読んで、著者に興味が湧きタイトルに牽かれて読んだ。中学生までは日本史が好きだったが、それ以降は全く興味が持てずにいた自分でも簡単に読むことができた。日本書紀やサピエンス全史も挑戦したい。
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56513
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登場人物がほぼいないため、日本史でありがちなこれ誰だっけの読み返しもなく、テンポよく読めた。歴史の大枠をつかむのに役立った。だが、もともと歴史上の人物に感情移入することには抵抗ある方ではあったが、これはこれで物足りなくも感じた。
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なかなかクワガタ
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ネタバレ歴史書と言ってもかたくなく、濃縮された日本史を興味深く読めた。
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三井剛一
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「サピエンス全史」に触発された著者が日本史で同様のことをやろうとした作品。筆者の狙い通り固有名詞を極力使わず、歴史を辿ることで、時代の流れがつかみやすかった。収斂→崩壊→収斂の流れで中世が乱世だったことに納得。歴史を誤解していた部分に気づけた。古代政権はフランチャイズ運営」は、わかりやすい。著者の本書にかける気概を感じる素晴らしい一冊。
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夕美夜たえ
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私は古市さんの書く文章、ひいては古市さん自身が好きなのだと気付いた。注釈すらいちいち笑えた(特に5,27,29,330,445あたり)。あとがきだけでも読む価値はあると思う。苦手なはずの日本史を面白く読むことができて感動した。あとは調べてみたら、現在は「絶対に挫折しない世界史」を連載しているということで、そちらも書籍化しないかな。
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つーちゃん
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挫折しなかったよ!ざっくり分かったし、通史もテーマ史も楽しく読めた◎この本の何が良いって、参考文献がどれも面白そうなのよ。根本として『サピエンス全史』が推しって本人も言ってるし、ジャレド・ダイアモンド『昨日までの世界』とか増田寛也『地方消滅』とか、名著がズラリよ。他の本も読んでみたくなる。私、古市さんと友達になれるかもしれん。マックとかで小一時間、サピ全について語り合いたい(笑)
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隠居
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社会学者が日本史!?
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りんごもち
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ネタバレ固有名詞を極力省きつつ、前半は全体の日本史、後半はテーマ毎の日本史が書かれている。歴史は得意じゃないが、大河ドラマを観ていると人の想いが歴史を作っていると考えるところがあり、固有名詞なしにどれほどのことが理解できるかと思ったが、面白い内容だった。特に神話と物語の日本史は興味深かった。昔は年号と単語さえ覚えていればなんとかなったが、今の考えさせる学校の授業(というか共通試験?)ならこの本を読んだらいいと思う。
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静かな生活
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Review Scores 75/100:良書である。
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わかんない
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日本の歴史を古代(西暦1100年頃まで)、中世(徳川幕府が終るまで)、近代(1868年明治時代以降)の3つに分け、さらに2億5000万年後に日本列島が地殻変動により消滅するまでの予測をする通史の第1部。年号、人名が最小限に抑えられているので、なるほど、これは挫折しにくい。コメと農耕、家族と男女、戦争と平和などのテーマ史の第2部は興味のあるテーマから読めば更に挫折しにくいだろう。ともあれ、保守主義者が好んで使う「伝統」というものの多くが太古の昔から伝わるものではないことが改めてよくわかる。
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わんつーろっく
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年号を暗記する歴史に挫折した人へ贈る日本史。細かい固有名詞を減らし、流れもざっくり俯瞰的に捉え、社会学者ならではの視点も面白い。通史編とテーマ史編に分けて、土地と所有の歴史は、「ドラえもんのび太の日本誕生」を引き合いに、分かりやすく納得です。古代、中世、近代この三つの時代の区分だけでもなんとかなる日本史。どんな出来事にも諸説あるので、興味を持ったらそこから理解を深めてって。うん、これ読んだだけで日本史の成績が上がるかどうかはそこね。
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Sun
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☆4
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タルシル📖ヨムノスキー
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確かに挫折せずに読めました。なぜなら年号や人名など受験で頭を悩ませたややこしい事柄はほとんど出てこないから。前半は日本の歴史を古代、中世、近代、現代そして未来と大雑把に分けて解説。後半は「米と農耕」「家族と男女」「戦争と平和」などテーマを絞ってまとめられている。たくさんの資料を引用しながら解説していくのだが、この引用した資料の数の多いこと。注釈が450以上付いた本なんて初めて。情報は盛りだくさんだがさすがは古市さん。スルッと入ってくる文章で通読するとなんだか日本の歴史がわかったような気になるから不思議。
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てつ
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年代を意識させないような配慮はあるが、結果的にこれは一定の知識を持っている人がさらっと読む電車本。後半のテーマ史はそれぞれが一冊の研究書として成立するものなので、知りたい人はそっちを読めば良い。ただこの手の本を書くには相当の文献を当たっているはずなので、古市氏には敬意を表します。
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tomu23
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歴史全体の流れを理解しながら著者の独自の見解も楽しめて面白く読み進められた。表面的にしか勉強してこなかった歴史のイメージに、より人間的な色付けを加えてくれた感じ。第1部の終わりはそれまでの歴史を振り返り未来の展望が述べられているが「(大阪)万博という発想自体とにかくダサい」という一文が特にしびれた。
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於千代
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前半は固有名詞を極力排した通史。後半はテーマ史。後半がユニークな切り口で、こちらが本編という印象。
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うなぎイヌ
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★★★☆☆
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masanw
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なかなか面白く、一気に読めた。つまらない歴史を俯瞰的に記述した良書
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fusarian
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「これは古市憲寿氏による日本版『サピエンス全史』だ。歴史に関心を持つ全ての人に勧める」この佐藤優氏の推薦帯に強く惹かれた。なるほど、歴史専門家ではなく、社会学者が紐解く日本史は、本質をクリティカルに突いており、古市節でバッサリと捌いていく様も軽快で小気味良い。時折織り交ぜられる時事のメタファーや皮肉も年が近いこともあって、ほくそ笑みながら読み進められた。第一部で日本史をわずか150ページ足らずで要約してしまう腕もさることながら、社会学目線の第二部テーマ史編が圧巻。教科書、参考書等と併読推奨です。
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Tomoko
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日本史とは、日本人とは、いつから使える?神話は歴史?教科書に書かれている内容は正しいのか?事実なのか??情報を鵜呑みにせずに疑う姿勢。武士の成り立ちの辺りは、なるほどなと納得。すると共に、疑問に思わなかった自分自身に反省。
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本命@ふまにたす
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通史とテーマ史から構成される日本史に関する一冊。固有名が少なくなっており、その点著者の考えを感じることができるが、論点自体は多数盛り込まれていて、その点ではやや「お腹いっぱい」になりそうな感じがする。
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チョコモカ
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固有名詞を排除して、俯瞰で歴史を捉える。なのに、挫折しかける・・でも、テーマ別(米・家族・戦争)で流れを掴むと面白く読める。日本古来の伝統なんて言い方、自己中心的で胡散臭いんだなぁと疑う考え方を教えてもらった。
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Cinejazz
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歴史の教科書がつまらない理由は、覚える人名や用語があまりにも多すぎること(大学受験のために必要と思われる用語は1万700もある)、古代史や中世史では、権力者の歴史がかりが延々と説明され、大したヤマもオチもない。だが、思い切って固有名詞を減らし、流れを超俯瞰で捉えれば面白くなるのではという発想から生まれでた、全く新しい日本史の入門書。 ・・・外圧から強国に ~〝国がまとまるのは、外敵ができた時だ。北朝鮮がミサイルで危機を煽ると、タカ派の政治家が国力の強化を謳う〟・・・
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ももたら
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「古代」(まとまる)「中世」(崩れる)「近代」(再びまとまる)という俯瞰的な歴史や、時代の雰囲気を追うことができました。これまで「歴史」は、学校の教科書に記載された人名や言葉の暗記作用のイメージがあって、面白くないし苦手意識がありましたが、本書では固有名詞の登場が少ないく、筆者の例えが教科書感を感じさせないことから内容がわかりやすかったです。聞き覚えのある「伝統的な〇〇」が比較的新しいものであったりすることが面白かったです。歴史を知って自分の生き方が間違っていなうような、気持ちが楽になった気がしました。
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じゃんケンシロウ
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出来るだけ固有名詞を出さず、巨視的に歴史を描いた作品。歴史入門書として良作。著者のキャラクターどおりの言い回しや風刺も面白い。
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ちよこ
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なんとか読みきることができた。 基本的に歴史は苦手。でも大河ドラマを見て、歴史を知っていたらもっと楽しめるのに…といつも思う。で、読んでみた。が、だめだ、なんか身に染みてこない。ただ、こういう流れの延長に今の自分たちがいる、という感覚は持てた。過去が身近に感じた。やっぱり歴史を知っている、というには固有名詞が必用だ。
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zag2
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ここ何年かテレビで見かけることの多い古市さん、本を読んだのは初めてです。しかも歴史の本というのは、ご本人も初めて書いたらしい。だからかも知れないが、とても面白い。さらに1ページ毎に付けられている注が、参考文献の紹介だけでなく記述自体面白いのがたくさんある。ちょっと歴史を調べることもせず、この数十年の状況を日本古来の伝統と思い込んで騒いでいる、にわか保守主義者の言説もサラッと斬り捨てていて痛快でもあります。
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マルレラ
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テレビでよくみかける古市憲寿さんが「サピエンス全史」に影響を受けて書いた、日本史全体を俯瞰的に捉えた本。日本史は好きな方ですが、全体像を分かりやすく簡潔に書いた本は珍しいなと思って読んでみました。 古墳時代をフランチャイズ経営に例えたり、のび太の日本誕生を例に土地開発と所有の流れを解説するなど、読者を飽きさせない工夫が随所にみられるとても読みやすい本でした。 受験勉強のために子供が読んで日本史を理解する本というよりは、日本史嫌いの大人が面白さを再発見するための本としておすすめだと思います。
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tdyskd
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比叡山は、織田信長だけではなく、足利義教、細川政元にも焼き討ちされているとは知らなかった。
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わさび
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ネタバレ著者の文章は面白いので、他の新書も読んだことがある。社会学的な視点も入っていたので、現代との比較で考えて読むことができ挫折せず読んだ。小説も読んでみたいと思った。
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茎沢
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たしかに挫折はしなそう。中学校とか小学校で歴史を俯瞰するのは年度末だと思うけど、最初に俯瞰するのも全然ありかも。
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tecchan
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気鋭の社会学者が独自の視点で切り込んだ日本の歴史。古代,中世,近代の大括りで描く通史、米と農耕,土地と所有,家族,戦争と平和などのテーマ史編。確かに分かりやすく挫折しない日本史だった。著者が言うように「権力の正当性を示す歴史」「国民を扇動するための歴史」「科学的な態度を目指す歴史」など、一言で歴史と言っても難しい。
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まるけ
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今月は、積読本を減らそう月間。古市くん流の日本史という事で、挫折せずに、最後まで、読めました。面白かったけど、多分、私は、そこまで、日本史に興味がないんだろうなと思った。
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jent
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縄文弥生時代から大和政権誕生までは、割と詳しく書かれているが、そこから明治維新まで一気に飛び、その後、近現代の農業、家族、土地など問題を歴史を振り返りながら、考察するような構成となっている。軽妙な文章で一気に読めるので、確かに挫折はしないが、日本史をもう一度一から学び直そうと思っている人には、別の本が必要だろう。ただ、平安時代は一夫多妻制が許されていたり、江戸時代には土地を持てず、長男以外は結婚できなかった人も多かったなどという興味深い話も随所にあり、読んで損はしない1冊である。
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Koji
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日本史に挫折したとは思っていないので、新しい視点を見つけるための読書。挫折しないように書かれてはいると思う。
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ほち
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学生のときに読みたかったな〜と思いました。歴史は好きだけど、授業で習う歴史はいまいち繋がりが分からなくて理解できなかったので(私の頭が足りないのが1番の原因ですが( ˆ꒳​ˆ; ))、こういう風に全体の流れを大まかにでも把握できる本と出会えてたらもっと理解しやすかったなと思います。
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Pon
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星3
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