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プリニウス 10巻: バンチコミックス(Kindle版)

感想・レビュー
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nekomatadesu
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皇帝ネロのあたりから読んでなかった。 皇帝ネロを描く必要はあるのだと思うがちょっときつかったので読まなかったが、この巻でネロの死が描かれていると聞いて読むことに。 ネロがどこかおかしくなってしまったのは取り巻きの影響もあるのだろう、ローマ市民の人気取り(ポピュリズムかな)と自分の嗜好の乖離もあるのかな。 この間プリニウスは中東をさまよっていて、レバノン杉の件は面白かった。 次から新章なので楽しみ。
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S_Tomo🇺🇦🇯🇵
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とり・みき氏とヤマザキマリ氏による合作のこの作品も10巻目。ついに暴君ネロの退場となるが、それに至るまでの描写が「誰からも決して好かれることはないいつまでも子供のような哀れな皇帝」であったため、なんとも冷酷にその死を見つめてたような読後感に陥るが、ある意味、この感情は劇中のプリニウスと同じ思いではないかとも錯覚する。そしてローマは短期間のうちに皇帝が次々に代わる激動の時に入るのだが、プリニウス一行はそれとは関係なく見知らぬ世界への旅を進めるのであろうか。日本の漫画でも稀有な本作の旅はまだ続くことを願う。
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KUMAGAI NAOCO
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プリニウス一行はシリアを経ていよいよパルティアへ。まさにローマの多神教とアフラマヅダとヒンドゥー教と仏教まで、色々出てくるし、プリニウスの宗教観がまた素晴らしい。そしてネロついに自決。長すぎた。ガルバ、オト、短命政権の次期皇帝がぞろぞろ控えてる。次巻からどうなるんだろ。
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sakwai
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もはやストーリーよりもとりみき(例によって敬称中点略。敬意の故に)の執拗な書き込みを堪能するために読んでる気が。
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mahiro
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ネロ死す。暴君と言うより自己愛強すぎ精神的脆弱、物事を自分に都合の良い方に考えて芸術家気質のくせに才能の無いという人間が絶対的権力を持ってしまった故の悲劇。巻き込まれた方は迷惑どころでは無かったろうが逃げてあがいた末の最後、平民に生まれていれば人生を全うできたのだろうかと詮無い事を思って見る。プリニウス達はパルミュラで他民族の交流に触れる、ガンダーラ仏教や平たい顔の漢民族にも出会う、ネコちゃん漢方薬にされそうな危機?
mahiro

帽子を編みますさん、プリニウスは古代ローマ好きには面白いですよ~プリニウスがいつも肩にのせてるネコちゃんが市場で薬作り用に売って欲しいと言われ断ったんですが、この頃はまだネコは稀少だったかもですね。

09/27 14:44
帽子を編みます

エジプトの猫のミイラ、ミイラの漢方薬の処方はありますね。効くのか不明ですが、ゾワッとするホラー風味ですね。

09/27 15:23
3件のコメントを全て見る
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atomicchildren
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人間臭いネロ
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Machina Sapiens @人工無能
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ネロ編完。
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nata
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紙で。この巻はやっぱりネロが主役。
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でぐりー@マンガ読み
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honto版にて
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Iwata Kentaro
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本巻、まさに傑作。絵も素晴らしい
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ぱじゃぱじゃ
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プリニウスがやっとパルミュラに辿り着き、東西交易の繁栄と人種の坩堝の中で、言語、文化、宗教、倫理規範、様々な価値観の共存を実感している中、ローマではネロが自死を迎えています。すっかり虚ろになり、ただただ周囲から孤立し空転するネロの姿は生前の行いからすれば当然の帰結ですが、ヤマザキマリさんの筆は残酷なまでにネロを追い詰めていて圧巻です。ネロが愛玩していたオウムが実は幻で、最後にネロ自身が過去に放った暴言を叫ぶくだりは戦慄です。最近はすっかり主人公だったネロの退場で新たな展開が始まる今後がまた楽しみです。
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toriarii
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内乱開始の10巻。そこに至るまでの過程が描かれているけど ネロの最後をしっかり描き切っているのが凄いし、演出を極力排除した描写がエグイ。歴史物語の演出ってこういう悲惨さを中和してちゃんと最後まで読ませる効果があったんだなって思った。今自決しないと晒しものだけどあんた耐えられる?耐えられないよね。じゃあこのナイフで死なないと、俺?何の縁故も理由もないから一緒に死ぬ必要ないよね。さあ、急がないと不味いよって死に様見せられると何というか心理的にキツイ。古代ローマ史好きならこの巻だけでも読む価値あり。
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阿部義彦
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とうとう皇帝ネロの最期の瞬間に戦慄!次巻からは新しい展開が期待できそうです。
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hroko
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ネタバレパルミュラに至るまでの見聞録と異文化との出会い... 中学・高校の世界史の授業を思い出す程度の知識でも楽しめるのが嬉しいです。そして、歴史や自然科学に限らず、もっと勉強したいという動機づけになります。宗教に関するプリニウスの台詞も、それがローマの考え方なら、すごいな、と思いました。 ストーリーは、ついに皇帝ネロの自決に至ります。プリニウスと、どのように関わるのか、楽しみです。
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月をみるもの
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中東を放浪したい。。
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タキタカンセイ
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もう一人の主役のネロが某米国大統領感を醸しつつ大見得を切って遂に退場。ここらへんは歌舞伎や歌劇のよう。 影のように付き従っていたティゲリヌスが某ペンス副大統領に見えてきました。古代ローマが舞台だけど、政治サスペンス冒険漫画なんだと改めて思いました。未読の方はぜひ1巻から一気読みを。
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かつきち
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この作品のネロが本当に魅力的で。正直プリニウスパートよりネロが強烈に印象的。駄目な人とか人間らしい弱い人とか暴君とかまあ全部そうなんだけど、実はいい人要素もなく(純粋で正直な人とは思うが)、語彙力無くてすまないが本当にこのネロは魅力的だった。
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YuriL
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プリニウスとネロ。何とも対照的で、まさに古代ローマ帝国の理想と現実、いやさ暗黒面というか、見事なコントラストを成していた巻だった。途中でメソポタミア神話の神「フワワ」が登場して「フワワ…?」と頭を傾げたが、後からそれは「フンババ」のことだと判明して膝を打ったり。見開きいっぱいに展開される、鸚鵡アケロンのネロへのオウム返しの罵倒はなかなか圧巻というか、凄まじいというか、さすがに少しネロが可哀想に…なるはずがない( ꒪Д꒪) 取り敢えず、プリニウスには出来ることならガンダーラまで足を伸ばしてみて欲しかった。
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Souichirou Takenaka
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さらばズルい皇帝。
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