読書メーター KADOKAWA Group

世界で一番甘い毒 竜王と花嫁、まやかしの恋 (角川ビーンズ文庫)

感想・レビュー
13

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
いと
新着
ネタバレ電子版。 良かった。一味違う番の話。ちょっとダークな雰囲気にほんのりとした甘さ。復讐と迷いとを含んだキスの表現がいい。
0255文字
アマノサカホコ
新着
ネタバレ大阪市図書館。竜に村を燃やされ兄を失い竜に復讐を誓ったヒロインと番いを見つけ喜ぶ竜王ヒーローとの再会もの。大事にされて常に愛情を示し仕事の合間にも顔を見に来て好きで好きでたまらない浮かれているヒーロー。ただし所詮は作り出された偽の番いの匂い。ハピハピウキウキと浮かれて読む話ではないが、偽の番いと結ばれるのか2人はどうなるんだろう...結末が知りたい!と思いながら最後まで読める★★★精霊の出番で笑いを増やし、シリアスな面も泣けるほどの描写があればよかったな。暗い雰囲気は伝わってくるけど
0255文字
シャルル
新着
番(つがい)とはなんなのか?がテーマの物語。 物語に引き込ませる文章と、ライラの心境がどんどん変化していく100回のキス。本当の番じゃないとわかって、ルガーの揺れ動く気持ちと変化…。番じゃないのにどうやって結ばれるだろうという思いと、キュンキュンとドキドキ感から、スイスイ読めました。一回目に読んだときには駆け足気味だとしか思えなかったラストも、色んな人(人以外)たちが、大切な人たちを思う気持ちが込められてて、うるっときました。小説としても恋愛小説としても、満足がいく一冊でした。
0255文字
ミグ
新着
ネタバレ偽りの番となり復讐をとげる、、竜の番設定好きなら是非。 面白かったと思う。 いいところでラピュタのあのシーンを思い出しちゃってwなんとかして欲しかった。
0255文字
ゆなほし
新着
故郷と家族を奪った蒼竜王ルガー、種族を超えて慕う初恋の人に対する唯一の復讐方法は、毒を100日間口付けで与える事だった―。とても読みやすく、切ない愛と復讐の物語だった。竜人、番いなどオリジナリティ溢れる設定が魅力で、ともすればふわふわ軽くなりがちなファンタジー的要素を、「復讐」という根幹がしっかり支えている。命をかけて殺そうとする相手に対する気持ちが、次第に変化する過程が丁寧に描かれており、とことん感情移入してしまい、苦しくなる。伏線や真実も無理のない範囲で上手く落とし込んであり、読後感も清々しい。
0255文字
なつ
新着
ネタバレオススメ度:★★★★ 初恋の竜人は、兄を殺した復讐すべき人にだった。竜人は、番となる一人を一生大切にする生き物で、偽りの番となり、100日間キスをすることで殺そうと企てるが…。 面白くってすぐ読み終わった。儚さを常に感じる作品。 竜人のルガーは甘くって優しくってでも無邪気な一面もあり、見た目が儚さもあり完璧感が凄い。 ライラがキスを数えてる描写のところは切なさを感じて良かった。ライラの葛藤の描写も良い。 ライラの偽りに気づいた時のルガー側の気持ちの変化をもう少し長めに読みたかった。
0255文字
小鳥遊理那
新着
人外、番いという設定と表紙があまりに美しくて購入。番いというものが存在する世界で、番いと偽ってヒーローのルガーに近づくヒロインのライラ。 故郷と家族を奪われた復讐だけで近づいていきますが、触れ合ううちに本当にこの人があの事件を起こしたのかと疑問が膨らんでいきます。だんだんと好意も芽生えていき、「番いでない以上結ばれるのか…?!」とソワソワしてイッキ読みしました。 シリアス展開が続くのでできれば上下巻でゆったりと読みたかった…!こういう話もあるのか!と新鮮な展開でした。
0255文字
かなで
新着
ネタバレ天高くそびえる山の頂上には竜人が住んでいる。その山の麓に住んでいたライラは石を使って精霊と話せる。その日も精霊と話していたライラは蒼い竜のルガーと出会う。髪飾りを贈られ、その日の出会いはルガーとライラだけの秘密となった。二年後、ライラは突然村を焼かれ、たった一人の肉親である兄を亡くす。村に訪れていた薬師シスルに従い、村を焼いた蒼い竜に復讐を誓う。竜人に近づくには番になり、百日間毒を含んだ口づけを行う。だが、ライラは偽りの愛情だと分かっていても、ルガーに優しくされ、恋をしてしまう。仇であるルガーに恋をし、→
かなで

苦しむライラは百日の前に自ら死ぬことを選ぶ。そしてライラは眠りにつくが、番の匂いが徐々に消えていくとルガーの感情もおさまってしまう。番とは何なのか、苦しくも悲しく、優しい話だった。だけど、一冊じゃあまりに少ない!もっと設定を広げて、詳しく書いてほしかった。竜人の番は血の呪いだったわけだけど、どうやって番の匂いを…とか、結局三百年前の話は……とか、様々なところが気になる終わり方だった。あと、最後村人の命をライラの命に上乗せして長寿になるってのはちょっとな…と思った。

11/03 21:11
0255文字
きえ
新着
ネタバレ角川アプリで宣伝されてて、表紙絵の綺麗さに久々にビーンズ文庫を買った。ニヤニヤだけで終わるかと思いきや、後半から増してくるライラの葛藤が苦しかった。ストーリーとしてはあるあるな気がしたし、黒幕がシスルだろうなって察せたけど終わり方良かった。魔女の最後の力を使って命をあげてたら解せぬと思ったけど、亡くなったヴォール村の人の命を背負って生きるとなると感慨深い。ずっと傍にいてくれた風の精霊たち良かったな。ザッカス、良い人なんだろうけど掻き回す役くらいの印象。キーラスはもっと良い味出せたのでは!でも総じて満足。
きえ

血の呪いと言うのなら、色を持つ竜人全員、エステルの民の子孫に惹かれるのではと思ったけどそういうわけではないのかな。

10/24 00:45
0255文字
ころころ
新着
ネタバレ村で兄と二人暮らしのライラ。彼女の住む村では竜人は厄災の象徴のため、かつて一度だけ竜人・ルガーに会ったことは彼女だけの秘密。村長の息子との結婚を控えた前夜、竜が村を焼け尽くし、兄を失ったライラ。復讐を誓いルガーに近付くが…という出だし。 話の流れはすごく好み。初恋の人が復讐の相手で、彼を知れば知るほどその決意が揺らいでいく…、切ない展開がとても良いなぁ。「番い」が実は人為的という発想も面白し、それだから番いの偽物にもなれるというのも納得だけど、一人の竜人だけにそれだと錯覚させる方法はどうやったんだろう?
ころころ

一番気になったのは本物の番いが現れた時、ルガーはその人を受け入れずにいられるものなんだろうか?操られたルガーがライラの首を絞めた時、必死に抵抗はしたけど命令者がやめさせなかったら恐らく…と思うと、番いの魅惑に抗いきれるのかがすごく気になる。

10/11 11:31
0255文字
虚と紅羽
新着
竜王を殺す為その身に取り入れた、自分を100日間だけ『番い』にし、取り入れた者を蝕む薬/毒。100日間キスで与えれば竜王をも殺し、自身を蝕む『番い』の薬を解毒する毒/薬。運命をも偽るまやかしの復讐異種族恋愛譚。 上下巻で出してもっと甘い部分増やして良かったかも。もう一押しが足りない。概ね面白かっただけに、一巻でサラっと終わるのがあまりにも惜しい。上下、多くて三巻ぐらいだしてくれれば確実に文句のつけ所がなかった。 無邪気な精霊達が可愛い……。精霊は総じて竜人よりも上位種族なのがポイント高い。
0255文字
全13件中 1-13 件を表示
世界で一番甘い毒 竜王と花嫁、まやかしの恋 (角川ビーンズ文庫)評価58感想・レビュー13