形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
苦しむライラは百日の前に自ら死ぬことを選ぶ。そしてライラは眠りにつくが、番の匂いが徐々に消えていくとルガーの感情もおさまってしまう。番とは何なのか、苦しくも悲しく、優しい話だった。だけど、一冊じゃあまりに少ない!もっと設定を広げて、詳しく書いてほしかった。竜人の番は血の呪いだったわけだけど、どうやって番の匂いを…とか、結局三百年前の話は……とか、様々なところが気になる終わり方だった。あと、最後村人の命をライラの命に上乗せして長寿になるってのはちょっとな…と思った。
血の呪いと言うのなら、色を持つ竜人全員、エステルの民の子孫に惹かれるのではと思ったけどそういうわけではないのかな。
一番気になったのは本物の番いが現れた時、ルガーはその人を受け入れずにいられるものなんだろうか?操られたルガーがライラの首を絞めた時、必死に抵抗はしたけど命令者がやめさせなかったら恐らく…と思うと、番いの魅惑に抗いきれるのかがすごく気になる。
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