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希望病棟 (小学館文庫 か 46-2)

感想・レビュー
553

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みかん屋
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ネタバレ奨学金とは借金 孤児院ちょと言い方は古いが同じ職場で働いた人が強くなければ大変なんだ! 生い立ちとか聞きましたが全く分からなかった 騙された話も聞いた 生活が違うから分からないが理不尽な世界です
0255文字
20ccmsv6
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後悔病棟の続編ということで、またしても患者の心の声が聞こえる聴診器がでてくるけれども、今作は聴診器の活躍というよりは、癌を克服した2人の女性がそれぞれに生き直すお話だった。底辺にいる女性たちはどう生きていけばいいのか、最後まで解決の糸口が見えなくてどうなるのかと思って読んだ。
0255文字
あつこ
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ネタバレ半日で一気読み。摩周湖先生の話だけど、前回みたいに色んな患者さんではなく、貴子と桜子の話。 絶対貴子の子供だと思ったけど違ったか… まさか聴診器笹田部長から受け継がれているとは。 知らない先生もいるっぽいけど、摩周湖のお母さんもしっていたし、意外と伝統的なものになりつつある? 次の聴診器はルミ子先生で、舞台は刑務所のなか?らしいので気になるな。
0255文字
から
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懲役病棟が面白かったので、こちらも手に取りました。心の声が聞こえる聴診器で物語が進みますが、患者の希望だけでなく、全員の希望が照らされるお話。最後まで読むと、心がほわっと明るくなりました!
0255文字
yoshigon
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聴診器を当てるとその人の心の声が聞こえてくる。という第二弾。摩周湖先生の頑張りもだが、その後の患者さん達もなんか馴染まない。もう一つだった。
0255文字
大和桜289
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ネタバレ患者の心が読めるという特異な聴診器を手に入れてしまった医師の物語という設定は、どこかでもあったように感じつつ読んでいた。医学的にはそのような聴診器の設定にはなじめないけれど、そんなものがあったらと思うほど、医療者としては患者とのコミュニケーションに腐心されているということだろうか。今回作では親に捨てられ児童養護施設で育った女性の施設退去後の自立問題やキャバクラ嬢あがりの政治家婦人による女性の自立支援のための風俗施設開設など、珍しい話材も引きこんで読ませるが、詰め込み過ぎたか最終収束点への経緯が省略気味。
0255文字
まゆこ
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★★★☆☆
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り~
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図書館本にて読了。垣谷美雨サン病棟シリーズ第二弾。“後悔病棟”のラストで聴診器を引き継がれた、これまたルミ子に負けず劣らずのコミュニケーション下手な“摩周湖”と治験を受ける末期がん患者の桜子と貴子を軸とするストーリー。病院の中だけのストーリーではなく、治験により回復したその後の患者のストーリーってのが前作と違う展開でのさすが垣谷サン作品の面白さ。ラストの摩周湖と母の交流はほっこりしたよ。シリーズ第三弾も楽しみ。
0255文字
yupaki
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さて、人生やり直そう。患者の心が読める聴診器を手に入れた黒田摩周湖。癌患者のJK桜子と議員の嫁貴子の心から今までの人生への後悔を聞く。治験により回復に向かい無事退院する二人、今までの生き方を悔い、再度貰った命で後悔を晴らそうとするがそう上手くはいかない。検診でも心を読む摩周湖は二人の心の葛藤に触れてなんとか助けようと奮起する。【感想】賛否呼びそうな話だなー。貴子の動きを是とするか非とするか。。。美談よりに書いてあるのが作者の意思なんだろうけどちょっと微妙な心境にしかならんかも。
0255文字
ゆうあゆ
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医療ドラマとしてみなければアリ
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みなず
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ネタバレ一気読み。『懲役病棟』を先に読んでしまったが、シリーズの中で今作が一番わかりやすく想像できて、納得と同意あり。本作のみの、ドラマ化希望。理想家の偽善者かと思われた由紀子の他の一面を読み、へえ〜、と思う。人の感情は、他人からも見えるもので決めつけられたり、本人にも気がつかないような相反していたり、混合してるものがあるのだ。“桃山さん”が興味深く、もっと知りたくなった。
0255文字
るむ
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心の声が聞こえる不思議な聴診器。その2かな?児童養護施設で暮らす桜子と、国会議員妻の貴子、そして聴診器を活用する医師の摩周湖で進んでいきます。前回より心がザワザワしなくて済んだ気がしますが、生きるってシンドイなと感じました。とはいえ物語なのでご都合主義バンザイです。お母さんと話せるようになってなによりです。
0255文字
MASAKO
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患者の心の声が聞ける聴診器。ルミ子から摩周湖へ受け継がれて…。今回は貧困問題を絡めてあったが、深刻にならずにさっぱりと読めた。最後は大団円でホッコリ。ただ、やっぱり風俗は理解しがたいな。
0255文字
K.S
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ネタバレ前作「後悔病棟」の医師ルミ子から「希望病棟」の医師摩周湖に渡った不思議な聴診器。最新DNA治療でガンを克服した二人の女性、代議士の妻貴子と児童養護施設出身の高校生桜子。世襲代議士の無能さ、戸籍のない子ども、児童養護施設への偏見、奨学金という名の多額の借金。どれも現代の日本につきつけられた課題を提起している。 そして一番衝撃的だった「後ろ盾のなにもない若い女性」がひとりで十分に稼げる道は性風俗しかない、という結論。法の受け皿のない現状では男性の下半身の衝動にたよって身体を売るしかないのか。悔しい。
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まさ
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ネタバレシリーズ2作目。今作の主人公は神田川病院に赴任したばかりの女医、黒田摩周湖。二人の末期癌の女性患者をみている。 先輩のルミ子に促され、病院の中庭で拾った聴診器を使ってみると、患者たちの“心の声”が聞こえてくる。 母親に捨てられ児童養護施設で育った桜子は、大人を信じていない。また、代議士の妻の貴子は、過去に子供を捨てたことが。 遺伝子の治験を受けた桜子と貴子は快方に向かい、自分の人生を生き直すことに。大学に進学するお金がなく進路に悩む桜子と、夫と姑を嫌悪する貴子の人生が絶妙に絡んでいく。 今作も面白かった!
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りゅうのすけ
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病棟シリーズ?第二弾?。誰でもあの時こうしていればとか…あると思います。 振り返れば一歩踏み出していたらなぁ…なんて…笑。しかしそれも含めて人生なのでしょうか。人の心が見えたら…自分がきついかもです。
0255文字
ハル
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シリーズ2作目だが、誤って3作目を購入したため、順不同で読了できた。不思議な聴診器を通して2人の患者の本心、懊悩をのぞき見ながら助力していく。現在の児童養護施設の児童のほとんどが虐待経験があり、入所してからも辛い体験をしている。そして、高卒、退所後の進路は厳しい。現在日本に無戸籍児が存在しているという現実。DV夫などから逃げるため住民票を移せず、健康保険に加入できずにいる女性が現実にいる。自身の経験から目にしており、現在のあまり知られていない世相を今回は描かれ、深く考えさせてくれた。
0255文字
ゆり
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ネタバレこのシリーズ2作目なのを知らずに読んでしまった。患者の心の声が聞こえてくる聴診器を拾った医者黒田摩周湖。末期がん患者の2人の女性が治験を経て快方に向かい、生き方を再度考えて動き出すようなストーリー。 児童養護施設出身の桜子はお金がない中、大学進学について考える。代議士の妻貴子は、民のために働いていない夫に不信感を持ち、選挙で当選しなければいいとさえ思う。他にも 無戸籍問題や議員の世襲問題、貧困問題など社会問題がいろいろ出てきて、考えさせられた。
0255文字
わっくん
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ネタバレ・相手が鈍感だと思うと、こちらも言葉の裏を勘ぐる必要がないから安心していられる。
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べあべあ
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不思議な聴診器を中心にした病院内の話なのかと思いきや、退院した患者の人生へと物語の焦点が移ってゆき、なかなかにあれこれ社会問題を考えさせられ、ちょっぴり小気味よさも味わわせてもらいました。本当に学力や能力がある人材が経済的理由で進学できないのは、コミュニティーとしての損失に思えます。風俗業についても新しい切り口で考えさせられました。
0255文字
chiryuco
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軽快に読めた前作とは打って変わって、タイトルに反して読んでいて苦しい作品だった。桜子や貴子と境遇は違えど、今の自分も「現実を見据えて生きる覚悟」を求められているからだろうか。今の世の中、とことん自分とも現実とも向き合う覚悟が必要だとあらためて感じさせられた。
0255文字
あらたん
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ネタバレまだ若い末期がんの患者が治験に参加して奇跡的に回復し、人生をやり直す物語。人の心が読める不思議な聴診器は今回は脇役。彼女たちの生き直しのストーリーは作者の力もあってとても爽快。柿谷さんは自分でもよくわからない心のうちを表現するのがとても上手い。3人の登場人物が入れ替わりながら語っていく構成も上手い。 でも改めて振り返ってみると生き直しの過程にも奇跡のような出会いがたくさんある。現実にそんな奇跡はそうそう起こらないわけで。だからフィクションの需要があるんだよな。
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ミーナ
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心の声がきこえる聴診器の設定は、やっぱり面白い。後悔病棟の方が、心に残った。
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みちょりす。
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前後逆だけど後悔病棟も読んでみたくなった。
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大和
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面白かった
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jya_ji_jyo
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ネタバレ末期癌から生還を経てからのお話の方が長い。病気が治るだけが希望でなくて、それから生きていくそれぞれの困難への希望のお話。桜子が高等教育の修学支援新制度を使えたのは良かった。正直、風俗でというのはやはり抵抗が有った。けれどユリの様に皆が皆、桜子みたいに優秀で無ければ、明日香も摩周湖の様に裕福な家庭では無い。だから貴子の行いも必要なものなのだろう。それぞれの境地での健闘を祈る。
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paty
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謎の聴診器のお話第二弾。前作のルリ子先生から、赴任してきた摩周湖先生に聴診器がバトンタッチ。自分と同じように花壇の中から見つけてもらいます。見つけさせる流れがやっぱり不器用。憎めない。今回は章ごとに2人の患者と摩周湖先生の視点でストーリーが進みます。高校生と代議士の妻。2人ともガンから回復し、その後が描かれます。前作とはちょっと違って、たられば、よりも生きられるとなって何をしたいか、何ができるかを見つけていきます。だから希望なのね。最後の最後。聴診器の秘密が!面白かった。
0255文字
サクラ
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こんなに都合よく物事は運ばない。そんなこと分かっていてもいっそ気持ちがよくなる1冊ですね。本文より『みんな必死に生きていたわ。』自分以外の人生なんて生きたことないから本当の事なんて分からないけれど、、だからこそ人の人生を大したことではない、とか怠けてるなんてとやかくいってはいけません。
0255文字
k
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病棟シリーズ第二弾。不思議な聴診器はルミ子から摩周湖に引き継がれる。今回は末期癌の患者二人が治験により奇跡的に回復。摩周湖は聴診器を当てながら、その二人の心の内を聞き、自らも成長していく。患者の一人の代議士夫人の貴子の行動には驚かされる。貧困女子を救うためには、確かに搾取のない風俗もありなのか?いや、やはりそういう道を選ばなくても貧困に喘ぐ子供たちが何とか救われる世の中であって欲しい。無戸籍の問題、奨学金という名の借金、議員の世襲等様々な問題を盛り込んだのはさすが垣谷さんという感じ。
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たこ
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ネタバレ病棟シリーズ2巻。今回の聴診器の持ち主は黒田摩周湖。小さい頃から家族との接点も少なく他人とのコミュニケーションに自信がない先生。患者は進学校に通う小出桜子と代議士妻の谷村貴子で、この二人には幼少期の貧困という共通点がある。摩周湖は媒介役で、この患者二人が物語のヒロインかなという印象。他人との関係性に悩む桜子の成長と、持ち前のバイタリティを発揮する貴子。人には誰にでも良い面と悪い面がある。登場人物たちは皆いい人ばかりで、現実にはそんなにうまくいかないとだろうとは思いつつ、それでも楽しい読書時間でした。
0255文字
がんもどき
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ネタバレ末期がんを患った二人の女性とその主治医の医師、三人が主役の話、でいいのかな。医者が摩周湖という一風変わった名前である以外に目立った特徴がないのであんまり主役という感じがしなかった。治験で奇跡的にがんが緩解した患者二人のその後に焦点が当てられているように感じた。小道具の人の心の声が聞こえる聴診器もあまり話に絡んできてない感じがする。前作があるらしいがそんなに食指が動かなかったので読まなくてもいいかと思う。
0255文字
Nami
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末期がんを患う高校生の桜子と代議士の妻貴子。ふとしたことで患者の本心を聴ける聴診器を手にしてしまった主治医の摩周湖先生。3人の目線で描かれるちょっとファンタジーな物語。
0255文字
なおぞう
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ルミ子から摩周湖へと聴診器が引き継がれて話が続く。 なんと聴診器が、部長から摩周湖の母親へ、そして廻り廻って摩周湖へと。 困っている後輩へ渡し、黙って見守っていく、こんな思いやりある医者達だったら信頼できる。
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ゆか
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ネタバレ政治家はみんな貴子さんのお義母さんのように 修行してほしいと思ったー 世襲議員なんて特に庶民の生活を体験してほしいよなぁ 高校生に性風俗を勧めるなんて何考えてるの?って思ったけど、貧困で進学を考えると、、、なんとも言えない気持ちになった。 櫻子ちゃん給付型で進学できてほんと良かったねー!
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れむ
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★★★☆☆
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ひさちゃん
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明け透けにモノを言ってしまう医師・黒田摩周湖。彼女は、胸にあてると心の声が聞こえるという不思議な聴診器を手に入れ、2人の末期癌患者をみていく。母親に捨てられ児童養護施設で育った桜子と代議士の妻の貴子の二人。摩周湖の勧めで治験を受けた2人は快方に向かう。が、生き直すのはそう容易くはない。養護施設には18才までしかいられず、桜子は進学をしようとして経済的な問題が立ちはだかる。健全な風俗の店を立ち上げ経済的な問題を抱える女の子たちを支えようとする貴子。この読書で、社会問題を考えることもできました。
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Ree.
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★★★★☆後悔病棟を2年前に読み、自分の感想を見ると今一つだったようだ。つまり今作の方が私には合っていたのかも知れない。(K病院に赴任した女医・黒田摩周湖は2人の末期癌の患者をみている。病院の中庭で拾った聴診器を使うと患者の“心の声”が聞こえてきた。母親に捨てられ児童養護施設で育った桜子。代議士の妻の貴子は過去に子どもを捨てた。治験を受けた2人は快方に向かい自分の人生を生き直すことに。大学に進学するお金がなく進路に悩む桜子、選挙にしか関心のない夫と姑を嫌悪する貴子)思いがけない方向に話がすすみ面白かった。
Ree.

2024年110冊目。

09/20 21:27
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ゆい
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前作のように今度は寛解した人のオムニバスかと読み始め。あら2人(3人)を掘り下げるのね。ほんとにさぁ、両極端。まさに今。庶民のことなんて知りもしないお坊ちゃま総裁選真っ只中。家業よね、政治屋さんの。貴子のような理念持った政治家はいるんだろうけど有権者が目を肥やさないといけない。変な話よね。
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azuki@コメント禁止
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自分とはご縁がない政治家の家庭事情、児童養護施設のこと、風俗で働かざるをえない女性達のことなどを知れて面白かった。すごく読みやすくて一気読み。懲役病棟もこのあとすぐ読もうと思う。
0255文字
グリーンクローバー☘
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聴診器で患者の本心を聴くシリーズ第2段。医師摩周湖版。代議士の妻(元キャバ嬢)貴子と捨て子で施設暮らしの桜子が末期の癌から遺伝子レベルの抗癌剤で完治する。貧困女性を助けるために安全な風俗店を開業する貴子や大学進学の道を模索する桜子。貴子の義母が貴子の影響で貧困層にまで意識できるようになったのがとてもよかった!年寄りの厚化粧は品がない!確かに…。若くてもだけど。
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