形式：Kindle版

出版社：KADOKAWA

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登録
1026
形式：単行本
出版社：KADOKAWA

本の詳細

登録数: 27登録
ページ数: 256ページ

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感想・レビュー
4

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ネタバレうわーかなり響きました。優しくてもろい主人公を見守るのはつらいんだけど、必ず許されて欲しいと願う。彼も辛かったんだよ。みんな傷ついて生きていてみんな幸せになりたいなんて、そんな大それた願いは持たずただ普通に暮らしたかっただけなのに。それでもこれからの彼らに少しでも光が届きますように。

ナイス ★1

コメント(0)2022/07/13

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辛い。星吾君は優しすぎて辛い。そんなに自分を責めて追い詰めないで。たった14才だった少年に求めすぎる人たちの方が恐ろしい。自分がその立場に立ったときに、どれだけの冷静な判断ができるのか、勇敢な行動を取れるのか考えてほしいと真剣に思った。感情移入しすぎてずっとずっと苦しかった。展開はなんとなく想像できたけれど、結局あり得ないくらい悲しい結末を迎え、最初から最後まで私にとっては救いが無かった。

ナイス ★2

コメント(0)2021/11/19

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被害者側であるのに罪の意識に苛まれ人生を歪められながら生きてきた主人公。消したい過去があって自分ではどうにか乗り越えたつもりでも現代ではSNSが追いかけてくる。自分だけでなく家族までが巻き込まれるいわれのない悪意。考えさせられる小説でした。

ナイス ★7

コメント(0)2021/10/18

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ネタバレ罪か救済か。復讐か赦しか。小林由香さんの作品は常に重たく、気持ちを波立たせる。一つの事件に対して「被害者かつ加害者である」という状況に陥った主人公は第三者による誹謗中傷で家族は崩壊。隠れるように日々を送るが、やがて命を狙われる局面へ。愛する人が現れたとき、罪の意識に閉ざされた心を一枚の絵に託し、解き放とうとするが。物語だから出来すぎたラストを含め極端ではある。ただ現実社会で当事者と無縁な人々による言葉の暴力が横行していることは事実で、それに対する罪と罰はどうなんだと考えずにはいられない。深い作品。

ナイス ★46

コメント(0)2021/08/15

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