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一篇の詩に出会った話

感想・レビュー
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ぺん
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ネタバレ心に残る詩歌から、その人の人生観も見えてくる。その面白さも感じましたし、印象に残るフレーズを記録することの大切さも再確認しました。山崎方代さん、佐藤弓生さんの作品は読んでみたくなりました。
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コスモス
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穂村弘さんの『サスケ』に懐かしくて胸が熱くなりました。出会えて嬉しかった。
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mako
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11名の作家や詩の好きな人たちが、これという一篇について語る。取り上げられる詩やことばが幅広く、何といってもインタビュアーのPippoさんがとても良い。ここからさらに次の道が見えてくる。
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ゆか
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ネタバレ山崎方代、尾形亀之助からの派生読書。一篇の詩との出会いに焦点をあて、11名の方へインタビューをしたもの。西加奈子→山崎方代(茶碗の底に梅干しの種二つ並びおるああこれが愛と云うものだ)ここでもちゃんと高橋新吉の詩「不思議」の「あれは地球の壊れる音ではないか/茶碗の中に梅干しの種が二つある」(詩集 霧島)という詩句に感銘をうけ、この歌をうみだしたとある。後藤聖子→西尾勝彦「ひきだし」(言の森)出光良→立原道造「中学一年生は誰でも」能町みね子→尾形亀之助「泉ちゃんと猟坊へ」宮内悠介→宮沢賢治「告別」が心に残った
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ぷろちゃ
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残念なことに今の私には、詩を味わう感性がなく、じんわり感もピンとくる感じもなかった。それでも、これから詩に触れてみたいと思わせる本だった。ガツンと衝撃を受けたのは、西加奈子さんの言葉「ほんまにそう思ったんやったら、それでええやん」。周りからどう思われるかを考え過ぎず、自分が思ったことを大切にしようと思った。
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nanasibunka
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西加奈子、穂村弘、宮内悠介らに著者が好きな詩についてインタビュー。
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さくら
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Twitterで花本武さんが「ええっー!この本超いいじゃないか…。」って呟いてるの見て読んだ。あまり詩を読むことはなかったんだけど、短いからこそ情景や感情の想像を膨らますことができる面があるところが魅力的で、詩をもっと読みたくなった。辻村さんの言葉が響いた。私も救ってくれたものに恥じない生き方をしよう。
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J
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とても面白かった。詩といっても短歌、歌詞などを挙げる人もいてとっつきやすかった。詩にまつわる話を順繰りに聞いていくだけなので難しい知識も必要なく詩の感想を読めるのがいい。
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vinvin
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ネタバレ近代詩伝道師Pippo(1974東京生まれ女性)が、西加奈子、穂村弘、能町みね子、宮内悠介などさまざまな分野で活動する11人にインタビューし、<一篇の詩>との出会いを聞く。詩との出会いで人生が揺さぶられることもある。①ほんまにそう思ったんだったらそれでええやん:西加奈子⇒山崎方代。②世界全体を含む一行:穂村弘⇒サスケ、奥様は魔女のオープニング。③背中をどん!と押されるような:後藤聖子⇒西尾勝彦。④ひとつの「居場所」になれたらいい:加賀谷敦⇒室生犀星。⑤混沌とした-でも安らぐ場所:前野久美子⇒金子光晴。
vinvin

⑥人生の一部自分の体の一部:出光良⇒立原道造。⑦なにもないから白くて昼です:能町みね子⇒尾形亀之助。⑧もし人生にテーマ曲が望めるのなら:辻村深月⇒大槻ケンヂ。⑨人間を肯定したい人間を愛したい:右手新土⇒ボードレール。⑩悲しみにくれる日々もかけがえのない一日一日:青柳しの⇒堂園昌彦。⑪光のパイプオルガンは弾かれたのか:宮内悠介⇒宮澤賢治。⑫Pippo⇒安永稔和。

11/14 00:28
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琴子
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ネタバレ詩というか大事にしている指針のような言葉たちを教えてくれている オープニングテーマの世界観の凝縮は確かにすごい 西加奈子さんの言う「アホなことしか言われへんけど、それが真実だったりする」言葉は彼女の文章と通ずる気がした 彼女の文章の不思議なあたたかさはここから来ているのかもしれない 尾形亀之助さんと堂園昌彦さん、覚えておこう
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柚木あんづ🍉
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西加奈子、穂村弘、辻村深月など本に携わる人11人の、特別な一篇の詩との出会いについてのインタビュー集。詩だけじゃなく、ナレーションや歌詞を紹介している方も。知らない詩ばかりで勉強になったし、誰が何をという組み合わせも面白かった。個人的には、「室生犀星/小景異情そのニ」「尾形亀之助/泉ちゃんと猟坊へ」が印象的。どの方も、日常に溶けている言葉を敏感にキャッチしていて、アンテナの感度の高さに驚いた。どこから読んでも、「なるほど。これも言葉だったか〜」なんて発見があって楽しい。素敵な言葉に出会いなおせそう。
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すぶたのまるやき
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11人の作家が語る詩のはなし。対談形式で興味はあったものの、詩に興味がなく、作家さん本人に興味がないと、読むのはつらい。本が薄くて詩集のような感じで、今の季節だと桜の木の下で風を感じながら読むのには良い本です。
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風音
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ネタバレ『一編の詩に出会った話』の西加奈子さんの章よかった。山崎方代の短歌について話してる。今は断定するとTwitterとかで批判を浴びるけど、ほんとうに心からしみじみと思ったことなら響くんやなあって話だった。正しさや詩の法則ではない次元で、いまこの瞬間実感した愛なら詩になるんだという話。
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キムキム
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登場する十一名それぞれが一篇の詩との出会いを自身の感性で受け、綴ったエッセイ。今回、"詩は自分だけのもの"という認識を強めるのも、「正しくはないけれども、心に届く言葉」というPippoさんと西加奈子さんとの対談で挙がったような必然の形に近すぎる偶然の存在をうまく捉えた表現などで、よりそのような印象を抱いた気がする。あの時、あの場所、あの時の自分。重なったそのとき、自分に重ねられる言葉にあと何回出会えるのだろうと目を細める。
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リュヌ
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詩といっても短歌あり歌詞ありの広い意味での詩にまつわる話。こんなステキな詞たちを知らずにいたことが少し悔しくもある反面、ここで知った方たちをこれから追いかけることができる楽しみができた。詞は短い言葉だからこそ心を突くことがある。もっと色んな人の詞にまつわる話を読んでみたい。私は尾形亀之助さんが気になりました。
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そらまめ
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mick
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やはり詩は小説以上に人それぞれの受け止め方がされるものなのだと感じた。同じ詩を読んでもその人に与える影響の大きさは違うものだなあ。
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チェアー
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詩は詩集で読む時と単品で読むときとでは感じかたが全く違う。詩集で読む時は波のうねりのようなものを感じるが、単品で読むときは、ゆっくり声を出して読み、その一瞬に作者が感じたことを味わうことができる。 その一瞬が、自分の一瞬とクロスして化学反応が起きたとき、詩はその人のなかに溶けていく。生き方を根っこから変える力を持つ。 能町みね子さんと尾形亀之助の出会いはすごいと感じた。詩がすごいし、それに出会ってしまった能町さんもすごい。詩と人のかかわりを読むのが楽しかった。
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さくは
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「特別な一篇の詩」について11人にたずねたインタビュー集。西加奈子と山崎方代の短歌、穂村弘と「サスケ」オープニングナレーション、辻村深月と大槻ケンヂ(筋肉少女帯)「ノゾミ・カナエ・タマエ」、宮内悠介と宮沢賢治「告別」など。「世界全体がその一行のなかに含まれている」「短歌なんか最初からそれを目指して作るわけだけど、なかなか難しい。目指して、その一行があれば時空間がもち運べる」(穂村弘)。
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kochi
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近代詩の伝道師(又の名は文系ファンタジックシンガー)のPippo さんによる詩に関する対談集。11人のゲストに心に残る一編の詩を挙げてもらい、その詩との出会いや想いを引き出しながら、詩の魅力を導き出してくれる、まさに伝道師の名にぴったりの作品かと。一般的な詩というもののイメージは崩してしまうけど、穂村弘さんのその「一篇」に、実は完全同意^_^ どちらかというと『奥様は魔女』に賛成。このオープニングは、頭に刷り込まれています。山崎方代、西尾勝彦、尾形亀之助と新しい詩にも触れることができるのも刺激になります。
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Butterfly
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"詩の読み方"に苦手意識を持ったのが、小学校6年生の夏。国語の問題に詩が出され、"そんな解釈を求められても"と思った時だった。 11人の紹介する詩、心に響いた事、背景を読み、自由で良いんだと励まされたような気持ちになった。
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