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緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー(Kindle版)

感想・レビュー
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めぐも
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訳者がサピエンス全史と同じ方なので読みやすかった。 この本は2020年上期におけるハラリ氏の寄稿、インタビューの翻訳をまとめたもの。 ページ数は少ないが、その分著者の思考が凝縮されているように感じた。
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Whym555
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気鋭の歴史学者の観点から、今回のパンデミックから人類が学ぶべきこと。単に健康・衛生問題にとどまらず、社会の方向性を大きく変える転機と捉える。
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モクプニ
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科学への信頼、国家間の協力無くして得るものは無い。政治に疎いが、色んな事が分かってきている今の時代に、なぜまだ人々は自分の富や権力に固執して競うのか。
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dragon
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真の感染症対策は、短期の隔離は必要とはいえ、脱グローバル化でなく、分離でなく協力にある。現在施行された施策はパンデミックが終わっても継続されるのことを想定すべき、監視テクノロジーは独裁者の統治のためでなく、個人の健康のために使われるために、中立性、独立性、透明性が高い機関が使うべきと説く。著者が望むようなことになれば良いが。また、イスラエルが早くワクチン打てる現状も情報の政権からの独立性がないこと、軍主導であるから批判的である。
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kentake
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「サピエンス全史」等の著作で有名な歴史学者ユバル・ノア・ハラリが、新型コロナウイルスの感染が世界的な拡大を見せ始めた2020年3月から4月にかけて、欧米の雑誌に寄稿した内容及びNHKによるインタビューをまとめた本。感染が拡大し始めたばかりで、新型ウィルスについての情報が限られていた時期に書かれた文章ではあるが、感染拡大からまもなく一年が経つ今読んでも適切な内容である点に驚く。 特に、健康(感染拡大防止)のためにプライバシーを犠牲にするのはやむを得ないとの考えは危険であるとの指摘には、先見の明がある。
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しゅい
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昨年に書かれた文章です。感染拡大を防止するために一時的に個人情報を無制限に国家に提供するという施策が危険であるという指摘が印象的であった。コロナの危機が収まったときに、元に戻すのが実は非常に難しい。とイスラエルの例で示された。
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O. M.
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パンデミックの渦中に書かれた4本の小論・インタビュー。一貫して、地球規模のパンデミックに対抗するには、信頼に基づく連帯が必要と説く。そうありたいが、現実社会で人はどこまで科学者、企業、政府、メディア、他国を信用できるだろうか?「私たちの一人ひとりが、根も葉もない陰謀論や利己的な政治家ではなく、科学的データや医療の専門家を信じるという選択をすべきだ」
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ロータス
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まずなにより2020年3月の時点でコロナウイルスに変異株が現れるであろうことを指摘していたのに驚いた。そんなに早くから変異株の出現が懸念されていたのに、我々は何も出来なかったし、現在その驚異に曝されている。また、ユヴァル・ノア・ハラリ氏は人間の良心を信じているが、現実はワクチンの獲得競争、政権与党を優先した検査と入院など、命の選別が進んでいる。氏が唱える連帯と協力によるウイルスへの勝利は望むべくもない。私たちに可能なのは、政府による生体監視システムの拒否と警察国家への反抗しかないのではないだろうか。
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森 智貴
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何処かで、読んだり、視聴した内容も入っていたが、このコロナという緊急事態に、人間が理性的で居られるのかを問う。(まあ、現実は絶望的だが、、、)
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おやまだ
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同氏は『ホモ・デウス』で、疫病、戦争、飢餓を人類は克服しつつあると述べていたので、同氏のパンデミックに対する姿勢に不安を持っていたのだが、しっかり修正して、パンデミックを「人類の転換点」と位置づけ、「グローバルな協調が未来の諸問題の解決に役に立つ」という趣旨の発言をされていてほっとした。パンデミックも歴史的な過渡期であるとか言ったら、彼への信頼を失うところだった。
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カンファ
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オンライン用の記事の英訳ということもあり、とても短く、わかりやすい内容でした。感染症の歴史を超高速で概観し、「交通網が発達する以前の中世でも、感染症は猛威を振るった」と指摘した上で、「感染症の流行を抑えるには、国同士の分断ではなく、協力と情報の共有が必要」という主張がなされています。個人的に印象に残ったのは、「毎日2時間瞑想」して、心の平静を保っている、という著者の習慣です。
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ゆうじ
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ただし、相変わらず死に対して中心的な役割を与えている現代のイデオロギーが一つだけある。ナショナリズムだ。‖第二の大きな変化は、監視の性質にかかわるものです。それが今、政府や企業は、皮膚の内側で起こっていることに、より大きな関心を向けています。‖自らしっかり学んで、何が起こっているのか、誰を信じるべきなのかを知り、評価の高い科学の専門家が示す指針に厳密に従うこと。
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助三
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緊急事態宣言中Eテレで道傳アナがハラリにインタビューした番組が面白かったのだがHDD消去してしまって後悔していたところ、本書に文字起こしで完全収録、ラッキー。コロナ過を契機とした民主主義国家による大規模監視社会への継承は傾聴に値する。健康・安全の為に我々が喜んで手放したプライバシーを権力側は危機後も容易に手放さない。国家が個人の情動まで把握することが出来たら(怖)。遮断ではなく協力と情報共有を。著者が言う通りウィルス克服を通して人類が以前より強く遥かに統一した種にならんことを。こんな年の〆に良い本だった。
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WhiteLotus
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著者は言わずと知れた、「サピエンス全史」で名を馳せた知の巨人。現在進行系の世界的パンデミック「中国武漢ウィルス」に対し、その本質である「いつの時代のパンデミックも発生源・感染源は中国」ということには触れず、世界的著名人として「だから、今、我々がなすべきこと」と上から目線で提言を曰う。これが国際社会的大人の対応ということなら大きな間違いに違いない。いずれまた、それも数年も経たずに発生する。SARS,鳥インフル、そして言わずもがな毎年発生する人インフルエンザを鑑みれば分かること。知も地に落ちたな。
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izw
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今年COVID-19の危機がピークを迎えた3月、4月に世界のメディア(タイム、フィナンシャル・タイムズ、ザ・ガーディアン、NHK Eテレ)が、ユヴァル・ノア・ハラリ氏にインタビューした文章をまとめたものである。重複している内容も多いが、政治、経済、科学技術、人間の価値観など、様々な観点からハラル氏の見識が伺える。その中でも、アメリカがグローバルリーダーを退いたことへの痛烈な批判は印象的。また、プライバシーか健康か、グローバリズムかなナショナリズムか、という二者択一の問題設定は間違いだという指摘も鋭い。
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田中はにわ
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サピエンスの全史を書いた人の本である。サピエンスの全史がいかにすぐれた本であるかが証明されたようになってある。人類の信頼と情報共有がいま、ウイルスにためされている。
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フム
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収録されている記事とインタビューは今回の感染症による危機が最初のピークを迎えた3月と4月に行われたもの。記録として購入。あのなんとも言えない不安と恐怖の春から季節は移り変わり、既に木枯らしの季節。突然世界を襲った危機から、時間の経過と共に見えてきたこともあり、慣れてしまって忘れてしまったこともあり、今になって読んで振り返ることができた。大きく世界は変わると思った。でも、変わらないところはあいも変わらずだ。人間の逞しさなのか、愚かさなのか。ハラリが危惧した最新技術による監視社会は着実に進んでいる。
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直次郎
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いまさらグローバリズムを否定しても何も始まらない。知性・教養・科学・倫理を武器として備える人類に希望を持つべきだが、この国の政府や官僚たちに欠けるものばかりと思えるのは残念の極み。ハラリ氏の possitive attitude には尊敬しかない。
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ぱーる
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テレビでやっていた内容の復習として。
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