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Y Koike
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縮約版でもかなりストロングな内容であり、戦争というのを学問として捉えたパイオニア的な一冊と言えそう。戦争は政治の目的という主張はあまりにも有名。汎用的であるがゆえに、様々な事例に応用できそうな雰囲気もあるが、実際の戦闘状態のような霧や摩擦が発生するというのも、戦闘独自の事象のように思える。
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Fuyuki Kawasaki
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戦争の教科書というのが多分適切。 攻撃とは防御とは。戦略とは戦術とはという形で整理している。 訳はこなれており読みやすい。 「戦争は政治の一手段である」という箇所は、かなり後半で出てくる。一方で、大変重要かつ興味深い箇所なので、頑張ってここまで読んでほしい。 戦争の教科書だが、戦略・戦術を理論的に整理しているので、実社会でも役に立つかなという気もする。 なおこれは抄訳なのだが、これで十分なお腹いっぱいになれる。 興味があれば一読する価値はあると思う。
0255文字
エジー@中小企業診断士
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東の孫子、西のクラウゼヴィッツと言われる古典。「戦争とは他の手段をもってする政治の継続に他ならない」「戦争とは相手に自らの意志を強要するための実力の行使だ」「戦争の目的は敵の抵抗力を奪うことである。その意味する要因は戦闘力、国土、敵の意志。戦闘力は撃滅されねばならない。国土は占領されねばならない。敵の意志は挫かれなければならない」軍事的天才とは種々の精神力を調和的に複合したものである。創造性より分析を重視すること、部分的に深めて考えるより包括的に物事を捉えること、気持ちを掻き立てるより冷静でいること。
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okadaisuk8
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孫子はビジネスとか、いわゆる世の「競争」全般に応用できそうな気もするが、戦争論は多分戦争にしか役に立たない笑。しかし、ベトナム戦争で米国が負けたことの説明に使えそうな記述もあったりしてはっとさせられる。それどころか、戦争においては精神も重要な要素であると言うことも含め、ロシアのウクライナ侵攻にも通用する部分がある。
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ゼロ投資大学
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「孫子」と並んで古代軍事戦略論の名著と評されるのが「戦争論」である。「孫子」が戦わずして勝つことを志向したのに対し、「戦争論」は一対一で戦って相手を打ち倒すことを目標としている。戦争は実力の行使であり、敵の抵抗力を打ち砕くことが軍事行動の目標である。
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ひろ
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★★★★★。東洋の孫子とよく比較されるが、個人的には徹底したリアリズムが数百年先の時代のマキャベリとの共通点を感じた。戦争はあくまでも政治の一形態であり、外交に特化したのがマキャベリ、武力交戦に特化したのがクラウセヴィッツというイメージ。「現実はこのように正しく観察されなければならない。戦争の粗暴な部分を嫌悪するあまり、戦争の本質を無視するのは無益であり、本末転倒である。」足元で起きている戦争も決定打に欠けている上、開戦した側の最終目的が見え辛く、どう終わらせるかが難しいと感じた。
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げんさん
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戦争論のバイブルとのことであるが、これだけのボリュームを図表、写真無く読むのは辛い。具体的な例示が少なく、あってもナポレオン戦争、フリードリヒ大王の戦いなので、そうした知識に乏しい読者にはやや厳しい。熟読すればその価値を見つけられるのだろうが、自分にその体力、気力は無かった
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爆撃project
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第一版を訳しているのが良い。いわゆる改竄が解消されているように思う。
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戦争論 縮訳版評価62感想・レビュー8