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天誅組 (講談社文芸文庫)(Kindle版)

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McLean
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所謂天誅組の乱については蹶起するところまでで終わっている。吉村虎太郎を中心として、当初物語体で企画されたが中途より史伝体に切り替えられたとのこと。島津久光の率兵上京と寺田屋事件から始まり、久光、山内容堂という怪物政治家と有馬新七ら薩摩浪士、武市半平太らの土佐勤皇党との確執、一橋慶喜のある意味卑劣とも言える動きに加え、小笠原図書頭の率兵上京によるクーデターの試みも一つのハイライトだ。著者は後書で「私は維新の志士は大体嫌いですが、天誅組の連中は単純で嫌味がなくまたその悲惨な末路が同情を誘います」と述べている。
0255文字
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