形式:単行本
出版社:晶文社
「毒親だけど金は惜しまない」タイプの親の元で苦しくなっている人には響くのかな。でも依存先が親から配偶者に変わっても解決はしないのでは。婚活のためにバリバリな「女子」のふるまいをすること自体がわたしは苦痛。だから依存せずにやっていけているのかもしれないけれど。
物語編は、精神疾患?なにそれ?くらいのメンタルの人が読むと面白い読み物として読めるのかも。
【雑記】借りた従妹、何と来月で30歳になるらしい。俺の中では学生の感覚しかないのだが、働いてからもう十年近くになるって改めて驚いてしまった。のんびりした子なのだけど、この間、女帝叔母に無理やり結婚させられそうになってギリギリで回避したという離れ業をかました奴だ。本人は特に結婚願望はないのだけど、叔母が凄すぎて押し切られたのだ。さすがに叔母も懲りたらしくもう押し付けはしないらしいが。断れたのは、マジで鬱になりそうな顔したので俺がそんなんやめちゃえよって言ったら、それに素直に従ったからだそうだ。
@パグ猫さん 感想ありです✨まあ、そういう感じですね@メディアや周囲の声。従妹が珍しく貸してくれた物ですから合う合わないの前にキチンと読まないとってのがあったので(笑)俺もパグ猫さんのおっしゃる通りだと思います@共感愚痴話は時間の無駄。追記:従妹は独特のリズムと雰囲気が合って何と言うかふわぁ~んとかぽやぁ~んとした感じなんですが結構嫌だったみたいでいつも逆らわない祖母のお側仕え(笑)なんですが、かなり強烈に反発したと本人が言っていました(笑)
それと、作者自身も高身長だったり、家族のスペックがそもそも高かったり…この方だからこそ上手くいったのではないかなという気もする。まあそれでも引きこもってた子供が色々な所に積極的に顔出して社会に関わるだけでも親としてはありがたいよね!
支援者の人々から障害者手帳は取る事を勧められ断った話があったが、取った方がいいんじゃないのかな。精神病なのを告白しないのは良くないと思ったが、「死にたい」と言わないための手段なのかな。相手に全部告白すると、相手に依存して 甘えたくなっちゃうもんね。著者は真面目で努力家だと思う。続編もぜひ読みたい。ついでに才色兼備の著者のお姉様の話を是非著者からお聞きしたい。 特に某大物政治家のお隣に立っていて妾の様にしか見えなった時の話を。
物語編は本当に快文芸で、『坊っちゃん』や初期の椎名誠すら思わせる(自虐的ユーモアが多いが)。読んでいて要所要所で感じさせられるのが、この著者の優しさ。この優しさがあとがきの結語で花開く。今なお不調に苦しんでいたりする著者だからこその差別の無さも光る。たくさん笑わされた本に、私は泣かされてしまった。つらい人、死にたい人達の、一人でも多くがこの本に出会って欲しい。そしてこの著者にはもっと本を書いて欲しい。
もっちさん(о´∀`о)ノ 私もだんだんと、優しい人しか尊敬しなくなりました。
後半のノウハウ集はなるほどと思えることがたくさん。ちょっとした自己管理の話とか、人とのコミュニケーションの取り方とか、婚活しない人でも読んでみて損はない本。
自己愛性人格障害の人たちは保護者的な役割を果たすパートナーを見つけることによって開花することが多いと聞いたことがあるけど、そうした面でもまずは扶養してくれる夫を見つけ、主婦という肩書きを得て尊厳を取り戻し、それから存分に才能を発揮する道を見つけるというのは理にかなっていそう。
結婚制度にはどうしても及び腰になる
結婚しないと死ぬな、やむを得ないと本当に思ったらまた引っ張り出して読もうと思います。
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