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文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩 (双葉文庫)

感想・レビュー
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アルクシ・ガイ
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小説では小人が閑居するとろくでもない事件を起こす。読むたびに思う。私はぜえったいに不善など成さないから、カネと暇をくれと。
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おた
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これは本当に濃い一冊だった。話によっては傍観者側の心理でハラハラしたり、はたまた犯罪者側の(それも精神に異常を来たしている?のも含む)心理を分刻みで体感させられる。幻想世界にいる様な話もあれば、現在も事件にありそうなリアリティーある話もある。本当にジェットコースターに乗っている感覚で一冊読み終えた。しかし私的には「踊る一寸法師」「蟲」は、「人間椅子」「芋虫」を上回る衝撃だった…幼少期に読んでいたら、絶対トラウマになっていただろう…今も家の外から秋の虫が鳴いているのが聞こえ、それも余韻で不気味に感じてしまう
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翠埜もぐら
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江戸川乱歩の推理小説はいかにも古色騒然とし過ぎていてあまり好きではないのですが、「エログロ」は大好物。と言っても戦前から戦後すぐにかけての「エログロ」は、現代の「エログロ」がハバネロなら鷹の爪程でしょうか。そして今回初めて最近評判の「押絵と旅する男」を読了。なんかかわいらしいファンタジーでした。私としてはあまり緊張がが感じられなかったのだけれど。ところで「踊る一寸法師」はエドガー・アラン・ポーの「跳び蛙」が元ネタなのかな?
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芙蓉
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ネタバレ初読ではないが猟奇エロティシズムグロテスクな江戸川乱歩は初めまして。少年探偵団シリーズは読んでたんだけど。「押絵と旅する男」以外は初読。好みは掌編の「白昼夢」あと乱歩と言えばの代表作「人間椅子」や「芋虫」を読めたのがよかった。少年探偵団シリーズも隠し切れない乱歩のエッセンスが入っていたなあとも思う。人間がどんどん硬くなり人形になる話が怖かったなあ「踊る一寸法師」のどんどん狂気が加速していく取り返しのつかなさがいいなあ。
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みやこしあん
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ネタバレ短編12編と鼎談と解説。「蟲」目当て。鏡とか椅子とか再読も多いけどやっぱり変態が突き抜けてて大好き。火星の運河:夢の中の女。鏡地獄:球体の狂気。押絵と旅する男:幸せな兄。白昼夢:奇妙な演説者。人間椅子:リアルすぎる妄想。人でなしの恋:夫の秘密。踊る一寸法師:サーカス怖い。目羅博士の~:月と鏡の魔術。蟲:執着殺人の末路。これは気持ち悪いな(歓喜)。芋虫:最高。防空壕:火の美しさ。お勢登場:かくれんぼの行方。夏の夜ばなし:日本の幽霊の特徴など。【メモ】/【蟲←コミュニティ:狂気に満ちた小説を紹介~】
みやこしあん

【メモ】そこに、すばらしい絵の具が/万花鏡/人外境/魔性の器械/人体模型/閨秀作家/肉塊/惑溺/板の間は血潮の海/ダンビラ/月光の妖術/鏡の影と/生体と死体/冷たいキャンヴァス/死毒/生きた屍/永遠の静止/タブー/人間の方がよっぽど/出方が奇抜/鏡が怖わい/永遠の生物/

06/20 11:34
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沖川あこ
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全部面白いすべて面白い!傑作ばかりがそろった本。でもやっぱり「芋虫」が一番好き。
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翡翠
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何十年めかの再読もあり、初読もあったが、これぞ乱歩!のたうち回りながら凄みを増していく、人の生き様が恐ろしくもあり、また感動を引き起こすという不思議。他の作品も再読しよ!と誓う今宵。
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まさ
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文豪怪奇コレクションの4冊目は乱歩(シリーズとしては第2作)。他の3作より現実に目の前で起こっているかのような印象です。後半に収められている『蟲』『芋虫』そして『防空壕』は特にその思いを強くした。猟奇であり悪い夢を見ているかのよう。でも魅せられてしまう妖しくも美しくもある世界なのだなぁ。最後に収録の「幽霊を語る座談会」がこれまたおもしろく読みました。
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だいふく
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多分、ちゃんと読んだのは初めての江戸川乱歩。 以前から読んでみたかった「押絵と旅する男」が入っていて嬉しかったり、「人間椅子」のラストをやっと知ることができたり、最後の幽霊を語る座談会も興味深かった。「蟲」が凄かった。残虐でもなぜかうっとりしてしまう。まさに暗黒耽美。
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橘
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未読は「防空壕」と対談だけでしたが、既読も何度読んでも面白いなとつくづく思いました。「白昼夢」「押絵と旅する男」「人間椅子」はずっと好き。「防空壕」、酷いものと美しいものは同時に存在する、という感じ。座談会、「お化けがいるなら見たい」というのが微笑ましかったです。
0255文字
ayako
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乱歩の作品は何度読んでも面白い
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お気楽さかい
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★★★★★ ◎「芋虫」◎「蟲」◎「人間椅子」◎「踊る一寸法師」◎「鏡地獄」◎「火星の運河」◎「押絵と旅する男」◎「お勢登場」○「目羅博士の不思議な犯罪」
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モリヤマ リン
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読了。江戸川乱歩は子供の頃から親しんでいた作家だけど、知らない作品もあって、背筋にぞわぞわするものを感じながら読んだ。さすが大乱歩。すごかった。『人でなしの恋』は、立東舎の『乙女の本棚』でやってほしい物語の一つ。
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おぴよ
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タイトル通り、猟奇と妖美の世界。 人間椅子、鏡地獄、目羅博士の不思議な犯罪が好みでした。 夜寝る前に読むと不思議な夢を見るかも。
をかよ

乱歩の変態小説は好き。妖美とは言い得て妙だね。でも人間椅子の夢は見たくないわぁ~!

03/06 18:22
おぴよ

私も好き🐥人間椅子はオチが良いわあ😆私が変な夢を見たのは、ムシ(漢字に変換出来ない)っていう話を読んだ夜だった。。😂

03/07 08:44
3件のコメントを全て見る
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こま
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このシリーズ、続編出してほしいです。
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安土留之
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 一般に怪奇小説は、怪奇な人物、読者とは異質の特殊な人間の物語だけど、乱歩は違う。乱歩の「怪奇」は、ラッブクラフトのように異世界からきた異質な人間や怪物の物語ではなく、私たちの心の内部にもある「猟奇」の物語。だから、猟奇的、変態と思えるような人物になぜか共感できてしまう。これは、乱歩の猟奇的なものを愛好する性癖、そして、乱歩の抜群の心理描写力によるものだろう。  どの作品も50年ほど前に読んだものだけど、改めて乱歩の素晴らしさを認識した。
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まつのは
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乱歩の短編....から“怪奇幻想”の✕✕を✕✕✕したアンソロジー。すでに多くの✕✕✕が編まれて....、この✕✕✕が✕✕✕かもしれません。やはり「✕✕と✕する男」が.....。そして✕✕さの✕✕✕といえば「蟲」が....でしょうか。今、こんな✕✕✕したら、一躍......ね。人間の心の奥底にひそむ欲望、妄想、エロス、狂気…、江戸川乱歩が......、その全てが美しい。。
かっこちゃん

異論な言葉を入れて楽しみました。ニ文字、三文字って漢字だけとか混じりとかあるけどねぇ。面白いレビューでした。けど理解したかは別です。😅😅

02/02 12:07
まつのは

この頃の作品は伏字となっていたみたいですからね。だからって感想も伏字で…は読メをなめるな!と怒られそう。。😅 ちゃんと考えてから伏字にしたのに、もうほとんど忘れました。😆

02/02 13:15
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うさぎや
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実は初乱歩。まさに悪夢のような幻想怪奇の数々! 「人でなしの恋」「蟲」「防空壕」がよかった。
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くろばーちゃん
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悪夢のような作品の連続だった。しかし、楽しめた。今、この悪夢のような現実の中にいるからこそ、このような作品を楽しめたような気もする。特に人間椅子、目羅博士、防空壕、お勢登場が好み。「妖術使いの月光をあびながら、巨大な鏡に映った不忍池を眺めながら、お話ししましょう」なんて酔ってしまいそうな台詞。芋虫は第二次世界大戦後の作品かと思ったが、戦前の作品。あの時代に、こんなにも戦争に嫌悪感を抱かせるような作品が書かれていたことに驚く。当時は伏字になっていた箇所が多かったそうで、どの辺が伏字になっていたのか気になる。
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文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩 (双葉文庫)評価79感想・レビュー21