形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:TOブックス
形式:Kindle版
(続き)スレイヤーズのナーガなどギャグ存在だけどなんでもありなキースをうまく利用しているのは言葉にならない面白さ。隙間編が出るとしたらティッシでトトカンタ防衛戦、エドで原大陸時代とかかしら?
これ、原大陸渡航後も絶対生きてるだろという確信が深まる感じですよね…。ケシオンの記憶と本当の力(の幾分か)と意志を引き継いだ存在が、あんなことで死ぬわけがない…キースだし。でも、そういうのを全部ひっくるめて「なーんちゃって」で全部なかったことにして考察なんてしてしまったこちらをむげにすることもやはり可能……キースだし…。
キース…ケルト語で「森」 ケシオンは森になった。 ちゃんと説明されてたんですね正体。 鳥肌。
マリアベルやハーティアが「獣」の前の段階でオーフェンをどう見ていたのか、という話。マリアベルは全部わかった上で見合いに応じたわけなんですね。寸打まで習得していたとは驚きました。 ハーティアがコンプレックスの塊になっちゃってました。「まともな人は口説かない」「他人に気がある人は口説かない」というポリシーがある…ということは、純情編のキャロル・スターシアってまともな人じゃなかったのか。ハーティアのまともな対人(?)戦闘描写は殆ど初出しかも(真面目な戦闘は邂逅編くらい)。基本は絡め手なんですね。
しかし、クライマックス直前で主人公が気絶して一切登場しないって…思い切った話の構成にしたなぁ。オーフェンやキースの話はハーティアが知らないところでやらないとダメだから、苦肉の策ってことなのかな。シリアスなキースは中々に貴重でした。
TOブックスオンラインストア&応援書店限定特典SS「いつぞ、死の教師は」は、オーフェンがキムラックに来る前、サルアがコルゴンと出会っていた…という話。「コミクロンズ・プラン」の特典SSと違い、ちゃんとしたストーリーものです。
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