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半グレ ―反社会勢力の実像― (新潮新書)

感想・レビュー
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ひるお
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既存の暴力団のように特定の事務所や構成員を持たず、その時々で離合集散を繰り返しながら犯罪を繰り返す“半グレ”。その実態に迫るドキュメンタリー。色恋営業や特殊詐欺、闇金融、暴力の数々。『ギャングース』『闇金ウシジマくん』『九条の大罪』『新宿スワン』といった作品に描かれている世界がそのまま現実だということに目眩がする。自己責任や自助努力が重視され、“今だけ金だけ自分だけ”の価値観が蔓延したことこそ半グレ時代の背景なのではないかという指摘にも頷かされた。
0255文字
緋莢
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図書館本。2019年7月に放送された「NHKスペシャル 半グレ 反社会勢力の実像」を書籍化したもの。〝半グレ”というと、この本の中でも触れられている市川海老蔵絡みの 事件で名前が出た関東連合というのが、自分の中にはパッと浮かびましたが、現実はもっと掴みどころのない、さらに危険な存在になっているようです。第1章「半グレ組織で 〝自己研鑽”する学生たち」は、他の人も感想で書いていましたが、月村了衛『半暮刻』はこの辺を参考にしたんだろうなぁ、と読んでいて感じました(続く
緋莢

大阪のミナミで「アウトセブン」という グループを率いているKとTは、普通に取材を受けたそうですが、放送後に2人とも逮捕されたというのには 苦笑しました。ただ、この2人に憧れる人や、第1章で加担していたものの、逮捕はされなかったために 特に悪いと感じてなさそうな人(月村了衛『半暮刻』の主要キャラの一人は、そういうタイプ) などは危ういな~と思います。

10/11 05:56
0255文字
ひつじ
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立派な事務所を構えてるようないわゆる指定暴力団が段々と衰退し、代わりに台頭してきた「半グレ」グループの実情を追ったドキュメンタリー ヤクザの厳しい上下関係は前時代的と捉えられ、仕事(もちろん違法)の種類や規模によって一時的に集まったり離散したりするフレキシブルな半グレグループが今日の犯罪の主流になってるという とはいえヤクザとの繋がりが全くないわけではなく、資金援助を受けたり反対にあがりを上納したり、自由に動けないヤクザに代わって人を用意して動いたりというようなことをやってるらしい すごく興味深く読めた
ひつじ

半グレが事も無げに「稼いだもの勝ち」「捕まらなければセーフ」とのたまったことについてあとがきに「もはや、モラルの崩壊という生易しいものではなく、あらゆる場面で日本の古き良き価値観が急速に失われつつあるのが、今の時代」とあったけど、日本人に古き良き価値観とかモラルとかいうものが存在してると思ってるのがそもそも幻想じゃない?と思った ちょうどはだしのゲン読んだばっかだから特に思うけど昔から自分たちさえよければいい、異分子は徹底的に排除しようみたいな感じじゃなかった?

09/07 22:43
ひつじ

てか家にテレビがあるだけで受信料ガメに来るNHKが言えた義理じゃなくね笑

09/07 22:45
4件のコメントを全て見る
0255文字
PayPay
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番組を書籍化したもの。中国人がいじめへの怒りと対抗心で結成し、巨大組織になった怒羅権。名門大の生徒が成長と金のため関わったスパイラル事件。割のいいバイトの話に乗って詐欺の片棒を勝がされた人は、その後夫婦で時給900円のバイト生活。違法ビジネスを逮捕されても繰り返す人。外国人、低学歴者、前科者などへの風当たりが厳しいことが原因の一端だろう。大手企業から暴力団まで能力や金銭欲のある者を集め、AIなど最新の技術を用いてウォレットや相場分析のアプリ開発。海外にまで事業を展開する行動力はすごい。
PayPay

取材を受けた何名かの半グレが番組放送後間も無く逮捕されたらしく、血も涙もない。

08/26 22:34
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竹馬
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元ヤンだけでなく、意識高い大学生も半グレとして活動している実態がわかった。ここまで生の声を聞き出せた取材班に敬服。
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ゆりのき
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ネタバレNHKスペシャル《半グレ反社会勢力の実像》2019年7月、大きな反響を呼び、顔出しで取材に応じた者らは、大阪府警におおよそ一か月後に逮捕された。本書の「祇園の半グレ、通称《スパイラル》摘発の事件が、2023年10月刊行の月村了衛《半暮刻 はんぐれどき》と共通している点があるように感じたので読んでみた。女性に色恋を埋め込むマニュアル。最近の《頂き女子りりちゃん》の男性版のイメージ。人を物のように操る、利用する。警察幹部が緊急対策会議を開くほど、インパクトがあった報道だった。
0255文字
わさび
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ネタバレヤクザと堅気のくっきりした境界線が消えている現代日本社会の中で、どのような人が犯罪組織に加担しているのか。半グレ組織で自己研鑽、という京都の大学生たちの事件は当時は大きく報道されていたが事件のその後も読み、反省や更生とは何なのかと思う。被害者の傷は全く癒えず心が痛む。被害に遭わないように気を付けるしかないのか。沖縄末端の男については、貧困と教育、地方の交友関係、若年出産、沖縄の歴史など他の本でも読んでみたいテーマがあった。
0255文字
KsSKY
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暴力団が姿を消していってもまた同じようなというかもっと厄介なものが出てきているという感じ。なかなか難しい…
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ずっきん
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読み友さんの感想から。半グレの中でもジェネレーションギャップあるんだな。若い世代の犯罪への一步を踏み出してる意識がないのが、図太いというか怖い。映像の書き起こしだからか、非常に読みやすい構成。
0255文字
Katsuto  Yoshinaga
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2019年に放送され話題となったNHKスペシャルの取材班による書籍化。関東での事例と詐欺事犯に頁を割いていた『ヤクザ崩壊 半グレ勃興(溝口敦)』を補足するように、京都の色恋半グレやミナミの武闘派半グレ、大阪府警を中心に書かれたルポ。溝口氏のルポとは異なり、本書の半グレは、関西特有のサービス精神もありよく語る。SNSへの顔出し含めて、表面上はメンバーの人とナリが解りやすい点が興味深く、反面、「暴力団と我々が暮らす社会の間にはくっきりとした境界線が存在」しているのに、境界線が解り難い。そこが恐ろしい。
Katsuto  Yoshinaga

(以下は備忘録)■京都で起きた大学生による色恋沙汰にして女子大生を嵌める「スパイラル」事件。“努力”や“成長”といった言葉をちりばめ、女性を篭絡。嵌める方も“自己研鑽”している気になっていた。そして、黒幕は罪に問われず稼いだ金で沖縄にリゾート開発したとか■その沖縄は、特殊詐欺の末端メンバーの供給地となっている■本書に登場時点で30代のメンバーは、20代前半の世代を、「すぐ欲しがる世代。裏切る世代」と評価

08/29 09:25
0255文字
なつ
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「反社チェック」はよく聞きますが、そういえば反社会勢力のことをよく知らないなと思い手に取りました。半グレ組織のマニュアル作成者は、人間の心理をよく理解していると感じました。弱さとか欲望とか。育った環境やタイミングによっては、割とあっさり「半グレ」人生を選択してしまう可能性があるのかも。金と権力が結びつく社会においては反社組織の根絶は難しいと思うので、"反社活動してもメリットはないよ"な状態をいかに作るか、という発想もあるといいのかなと思います。ベーシックインカム導入もいくらか効果がありそうな気がします。
0255文字
ケンタタタ
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2019年7月放送のNHKスペシャル「半グレ 反社会的勢力の実像」の内容を、取材過程や後日談とともにまとめた本。当初は警察もマスコミもその位置付けに苦慮していたが、その暴力性や暴力団とのつながり、形成過程や活動内容(特殊詐欺への関与も)が明らかになるにつれて、あらゆる法律を駆使して取り締まるべき対象に。 東京、大阪のグループ名も紹介しつつ、現役幹部、元幹部、元メンバーなどからのインタビューでその実態に迫ります。しかし、「半グレ」を定義するのは難しく、メンバーの入替りもあって摘発には困難な面も。
0255文字
かんちゃん。
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ネタバレ反社会勢力の実像として、貧困と社会に対しての怒りはわかりやすいものだった。ただ、第一章で語られていた普通の大学生が半グレ組織に溶け込んでいく姿は、ショッキングで特に怖いと感じた。自分たちの行動を自己成長と疑わず、女性をモノとして見ることが普通になってしまった彼らは、今後どんな人生を歩んでいくのだろう。
0255文字
目が悪くてツラいけど読書好き
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あっと言う間に読み終えた。面白いというより恐ろしい。イケメンの大学生たちが戦略的に女性を風俗へ斡旋していたこと、そしてその経験によって成長できたと述べていること、別の件では半グレのリーダー格がSNSで人気者になっていること。現実は小説よりも奇なり。てか結局暴力団との繋がりあるのかよ。。また、沖縄の若者の窮状も綴られていた。「末端の製造工場」との侮蔑的な表現もあった。子供は今欲しくないと、個人的な決意を再度確認した。
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chiro
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怖いなぁ。 表面にはわからないけれど、実は…という人が普通の市民として周りにいるかもしれない。ルフィの事件なんて氷山の一角。金、金、金の世の中の風潮、どうにもならないのか…とため息つきながら読了。
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RIKI
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自分さえよければいい、金を稼げればそれでいい、矜持なしのニューアウトローの生態が粘り強い取材をベースに語られている本書。 平凡人生の私としては、詐欺をする労力とリスクを考えれば真面目に働きなよ、、と呟きながらおやつ片手にファンタジーとして読むにはちょうどいい本。
0255文字
De PalmaX
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コードネーム“ルフィ”が一躍世間を賑わせる中、読了。貧困とヤクザの衰退から生まれた半グレは、SNSや自己啓発的言説を駆使し、今では一流大学の学生からミーハーな市民までを取り込む、魅力的存在にまで成り上がった。社会を信じられない、金を稼ぎたい。そんな絶望と渇望の中で、特殊詐欺や女衒、果ては押し入り強盗まで、組織的な犯行がどんどんと過激に加速化していったのかなどと思った。遅刻や待たせる場面が多い。
0255文字
kawa
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「自分さえよければいい」「稼いだ者勝ち」「捕まらなければセーフ」 今、暴走族や在日外国人集団に端を発する若者(半グレ)集団が、詐欺、風俗、薬物はてはIT、海外原油まで手を広げ、莫大な利益を上げている。そんな実態の一部をルポ。中には下部組織から月に2000万円以上の上納金を吸い上げる猛者もいるそうな。言葉としては知っていたが、これほどとは・・・絶句。
0255文字
L
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京都の大学生のところが面白かったです。
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こうず
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半グレは暴力団と同じく犯罪をシノギとするが、暴力団のように組織化されておらず、非合法ビジネスのために日雇いバイトのようにその都度人員を集めたり、あるいは正業に進出して足がつきにくくしたりしている。関係者には犯罪の自覚がない者も多い。それだけでも脅威だが、半グレに加担してしまう者は、貧困、無知、自己承認を求める者など、何かが「欠けている」というのも気になった。半グレが跋扈する世相は、カルト宗教や悪徳オンラインサロンなど弱者を食い物にするビジネスとも通奏低音で繋がっているように思えてならない
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rista99
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暴力団が弱体化する一方で、「つかみどころのない悪」として水面下で勢力を拡大させる犯罪集団「半グレ」の実像に迫った本。ごく普通の若者たちをグループに引き込み、マニュアルを駆使して短期間で教育し、罪悪感も希薄なまま犯罪に加担させる巧妙な手口が明らかにされている。半グレがはびこる背景には、貧困や差別など、日本社会に根深く横たわる問題があり、SNSの普及が半グレへの入口をより身近にしている現実がある。社会の中で善と悪の境界線が滲んでいき、何気ない日常のすぐそばに何食わぬ顔で半グレが存在している状況に恐怖を覚えた。
0255文字
taras_saco
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なんとなくでしか知らない半グレ組織の内情や警察の対応の変化を知ることが出来た。人心掌握術、インスタグラム、AIによる株取引など、我々のごく近くに半グレはいるんだな
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hiroshi
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本読みな方の感想ブログから。第1章が無性に気持ち悪くて恐ろしい。大阪の半グレグループのリーダー「T」にインスタ経由でファンになり、会いにまで出かけ頬を染める女性の描写に、また胸苦しくなる。何処にでも居る。 キャバクラやガールズバーが入る建物前で客引きする兄ちゃん。それ「本職」?といつも思うけど、仕事の魅力より「チーム」の一員という役割なんだなって、この1冊を読んで考えた。警察は何やってる?と思いがちだが、警察は市民の味方ではなく「法の執行者」。つまり暴対法のように「半グレ」を組織として法が定義できない?
0255文字
桐島陽依
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何となくタイトルが目についたので読んでみた。ヤクザ未満のふわっとした組織体の半グレ。まあなんていうか、出てくるヤツみんな最低です。冒頭の女性を騙して風俗に落としていた連中は(これでも一応)女性の目から見ると吐き気しますね。ただこういうやつらって要領いいんだよな。〇ね!もしくは周囲に身バレしろ、クソが!!…あら、言葉が乱れてしまいましたが、もう全体にそういう暴言吐きたくなるのばっかです。その後出てきた連中も全員自分を正当化する言い訳ばかりなのもムカつきます。こういうのとはかかわらないのがいちばんですね。
0255文字
お茶が好き
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1章の話に出て来る男性側の考え方や生き方が理解できなくて吐き気がするほど人でなし過ぎて怖い。この良さそうな大学に通わせてる親御さんはどう考えるんだろう◆グループの女性を陥れるマニュアルに「仕事に対する実践的な考え方から社会の常識やマナーに至るまで~1人前以上に活躍できる」「PDCA」等並べられていて、所属していた人が「経験が物を言うから大学のうちにいろんな経験をしておきたい(経験が魅力的)」「お金も稼げたしラッキー」て回答しているのが、とても怖い。こういうヒトがしれっと社会人になって良い会社に勤めて
お茶が好き

暴力団ではなく「一般人」が単独、または同じことをしている人と臨時グループを作ったり協力したりで詐欺や暴力や窃盗をしているから、報道が難しくて「不良グループ」とか「半グレ」の呼称になって字面の恐ろしさが減っているところが怖い。警察でも年齢やどこが担当するのかが難しい◆暴力団から外注されたり相互利用関係にあったりもするけど、ふわっとした繋がりで難しい◆5章の内容も酷い。都会の人間は、半グレに関わらず表の社会でも地方の人を騙して犯罪をさせて使い潰すのを止めてほしい

02/11 19:47
お茶が好き

1章は心が貧しくて、2章5章は金銭的に貧しくて、手っ取り早くお金を稼ぎたくて犯罪をしているように読めて、現状の感染症の不景気で離職したり、再就職先が無かったりブラックばかりだったり、賃上げの政策が停滞していることもあって本当に世の中が怖くなってしまう◆真っ当に健やかに生きることの難易度を考えてしまう。場所や縁の問題は有れど、出来る努力はしておくに越したことは無いし、適正な範囲の知識と、知識の正しい使い方は生きるのに大事だと思った

02/11 20:08
5件のコメントを全て見る
0255文字
ツナマヨ
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NHKが半グレにインタビューしたお話。やってることは暴力団と変わらないが、暴力団と違って、取り締まりが厳しくない。いわゆる反社だが、暴力団は減っていて、半グレが勢力を増しているらしい。警察には頑張ってもらいたい。
0255文字
むーちゃん
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読了。一目でそれとわかるほうがまだいい。 一見、わからなく普通の生活の中に組み込まれてると思うと怖い。 まあ、刺激せず、近づかないように暮らしていきたいものです。
0255文字
鳥越
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ネタバレ読んでいると「どこがグレーなんだ、真っ黒じゃないか」としか思えないのだけど、それでもなぜか、本当になぜか、捕まらないんだなぁ。/私の理解力の問題かもしれませんが、そもそも、「半グレ」という名前をつけて特別に取り締まる理由がよくわかりませんでした。半グレと暴力団は違うってことは説明されているけれど、暴力団以外のその他の犯罪組織と半グレの違いがわからなくて……。全ての犯罪組織が暴力団とイコールってことはないと思うのですが……うーん? 私のような初心者にもわかりやすいように、根本的な説明が最初に欲しかったです。
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ぞだぐぁ
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NHKが作った特集番組を元にし、放映後の反響も織り込んだ本。この本でインタビューを受けた人物の何人かは放映後に逮捕されている。 傷つけた相手の事など考えずに自己成長とかのためにやっていたという話もあるが、日本で差別され、集まった中国残留孤児が主体となってできた集団とか仕事もなくあっても給与が安い沖縄の人が利用されているなど、社会保障がもっとあったら関わることはなかったんじゃないかって人も。
0255文字
西風75
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若者は、仲間に流されて反社に手を染めやすい。若い頃はやんちゃでしたと、武勇伝みたいに話す方がいます。それを、反省している人は少ない様に感じられる。反グレは、反社にも登録されておらず、堅気になりすましている非常に危険だと感じました。
0255文字
Y
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自分が知らないだけで、もしかしたらすごく身近に犯罪があるのではないかと恐ろしくなった。しかし、そのような犯罪や犯罪に手を染めてしまう人が生まれる背景には貧困という問題もあるから、すぐにはなくならないのかなとも思う。何をやってもイタチごっこな気もするし、上手く共存する未来もそれはそれで恐ろしいし、でもまあ、このようなドキュメンタリーで客観的に事実に近いものを知ることは無駄ではないと思う。
0255文字
あんさん
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固定した事務所や組織·固定したメンバーを抱えていないだけで、やっていることは暴力団と変わらない。貧困と差別が根底にある。そして市民も都合のいい時にだけ彼らを利用する。「需要があるところに供給がある。違法な風俗のサービスを求めたり、トラブルの解決に半グレの暴力を頼ったりする人がいなくならない限り、半グレもまたなくならない」
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aki
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特殊詐欺が年々高度化していってるのは、技術者などがどんどん流れているからか。
0255文字
コウみん
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半グレはいつからこの社会に忍び込んだか。 ヤクザから半グレになる人から大学生たちに悪の手を伸ばす人たち。 2019年に放送されたのをもっと増やしたないようだが、半グレになった人たちの内面がよく出てある。
0255文字
てまり
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テレビ番組は見てないんだけど、まんまテレビ番組の内容で、いまひとつ系統立ってない感。自己啓発と半グレによる教育の親和性が興味深い。厳しい経験でなければ自分自身の成長に繋がらないというのは、別に半グレじゃなくても職場で言われることですね。非合法でなく、本人たちが嫌がってもいない以上、アウトとセーフの境目はどこなのか。社会ぐるみで倫理観を見失っているせいもあるのでは。終盤に出てくる沖縄の青年、ただずるずる流されただけの彼との対比。
てまり

取材に協力した半グレの人が即検挙されたってのをなんかフツーのテンションで書いてるけどええんかね……とちょっと思った。本人たちがSNSでやってんのをテレビでやっただけだから別にいいのかな?

08/25 18:43
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海燕
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暴力団のようにしっかり組織の体をなしておらず、つながりが緩やかで離合集散を繰り返す。今の若者は、このスタイルの方が居心地がよいのだろう。暴対法の対象にならないため長らく取り締まられずにいたが、市民を巻き込む事件なども起き見過ごすことができなくなり、大阪府警も「あらゆる法令を駆使して検挙」すると、姿勢を変えたという。闇社会の組織に足を踏み入れるのは、経済的、精神的に自立できず依存傾向の強い者が多いのではないか。半グレもその受け皿として機能しているといえる。このような組織は形を変えながら存在していくだろう。
0255文字
本かくよ・よむよ
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10年ほど前に突如として現れた「半グレ」という集団と言葉の実像は、年々、身近な存在になってきている様な印象を受けた。それだけに、「自分さえよければ」や「稼いだもの勝ち」「捕まらなければ問題なし」といった価値観の浸透はとても恐ろしく、今後は人付き合いなども注意が必要だと感じてしまった…。
0255文字
m_bat_h
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のっけから気持ち悪すぎて挫折した。テレビ局がベースだからかもしれないが、取材者の動きは要らない。
0255文字
Shelly O
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暴力団を良しとするわけではないが、暴対法による締め付けが強くなったせいで組員は更に減少し、一般人としての顔と闇社会の顔を使い分けることができる半グレ集団が増えていくと思う。それによって、尻尾を掴みにくい半グレによる悪質な犯罪が増え、日本の治安が悪くなる可能性を拭いきれないと思った。警察を責めることはできないので、個々人の判断力を磨くしかないのかなぁ。難しいなぁ
0255文字
青
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アウトローなヒーローがカッコイイのは、創作の作品の中だけで現実に居たら大迷惑なはずなのに、憧れる人がいる。普通の人ほど憧れてしまうという話には納得。 半グレ 名前は知っていたけれど、詳しくは知らず内情を知ると恐ろしさが分かった。Nスペの動画の方も見ようと思う。 年代を問わず身近にいるかもしれない存在であるため、警戒した方がいいなと感じた。
0255文字
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