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夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF)(Kindle版)

感想・レビュー
67

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りろ.
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面白かったぁ!!ずいんぶんと昔、60年以上前に書かれた作品だったのですね。 主人公の機械オタクさが、恨みもどうでもよくなってしまうし、すごい行動力も持たせてしまうし、でもそれがそもそもダマされてしまった要因でもあるし。 タイムマシン、未来へ行ってしまってたら猫のピートが・・・と考えると、いや、そんなことは本の中とはいえ起こらなかったから考えるのはやめよう
0255文字
たけ
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多少時代を感じさせるが面白かった。タイムリープの原点(?)とも言われているらしい作品だそうだが、後書きにもあったようにいくつかの伏線を入れることで深みも増してよかったと思う。映画も見たけど解釈はなるほどって思ったけど、原作を読むともう少し広がりがあったのだなってわかった。
0255文字
rteak
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1956年に発表されたSF作品。 主人公は1970年と2001年の間を時間旅行する。 古いSFなんてと思うかもしれないが、2023年に読んでも色褪せず、心揺さぶられる話だった。 その証拠に、巻末で知ったが、2021年に日本で映画化もされたらしい。 苦難にあっても決して諦めず知恵で思いを遂げる話はいつの時代でも受け容れられるのだろう。
0255文字
yavℹ︎
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なんともはや、既読とは。道理で。
0255文字
ハル
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これが60年以上前に描かれていたという事実は普通にすごいと思いつつ、令和の人類からすればダンの行動力があまりにもロック過ぎる。猫好きエンジニアがぶち切れて冷凍睡眠にぶち込まれて未来でてんやわんやする辺りが一番面白く、タイムトラベルのあれこれが出てきた辺りから顔を引きつらせるそんな作品/30年後の孤独から友人の娘を唯一の頼りにするのはまぁいいとして、一か八かのタイムトラベルから冷凍睡眠で年の差埋めて結婚まで漕ぎ着けてハッピーエンドは……り、倫理観!
ハル

どんな悪党でも30年経てばこっちが手を下すまでもなく、時が裁きを下してる。というのは良い感じに世知辛さと罰当たり感があってわりと好き。 地の文で語られる猫への執着、未来の描写やそれ適応していくダンの生き様なんかが気合い入ってた一方でタイムトラベル周りの諸々はそりゃもう雑で早回しだったので、後書きでも似たようなこと書いてあったけどマジでタイムトラベルに興味ないんだなこの人って思った(こなみかん)

08/02 05:22
ハル

1970年にしれっと冷凍睡眠やらお掃除ロボットやらが実用化されてる前提で書かれてるのが地味に好きではあったりする。当時読むとこの時点でも未来SFだったんだろうけど、今読むとレトロフューチャーっつーか別次元SF的な味わいがあるから不思議なもんだ

08/02 05:25
0255文字
拓弥
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SF初心者の私でも凄く読みやすく、凄く前向きな物語で、途中悲しくなるシーンはあるが、それを乗り越えると凄く明るい気持ちになることが出来る。 約70年近く前のSFであるため、少々古さは感じるかもしれないが、それでも伝えるべき根幹はどの時代でも変わらない。 自分と自分の愛する家族が、幸せになれる様に、どんな手段を使っても扉を開け続ける。 ひとつだめなら二つ目へ。 全てだめなら、一日寝てまた次の日の一つ目へ。 それの繰り返しで人生は進んでいく。 本当に前向きになれる素晴らしいストーリーだった。
0255文字
yukidaruma
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ネタバレ自動掃除機まさにるんばでしょ!とビックリしました笑ダンの発明は今の時代に照らし合わせてみると実現しているような物もあって面白い。テレビ電話もあるしw30年先の未来へ行って過去に帰ってきてもう一人のダンはどうなってるのか最後の説明がよくわからなかったけど全てうまく行っていたのでホッとしたかな?とても楽しく読めました。
0255文字
Seir
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辛いことがあっても前向きに進むダンの姿に心打たれる。夏への扉は挑戦した先に開けているのかもしれない。
0255文字
honyomuhito
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日本人おそらく夏に開く別世界への扉に弱いのではないかと思うのだ。『時をかける少女』しかり『サマーウォーズ』しかり『となりのトトロ』しかり。なんなら地獄の釜も開く季節だからね。科学は必ずしも人を幸せにはしない。便利な道具がいくら増えても人類の労働時間がそれに比例して減っているとは思えない。むしろその分を余分に働きなさいよ!とプレッシャーをかけられているような気がする。しかしそれでも終盤に語られる一節を強く信じたい。「未来は、いずれにしろ過去にまさる。誰がなんといおうと、世界は日に日によくなりつつあるのだ。」
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はひへほ
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真偽はまだ分からないがドラえもんに影響しているって話を聞いて、読んでみた。王道なSFという感じがしたが、むしろ、この作品が古典として切り拓いてきた道なのかもしれないなと思った。最初は主人公のクセ強いなと思っていたが、エンジニアとしてのかっこよさとピートとのやりとりにだんだん心惹かれていった。約70年前のSF作品で、冷凍睡眠後の世界よりも後の現代に読んだが、十分面白く読めた。
0255文字
きあ
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読み始めは物語に入り込めなく挫折しかかったがなにかの瞬間で物語にとても深く集中できた。思っていた以上に面白くてどうしてもう少し若い頃に読まなかったのかを後悔してしまった。今までSF、特に海外の作品は読んだことは無かったが以前読んだ本の中で紹介されていていつか読もうと長年積読にしていたがようやく読めました。この作品が描かれてから60年立っているとは思えない新鮮な話でした。
0255文字
nonta09
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冷凍睡眠、タイムマシンとSFにはよくあるネタだけど、さも普通に存在している様に描いてしまう作者、翻訳者の力量に感服した。 そして後半一気に伏線を回収しての素晴らしい結末。なぜ名作と呼ばれるかが理解できた。
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みるこおら
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冷凍睡眠で未来へ行く物語かと思ったら、タイムマシンものだった、、、 1956年発表、舞台は1970年から2000年 発表時の未来(1970)からそのまた未来(2000)で目覚め、タイムマシンで過去(発表時の未来1970)へ戻る、それが今から見ると全て過去の時代、というややこしい設定 2022年の視点で見て」、実現していること、いないこと、それも気になるけれど、後半、それまでの伏線が次々回収されていくあたりから一気読みしました
0255文字
mari
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7/10点(再読)
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Yuji Hamano
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おすすめをされて読んだが、実に面白いSFだった
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としくん
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初めて読んだのは18歳ぐらいだったので40年以上前でした。映画の原作として平積みされていたのを購入して再読しました。 巻末の解説によると作品が作られたのは1957年とのこと、初読みの時ですら20年が経っていたとは思いませんでした。 楽しく読み切りました。
0255文字
ま~くん
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勧善懲悪という言葉がある。水戸黄門の「静まれい!この紋所が目に入らぬか」の世界が好きな方には正にうってつけの内容。画期的発明も結婚を約束した恋人も全てを失うダン。彼は失意の内に冷凍睡眠という技術で30年後に目覚める。愛猫ピート、愛すべき美少女リッキーはどうなったのか。そして自分を貶め、不幸のどん底に叩き込んだ奴等に一矢報いることが出来るのか。不朽の名作という言葉に偽りはなかった。現代には床を勝手に掃除するロボット等が普及しつつある。本書初版当時は夢の技術だっただろう。幅広い年代に刺さるであろう物語でした。
0255文字
Ryu
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古典だが、あれやこれや主人公の心の声が可愛くて、まじで機械オタクが伝わる。そして想像力が凄い。こんな作りこんだ主人公がいるからこの作品が面白い。ちなみに、猫の登場が少ないかもねw
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moyoyoyoyomo
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めでたしめでたし。後半の伏線いろいろ繋がった瞬間めちゃ笑顔になってしまった。
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rizu
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SF小説はどちらかと言うと苦手で敬遠していたがさすが時代を超えて読み継がれる本だと思った。読後感も爽快で笑顔になる小説。
0255文字
moon-shot
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新版が出たので、久しぶりの再読(30年ぶり!くらい)。で、結論から言うと、う~む、まあこんな感じだったかなあ。面白かったけど、さらっと読み終えてしまった。やっぱり私はアシモフ派なのかも。最近は猫小説に凝っていて、それで再読したのですが、猫のピートって、言うほど出番は無いですよね?勇敢だけど。ああでも、ルンバの原型(未来型?)が出てきたのにはびっくりした。それ以外の技術や社会の描写も実にリアルで、さすがはハインライン。未来予測はかなりの精度で当てていて、感服です。でっちあげばかりのアシモフとえらい違いだ。
0255文字
きゆすやいかさ
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Jシネマでカンニング。さすがのロングセラー感動。日本版でも原田泰造が良かったぞ!この小説の派生で、色々な映画を見たもんだ。
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けい
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ネタバレコールドスリープ、タイムスリップなど要素としては慣れ親しんだものであった。しかし、技術者ダンを中心とした人間ドラマには引き込まれた。私はSFといったら宇宙というイメージが強いが、こういったスタイルの話もあるのだと読んでみて感じた。SF要素よりもストーリーを楽しめた感じだった。
0255文字
黒木 素弓
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60年も前に書かれたSF小説。古臭さはほとんどなく、テンポが良く楽しめた。
0255文字
1224_2016
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ネタバレ読んだ本に登録に読めなかった本を登録するのだった。/承が長くて転の刺激がオレには難しかった。したがって結を読む頃には力尽き白けていたのだった。/
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ラビー♪
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ネタバレ前から気になってた本。 でも、気になっておいて「やっぱり読むのやめようかな」ってなったけど最後まで読んだ。 ベルとマイルズのやってる事は悪い方。 最後はリッキーと一緒になれたから、これからもリッキーと幸せになってほしい。
0255文字
河瀬みどり
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ロバート・A・ハインラインの代表作にして長年の人気を誇る名作古典SF。タイムトラベルと青年の愛憎冒険活劇を組み合わせた作品の、当時としての斬新さと王道物語としての読み易さは評価できるものの、全体として感情を揺さぶるようなドラマ性が薄かったのは難点。ブログに感想を書きました(https://plastic-castle.work/「夏への扉」ロバート・a・ハインライン-評価2点/小説作家名「ら」行/ロバート・a・ハインライン/)。
0255文字
stki5236
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★★★★☆
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ももこ
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60年ほど前に生み出された物語。そこに描かれた時を過ぎてしまった。ラストで主人公は未来は常により良くなっているはずと語っているが、果たして我々は夏への扉を見つけることができただろうか。 過去へのタイムリープのケースとしてダ・ヴィンチが書かれているのが個人的に面白かった。
0255文字
たゆ
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読み慣れないSFに苦戦したけど、終盤でこういうことか!と納得。最後まで諦めなくてよかった。
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Ryo
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初めてのSF小説で未来と過去の行来きについていくのが大変でした。2回読んでなるほどなと納得できました。主人公の行動には少し行き過ぎた部分もあるように思えましたが、そこも込みで楽しめた1冊です。
0255文字
璃龍
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ネタバレ名作はやっぱり名作だった!面白かった。これはすごい。読了後、タイトルに納得。
0255文字
ムクムク
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予想よりもSF感が少ない印象だった。これが年代のちがいなんだろうなぁと…。文明の発展とともにSF小説も発展してるのだなと。映像化したときに、今の時代にいてわくわくはあるのだろうか?
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ぽぽとびび
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ネタバレSF小説は初めて読んだ。株の話、物理や設計の話はよく分からなかったし、とっても難解だったけれど、なんとかストーリーにはついていけた。 70年代当時の作者が想像する2001年の描写はとても楽しかった。ルンバやペッパーくんやkindleのようなものがあったので、今私は未来に住んでいるんだなぁと実感した。 こういうエンジニアさんのおかげで便利な今がある。
0255文字
アレカヤシ
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ネタバレ川上未映子の「あこがれ」に、この本のことが書かれていたので読んでみたけど。SF?は私には向いていないようでした。この本でおもしろかったのは、「あこがれ」の人物もいっていた、猫の声の表記。(ナーオウ、モーア、ナアウ、ウェアーアなど) 作者は愛猫人だったようです。アンブローズ・ビアスとタイムトラベルを結びつけているところ(389頁)も覚えておく。
アレカヤシ

(誰がなんといおうと、世界は日に日に良くなりつつあるのだ。人間精神が、その環境に順応して徐々に環境に働きかけ、両手で、機械で、勘で、科学と技術で、新しい、よりよい世界を築いてゆくのだ 391頁) 「夏への扉」というのは、やっぱり(明るい未来)のことのようで、作者は、人間の未来について楽観的だったんだなあと思った。

07/31 22:20
アレカヤシ

(ぼくは、リッキーにキスはしなかった。身体に手をふれもしなかった。ぼくは、子供を、やたらといじりたがるほうではなかったし、リッキーも、触れられるのが決して好きな子供ではなかった。ぼくらの友情は、リッキーが六つのときから、こうしたおたがいの個性と尊厳とを認め合うデリカシーの上に培われていたのである 358頁)

07/31 22:22
0255文字
ま。
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映画化の表紙で購入。海外翻訳物は読みづらく苦手でしたが、最後らへんは一気に読んでしまった。映画も機会があれば見てみたいと思う。
0255文字
林檎の葉
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ネタバレ以下の4つの理由から、個人的には期待外れの作品だった。①タイムパラドックス的な面白さが欠落している②主人公の成人男性が、10歳かそこらの少女を庇護対象ではなく恋愛対象として扱い始める③猫の登場シーンが想像以上に少なかった④ペテン師夫婦が社会的制裁を受けていない▼小説が面白かったら劇場版を観ようと思ってたんだけど、原作に魅力を感じられないんじゃどうしようもない……。詳しい感想 https://ringonoha.hatenablog.com/entry/2021/07/15/164337
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