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殺意の設計 (角川文庫)

感想・レビュー
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銀河
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トラベルミステリー以外でも、こんなに面白い作品が書ける西村京太郎氏。 これから西村京太郎に、はまりそう。
0255文字
はんく
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80代で年間20冊もの著作を乱作していた時のものみたいに1冊に丹精込めることのない支離滅裂なガラクタのような酷い作品群と違い本書は油ののった40代にかかれたもので出来はさておきミステリーとしてはまとまった作品になっている。夫の浮気に心乱される妻の心理描写、そして心中未遂事件での夫婦の死までが全体の3分の1で割合上手く書かれている。その後は事件が殺人ではないかと考える警部補の単独事件捜査がメインになるがここでは個人的な嗜好だが犯人を追い詰めるにはもう少し緻密さや精巧な論理がほしい。西村作品の物足りなさがある
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シロくますけ
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ネタバレ「なんかやたらと句点が多くて、文章がブツブツ切れて読みにくい」と思ったのも最初のうちだけ。いつの間にか気にならなくなるのはさすがの西村京太郎。 犯人がほぼ確定してから、前半を読むと被害者の二人が犯人によってあやつり人形の様に操られているのがよくわかる。後半の試行錯誤を繰り返す地道な捜査もいい。
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オーウェン
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画家の田島と麻里子は幸せな結婚生活を送っていたが、田島の浮気を知ってしまう。 友人の井関に相談して、別れるため最後に3人で乾杯するが、田島と麻里子の2人だけ毒によって死んでしまう。 3人いて2人が死んだのだから、犯人は井関に決まっている。 そこをいかに警察が追い詰めていくのかが見どころ。 所々ある違和感の言葉や行動が犯人の仕掛けた罠。 表紙の顔が塗りつぶされた絵もヒントになっており、最後は犯人の独白で締め。
0255文字
coco夏ko10角
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画家である夫がモデルと浮気、夫の旧友に相談し離婚を決意し三人で集まるが…。もし殺人なら犯人は他にいないが動機や証拠は?矢部警部の執念、青葉城跡での緊張感、面白かった。
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sword.t61
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今年は資格試験の勉強が忙しく、久しぶりの読書。リハビリに西村京太郎さんの『殺意の設計』をチョイス。「やっぱりミステリっていいよなぁ」と思わせてくれる良作でした。ジャンル的にはホワイダニット(動機当て)になろうかと思いますが、たまにある「なんじゃそりゃ感」はまったくなく、さすがきうまーく作り上げられているなと感じました。前半は登場人物たちの恋愛観、恋愛模様に胃がキリキリしましたが(笑)、読み続けてよかった。笑 刑事が少しずつ謎を解き明かしていく、まさにミステリのど真ん中を満喫させていただきました。
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まり
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図書館本。面白かった。鉄道のミステリーではなく心理的なミステリー?見方を変えると、こんなにも状況が変わるのかと思ったし人の気持ちは脆い。2人が死んだとなると、そしてそれが殺人だとすると犯人は井関しかない…。でもその証拠がなかなかない。前半に伏線もあって、それが後半にわかりやすく回収されて楽しかった。
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xuehuabing
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西村京太郎の初期作品はあらかた読んだと思っていたが、これは未読だった。ストーリーにも意外性があり、心理描写もおもしろく楽しめた。
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Daisuk
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著者のトラベルミステリー以外の作品は人間臭さが感じられて面白い。本作もアーチストの気持ちが絡み合っている。嫉妬って十分に殺意になるんだなぁと思う。
0255文字
いづむ
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ネタバレこれはもしや、いいように操られているのでは?とか、この死体はXXでは?とか、結構「読めて」しまう部分は多いのだけど、刑事の執念とか犯行告白とかが二時間ドラマ的な楽しさがつまった作品でした。ちょっとした空き時間や移動中に読むのにもぴったり!
0255文字
あさ
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ネタバレおもしろかった!やはり読点の多さが気にはなるものの、前半のメロドラマ展開からしてぐいぐい読ませる。事件が起こる前にだいたい犯人の察しがつくが、最後まで楽しく読めた。潔白を証明するはずの日記が有罪の証拠にもなってしまうというのが良かった。
0255文字
perakichi
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ネタバレperakichi、角川文庫ではなくて、広済堂BLUE BOOKSで拝読…誰かを「利用する」ことについて書かれているように思いました。兄事する、という言葉が出てきたので、角川書店刊行の漢和辞典で調べて、納得しました。ちなみに、兄事と同じ読み方をする友人から「期待ができないような男なら、元気づけやしないさ」って言われたことを思い出してしまいました。彼は、perakichiにとって、「内在する重要他者」のひとりです。期待に応えるべく、んばばばっ!
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桂 渓位
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 犯人がやったことは、許しがたい行為ではありますが、その動機は余りに切なく、人間らしい感情を現していました📕  矢部警部補は、そのまま十津川警部に役柄を移しても話は通りそうです✨  画家の江上風太や、ジャーナリスト風の伊集院晋吉など、味わい深いキャラが多いのも印象的でした✨
perakichi

人間らしい感情…大事にすればいいんですよね?失感情症という指摘をまともには受けたことはありませんが、自分なりにのめり込んでいても「傍観者のくせに!」と、排斥されたことを思い出します。こう言ってくれた人にとって、どうすることが、傍観者ではなかったのでしょうか?過ぎはよくないとしても、折り合いなんでしょうか?ただ、その人の口癖のひとつ「わたしの仕事じゃない!」が、繰り返されています。その人にとっての仕事とは?perakichiにとっての仕事とは「困っている人を、さらに困らせない」なんですけどね…

04/18 06:39
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まひはる
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三年目の浮気から殺人事件へ―― 新進の画家の田島と結婚して3年たったある日、夫の浮気が発覚した。妻の麻里子は、夫の旧友である井関に相談を持ち掛けるものの、心惹かれていく。三人で集まった際、田島夫妻が毒殺される――。
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一式隼
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氏の初期長編と言ってよいであろう作品で、登場人物もほぼ最低限、オーソドックスな展開で、振り幅の大きい「どんでん」はないものの、丁寧に展開する印象、語り口は暗めで地味だが、氏の初期作品の代表的な特徴でもある(よね?)。 結末、もう少し短く終わった方がテンポ良くて好印象な気がするが、とにかくミステリの常套手段を押さえた手堅い構成が持ち味か。なかなか良いと思う。 十津川ものは破天荒なのが多いが、初期は手堅い作風だなぁ、と感じることが多い。
一式隼

ドラマ化については、十津川シリーズには思いの外、駅爆破や列車爆破もの、トレインジャックものといった、劇場型の物語も多数書かれていますので、十津川役(舘ひろし)、亀さん(神田正輝) の石原軍団なキャストでバンバン銃も撃ちまくる武闘派なやつを見たいと思っていました。

04/21 00:57
perakichi

にゃるへそっ!

05/14 08:34
6件のコメントを全て見る
0255文字
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
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令和3年 1月25日 改版初版。。。14冊目なのですでに他文庫で読んでいる。って角川か
0255文字
おもたろう
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駅のキオスクで買って、新幹線の中で読んだ。テンポよく、読みやすかった。
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ひつじ
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ネタバレ心中か殺人か。初期段階で犯人は判明するが、動機が最後まで明かされない。とはいえ衝撃的なラストでもなく、緻密な計画の中に犯人の葛藤や割り切れない感情が覗く。その感情が酷く人間らしい。
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