形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:エクスナレッジ
形式:Kindle版
■平清盛の末弟平忠度は和歌に優れ、藤原俊成に師事していたとされる。1183年、源氏に追い詰められた平氏が都落ちする際、平忠度は藤原俊成の家に赴き、自身の歌が記された巻物を託した。その翌年に忠度は一の谷の戦いで戦死した。藤原俊成は『千載集』を撰集した際、「故郷の花」という題で詠まれた平忠度の歌を載せた。しかし、朝敵となった忠度の名は出さず、詠み人知らずとしたという。「一首でも選んでもらえたら、あの世からお守りする」と言った忠度の加護のおかげか、俊成はその後91歳まで長生きした。
■「沖の石の讃岐」と称された二条院讃岐の父であり、大江山の酒呑童子退治伝説で知られる源頼光の子孫でもある源頼政。彼は保元の乱・平治の乱において勝者側に属し、源氏でありながら平清盛の信頼を得た。頼政は近衛天皇に仕えていた際に御所の上空に現れた鵺を弓で退治した逸話が有名である。1180年、安徳天皇の即位や平氏政権に不満を持った以仁王とともに頼政は平氏打倒の兵を挙げるも失敗。宇治平等院にいたところを平氏に攻め込まれ、自害した。享年77歳。
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ 歌仙ちゃんを見に永青文庫に行ったとき、忠興がガラシャちゃんに贈った、手作りの扇型百人一首で展示されてたのがこの歌でウアアアアアアってなった思い出 #5月27日は百人一首の日なので好きな歌をつぶやいてみる
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