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百人一首 解剖図鑑

感想・レビュー
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猫
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ネタバレ図書館本。2025年一発目。百人一首の一首一首を意味、著者のあれこれや時代や社会の背景などを「解剖」した本。綺麗な挿絵とわかりやすい解説でとっつきやすい。歌そのものより、時代背景のあれこれを面白く読んでしまった。
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水色さくら
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ネタバレ◎/すごい情報量。子どものときに意味ではなく音で覚えたものだから(もうほとんど忘れてるけど)、意外と意味をわかっていない歌が多い。作者も意識していないから、「あらこの歌あなただったの?」ということも多い。紫式部と賢子が並んでいるのも改めて知ったし、大河ドラマで割と最近亡くなった三条院の存在も初めて意識した。イラストがかわいかったです。
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tyfk
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このシリーズ、建築関係がやけに充実してるなと思ったら、エクスナレッジって「建築知識」の版元だったのねと
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すいれん
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わかりやすいし、官位表、系図がとても便利。入門編のようでかなり専門的。コラム欄の六歌仙、三十六歌仙の一覧も。百人一首に選ばれていない三十六歌仙の11人も書かれている。有り難い。小3の時はかるた取りしたいがために1週間で百首覚えることができた。でも今は一日一首覚えても一月たったらあやふやに💦他の解剖図鑑…仏像や寺社…も読んでみたい。
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Orange Flower
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「光る君へ」イモヅル読書
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やどかり
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ネタバレ子供の頃百人一首で遊んでいたので、覚えている句を見つけると懐かしい。なぜか奈良・飛鳥時代の句ばかり覚えていた。持統天皇の句が好きだったなぁ。できたら百人一首に描かれている読み手の絵が載っているとよかった。現代語訳とその背景、当時のミニ知識も載っており楽しめる。時代順に並んでいたことを知らなかった。最後に年表や歌人の系図も載っている。道長の子孫すごいな。鎌足から始まった藤原家がすごいとも言える。
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NOK
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読みやすい百人一首本。「光る君へ」の影響で読んでみたら、ドラマに出てくるあの人やあの人もたくさん選ばれているのね。「鎌倉殿の13人」のあの人やあの人も。千年後も名が残る歌が残るってすごい。鎌倉殿の13人で山寺さんがやっていた「おほけなく…」の慈円は、藤原道長(柄本佑)とつながっていたのかあ。中臣鎌足から始まる藤原氏にも興味が出てきた。
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ポピプペポット
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面白かった!そして凄くわかり易い!略年表や相関図だったり、現代語訳に挿絵諸々…初心者の私でも理解しやすく楽しく読めた。百人一首って結構奥深く面白いんだな〜って今更ながらとても勉強になった。もっと詳しく知りたくなった。
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sora takai
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「百人一首かるた」というものに、尊敬と憧れを持ってました。しかし私は運動神経ゼロ=断念。 それでも百人一首を知りたいと気持ちは褪せず何度か図書館であれやこれや借りたのですが…どうもしっくりこなくて、ただただ年月が流れ…ようやく出会えたのが、この本でした。 イラスト付の時代ごとの丁寧過ぎるほどの細かい解説!私は感謝感激でした。最近は、他の小説を読みながら、時々百人一首を併読しております
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ロザンナ
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特に中盤から後半は、歌人の歴史的な出来事や立場がいろいろと説明されていて、興味深かった。NHK大河の登場人物と重ねてみたりした。
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しばわんこ
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本屋の大河ドラマコーナーの隣りにあって買ってみた。 百人一首は、飛鳥時代の大化の改新の時代から、鎌倉時代の承久の乱の時代まで約600年の時代のさまざまな和歌がある。大河ドラマ「光る君へ」や「平清盛」「鎌倉殿の13人」の登場人物もたくさん出てくる。平安時代の大河ドラマを観ていたら、百人一首にまた関心が湧いてきた。 読みやすいし、歌人と和歌の意味と歴史的背景や人物のつながりが簡潔に説明してあって、なかなか良い。
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南瓜
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おもろかった~ 中高生の頃にこの本に出逢いたかった。 小式部内侍の大江山は、生野と天橋立との位置関係的に酒呑童子の大江山ではなく9号線の老ノ坂峠のあたりって話は目からウロコだった。
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ぷじお
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『源氏物語解剖図鑑』が面白かったので、こちらも手に取った。百人一首は、夏休みの個人学習として暗記を課せられたので、苦しい思い出しかない。誕生の背景、歌人のこと、歌の意味などから入っていれば、もっと楽しい世界だったのだろうなぁ…。<2023-140>
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ひろただでござる
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図書館本。こんなに易しく詳しく解説されたら今まで色々読み漁ったのが…なんだかなぁ…。女性歌人が表現している感性や感覚は千年もの時間の隔たりを感じさせないのがあるんで月並やけど凄いと思う…本の感想からは離れてるけど。
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さわこ
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和歌そのものの解説はもちろん、歌が詠まれた背景や当時の文化なども書かれていて、面白かったです。部分的に百人一首を鑑賞したことはあるけど、百首全てをじっくりというのは初めてかもしれない。ライバル関係とか、怨霊になってしまったがこの人は親しかったから難を逃れたとか、そういったエピソードが興味深いです。
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セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように
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詳しくて、とても良かった。歌人年表、装束のイラスト、さまざまな解説がいい! 一つひとつの歌についているイラストはちょっと幼稚なものなんだけど、それ以外はとても気に入りました。氏族、家業、位階、尊称、定家と後鳥羽院の確執なども一応触れていて、すごく広く深く、役に立つ本です。気に入ったので今後購入するかも。
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プレーゴ
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文法や意味の解説と一緒に、時代背景や当時の文化に触れていてわかりやすく、面白かった。歌の意味を推理してから解説を読むと、ダブルミーニングになっていたりして、暗号解いてるみたい。 百人一首をひとつも知らなかったけど、素敵な歌をいくつか覚えられました。美しいのに悲しい歌がたくさんあるんですね。
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マンギス
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解説を読むと時代背景や文化などの理解に繋がった 生活様式や親族、ライバル関係など分かりやすく書かれていました
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朝乃湿原
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日本の古典作品を読むためにまずこの書籍を手に取った。百人一首の和歌の説明、作者の説明がイラストを交えながら、細かく書かれている。恋の歌が多いのは編纂者の藤原定家が得意だったとのこと。天智天皇からはじまり、承久の乱で鎌倉幕府に敗れた順徳院で終わる構成は律令国家の光と影を表しているという。これは本書を読んでから知った。私は恋の歌よりも抒情的な歌の方が好みである。
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k
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百人一首の本を読むと、誰と誰が親子でとか、仕えててとか、恋仲でとかあるので、全体の関係図を見たいなと思っていたら載っていた。平安王朝文化についてのあれやこれやが至れり尽くせりでとても為になった。特に夜から朝にかけての時間を表す言葉や、平安の恋の分類など。ベルばらでも貴族が農夫の格好をして田舎遊びをしていたが、平安貴族も郊外の山荘で「田家の秋風」をテーマに歌を詠んだりして、同じなんだと面白かった。歌のテーマも様々あって楽しい。また色々な作家の百人一首本を読もう。
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tokotan
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『解剖図鑑』シリーズ。百人一首すべてをイラストなどを用いてわかりやすく説明しています。 中高時代に結構覚えましたが、改めて覚えることも出来ましたし覚えていた歌も結構あったので嬉しかった。 初期(飛鳥時代)の歌は作者本人がうたった歌かどうかも疑わしいって…。歌の紹介以外にも 平安時代の権力図や習慣なども詳しく書かれており勉強になります。持統天皇や紫式部が選ばれているのは知っていましたが 源実朝も選ばれていたとは!改めて学べて良かった。
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不易流行
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図書館本。これはよい。絶対おすすめ▽予約が続いているので、完読しないうちに返却しなければならない。また借りるか、購入するかしたい▽やっと歌と作者を覚えた程度で、歌の深い意味や百人の歌人の関係などは、まだよく理解できていない。本書はそんな私にうってつけの内容だ▽「ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき」(藤原清輔朝臣)▽『百人一首』とは生涯つきあっていきたい▽【要再読】。
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葡萄風信子
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先人たちを含めての読み解く努力の賜物であろうが、千年前に詠まれた歌の情景と周りの人を感動させる作者の思いが、現在にこれほどまでに細やかに再現される百人一首、和歌というものに大きな驚きを感じた。また、当時の社会や風習、人の考え方や感性を学び楽しむことにとても素晴らしい教材だと思う。歌は作れないが、日常の生活の中で、私なりに感じる楽しさや伝え方を工夫する楽しさ、当時の社会、考え方や人間関係、風習、風景を知る楽しさ、現在との違いなどを味わい、感動できる力が向上できれば嬉しい。
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とりみ
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百人一首関連の本は いろんなのを読んできたけれど そのたび 発見があって面白い。百人一首の他に作者のことや 時代背景 男性、女性貴族のたしなみ 知ることができました。
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だな
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面白かった
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あっちゃん
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解剖図鑑というだけあって、衣装や位階、官職、尊称などの一覧もあったけど、私的には肝心の百人一首の方をガッツリ説明してほしかったかな( ̄▽ ̄)
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うすゆき
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百人一首の解説書です。イラスト付きではありますが、説明文章はかなり長めに書かれています。それぞれの詩の解説だけでなく時代背景、百人一首全体の傾向なども書かれています。
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槇
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■明石にいる男が海をはさんだ淡路島・松帆の浦の海女の乙女たちに恋い焦がれる。そんな『万葉集』の長歌を本歌として、淡路島の海女の乙女になって詠んだ歌が「来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」。夕凪は風が止まる現象で、物事の停滞を表す。夕暮れ時は恋人が会う時間なので、待つ心が高ぶってゆくが、男は来ない。空高くまっすぐ立ち昇る塩焼きの煙は、待つ女の情念の象徴でもある。作者の藤原定家は恋歌を得意とし、生々しい肉声やあらわな感情表現は用いず、時には人間不在の風景によって恋心を表現した。
槇

■平清盛の末弟平忠度は和歌に優れ、藤原俊成に師事していたとされる。1183年、源氏に追い詰められた平氏が都落ちする際、平忠度は藤原俊成の家に赴き、自身の歌が記された巻物を託した。その翌年に忠度は一の谷の戦いで戦死した。藤原俊成は『千載集』を撰集した際、「故郷の花」という題で詠まれた平忠度の歌を載せた。しかし、朝敵となった忠度の名は出さず、詠み人知らずとしたという。「一首でも選んでもらえたら、あの世からお守りする」と言った忠度の加護のおかげか、俊成はその後91歳まで長生きした。

07/08 21:34
槇

■「沖の石の讃岐」と称された二条院讃岐の父であり、大江山の酒呑童子退治伝説で知られる源頼光の子孫でもある源頼政。彼は保元の乱・平治の乱において勝者側に属し、源氏でありながら平清盛の信頼を得た。頼政は近衛天皇に仕えていた際に御所の上空に現れた鵺を弓で退治した逸話が有名である。1180年、安徳天皇の即位や平氏政権に不満を持った以仁王とともに頼政は平氏打倒の兵を挙げるも失敗。宇治平等院にいたところを平氏に攻め込まれ、自害した。享年77歳。

07/08 21:34
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びっぐすとん
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図書館本。解剖図鑑シリーズ。百人一首の現代語訳付き解説本はたくさんあるけれど、作者の家族関係やエピソード、当時の社会、文化なとの背景も載っていて、中高生の参考書としても優れている。古語、文法の説明もちゃんとある。ただ、赤の細字(しかも小さい)が多くて老眼には辛い。本を近づけても遠ざけても読めない😭。そういう意味でも若い人にオススメしたい。
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桐島陽依
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図書館の新刊本コーナーより。もう大好き☆な解剖図鑑シリーズ。新刊が入ればすぐに読みたくなっちゃいます。百人一首はあまり縁がなくて(子供の頃学校であんまりやらなかった、地域性かも)この本では、歌の解釈から作者、作者の人間関係、時代背景まで丁寧に描かれており興味深く読みました。イラストも多くて特に恋の歌では、こんなラブロマンスだったのかしら…なんて(笑)しかし、お貴族様は優雅でありますね。
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鯖
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歌の解釈、背景、当時の歴史や風俗と盛りだくさんで大満足な一冊。学生時代に丸暗記させられたから、そらで言えるけど、これ読みながら暗記したかったなあ…。百人一首に収められた天皇は8人。そのうち天智持統光孝帝以外はすべて悲劇的な失意のうちに亡くなった帝だとの指摘になるほどなあと。定家なりの供養だったんだろうなあ。崇徳院のわれてもすえにあわむとぞおもうがやっぱり一番好き。都への執念かもってあったけど、無理して上皇さまをもののけにしないでいただきたい。しかし阿倍仲麻呂の歌、いったい誰が詠み、誰が伝えたんだろうね。
鯖

瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ 歌仙ちゃんを見に永青文庫に行ったとき、忠興がガラシャちゃんに贈った、手作りの扇型百人一首で展示されてたのがこの歌でウアアアアアアってなった思い出 #5月27日は百人一首の日なので好きな歌をつぶやいてみる

05/27 20:14
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村上春巻
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ネタバレ【S】基本的には見開き2頁で一首、右頁上に基礎情報、下にイラストを載せて、その右と左に上の句・下の句の現代語訳を添える。左頁には発展的な解説や時代考証やトピックスをこれまたイラスト付きで紹介、本当に配慮の行き届いた構成である。であるからにして、高校生諸兄姉なら古典文法や古語の暗記用に、日本史履修者ならば、古代から鎌倉期までの歴史のおさらいが自然にできるという余得もある。そういう野暮な実用性はさておき、古の人々の、人に"読まれることを想定して詠んだ"恋歌、を読む愉しさに浸りたい。春道列樹ってWho?
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ゆかり
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序章の"5分でわかる百人一首"で時代地理身分がざっとわかるのと、それぞれの歌のコラムのインデックス性が最高! 例えば、猿丸太夫の"奥山に"の歌には百人一首と植物のコラムがあって、紅葉を詠むのは6首でこの歌、松は2首であの歌ってすぐそのページに飛べる!!面白図鑑!!
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かふ
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橋本治『百人一首がよくわかる』と一緒に読んでいたのがこの本。谷知子は大学の先生で、以前『和歌文学の基礎知識』が面白かったので。イラストと繊細な解説で「百人一首」だけではなく「古典王朝文学」の世界が知ることが出来るが、赤文字の欄外は小さすぎて読みにくかった。
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skr-shower
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本屋で。この手の本にありがちな残念イラストではなく、説明も程々に詳しい。ゆっくり読んでも良いかも。
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RX78
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息子が面白いよと貸してくれました。時代別にまとめられ、平安時代の風俗の解説もあり、今まで読んだ中で1番わかりやすいかもしれません。イラストも今風でよい。
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寿司の奴隷
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時代、男女、使われる単語。様々な切り口で、百人一首という集合体の作品を解剖していく面白さがわかった。1句1句の解説をすべて読む気にはならなかった。
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かんぴー
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百人一首を覚えなおしたくて、歌の意味だけでなく土地や習慣、家系図など背景も載っている(しかもイラストがきれい)この本を購入。情報過多気味だけど、勉強になる。大人になってからの方が百人一首って楽しい。現代まで残ってる理由もやっとわかるようになった。他の歌集もまた勉強し直したいなぁ…大学の授業もっと真面目に受けておくんだった…
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月と星
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★★★★ちゃんと解剖分析されていて一首ずつ味わえる。イラストがありイメージしやすい。
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さくらねこ
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学生時代、百人一首を暗記することに力を注ぎ、鑑賞なんてできてなかった(反省)。今更ながら面白い。情報量があまり多くないからこそ、読みやすくて面白いと思えるのだろう。イラストは好みの分かれるところであるが。
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