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新装版 マンガ日本の歴史8-鎌倉幕府の成立と承久の乱 (中公文庫 S 27-8)

感想・レビュー
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よっしー
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シリーズ8、鎌倉幕府の成立と承久の乱。盛者必衰である平家の滅亡は歴史の大きな転換点として重要であるが、個人的には頼朝による義経追討がインパクトが大きい。奥州合戦直前の平泉と鎌倉を比較すると、歴史の長さ及び発展度から見ても平泉がはるかに先んじていたとのこと。自分にはこの認識が全く無かった。平泉の鎌倉に対する勝利が実現していたら歴史はどうなっていたのだろうか。興味は尽きない。また、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見た後に本書を読んだが、ドラマで見たシーンが同様に描かれた箇所があり、類似性が面白かった。
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愛理ちゃん88
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大河の復習
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kasagumo
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(大河の内容に追い付いたのでここまでの巻の全体感想も兼ねて)読む前はいわゆる学習漫画的なものを想像していたため、内容の濃さに驚いた。その一方で、そもそも時代自体の情報量が多い部分はダイジェスト的にならざるを得ず、マンガとしては説明の文章量は多め(丁度大河ドラマ1年分が文庫1冊に収められていると言えばイメージできるだろうか)。解説は保留して本編をどんどん読み進めてしまったため、今後はその部分もあわせて教科書のサブテキストのように使っていきたい。
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ツーラン
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ネタバレ時代は中世。源平合戦。頼朝挙兵、源氏の勢い強し。壇ノ浦の戦い、1つのページに画かれる人間の数の凄さ。頼朝VS義経。2代目頼家を支える合議制13人。頼家不満、北条氏と対立、追放暗殺。3代目実朝、渡宋計画。頼家の息子に暗殺さる。北条政子、尼将軍。北条氏の執権政治。幕府と朝廷の戦い、承久の乱があったり
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makoto018
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来年の大河の予習として。大掴みに時代をつかむのにはよいし、巻末の解説もまたよい。体制が確定しない時代だからこそ魅力がたくさんありますね。永井路子「北条政子」、高橋克彦「炎立つ」、ベストセラー新書「承久の乱」など、有名だけど心の積読になっていた、この時代の本を読むいい機会かもしれません。
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totuboy
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日本の歴史の中でわかりにくいことに一つに、なぜ幕府は天皇を廃さなかったのか、なぜ北条氏は将軍ではなく執権という立場で政治を行ったのかといったものがある。この本を読むと、そのあたりの背景が何となくわかるような気がする。また、北条正子がこんなにも幕府の陰で動いていたとは知らなかった。「尼将軍」といわれる所以はそこにあったのか。
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