読書メーター KADOKAWA Group

旅する練習

感想・レビュー
683

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
P Yo
新着
ネタバレ感動。亜美が強く、逞しく、素直で、可愛くて、明るくて、元気をもらえる。サッカーが昔から好きで、旅も好きで、鳥にも興味を持ち始めた自分には興味惹かれるものも多かった。
0255文字
アケノ@文化系な日々の記
新着
文庫版読んだんだけど、検索しても出ないので。
zero1

こんばんは。これでしょうか。 https://bookmeter.com/books/21717587 📚️ISBNで検索すると見つかります。

03/28 23:53
アケノ@文化系な日々の記

ほんとだ!ありがとうございます😊

03/29 08:33
0255文字
ぶち
新着
最後のページで声をあげて泣いた。 自分の好きな事に熱中し、目標に向かって歩み続ける少女の姿が眩しかったから、このラストはあまりにも唐突で、とても悲しい。彼女のこれからの輝かしい未来に期待をよせていたのですが、最後に丸めてポイと捨てられたような心境です。今までの長閑な旅の色がすべて塗り変わってしまいました。 だからなのでしょうか、彼女が目にした草花や鳥や景色、彼女が喋った会話が、何かかけがえのない輝きをもって心に残りました。カワウのポーズをとる彼女の姿が浮かんできて消えません。
0255文字
あひるのふせん
新着
間に挿入される自然や鳥たちの写生文、歴史や文学を重んじるそれらとは対照的に本文を彩る、鹿島アントラーズ、おジャ魔女どれみ、オムライスおにぎり。厳かさとは無縁な亜美が何よりも魅力的に見えることを皮肉に感じながらも、確信的にそういった奥行きを創り出す作者の巧さ、面白さに感心しておりました。が、それらは全体に通じる大きな仕掛けによるもの。勿論その仕掛けがこの作品の価値の全てではないですが、物語の必然性とあまりにも一体感を持っていて、読み終わって暫く放心してしまった。ひたむきで優しい、この時代の為の現代小説。
0255文字
あいはる
新着
苦手だったのか内容があまり頭に入ってこなかった。
0255文字
桃の節句🍑
新着
ネタバレ中学受験を終えたサッカー少女の亜美(あび)と小説家の叔父が我孫子から鹿島まで徒歩で旅をする。途中から女子大生のみどりも同行。元気で聡いが粗忽な亜美と、自己否定的なみどりが、逞しく変わっていく様子が微笑ましく、 水鳥や風景の描写の美しさに、ずっと読んでいたいと思っていたが、中盤から不穏な空気が不安を煽る。このラストは辛い。だけどこの展開だからこそ、叔父と姪のなんて事ない旅が心を揺さぶる。「何ものにも代えがたい素晴らしい旅の時間をともに過ごした喜びの涙を、今ではなく、あの時に流して、笑われればよかった。」→
桃の節句🍑

→綺麗に磨かれたまま置かれた二十三センチのモレリアが悲しい。

02/10 00:04
桃の節句🍑

今後はオムライスを食べるときにこの小説を思い出すかもしれない。

02/10 00:44
0255文字
ランラララン
新着
コロナで行動制限の中、小説家の私とサッカー少女の姪が「練習」しながら鹿島を目指して歩く紀行モノ。 前半はペースが掴めず難解に感じましたが後半は心象と風景の美しい描写が徐々に心に浮かぶように。 最後のページで息が詰まり、本を閉じて茫然となりました。まだ引きずってます。
0255文字
さくらだ
新着
再読 2025年1月29日
0255文字
羊女
新着
ネタバレ常に後悔や悲しみを予感させる表現があって、少しずつ覚悟を強めながら読んでいくと、美しい風景描写とかジーコの話とかがまた別の感慨を起こさせる。たぶん最後の展開がなかったら、この旅はここまでこの叔父の心を揺さぶらなかっただろうし、賛否両論あるみたいだけど、この展開は必然だったんだろうと思う。しかし辛い。
0255文字
Като́н
新着
情景描写はダンチかもしれないが、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』を思い出した。塚原卜伝が鹿島神宮神職の卜部吉川家に生まれたことを知れて、ジーコが好きになる小説。
0255文字
ルナ
新着
長い。それだけ。
0255文字
江川寅次郎 30
新着
ネタバレ一度読んだだけで評価できない不思議さはあった。 でも、男性とその姪が一緒に旅行するのかなとか、旅の途中で出会った人が見ず知らずの人たちと同行するのかな、サッカーの練習はリフティングとドリブルだけでは、なんてことが気になってしまった。
0255文字
as
新着
中学受験を終えたサッカー少女と小説家の叔父が徒歩で鹿島まで旅をする。所々挟まる文章表現が綺麗なんだけれど、話の展開が遅くて駆け足で読んでしまいがちでした。最後の最後に驚かされ、これは賛否両論ありそう…。
0255文字
せめてものパセリ
新着
姪が持ち帰ってしまった合宿所の本を返すため、一緒に歩いて鹿島へ向かう。読み終えたあと、道中での姪との些細なやりとりや、鳥や自然の繊細な一コマ一コマがよみがえる。いつまでも今の日常がつづいていくとは限らないんだな。
0255文字
mike
新着
サッカー少女が小説家の叔父と歩いて鹿島を目指す。目的はこっそり持って帰った本を返すため。2つの賞を受賞し芥川賞候補にもなったロードノベル。高評価作品のようだが私には全く合いませんでした。サッカーもジーコも真言も柳田國男もピンとこない。純文学と言うんでしょうか、これも苦手なので退屈で退屈で字面だけ何とか追い続け…そして最後の1ページになんじゃこりゃと呆然でした。
CABIN

芥川賞系の本は理解するのが難しいですよね〜。私も基本的には苦手です😅

12/25 22:07
mike

うんうん😔私も芥川系とは相性が悪いです。(この方今回も候補になってますね。)「それは誠」は結構好きだったんだけど。

12/26 06:48
0255文字
しかのしっぽ
新着
叔父と姪の二人との鹿島へ向かう旅。読み進めていく道中は、初めて知るような草木や鳥たちに新鮮な感動をもたらしてくれたり、旅をすることでしか繋がれない一期一会の尊さや自分の考え方や捉え方が拡がるような探究心が今この瞬間しか味わえない煌めく記憶になっていて終盤、旅の終わりの切なさとやるせなさに寂しい気持ちで読み終わった。
0255文字
you
新着
コロナの休校中にサッカー好きの女子小学生と叔父が我孫子から鹿島まで歩いて旅をする話。小学生がひたすらリフティングしている間に叔父さんは立ち寄ったところの文章を書く。途中、女子大生が合流。コロナ禍で見知らぬ人と旅を共にするのもどうかと思うが…単調な旅にちょっとした波乱をもたらす存在としては必要かな。旅の練習ではなくて、サッカーと物書きの練習をする旅だよね。逆転すると意味がだいぶ違うような。野生のキジは見てみたい。
0255文字
ami
新着
ネタバレ読むの時間かかった。 しかも、終わりの切なさったら無い。
0255文字
アキ
新着
ネタバレ旅する練習で。小説家の叔父と、中学受験を終えた姪っ子でサッカー少女の二人が共にした幾日か。途中、入れ籠構造のような、俯瞰するように、叔父の視点が引き気味になるのが気になった。まさか…。旅する練習で。得たものは確かにあった。それなのに。出会いと別離。生と死が交錯する旅の途上にある人生。「喪失」では終わらせたくない、人はあらたな邂逅を遂げる、より心の深くで。読者の一人であることで自分も、その練習を課せられたもののような気がしてくる。
0255文字
シュナのまゆげ
新着
過ぎ去る時間、景色、出会いも経験も会話も、その瞬間のそこにしかないもの。先の見えない時代にどう生きるか。感想の続きはブログに書いています😊 https://thoughtsandhealing.hatenablog.com/entry/2024/10/07/121139
0255文字
tacicaanohi
新着
ネタバレ正直、自身の語彙が追いつかず、読みずらかった、、、。 なんかずっと不穏だなぁと思ってて、ラストシーン、あぁ、これは、そういうことなの?って思ってたら、予感が的中。 でも、殺さなくたって、ストーリーは完結するし、その先の亜美の成長を想像して終われたのに。 でも、だからこそ、書けって言うんですか?
0255文字
manospun
新着
私の今の暮らしでは、何日もかけて歩く旅はできないけれど、川っぺりを歩きながら野鳥を観察してみたくなりました。 読み終わりが近づくにつれ、気持ちよく穏やかになっていたのに、まさかこんな結末が待っているとは思いませんでした。 また時間をおいて読んでみたいです。
0255文字
ボボボーボ・ボーボボ
新着
読み始めは、正直少し、退屈でした。 ただ、読後感は良かった。素敵な話なのでネタバレは避けたいがセンチメンタル。 そんな作品でした。また、鹿嶋アントラーズの創設の話などは面白かった。
0255文字
radio
新着
小説家の叔父さんとサッカー少女、亜美(アビ)ちゃんの鹿島を目指す利根川歩き旅。無邪気で子供らしい亜美ちゃんはとてもかわいらしい。ラストに愕然でした。
0255文字
ムジカンノ
新着
ネタバレ小説作家は、創造者で神の手を持っている。こんなラスト1ページを突きつける。なんなんだ!コノヤロウ!…と、思うけれど現実は「ものがたり」のようにやさしくない。著者は作中、後悔や思い残しのようなものを頻繁にものがたっていたなと思う。そこに主題があるのなら、素晴らしいものがたり。としか言えない。
0255文字
口車の弥七
新着
読み終わった後に、何が起きたのかわからなくて数ページ前から読み直してしまいました。衝撃のラスト、なんて帯に書いてある本があるけど、それ以上の衝撃でしばらく放心状態。まさかね、考えもしませんでしたよ。亜美をあみではなくあびと読ませるなんて不思議だと思ったけど、ちゃんと意味があったんですね。素直でいい子だよ。コロナの中でも一所懸命に生きる姿を描いた小説はいくつもあるのに、テレビドラマでは見たことがない。マスクがテレビ向きじゃないんだろうけど、だからこそ文字の世界って今をちゃんと伝えているんだなと思いました。
0255文字
yu
新着
ネタバレメタ構造というんですかね、それで死の予感はずっとあって、心の準備をして最後のページをめくったのだけど、それでも揺さぶられる。「書く」という行為の尊さ、豊かさ、なんて素晴らしいものなんだろう!いちばん長い、唯一亜美を書いた描写の温かいまなざしは胸に迫るものがある。このページを開けば会えるけど会えない。会えないけど会えるのだ。急いで読むのはもったいない、読み終わりたくないと何度も思った。大切な一冊になった。
0255文字
Mika Nagahara
新着
最初から、あかーさん、おねーさん等々そーゆー書き方にイチイチひっかかってしまい、全く集中できなかった。元気な小学生の女の子のキャラを表現してるのだろうけれど、通り越してバカっぽいJKしかイメージできなくて…
0255文字
らっこ
新着
博識な作家とサッカーが好きな女の子による、コロナ禍を歩いて旅する話。旅での何気ない風景を克明に書き記しているのが文学的で眩しいなと思いつつ、数が添えられているのがすごく好き。時々ハッとさせられる女の子の発言もアクセントです。彼女の名前自体にもそんな印象がありました。サッカーと真言、さらにはおジャ魔女が混ざるパワフルさはよかったですね。ただあまりに綺麗すぎて、きついな〜。
0255文字
湖都
新着
ネタバレ小学校を卒業するサッカー少女・亜美(アビ)と、小説家の叔父の旅小説。数日間の、日本国内(関東)の、子供連れのゆるい徒歩旅である。土地勘のない私は、地図アプリで我孫子と浦和の場所を探した。道中の描写は自然豊かで美しく、この瞬間をどこか尊ぶような調子で「もしや」とは思っていたが。危うさのあったみどりがやり直しているなら、亜美にも未来をあげられたら良かったのに。コンビニのおにぎりを上手にあげられるようになったり、真新しいシューズを履き潰せたら良かったのに。
0255文字
AI99
新着
自分の甥っ子が、亜美(あび)と同年代なのだが、「ノリ」がとても良く似ている。実在の無窮動キャラに対し、世間は「名前を付けて分類」しようとするが、本作の「書き手」は、カテゴライズせずに「そのまま」書こうとする。モデルがいたのだろうか、素晴らしい描写だと思う。人物、風景、旅の様子が、魅力的に描かれる。それだけに、「なぜ」と思わずにはいられない。「忍耐」を説きながら、「忍耐の崩壊」が見せ場になるのは、釈然としない。泣いたけどね。本書を読みながら、自分は彼らと一緒に旅をした。その「記憶」は、自分の中に残っている。
AI99

芥川賞選評、山田詠美の「八〇年代後半、朝日ジャーナルとか読むおじさんが大好きだった「元気印」の女の子たち。そして、そこに、これまた彼らの好みだった傷付きやすい困ったちゃんの女を絡ませる。」が、ちょっと何言ってるか分からない。日本のおじさんの大多数は、「元気印の女の子」や「傷付きやすい困ったちゃんの女」が好きなはずなので(多分)、バブルに向かう当時に少数派だろう「八〇年代後半、朝日ジャーナルとか読むおじさん」と限定する意味が不明なのだ。私怨なのだろうか。もしそうならば、自分の小説やエッセイで書いてください。

07/21 19:26
0255文字
tacknroll2
新着
ネタバレ読後、胸に穴がぽっかり空いたような感覚になり、すぐにまた再読し、語り手の叔父による細かい描写の全てが美しく、儚いものだと感じました。 亜美の名前の由来や、返した本のタイトル、鳥の博物館など叔父の後悔が自分にも重くのしかかりました。 何度も読み返して亜美との旅路を思い出したいです。 おジャ魔女どれみの歌詞から、亜美はこんな発想ができるのかと感心するみどりさんが、自分にはこんな考え方できないと自己嫌悪するシーンは共感しました。
0255文字
あやか
新着
★★☆☆☆自分にとってはちょっ〜と難しかったな。途中、途中の鳥の話も「へぇ!!」って思うところもあれば、読むのが億劫なところもあり何とも言い難かった。こんなに純粋に大好きなことをやり続ける人になんでそんなことが。と最後は、ポカン。。。とした感じ。この先理解できる日がくるのかな、、、
0255文字
榊原 香織
新着
サッカー少女と若い伯父さんが、手賀沼経由で鹿島まで徒歩旅行。 鳥の話が多い。 手賀沼の鳥の博物館、私も行きたいナ
0255文字
胡桃
新着
ネタバレスケッチや会話の雰囲気が素敵で、自分はロードノベルが好きなんだと気づけた。ときどき読めない地名とかあって目が滑ったけど、そういう、風景が流れていくみたいな感覚も旅らしいと思えたり……。唯一、ラストの展開に作り物っぽさを感じて、小説の世界から離れてしまった。惜しい。でも全体的な旅の雰囲気が好きだから、他のタイトルも読んでみようと思う。
0255文字
よみよし
新着
「それは誠」と同様に読み進め難い文章なんだけど、同様に終盤にがっちり心を持っていかれる。手元において何度も読んで、解像度を上げたいと思える一冊。
0255文字
馥郁の春
新着
再読してさらに細かく咀嚼したいと思った。本当に好きな本に出会えた。
0255文字
とともも
新着
ネタバレ茨城県の神栖市に6年ほど住んだことがあり、出てくる場所や地名を懐かしみながら読む。亜美のサッカーに対する情熱には目を見張るものがあり、彼女の未来はきっと明るいものであると信じたかった。本文の随所に散りばめられている不穏な空気に気が付かないふりをしつつ読み進めた結末。今はショックで言葉が見つからない。
0255文字
nozomu
新着
ネタバレ中学受験を終えたサッカー少女の姪、亜美と叔父である小説家の主人公が徒歩で鹿島に向かうロードムービー的構成。道中で亜美はサッカーの練習、主人公は亜美に野鳥の解説や日記を書きながらの数日間が描かれる。就職を控えた真面目で内向的なみどりの合流が、前向きで屈託ない亜美の性格に洞察力を加えたようで成長譚としても読むことができる。野生のアビと亜美が同時にいる終盤の場面、叔父はせめてその野鳥の名前を教えればよかったという後悔はなかっただろうか。「歩行者に敵意を持っているような軽トラ」が伏線にも思え、いたたまれない結末。
0255文字
全683件中 1-40 件を表示
旅する練習評価71感想・レビュー683