形式:文庫
出版社:KADOKAWA
九尾天狐(きゅうびてんこ),西天金烏(せいてんきんう),神武天皇(じんむてんのう),八咫烏(やたがらす),孫悟空(そんごくう),嵯峨帝(さがてい),龍田姫(たつたひめ),薄緑(うすみどり),膝丸(ひざまる),宮沢賢治(みやざわけんじ),ジョバンニ,ザネリ,カムパネルラ,ジョカ,東王父(とうおうふ),フッキ,安倍保名(あべのやすな) ミオ,葉子(ようこ),ディオニソス,バッカス,宗旦狐(そうたんぎつね),千宗旦(せんのそうたん),ワーズワース,漸太(ぜんた),岐神(ふなどのかみ),喜知次(きちじ),
七福(ななふく) 村上(むらかみ),鶴姫(つるひめ),崇徳院(すとくいん),アダム,イヴ,市杵島姫神(いちきしまひめのかみ),湍津姫神(たぎつひめのかみ),田心姫神(たごりひめのかみ),額田王(ぬかたのおおきみ),弁財天(べんざいてん),牛頭天王(ごずてんのう)
陰陽師もシリーズものも興味をそそられます。読みたい本に登録しました。
「からくさ図書館来客簿」とも繋がっています。私はこちらから入りました。やさしい物語だと思います。
ただ人の子としての桃花がこの先どうなっていくのか気になります。ずっと今の家に居るのでしょうか?誰かと出会い家族を作り清明の側を離れることは無いのだろうか。むろん陰陽師として清明の側に居るもよし、末に冥官として生きるもよし。それが桃花の選択(決心)ならば評価するべきです。そろそろ話も終盤に入った感じで多分お話しはそこまで続かないと思いますが、さてどう言う形になるか図書館がいい終わり方だったので楽しみです。
毎回、京都ならではのふんわりはんなりと「人を想う、心を寄せる」優しい空気を感じさせてくれるシリーズ。桃花と晴明さんの関係が本道ではあるにせよ、近頃やけに双葉くんとのやりとりもキュンみがあって捨てがたい。そして三人での擬似家族的な関係もよし。もちろん我らが時子様との女子トークが誠に誠に尊いことは言うまでもない。今回、晴明さんの仕事でも大きめの山を越え(白虎来た!)、二人の関係でも進展(?)もあったし、物語はそろそろ佳境。キリよく十巻でまとまる……かな?
そして今回も京都に行きたくなるネタがたっぷり。泉屋博古館は行ったことないなぁ。中国の青銅器といえば、奈良の国立博物館にある青銅器館も良かった。刀剣ネタはつい最近本で読んだものが続くと思ったら、参考文献でまさにその本が載っていて何だか嬉しくなったよ。粟田神社詣でなくっちゃ。まどかさんのテ・オ・パッションが超美味しそうだったので、モデルになったという『フルーツ&カフェホソカワ』さんにも行きたいぞ。
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