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戦争と平和4 (光文社古典新訳文庫 Aト 3-10)

感想・レビュー
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史縁
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ナポレオン率いるフランス軍はロシア領へ。戦争の気配が近づく中で自分たちの領土を追われるマリアと父の老公爵と残り続ける農民たちの争い。会戦にあたっての登場人物たちの心理、前線の兵士たちの士気、戦争を決断していながらいざ開戦となると煙や不正確な情報で指揮を取れない指揮官たちの描写。語り手自身の戦線や指揮官たちの分析も前面に打ち出され、読みごたえがある巻だった。
0255文字
Gorikell
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ネタバレ祖国戦争の始まりと、その帰趨を決定づけた、ボロジノの戦いの描写。トルストイは繰り返し説く。後世の歴史家が、英雄叙事詩などのように、ナポレオンや、クトゥーゾフのような将軍らの指揮が戦況を左右したと説いているが、実のところこれは誤りであるということを。実際、戦争を左右したのはち密な作戦指揮などではなく、兵士らの士気であり、自分の命を大切にする思いであったのだ。またロシアの地を蹂躙されたという幾万の憎しみと、ナポレオンという世紀の天才についているという幾万の誇りだった。
Gorikell

当時の情報伝達経路では、有機的に動く戦場の状況など、到底把握しきれなかったので、采配など取りようがなかった。そんなカオスの中、翻弄されるピエールとアンドレイ。彼らの心境を描く。もはや、彼らは自分のことなど考える余裕はない。死という究極の帰結がそこらじゅうで締めくくられる中で、自分がそれに直面している、という恐ろしい事実から目を背けることしか考えられないのだった。戦場の人々をリアルに描いている。どんな展開になるのか。期待。

02/11 14:46
0255文字
読人
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名作らしさが漂う第4巻。「大きな出来事も無数の可能性からたまたま起きた結果」というトルストイの歴史感やロシアの祖国戦争への国民の悲壮感など、これまでの巻よりも読みどころが多く面白かった。祖国戦争へのロシア国民の思いは日露戦争に臨む日本国民の思いと近かったんだな、と思わされ、「坂の上の雲」を何度も思い出した。
0255文字
GELC
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トルストイと司馬遼太郎を比較する論をどこかで見かけたが、なるほど、ナポレオン戦争を日露戦争と見立てて、この作品を坂の上の雲と対比させると、興味深く読み進めることができた。坂の上の雲は上りゆく途上の国、戦争と平和は末期に向かう王朝・貴族制で、登場人物の内面の描写に重きが置かれているという違いを感じた。ピエール君の戦場視察はさすがに場違いな気がしたが、門外漢の目を通した描写はトルストイの常套手段のようだ。マリヤの父親との別れが印象的。彼女の変化、ニコライとの今後が気になるところ。
0255文字
源次/びめいだー
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面白いです。
0255文字
真琴
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第4巻(第3部1、2編)ではロシアを舞台にした祖国戦争が描かれる。「もうたくさんだ、たくさんだよ、人間たち。よしなさい・・・。正気に戻るんだ。君たちはいったい何をしているんだ?」(p554)と語り手がこの戦いを振り返り述べるが、本当にもうたくさんです。何のために戦うのか?が登場人物や語り手を通して語られていた。主要人物の精神面での変化やナポレオンの内面を描いたところなどは面白く読んだが、それを含めてもこの巻はしんどかった。
0255文字
フリウリ
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フランス・ナポレオン軍のロシアへの侵入、およびモスクワ近郊でのポロジノの戦いが描かれています(第3部1・2編)。「戦争」パートとしてトルストイは、これらの出来事を詳細に描きつつ、戦争および歴史への通論への反駁、また、それらのトルストイなりの見解を示しています。著者自身が前面に出てくるので、2部までとやや趣が異なるものの、トルストイとしてはこの小説で、各人物を描いていくのと同じくらい、戦争=歴史を描きたかったのだということがわかります。8
0255文字
mstr_kk
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この巻、特に面白く感じました。ナポレオンとクトゥーゾフの描き方が不条理すぎて好みでした。やはり人類は、戦争から不条理に気づくのでしょうか。人の話してる内容を全然聞かないとか、報告も命令も全部ムダとか、ベケットの先取りのようなトルストイでした。
mstr_kk

ベケットといいましたが、カフカといってもよいかと。

07/19 12:17
0255文字
かずー
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「美や快感と恐怖やおぞましさの表裏する戦争の魔力を言語化するために、作者はピエールという一民間人の目を必要としたのでしょう(読書ガイド)」なるほど!素人の分際で、ノコノコと戦場にやってきたピエールの空気の読めない行動の意味!
0255文字
かみかみ
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ナポレオン、フランス軍を率いてモスクワに迫る。戦場では命のやり取りが行われているというのに、モスクワの貴族社会では緊張感があるんだかないんだかよくわからないような印象を受けたが、近代的な国民国家の総力戦ではない当時の戦争とはそういうものだったのかもしれない。歴史家の分析を批評するトルストイの筆致はどこか銀英伝っぽい。
0255文字
amanon
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こんな濃いエピソードがぎゅうぎゅうに詰まった大部のテキストを限られた字数でどうやって包括的な感想を述べることができようか?しかも本巻では、これまでの主要人物に加えて、ナポレオンの心理描写にかなりの紙幅が割かれているのだからなおさら…とりわけ印象深かったのが、マリアが老父の死を目の当たりにして抱える葛藤と、その老父が彼女に見せた慈意。恐らくちょっとしたボタンの掛け違いで良好な関係を築けなかった二人の姿は何とも切ない。そして何より、戦争がもたらす甚大な被害と、ファナティックな集団心理は今更ながらに空恐ろしい。
0255文字
空川 夕
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フランス軍はロシア領に侵入。とびかう砲弾に成すすべもなく、何が起こっているのかわからないまま多くの人々が傷付き倒れていく。誰の何の為の戦争なのだろうか?なんとかしてください。
0255文字
ずっきん
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とうとうはじまってしまった。ナポレオンによる侵略戦争である。この巻は物語に沿いながらも、トルストイの主観というか考察というか、とにかく主張が駄々漏れである。であるが、気にはならない。このための壮大な来し方だったのだろうから。もうそこにずっぽりと飲み込まれてしまっているから。ピエールが目にするもの。アンドレイの心の行方。肌が粟立つ。痺れて波立つ。何度本を閉じただろう。あと2巻か。ほんとにもう!どうなるんだ!?
0255文字
きょん
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戦争の原因は何か一つでは無いけど、何か一つが少しでも違っていれば、違う結果になっていたのかもしれない。過去の戦争に巻き込まれる人々の物語を読みながら、いまの世の中を思った。
0255文字
Decoy
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いよいよ戦争が始まる。全ロシアを巻き込んだ国民戦争が、パノラマの如く描かれていて、圧倒される。とはいえ、ナポレオンやクトゥーゾフといった実在の人物たちが、物語の登場人物として話し行動するのは、歴史家や軍事専門家からの評価が気になるし、キャラクター造形もかなりシンプルで疑問を感じないでもない。戦争が最大のテーマになっているが、人間ドラマ(特に恋愛ドラマ)の方に惹かれるのが、正直なところ。
0255文字
amethyst@読書
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ついにナポレオンがロシアへの侵略を開始した。物事の原因はこれ一つに特定されるものではなく、皇帝や将軍から兵士一人一人に至るまでの無数の選択に拠るものだというーートルストイの言葉を借りるなら、歴史の微分 という表現が印象に残った。 作中では名前さえ与えられていないただの女中が砲弾の餌食となるシーンは、戦争が一般市民を巻き込む理不尽さを早くも警告していたのではないか。 そしてアンドレイは瀕死の重傷を負い、ピエールは親しい者たちが目の前で全滅するという、戦争そのものの凄惨さを目撃する。
0255文字
真琴
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「もうたくさんだ、たくさんだよ、人間たち。よしなさい・・・。正気に戻るんだ。君たちはいったい何をしているんだ?」第4巻は、ロシアを舞台にした祖国戦争のお話です。ああ、ボルコンスキイ老公爵が天に召されてしまった。ピエールやアンドレイ、ニコライは、この先どんな空を見るんだろうか?
0255文字
おとん707
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舞台はチャイコフスキーの序曲「1812年」が謳いあげた祖国防衛戦争。序曲「1812年」ではナポレオンの敗走とロシアの勝利が高々と謳われるがトルストイの描く世界はだいぶ違う。痛み分けといったところか。トルストイは戦争はひとり指導者が起こすものではなく無数の事々が重なって起きると冒頭で述べるが、私は戦争は指導者なしには起らないと思う。戦争はそれを起こした人がいる。形勢悪いナポレオン軍の混乱はプーチン率いる現ロシア軍の混乱を想わせる。戦場の兵士達が相手の兵士が特に憎いわけでもないのに殺し合う不条理が垣間見える。
0255文字
八百蔵
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ますますペースが遅くなってしまう。語り手の意見があまりない方が読みやすいと思う。もちろん書き物は真に客観的なのは、難しいが、ここまで表に出られると、それはそれで鬱陶しい。「…うちの大隊の兵士たちは、驚いたことに、ウオッカも飲もうとしません。今日はそんな日ではないというのです」(P448)というくらい年中ウォッカにギャンブルをやっている感じ。寒いからなのか。フランス文化に憧れ、フランス語で会話もするロシアがフランスから攻められた歴史。
0255文字
17
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ネタバレいよいよ祖国戦争が始まりました。ナポレオンがロシア領に侵入。ボロジノの会戦で両軍に大変な死者が発生します。仏軍が過去の戦争に勝てたのはナポレオンが天才だからではないし、この後、露国領内奥地に引き摺り込まれて仏軍が壊滅するのもクトゥーゾフの戦略というような一個人の才覚や行動の結果ではないという語りにトルストイの歴史観がある。ピエールは一個人の代表。戦争に対する感情変化がとてもリアル。仮に現代日本が戦争に直面したら、同じような感情の推移を辿る国民が多いのではないかと想像した。[2023-061]
0255文字
たかしくん。
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4巻はまるごとナポレオンとの戦争になります。その合間をくぐって主要人物が現れてきます。軍務に復帰したアンドレイ。傷心から回復に向かうナターシャ。モスクワの危機の中、頑固なボルコンスキー老公の死去、ニコライの助けがあってなんとか脱出できた妹マリア。そんな中、よくわからない使命感に駆られて戦場に同行し、そこで空気の読めない行動をしまくるピエール。ただ、彼の視点を通して戦場の悲惨さが伝わってきます。そして、ボロジノの会戦。戦いの勝敗は、「理屈ではなく、その場の勢い次第」と語るクトゥーゾフやアンドレイが印象深い。
0255文字
おにぎり
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戦争の科学というものは存在しない。したがって戦争の天才も存在し得ない。条件も状況も不明で判定できず、遂行する者の力に至ってはなおさら判定不能の事業にたいしてどんな理論や科学があるのか。ナターシャの神の祈りとは罪によって罰を受ける恐怖が根底、すべての人々に、自分に人生の平安と幸福を授けたまえと願う。ソーニャの朗読にも身の引き締まる思いがする。
0255文字
丸山徹也
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ボロジノの戦い。イコン登場からチャイコフスキー1812そのままだ!後半から1812聴きながら読了。
0255文字
ペミカン
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ロシア軍とフランス軍の戦況の推移をとりあえず流れるように読み、理解したとは言えないが、ピエールやアンドレイの言動に、ごく人間的な戦争・歴史観のようなものを感じた4巻だった。農民兵士もナポレオンでさえも、「人間は意識の上では自分のために生きているが、無意識のレベルでは歴史的な、人類共通の目的を果たすための道具として奉仕している。」後の人々が歴史の原因をあれこれ論じるけれども、そのようにしかなりえなかったという・・運命論とも言えないトルストイの人間論。ただ受け取った感動を表現できないもどかしさが残る。
0255文字
Pustota
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ついに衝突するロシア軍とフランス軍。誰の意志とも言えない、大きなうねりとして起こり、然るべきときまで続く戦争。トルストイは歴史を説明された大きな物語ではなく、生きた人々が通り抜けた事件として描いていく。そして、戦争は机上の理論ではなく、人々の気持ち次第というアンドレイの言葉が非常に印象的だった。いわば「頭」と「魂」とでも言うような、これまでにも見てとれた二項対立が、一層はっきり際立ったように感じた。
0255文字
ロックスターKJ
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評価:★★★★★ 5点 ボルジノの戦いの描写が圧巻。作者の歴史観、戦争観が表れていて読みごたえがあった。
0255文字
おはぎとぼたもち
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“もうたくさんだ、たくさんだよ、人間たち。よしなさい…”愛国心の潜熱@ナポレオンの卑小化・精神的勝利←片贔屓では?マリヤが父の死を願いいとし子と言われ涙し王子様を独り想い微笑む描写が◎ニコマリほのぼのしてお似合いだが、ロ家二花がつらいな。
0255文字
うーちゃん
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第3巻が戦闘のほとんどない「平和」の巻だったのに対し、第4巻はボロジノ会戦を詳細に描く「戦争」の巻になっている。思い起こしたのは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」で描かれた奉天会戦だった。ボロジノでは露仏が、奉天では日露ががっぷり四つに組んで、どちらが勝ったとは言えない。しかし、いずれの戦いでもロシア軍がさらなる損耗を恐れて撤退する。日本軍はもはや余力がなく追撃を止めたが、フランス軍は勢い余ってモスクワに突進していく。初登場の軍人がたくさん出てくるが、文章は難解で無く、さほど混乱することもなく、さくさく読めた。
0255文字
まこ
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アンドレイのいう兵士のやる気が、フランス側に比べて少々ないと描かれるロシア側。一方のナポレオンも勝ち続けたのはこれまでと大きな被害が出ている。結果を知っている私達から見たら、序盤のフランス有利は、敗北フラグだが、同時にロシアの被害が大きくなる予兆もあった。社交界で色々決めたことがここにきて、戦場では意味なしと返ってくるし、ピエール達も一人の視点で戦場を見て行く存在でしかない。
0255文字
A.yukari
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ついにナポレオンがロシアに侵攻する。今までのナポレオンとの戦いはロシア国外だったため、ロシアの国土自体は痛手を受けていなかったわけだが、ロシアが戦場になればやはり悲惨な状態だ。ロシアの上級社会に属する者も、戦いに巻き込まれていく。一方で変わらない社交界の姿も。特に戦火に巻き込まれなかったペテルブルクの社交界は、ナポレオンやモスクワ、戦いのことなど、どこか他人事のようである。
0255文字
くまたん
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ネタバレロシアを舞台にした祖国戦争がはじまる。トルストイの人物描写に驚いた。現在も共通して出てくる人間関係の悩みや、生き方の悩み等が赤裸々につづられている。今も昔も人間が変わらないとつくづく思った。しかし、この名作を生み出したロシア人がウクライナ危機を引き起こすとは。何とも言えない。
0255文字
Reiwa1dokusho
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とても読みやすい。
0255文字
Yoshi
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ロシアvsフランス開戦から全体を通して戦いの章。 ナポレオンvsクトゥーゾフが理性vs感性のように描かれていたり、ピエールとアンドレイ伯爵の話や、戦争の無意味さと不条理さの中にある愛や滑稽さが生々しく描かれていた。 戦闘の細かな兵士の感情のゆれや動向などが事細かく描写されており、実際の戦場がありありと頭の中に浮かぶそれは素晴らしかった。 古典の勉強のつもりで読んでいたのだが、ここへきて普通に面白くなってきていて続きが早く読みたい。
0255文字
molysk
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ナポレオン率いるフランス軍のロシア遠征が始まった。退却を重ねるロシア軍と、侵攻を続けるフランス軍。ロシアの民衆は日常を失い、混乱に直面する。アンドレイは老父と故郷を失い、ピエールは初めて戦線へと向かう。モスクワを背後に控えたボロジノの地で、会戦を前にアンドレイは語る。勝敗を決めるのは作戦の巧拙ではなく、兵士たちの祖国を守る気持ちなのだと。両軍の衝突が始まり、ピエールは戦争の惨禍を目の当たりにして、アンドレイは重傷を負う。ボロジノの戦いは痛み分けに終わるも、トルストイはロシアの精神的な勝利を主張する。
0255文字
miyaz5
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4巻は最初から戦争。友好的だったナポレオンとアレクサンドル1世だが、大陸封鎖令を無視してイギリスと密約を交わしたロシアに対してフランスが国境を超えて攻めてくる。ロシアは戦争回避を試みるがナポレオンの怒りは収まらない。なす術もなく退却するロシアだが、ついにボロジノで決戦を挑む。ピエールもこの戦いに参加する。しかし両軍共に多くの兵士が死に、アンドレイも負傷してしまう。そしてアナトールも足を切断する大怪我を負う。戦争の悲惨さがとてもよく表れているが、登場人物が多く個人的な視点と俯瞰的な視点が入り混じり読み辛い。
0255文字
でとむ
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ネタバレニコライのように、何を考えても構わないが、目の前に迫った危険のことだけは考えない兵士になりたいものだ。
0255文字
南北
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ナポレオンが率いるフランス軍とロシア軍が対決するボロジノ戦役を描いている。表舞台だけでなく裏舞台とつなぎ合わせることで一大絵巻物のようになっている。ナポレオンは評価を下げすぎな気がする、印象に残ったのはラブルーシカとアンドレイ公爵の妹のマリヤだ。ナポレオンの前でも物怖じしないラブルーシカのふてぶてしい感じがよかった。不細工とされているマリヤはトルストイの母親がモデルとも言われているが、避難の時の農民の反抗をニコライに助けてもらったときの美しく変化する様子が感動した。
0255文字
shosho
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ネタバレ場違いな戦場に入り込み、右往左往しながらも不思議となじんでいるのがピエールらしい。まあ紛れ込んだ動物のように思われていたが。重傷を負い、因縁のアナトールとまさかの再会をし、信心深いマリヤの言っていた「愛」を遂に理解したアンドレイが印象的。
0255文字
Kuma
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星5つ
0255文字
かずー
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ネタバレボルコンスキー老公爵、天に召される。なんだか切ないな。認知症になっているんだと思うが、戦況を知らせる手紙を読んでも、全く的外れな理解・発言をして周囲の失笑を買う。さすがに、彼自身、自らの心身の衰えを自覚し、苦しみ苛立つ。そんな彼も、夢の中では、眉目秀麗な若武者の姿に戻り、エカテリーナ女帝やポチョムキンとの再会を果たす…やっぱり、新時代の騎手として輝いていた時代が忘れられないんだろうな。今の森さんだって、早稲田大学雄弁会の仲間とともに、天下国家を論じていた雄々しい若者に戻りたいんだろうな。
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