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ムーンライト・イン

感想・レビュー
468

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よよよ
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穏やかな表紙のイメージだったので、介護施設の顧客の老人を殺して逃亡?えっ?中島さんのサスペンス?!と、事情を抱えた女達から目が離せない。「親子ほどやっかいなものはない。」会いたくない息子と、かおる、塔子。会っておきたい父とマリー・ジョイ。若かりし頃に約束を交わした虹さん、かおる。 最後までどうなるのかと気を揉む展開で面白かった。とっても可愛いマリー・ジョイ、拓海は絶対に迎えに行けよー!!
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Oki
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男が2人と女が3人の込み入った物語だが、無理なく読めた。 こういうオアシスが人生の一時期に現れることはよくあることなのかもしれない。 単純なワルモンはマリーを追い詰めた父の嫁と塔子さんを逃亡させたジジイの二人だけ位か。
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うにこ
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ネタバレ久々に読んだ中島京子さん。あれ?こんな感じだっけ?今まで読んだのと違う気がした。悪くはないんだけど。個人的に一瞬出てくる喫茶店のマスターが好き。登場人物それぞれが自身の中でモヤモヤし、神視点の我々読者が、そうじゃないんだって!っとモヤモヤし。だからあのマスターは小説の中に登場した読者代表みたいな人で、「いや、きっとね…」と言わずにはいられなかったのかも、と妄想。
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氷高
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廃業したペンションが、いつの間にかシェアハウス化した。序盤はなんだかダラダラウジウジした感じで読むのやめようかと思ったけど、最後まで読んでよかったー。L.
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理恵子
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ネタバレちょっとしたきっかけで元ペンションに転がり込んでシェアハウスしてる人たちのお話し。それぞれ距離を縮めながら生活していて少し楽しそう。マリー・ジョイが好きだった。拓海くん、幸せにしてあげてね。
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りりい
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図書館本。なんか不思議な話でした。世代のバラバラな人達が集まってシェアハウスをしている日常的な話。 なんだかはっきりしない話だったなぁ。最後もなぜかおるさんがあの様な行動をしたのか、マリーもフィリピンに帰っちゃったし… 拓海もはっきりしなよ!ってツッコミどころ満載でした。
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あさみ
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ネタバレミステリーかと思わせてラブストーリーでもなくて、マディソン群の橋?と見せかけて、助け合い?伝わってこなかったけど、なんとなく一緒にいて居心地のいい関係の人と将来一緒に助け合えたら最高だよね。かおるさん、帰ってきてね。
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水色さくら
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ネタバレ〇/タイトルと装丁で。登場人物たちのばらっと感のせいなのか、全体的にばらっとした印象。
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キクラゲ
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5
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糸巻
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ネタバレ自転車で一人旅をしていた青年・拓海は悪天候に見舞われ元はペンションだった建物【ムーンライト・イン】を訪れる。そこには家主の老人・虹之助と3人の女性が様々な事情を抱えながら暮らしていた。成り行きで彼等と同居することになったが…。登場人物の視点が移り変わっては、日々の暮らしを営みながら各々の事情が明らかになっていく展開が面白い。終盤でかおるのした選択に驚いたが、その後の虹之助の言葉でまあ、こんなものだよなと変に納得させられた。先の事を考えたら最善なのかもしれないし。空港での2人がすごく可愛かった。
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チーコ
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いろいろツッコミどころ満載な本だけど、考えずにファンタジーとして読んだ。おもしろかった。
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永野間かおり
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家族や仕事から逃げ出してきたさまざまな年代の人たちが、ほどよい距離感と関わりかたの中で、自分を立て直したり、互いを応援し合うストーリー。 登場人物たちそれぞれに対して感情移入しやすかったのは、単純ないい人・いい話ではなく、それぞれの脆さややずるさもしっかり描かれていていたから。中島さんの作品、好きだなあ。
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林芳
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ネタバレどうして作者はこういう終わらせ方をしたんだろうと考える。かおるさんは息子さんに自分がずっと思っていたことをぶつけてしまう。それは言ってはいけなかったことかもしれないけれど、家族だから沸々と抱えていた思いの吐露でその行為は理解できる。言ったことでかおるさんは責任を負うことになったのだろう。息子を傷つけたであろう言葉の重さを息子と共に自分も抱えていかなくてはいけないと。だから家に帰ったのだと。そしてもう戻らないと。けれど思い出はある。それは希望に近いものなのかもしれない。
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夏
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1人の老人と、3人の年代の異なる女性がシェアハウスをしているムーンライト・インに、ひょんなことから暮らすことになった栗田拓海。女性たちはそれぞれ事情があって、このペンションに暮らしている。彼女たちの持っている事情が、彼女たちを苦しめることもあるけれど、日常は普通に過ぎていく。個人的にはマリー・ジョイの言動がいちいち可愛くて、もっと彼女の話を聞きたかった。最後の展開は賛否あるだろうけど、わたしには不満があって、昌樹の言動には本当にイライラするのに、かおるはなぜあのような決断をしたのだろうと思う。★★★★☆
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白玉堂餡子
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ネタバレ※なんだか訳ありな人たちが共同生活をしている元ペンション。夫や息子に人権を虐げられて今は車椅子生活のかおるは、海外に住む息子との不仲が原因で、結婚直後に心を通わせた虹サン(車椅子の妹の世話をしながらペンション経営)の元へ。ヘルパーをしていた塔子は、無礼な利用者を殺したと思い込み、かおるさんに誘われて。フィリピン人のマリー・ジョイは、ヘルパーの資格を取るために日本へ来るが合格できず施設も閉鎖、まだ見ぬ父親と会う勇気が出ず。自転車旅行中に宿を求めて訪れたフリーターの拓海。彼らの後日談が知りたい。
白玉堂餡子

ムーンライトフリット→夜逃げの意

06/26 23:27
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ジャスミン
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何気なく手に取った本だったけれど、面白かったです。優しい世界観が好き。
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びずん
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好きなんだよなあ、こういう雰囲気のおはなし。一言二言交わしただけではわからないように隠していて、その人の抱えている解決したい思い。全く関係ない人たちに、関係のない場所で、現実とは関係のない生活をしたことで満たされて、きっかけがあれば解決できる勇気を充電してもいいんだ。
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hirorin
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かってのペンション「ムーンライト・イン」には、年齢も様々な色々背景がある男女が住んでいる。そこへ自転車旅行の途中で迷い込んだ青年拓海。人生の曲がり角に立ったそれぞれ、遅れて来たような夏休み。中島京子さんらしい終わり方。ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもなく。介護の仕事についている女性が受けるセクハラや海外からの研修生が受けるセクハラ・差別も織り込みながらお話は進んでいく。どうか、かおるさんが無事にここへ戻ってこれますように。マリーと拓海が結ばれますようにと祈ってしまう。★
hirorin

★塔子さんの海外にいる息子が、男性と結婚することになったことなど、面白いと言えば面白い。著者の「長いお別れ」の唐突な終わり方を思い出した。

06/08 18:25
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Ayako  M
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全てがハッピーエンドとはいかなかったけれど、未来を感じさせる終わり方で良かった。さすがは中島京子さんの作品で、話の構成も上手で、引き込まれてどんどん読めました。親子関係についていろいろ考えてしまう作品。
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りんたろう
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それぞれやっかいな事情を抱えていて、それをどこまで周りの人に伝えるか、隠し続けるか悩むところ。 全て打ち明けることが、必ずしもいいわけではない。抱えてるなと気づいても、今のその人を見ていこうという環境があってこそ、前に進める時がある。
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まろさん
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全部をきれいに終わらせない、色々気になるラストだったがこういうの好きです
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ゴロチビ
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面白くてほぼ一気読み。いつもそうですが、ドラマ化した映像を想像して読んでいました。自分は単純なので普通にハッピーな結末を予想していたのですが、予想に反して切なくって、肩透かしというか消化不良な気分になってしまいました。最後の最後にも逆転ハッピーエンドを期待してたのに。でもそれが人生のリアルなのかもしれません。こうなったら続編を読みたい!という思いもありますが、その後の展開は様々あり得るというのが作者の世界観なのでしょうね。どんな風に転ぶのか、自分であれこれ考えるのも、確かに良い読書なのかもしれませんね。
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うし
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ネタバレ穏やかな場所で展開されるいろいろな人間模様に、ものすごく人間らしさを感じた。色んな国籍、色んなセクシュアリティ、色んな仕事、環境、過去、それらが登場人物たちをかたどっていて、それが確固たるものとしてそこにあるからすれ違うしぶつかる。そんなふうにしてみんな摩耗しながら、人間関係を築き上げていくんだなあと思う。当たり前のことなのに忘れていた感覚を取り戻してくれました。
0255文字
ssコスモ
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年代の異なる、何かを抱えた人たちの共同生活が始まっていき、それが結構振り幅が大きく、テーマは多岐にわたり、面白く読了。皆のその後が気になる。
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もけうに
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ネタバレ久しぶりの中島京子。やはりこの方の作品好きだわー。それぞれ事情がある、年齢も経歴もバラバラな男女の共同生活。中々癖が強い面々だが、知れば知る程憎めない。男はロマンチストで女は現実的。すっきりと解決はしないけれど、未来への余韻を残す終わり方。夢のような共同生活は、終わりがあるからこそ理想的に快適で美しい。虹さんとかおるさん、マリー・ジョイと拓海。どちらも一緒になって欲しいけれど、未来はわからない。確実なのは、女はどうなろうと強く生きていけそうだと言うこと。しかし、かおるさんの夫と息子には苛々した。
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えむ女
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ムーンライトインというシェアハウスに住む4人のところに転がり込んだ拓海は怪我していっしょに住むようになる。現実感のあまりない話だけど、想像力働かせて読んでみた。夢サン、かおるさん、塔子さん、マリージョイ。みんな悩みながら自分で行動して進んでいく。共感はしにくいけど。
えむ女

「妻が椎茸…」は挫折本です。

03/03 17:10
えむ女

読書は共感できるか、憧れるかのどっちかが必要ですよね。

03/03 17:11
6件のコメントを全て見る
0255文字
雫
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人生は悲劇であり(クローズアップ)、喜劇(ロングショット)という言葉を思い出した。確かに死期はわからず、思いがけないことが思いがけない時期に起こるものなと思った。同時に、複雑な陰影は大事だけれどシンプルなことも大事だなと思った。また、できること、を介してのつながりは他者とのつながりでもあるなと思った。そして自分を知ること、更新することでもあるなと。辛いこともある日々を前向きに過ごしたいと思った。
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kanegorou
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⭐️⭐️⭐️
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くっきー
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ネタバレ高原の古いペンションで暮らすオーナーと3人の女性。そこへバックパッカーの青年がやって来る。徐々にそれぞれ抱えた事情が明らかになってきて面白くなる。いい感じの距離感でのどかな暮らしがバラバラになっていくのは寂しい。男はロマンチックで女は現実的という事か。
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ヨシマル
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とても良かったんだけどなんかいろいろもはっきりとしない部分あるよね?それくらい匂わせのがいいのかな。男はロマンチストなんだろうねー。
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冬子
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面白かった。シェアハウス的どたばた喜劇的夢物語的ほっこり物語ではない。終わり方もなんとも好い。
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かなこた
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ネタバレかおるさんの行末が気になる!!!!!(大声) なんだろ、なんか、いい話…だったのではないか 中島京子さんのお話には美しい人妻よく出てくるな
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せーちゃん
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ネタバレ現実味のあるエンディング。そこが中島先生らしさであり、嘘臭さがなくていいのかも。 でも、かおるさんの息子がムカつく。塔子さんを逃亡させたジジイもムカつく。マリーを追い詰めた父の嫁もムカつく。それがあるからこそ、みんなでムーンライト・インで幸せに暮らす、というお花畑な終りじゃ空々しいんだろうな。続編でみんなのその後を見たいと思うが、それは各々の心の中で、ってことなのかな。
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さとみ
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男の人のロマンティックな臆病さと、女の人の現実的な大胆さと、この世の中は両方でバランスがとれてハッピーなことがあるのかもしれない。男女であまりわけて考えたくないけど、この本はそんなことも悪くないなと思った。
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うるの
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それぞれなかなかヘビーな事情を抱えた男女5人の共同生活。それを忘れてしまいそうになる軽やかな読みやすさ。最後みんながそれぞれ旅立ってしまうのには寂しさを覚えましたが、こんな夢のような生活はいつまでも続かないのが現実。それでも少しの間現実から離れて、心を休めることの多大切さを感じました。その後のみなさんはどうなっていくのかな。気になるところです。
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猿田彦
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ラスト20ページを何度も読み返した。今まで言えなかったことを自分の言葉で伝え切った者の勇気に思わずやったねと応援したくなる。それまでにずっと言えずに悩んでいたことだったとしても誰しも必ず伝えなければいけない場面はあるのだから。好々爺の虹さんが住む元ペンションに老女と中年女性と若い女性。突然この家に住みつくことになったフリーターの拓海の目を通じてこの不思議な人間関係と人となりが明らかになっていく。この居心地のいい空間で、羽根を休めた拓海は、自立して生きる決心をし、ここが彼の思い出の場所になっていくのだ。
0255文字
とと
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さまざまな事情を抱えた人々が集まったペンション、ムーンライトイン。老人オーナー虹さん、車椅子のかおるさん、息子が外国に行ってる塔子さん、フィリピン人マリー・ジョイ、三十代フリーターの拓海くん。 それぞれの事情があきらかにされつつ、未来へと踏み出していくストーリー。舞台は長野? 拓海くんがちゃんとマリーを迎えに行くといいなぁ。マリーのような子がたくさんいるのかと思うと切ない。
0255文字
橘 由芽
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盛り上げるだけ盛上げといて、別にハッピーエンドにもならない、ってのが、逆に「そうだよな…現実ってそんなもんだよな」なんて逆に妙な説得力を持ち、自分自身もようやく目が覚めたようなそんな小説でありました。
0255文字
あっこ
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元ペンションだった高齢男性宅にそれぞれ事情を抱えた男女4人が住むようになり… いつまでも先延ばしにして逃げてるわけにはいかない。マリージョイの予想したような結果になると良いな。
0255文字
ちゅうおうせん
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ネタバレアルバイト先から契約満了を通達された拓海は、高原列車に乗って旅に出る。風雨が強くなって夜を明かしたのは、かつてペンションだった建物。 そこで生活していたのは、男一人に女性三人。男は70台、老女と中年女性、とフィリピンから来た女性。 ムーンライトフリットは夜逃げを意味する英語。 それぞれに抱えた複雑な過去。 自分なり行動して結果に納得して受け入れないと前に進むことはできない。 短い間に五人ともきっかけはできたが、どんな選択をするのだろう。 拓海とマリー・ジョイのその後が気になる。 拓海は約束を守れるのか?
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