形式:Kindle版
出版社:エトセトラブックス
形式:単行本
飯野由里子「フェミニズムはバックラッシュとの闘いの中で採用した自らの『戦略』を見直す時期にきている」でフェミニズムが性別二元論に加担し性的マイノリティを置き去りにした過去を知る。今も堂々とトランス差別する自称フェミニストがいるもんね…。伊藤詩織×石川優実「変えるために、次の世代のために、声をあげる」という対談のタイトルは『その名を暴け』とも繋がる。キム・ナムジュ『彼女の名前は』の「二番目の人」も連想した。次の世代のためにと声を上げてくれてる人がいる。日本にもアメリカにも韓国にも。
楠本まきの論考を読むために『赤白つるばみ(上・下)』『赤城つるばみ・裏』を今回初めて読んだけど面白かった!〈「差別も多様性のひとつ」などという矛盾のお手本のような言説が(わざとにしろ、本当に違いがわからないにしろ)ともすればまかりとおり、大坂なおみが自分の属性に対する差別に声を上げれば政治に口を出すなと言われ、パンケーキがものを言う世の中では、とてつもなく不毛に思えても、やはりひとつずつ、それは違う、と声を上げていかなければならないのだろう。〉楠本先生かっこいいな。
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飯野由里子「フェミニズムはバックラッシュとの闘いの中で採用した自らの『戦略』を見直す時期にきている」でフェミニズムが性別二元論に加担し性的マイノリティを置き去りにした過去を知る。今も堂々とトランス差別する自称フェミニストがいるもんね…。伊藤詩織×石川優実「変えるために、次の世代のために、声をあげる」という対談のタイトルは『その名を暴け』とも繋がる。キム・ナムジュ『彼女の名前は』の「二番目の人」も連想した。次の世代のためにと声を上げてくれてる人がいる。日本にもアメリカにも韓国にも。
楠本まきの論考を読むために『赤白つるばみ(上・下)』『赤城つるばみ・裏』を今回初めて読んだけど面白かった!〈「差別も多様性のひとつ」などという矛盾のお手本のような言説が(わざとにしろ、本当に違いがわからないにしろ)ともすればまかりとおり、大坂なおみが自分の属性に対する差別に声を上げれば政治に口を出すなと言われ、パンケーキがものを言う世の中では、とてつもなく不毛に思えても、やはりひとつずつ、それは違う、と声を上げていかなければならないのだろう。〉楠本先生かっこいいな。