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星野道夫 約束の川 (STANDARD BOOKS)

感想・レビュー
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snow's library
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星野道夫という人と出会うためのスタンダードなエッセイ集。星野さんが撮影した写真が掲載されていないことに最初は少し物足りなく感じたけれど、彼が綴った言葉に導かれるようにアラスカの雄大で美しい自然を、かの地で暮らす人々の素朴で力強い姿を想像力をフル稼働して思うのでした。その言葉はセンス・オブ・ワンダーに満ち、優しさと大胆さを合わせ持ったお人柄を感じさせてくれました。
ぶち

私も積んでますが、読めていません。ゆっくり追いかけます。

03/08 07:37
snow's library

あら✨ぶちちゃんも積んでたのね(*´`)わたしは図書館本だから期限内に読まなきゃだったけど、ぶちちゃんは良きタイミングで読めますように🍀

03/08 14:03
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mihayu
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★★写真で見た村の光景に魅了され、代表者に「村のことを知りたい、訪れたい」と手紙を書いた…という回想。そのころから熱意と行動力がある方だったんだろうな。/人の暮らし、生きる様の多様性に魅かれていった。どんな民族であれ、どれだけ異なる環境で暮らそうと、人間はある共通する一転で何も変わらない。それは、だれもがたった一度のかけがえのない一生を生きるということだ。世界はそのような無数の点でなりたっているということだ。
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@nk
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とある風景を目にした星野道夫は、写真家でありながらシャッターを切らず、これは心のフィルムにだけ残せばいいのだと悟る。その氷上の風景と彼の佇む姿を私たちが思い浮かべられるのは、カメラだけでなくペンをも携えた星野道夫の、圧倒的な感性と筆力によるものだろう。彼はまた、ひとつの景色を見て感じることに誰ひとり同じものはなく、誰かと同じ感覚で景色を見ることはできないという当然も、私たちへ伝えてくれる。/消えようとしている景色や物語を求め、人や動物に出逢う。立ち入れない領域を知り、立ち入れないと思っていた領域を越える。
@nk

ときに彼は神のごとき視点から、未踏の地と呼ばれる原野に先人を感じる。そしてついには生命の不可思議と一生の短さに想いを馳せ、「目に見えるあらゆるものは、地球という自然が再生しているつかの間の表現物にすぎないのではないか」との境地に至る。/もう彼の著作は増えないけれど、本書のように編み直されたとき、断片的ではあるものの、より物語性を纏った星野道夫を感じることができる。平凡社のこのSTANDARD BOOKS シリーズは、やはり素晴らしい。時機をみて、未読の彼の著作を少しずつ手に取ってゆこう。

02/06 17:14
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きりんだよ
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星野道夫さん、知っているようで知らなかった人。やっと文章を読ませていただくことができた。 文章は、誠実な人柄が表れている。アラスカの、星野さんを知る人にインタビューしてみたいと思った。
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わさび
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ネタバレ巻末に星野氏を知りたい人のためのブックガイドあり。「私はいつしか、目に見えるあらゆるものは、地球という自然が再生しているつかの間の表現物にすぎないのではないかと思うようになった。人間さえその例外ではない。植物が地面から顔を出し、再び土に還ってゆくように…。それならば、無機物と有機物、生物と死物の境界はどこにあるのだろう。」
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水の都
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小川さんの「からだ…」に紹介してあった書籍。星野さんの哀しく美しい文章に触れることが出来る。STANDARDBOOKSシリーズをここで知った。興味のある研究者や芸術家等など勢揃い。しかも選りすぐりの文章らしい。続けて味わうことにした。
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yumi..✽
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とても澄んだ言葉で語られるので、星野道夫さんの体験や風景の感動が、ダイレクトに沁みてくる。何かを探しあぐね、見つけて、心のままに行動していくのは、森羅万象が摂理のまま生きているようで、憧れる。ワタリガラスや古代のトーテムポールやオーロラや動物に惹かれる部分を、私も少しでもいいから持ち合わせていたらいいなと思う。そうすると、たくさんの境目も超えた何かに触れることができる気がして、また、星野さんの言葉を読みたくなる。
yuppi

こんばんは。星野道夫さんの新しい本は出版されることはありませんが、再構成された本でも手に取りたくなってしまいます。先日、息子さんが出演した「父と子のアラスカ~星野道夫 生命(いのち)の旅」を観ました。2歳の時に父を亡くし、今まで父親の話題を避けていた翔馬君がアラスカを旅して現地の人達が父親のことを聞き、やっと父親と向き合うことが出来たのではないかと思います。この先どんな道を歩んで行くのか楽しみになりました。お父さんにとっても似てるなと思いました。星野道夫さんの公式サイトいいですよ。

04/23 20:39
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ヨシ
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先日、星野道夫さんの写真展に行き、久しぶりにエッセイを手に取りました。エッセイを読むと素朴でまっすぐな人柄がひしひしと伝わってくる。作者がジャック・ロンドンをアラスカのキャンプ地で読んだように、いつか、このエッセイをアラスカで寝そべりながら何度もページを繰って読んでみたい。
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miki
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個人的な話ですが、新年1冊目はちょうど200冊目!新年早々熱を出し、布団の中で読了。しかし、アラスカへ旅したような気分になれました。思わずアラスカ行ってきたと言いそうに。恥ずかしながら、星野道夫さんの名前は聞いたことあるくらいの知識だったのですが、なんて素敵なエッセイを書く方なんだと感動。もう目の前には壮大な雪景色。この本は色々なエッセイをまとめた本なので、今までのエッセイをこれから一冊ずつ丁寧に読んでいこうと思います!このstandard BOOKSシリーズの他の本もとても気になってます。
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吉日なり
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大自然に身を置く者の言葉は謙虚で力強い。
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すくすく
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星野さんの紡ぐ言葉のおかげだろうか、行ったことがない北極圏の世界がありありと浮かんでくる。北極圏の厳しい自然に立ち向かう人々、動物、日照し続ける夏、ベリーが沢山実る秋、日が全く昇らない冬、待ち遠しい春、クジラやグースを狩り、その一部は海に、山に返す。自然と共にというには生易しくない厳しい自然と日々向き合う暮らしを星野さんは心から愛していたのだろう。それがよくわかる本だった。
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Andy
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珠玉の言葉が散りばめられた本。 行ったこともないアラスカの風景が活字を通して見えてくる。 登場するアラスカインディアン一人一人の顔までが、その彫りの深い表情と共に眼前に現れる。 ユラユラと緑色の光を放ちながら夜空に舞うオーロラまでが見えた気がした。
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lovemys
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美しい世界だった。自然の一部となって暮らす人々がかつてはいた。そんな地域にも近代化の波は押し寄せる。人間だけが地球の営みから外れた暮らしをしているような気がする。そして地球は、その特別な暮らしをしている人類に侵されている。自然の営みに組み込まれた人々の生活は、穏やかで、緩やかで。そんな人々に見せてくれる自然の姿は、私には想像できないくらいに美しいのだろうな。星野さんの優しい描写と、混じりけのないピュアな視線が心に染みる。星野さんの描写する地球の壮大さは、文字だけでも伝わり息を呑む。いつかこの目で見てみたい
yuppi

届くの楽しみですね。レビュー楽しみにしみにしています(*^^)v

09/28 07:16
lovemys

yuppiさん☆ ありがとうございます! yuppiさんのお陰でますます楽しみになりました♪

09/28 12:02
4件のコメントを全て見る
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nami
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優しい言葉で紡がれる極北のお話。アラスカには行ったことがないけれど、胸を締め付けられるような郷愁を感じた。また、エスキモーやアサバスカンインディアンたちの欧米文化とは相容れない独自の文化を大切にしている姿勢には深く感銘を受けた。私たち現代人が失ったいろいろなものがこの本には詰まっている。
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YUTAKA Hino
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1996年に不慮の死を遂げてから既に四半世紀が過ぎました。星野道夫さんの書物は色んな形で世に出されますが、色褪せることなく、現代人への生活様式を問う。本エッセイ集には魅力的な人物がたくさん登場。存在しないと思われていた7500年前のトーテムポールの話が好きです。
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右脳
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日常を忘れる。アラスカの自然の厳しさや惨さも描きながら、それでもそこに確かにある自然のありのままの美しさ、人の営みの逞しさを教えてくれる。読みながら泣きそうになるんだよな。 最後の章は、白眉。
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Eddie
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修飾の少ないシンプルな文章だが、星野氏のアラスカへの思いがダイレクトに伝わってきます。生きるもの全てへの優しいまなざしを感じることができます。
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まさちゃん
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星野道夫の世界観に引き込まれました。
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Chiyo K.
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ネタバレ著者のエッセイを時系列ではなく、内容が少しずつ重なるように排列した珍しい構成。先住の人々と狩り、カリブーを追う日々、アラスカの自然とともに生きるということ。著者は写真家でもあるが本書には写真は一切無い。だからこそ余計に、著者の目の前に展開する見たままのアラスカ以上に、太古の昔から繰り返されてきた生き物の営みや人々の生活の途方もない時間と、それがだんだんと失われていくことへの哀惜とが、文章から匂い立ってくるように感じる。何もかも星野道夫というフィルターを通して、見ている気がする。ピュアな人だと思った。
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y
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かつて読んだものが大半だったけれど、やはり素敵だと再認識しました。同じ地球に星野さんの生きた世界が存在すると思うと、幸せと言うか、清々しい気持ちになります。  STANDARD BOOKSのシリーズはページ数もサイズ感もちょうどよくて、作家のチョイスと装丁もナイスで、他のものも読みたいと思っています。
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恵
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ネタバレ別の書籍でも読んだ話があるにも関わらず、その度にその旅へ惹き込まれます。 また、星野さんと縁のある人々が皆、魅力的で温かな人柄ばかり。やはり御本人がそういう温かみのある素敵な人だったのでしょう。 ブッシュパイロットだったハドソン・ブルース、鳥類学者デイヴ・スワンソンらの旅の話は胸を踊らせましたが、アサバスカンインディアンの暮らしを続けてゆくケニスの存在が特に印象に残りました。森や海の生き物を狩った後に一部を元の場所へ返す古来の習わしなど、生きて、還ってゆく事を考えさせられます。装丁も素敵でした。
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アルクシ・ガイ
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クジラを食べ尽くしたあと、クジラの顎の骨を海に返す。カリブー一頭で食料から防寒着までまかなったあと、頭の毛皮を森に返す。狩猟民族独特の、動物とのコミュニケーション(といっていいのかどうか)なのだろう。心に染み入るエッセイを読み、でも読むだけで行きはしない。それでも何かの一滴にはなるのだろうな。
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snoringdog
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他の星野さんの著書との重複はありますが、一文一文に心洗われる気がします。地球規模の手つかずの自然のなかで、生物が生きていくことの過酷さと同時に忘れ去られた温もりを感じます。秀逸な作品だけを集めたSTANDARD BOOKSシリーズにおさめられた作品ばかりで、読みごたえがあります。染み入るように癒されて行きました。
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grassbigsky
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今更ながら、じっくりと星野さんの本を読むのは初めて である。少しずつかじっているので初めての感じがしないのだが。率直な文体で星野さんが見たままの自然や心情が描かれる。その言葉は岩清水が胸に染み込んでくるようだ。星野さんはアラスカで生きるために写真や文筆を選んだ。だがそれは、おそらく片足を文明社会に残しておくことになったのではないか。おそらく、日本の文化を捨てることはできなかったのだと思う。もし星野さんが生き続けておられたら日本とアラスカを結びつける事業を発展させておられたのではないだろうか。
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大和桜289
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平凡社に「STANDARD BOOKS」というシリーズがあった。巻末の当シリーズ発刊の趣旨によれば、「科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介し…自分の頭で考える力を取り戻すために知のスタンダードとなる文章を提案」しようというもの。そうした観点から著者の既刊のエッセイ集から16編を選定収録している。何度読んでも、アラスカの大地に飛び込み、その自然風景と厳しい気候風土の中で暮らしてきた人々の営みに寄り添おうとした著者の姿勢に、何事かを感じこころ打たれる。
yuppi

大和桜289さん、レビュー楽しみにしています。

09/18 11:03
yuppi

宵待草さん、いつも嬉しいコメントありがとうございます。この周辺では、台風被害もなく通り過ぎました。秋は台風の多い季節。誰もが被害に合わないことを祈っています。

09/18 11:15
7件のコメントを全て見る
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numainu
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評価D
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二浪人ファーストアウト
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◆装丁なども含めて、とてもよかったです。自分は旅行欲が皆無の人間なのですが、いつか星野さんの本をカバンに入れて、アラスカを訪れてみたいです。 ◆味わって読みたかったので、朗読のペースでゆっくり黙読しました。星野さんが感じていたアラスカの時間の流れに少しでも近づきたくて。
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kurupira
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アラスカの実生活を星野さんが出会う人々から垣間見れる。過酷でシンプルな暮らしに対して、憧れではないが、何か羨ましさを感じてしまう。北米の神秘的な環境は日本の自然崇拝や木造文化と近いものがあると思われ、本作でもクジラを狩る話、朽ちたトーテムポールを探す話からそんな印象を持った。「約束の川」はシンプルだが余韻が残る話、死が人間にとって避けられない、まさに緩やかに川を下っていくイメージと重なり、、そして亡くなられた年の話でもあり感慨深い。
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MOTO
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見慣れたはずの雨や雪、風や空や海とか虹とか…。でも何度も見ても心が遠のく。星野さんの言葉にも感じるそんな果てしなさ。
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あきこ
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星野氏の著作からの抜粋。抜粋であってもなくても、この優しい文章の穏やかさに心打たれる。コロナ禍である今、地球のどこかでムースが移動し、クジラが泳いでいるんだと思うことで癒される。人間が大騒ぎしていても地球の生物たちは淡々と自分の時間を失うことはない。大自然の大切さ、偉大さを教えてくれる。写真はない。ないけれども眼の前に見えてくる。星野さんは大好きな写真家であり文章家であったことを思い出した。
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ガクガク
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ネタバレ収録された文章は半分以上読んだことのあるものだが、やはり星野さんの随筆は何度読んでもいい。そして40歳を超えて書かれたものは、どこかに影と死の匂いがするような気がするのは、私たちが彼の最期を知っているからだろうか。それは興味の向かう方向がアラスカの大自然から、次第にそこに暮らす人々に向かっていったことにも関係があるかもしれない。星野道夫の残した文章を読み写真に触れる度に、私たちは行ったことはなくても、厳しいアラスカの大自然に生きる動物と人間に想いを馳せ、そこから自分と世界の有り様を振り返ることになるのだ。
都わすれ

ガクガクさん、星野さんの本を読むと大自然の中に放り込まれたような気になりますね。私はこの本を読んで写真集を見たくなりました。

06/06 13:39
ガクガク

都わすれさん、こんにちは。写真付きのエッセイ集もいいですね。私は写真集も大小数冊持っています。

06/06 13:43
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Tenouji
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なるほど、星野道夫氏はカリブーの群れを追っていたのか。やはり、対象を見つめる視線、時空間に関する感性が違うな。都市は離散的で真逆な時空を持っている。円環的な感覚を取り戻す必要があるのかな。
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夜楽
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静謐な文章が心地よい。
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jackbdc
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印象に残った点3つ、1.職業:魅せられたアラスカの地で過ごすために写真家という職業を選択した。2.新築した家:旅の多い星野は自宅でどのように過ごしていたのだろうか?3.友人:魅力的な登場人物が多数描かれている。人口密度の低い地域で屋外で働く星野は決して他人と交流する機会の絶対量が多かったわけではないだろうが、その分密な付き合いをしていたのだと感じた。本書は平凡社のSTANDARDBOOKSという著名な人物の作品をダイジェストでコンパクトに掲載したシリーズものであった。リストの選書が良くて気になった。
yuppi

こんばんは。良かったら初期の作品『旅をする木』を読んでみて下さいね。星野道夫氏の公式サイトは奥さんや仲間の方たちが更新をしています。 https://www.michio-hoshino.com/

06/11 21:10
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都わすれ
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過酷なまでの自然、太古から繋がる神話性を有して、無窮の時が流れている極北アラスカ。果てしなく続く雪原、そこに生息するカリブーの群れ、ムースの気配、ワタリガラス、北極海の潮吹くザトウクジラ、湿った苔の匂いがする大地、白夜、天空の緑のカーテン、オーロラ、厳しくも美しい四季の巡り。狩猟民として生を営むエスキーモーたち。星野道夫が全身全霊で魅せられ、共に在った極北の自然と風景、その自然と共存して生きる人々。『自然と人間の原点』を求めて紡がれ、織りなす世界は強靭な生命の営みと過酷な自然に対峙する悠久の時間の流れに⇒
都わすれ

⇒のみ込まれるように心揺さぶられた。滔々と極北の大地を流れるユーコン川のようにゆったりと時が流れ、遅い春の命の輝きに、夏の沈まぬ太陽、白夜にエスキモーの人々と溶け合う喜びと思い出、秋、カリブーの季節移動、粉雪舞う厳しい冬の訪れ。大自然の中に文明の波が迫りくる未来の姿に呆然と立ち尽くす星野道夫の姿が愛おしく美しく映った。理不尽にもこの極北の地で果てた星野道夫の魂は雪原の大地を彷徨い慈しんでいることだろう。『氷河が後退し森が現れ氷は海に帰ってゆく。⇒

04/23 17:10
都わすれ

⇒そしてクジラはこの海の恵みによって生きている。そして海は、このクジラの中に生きている。それならば、森も氷河も、そしてクジラもうみも、みな同じではないか。私はいつしか、目に見えるあらゆるものは、地球という自然が再生しているつかの間の表現物ではないかと思うようになった。人間さえも例外ではない…私は水の惑星にいた。』1990年、三十八歳。「水の惑星」より。

04/23 17:11
0255文字
いくえ
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星野道夫さんの言葉を読むと、もうひとりの自分が大きくて広い世界に住んでるような感覚になる。自分の世界が狭いとは思わんけど、この感覚は自分にとってものすごく大事やなあということだけ、分かる。 「大切なことは、出発することだった。」アラスカのような極北では何が起こるか分からない。だから何かを心配することはもはや無駄で、旅に大切なことは、出発すること。それは人生でもそうやなあと、淡々と思う。 アラスカのグリズリーは、ムースは、ザトウクジラは、今も変わらず生きてるだろうか。 あ〜、心が広くなる。
0255文字
藻しお
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写真家であり冒険家でもあった星野道夫さんによって紡がれた優しい言葉たち。 遠くアラスカの大地へと思いを馳せる時間を楽しむための本。
0255文字
林克也
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いいなぁ、こういう生き方。
0255文字
pirokichi
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先月発行された星野道夫さんの随筆集。やっぱり素晴らしい。もう~一篇目の一行目からガツンとやられてしまった。クジラ、カリブー、ムース、ワタリガラス、トーテムポール…星野さんの文章は、アラスカの大自然とそこに生きる人々を、そしてさらにもっともっと広い世界があることを教えてくれる。「地平線へ消えてゆくカリブーの大群を茫然と眺めながら、揺さぶられるような感動とは裏腹の、ひとつの時代を見送っているような哀しさがあった」。星野さんの精神的な深さは、私をあたたかく包み込んでくれる。
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yuppi
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星野道夫氏の本や写真集、公式サイト、そして配信されているYoutubeの映像をいくつも見ているので、何故か最近、親近感を抱いてしまっている。この本はこれまでの本をベースにしたもの。再編集されているので、知っている話でも新鮮さを感じる。大自然の中で神話を大切しながら生きる人々、身近にいる野生動物達。地球上で数少ない残された場所。星野道夫氏の美しい文章から伝わって来る。冒頭のマイラのクジラに感謝を告げる踊りを見て『心のフィルムにだけ残しておけばいい風景』と言っている。好きな言葉だ。↓
きっちんきりん

鈴木まもるさんの絵本から、気になってました。新刊が出ているんですね。

03/14 11:10
yuppi

きっちんきりんさん、こんにちは。是非、読んで見て下さいね。

03/14 14:18
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