読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
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ちなえもん
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面白い話も少し稚拙な話もあってバラバラな短編集かな。ちょっと表題負け。キム・ソンジュンのSFは免疫があったので面白く読めた(初恋が切ないけど)。「パティオ8」がいちばんシスターフッドかな。
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ルーシー
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ネタバレヘレン・オイェイェミ『ケンブリッジ大学地味子団』教授に言われた「思考を育てる」が良かった。ほかに好きなのは文珍の『星空と海を育てて』とキム・ソンジュンの『未来は長く続く』。読後が良かったので、これらの著者の本はもっと読んでみたいな。
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今日もおひさま
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アンソロジー・ダービー 『覚醒するシスターフッド』#読了 アトウッドが期待を上げる作品を読ませる土俵で、訳がわからない物を出す柚木麻子にはがっかり。後輩を引っ張る、現代を切り取る、新しい読者を広げる、それなりの気持ちがないと適当な仕事になるし、名が廃る、名が上がるのはそういう時。https://todayisalso-stroll.com/?p=4497
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な
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「星空と海を隔てて」が好きだった。ところで韓国の女性作家って、少女や女性をフェティシズムの対象、見られる対象にしないのが上手い人が多い気がする。変に美人設定にしたり、見た目?雰囲気?の描写を書き連ねたりしない。あくまで主体であり私であるみたいな。疲れていて。
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gorico
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女たちの繋がりをテーマにした10編。外国文学が4作あり、いずれも気鋭の訳者が翻訳している。それでも出てくる風物や固有名詞になじみがないため、サラ・カリー『リッキーたち』以外はあまり頭に入らなかった。岸本佐知子の訳はやっぱり巧い。日本語の作品で面白かったのは柚木麻子『パティオ8』。連帯する女たちの行動力が痛快きわまりない。
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春木
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シスターフッドとは、1960年代から70年代にかけての女性解放運動でよく使われた言葉で、男性優位の社会を変えるため、階級や人種、性的指向を超えて女性同士が連帯することを表すもの。ーーなるほど???(ほとんど「なるほど」と思えなかった頼りない「なるほど」)
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如月小町
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国内外の10人の作家による女性たちの短編集。文化の違いか年齢のせいか、全然受け入れられないものもあった。好きだったのは、柚木麻子さんの「パティオ8」、文珍さんの「星空と海を隔てて」、こだまさんの「桃子さんのいる夏」。最後の「老いぼれを燃やせ」は、シスターフッドにあたるのかなぁ。
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こすず
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ネタバレ柚木麻子やサラ・カリー、キム・ソンジュンなど国内外作家10人の短編集。シスターフッドとは女性同士の連帯や親密な結びつきを意味しており、登場人物は性別や地位に屈せずにありとあらゆる事に抵抗していく。「パティオ8」「ケンブリッジ大学地味子団」のような強い結託でスカッとし、「断崖式」「老いぼれを燃やせ」でモヤモヤする最後は考えさせられる。どの作家も個性的でシスターフッドの定義にぴったり沿っているかも微妙。どの作品も1パターンで終わらずこれからどうなるの!?と思う話も多いが、それぞれの表現があって興味深かった。
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クラミ♬
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はて、覚醒する「シスターフッド」とはなんぞや?と思い読んでみる。女性ならではの、心の機微が盛り沢山。『断崖式』『桃子さんのいる夏』『老いぼれを燃やせ』が印象的。
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J
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シスターフッドという言葉の意味がわからなくなった、幅広い。テーマ通り全体的に対立する人々の話が多くて、ちょっとしんどかった。属性や立場によって引き起こされる対立って本当に避けようがないものなのか、わからない。「未来は長く続く」「断崖式」が面白かった。
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Kanam
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覚醒するシスターフッドとは?考えながら読んだけどわからんかった。読んだことない人達ばかりで新鮮だった。
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きのこきのこ
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お気に入りは2作。こだま『桃子さんがいる夏』桃子さんがとても魅力的。「能天気なおばさんと思われてるかもしれないけど、見えないとこに悩みはあるのよ」桃子さんが褒められるの嬉しそうなご主人も良い。桐野夏生『断崖式』この話をシスターフッドのくくりで読めたというのがすごいと思う。軽んじられた本妻、目をかけられない長女、若く可愛いらしい愛人とその娘、4人の関係を敵なんて決めつけてはいけない。関係をおかしくさせるのは"女"という枠に押し込める"男"なのかも。
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り
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すばらしくぐわんぐわんしました。
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ツン
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シスターフッドが大好きなのでタイトルと帯だけで手に取り、読み始めてからこんなに国内外の短編が集まっていることに気づいて最高でした。大前粟生さん、文珍さん、素晴らしかったです。ザ・シスターフッド!!!って思うのは少なかったけど幅広く読めて楽しかった。
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栗林
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ネタバレ文藝の特集時点で「シスターフッド」のワードに惹かれていた企画だったが、この度単行本化するとのことで書き下ろされた大前粟生の短編目当てに手に取った。蓋を開けてみればサラ・カリーやヘレン・オイェイェミなど国外の作家の短編が多く、それらがまた特に素晴らしかった。『ケンブリッジ大学地味子団』は本当に読めて良かった(余談だがこの作品はここで訳し下ろされなければ自分も訳したいと思っていて目を付けていた、と『アホウドリの迷信』で岸本佐知子さんが述べている)。自分の持っていたシスターフッドの概念から外れている話もあった。
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@
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れお
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柚木麻子「パティオ8」は読んでいて、「こういうのが読みたかった!!」と思った。藤野香織「先輩狩り」もすき。
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art_mr
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ネタバレ柚木麻子さんのパティオ8が最高に面白かった。本業や趣味を活かしながらの働く母達の連携プレー!それ以外は、文珍の星空と海を隔てての小話も良かったと思う。入り込めない話は全く入り込めない…
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あろあ
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海外の作品は読みにくかったかな。柚木さんのとこだまさんの話がよかったです。
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Anemone
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キム・ソンジュンの「未来は長く続く」とマーガレット・アトウッドの「老いぼれを燃やせ」が印象に残る。様々な作家や作品に出あえて楽しいシスターフッド短編集。
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R As Well
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一見すると全く似通っていない2人でも、女性という共通点を通してそこに連帯は生まれる。「シスターフッド」とタイトルにある通り、本書の作品群における連帯のメインは女性同士の連帯であるが、単純な属性や境遇だけを見れば、彼女たちの共通点は実はそれほど多くない。仕事も、日頃の生活も、社会的立場も、考え方も全てが違う。その違いが顕著であるだけに、逆に女性たちのシスターフッドが浮き彫りになって見えてくる。彼女たちの連帯はときに痛快で、ときにいじらしい。素材が未消化感のある作品もあるものの、粒揃いのアンソロジーだった。
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sau
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「桃子さんのいる夏」がお気に入り。 人間は多面的。 2022/10/15
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サム
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人のデフォルトが「男」である社会。女が何かになろうとすると、ただそれだけで「女」が肩書につく。女医、女教師、女社長etc。男が中心で女は周辺化される社会には、「誰かの妻」や「母」でない「女同士」の物語が不足している。周辺にいる者同士の連帯は中心にいる者にとって脅威なので、弱い者同士敵対しあってくれてる方が都合が良い。 だから女の敵は女とかいう構図を押し付けてきたり、ミソジニーを強化する価値観を持つものを可愛がる。だからシスターフッドが大事なんだ。『韓国・フェミニズム・日本』に続く文藝からの特集アンソロジー
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風眠
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ネタバレシスターフッド=女性同士の連帯や絆を表す言葉。国内外の作家10人がシスターフッドをテーマに描いた物語。雑誌『文藝』で特集されたものを一冊にまとめたらしい。柚月麻子さんと藤野可織さんが読みたくて手に取った。海外文学は苦手だけれど、こういう機会に触れる事ができて良かった。表紙はファンシーだけど、内容はずしんと重く難しかった。女性であるがゆえに侵害されてしまう権利について、様々な表現方法で訴えているのかなと感じた。『老いぼれを燃やせ』は、シスターフッドというより高齢化社会問題と捉えたほうが、私にはしっくりくる。
サム

(私も解説が欲しかったです・・・)

10/11 11:17
風眠

時々いるサムさん、解説欲しかったですよね・・・

10/11 14:59
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yoshiko
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最後の三篇が良かった。 「未来は〜」は、巷で話題の韓国文学を読んでみたくなった。桐野夏生はベテランの円熟味を感じた。多分短編のお手本ってこのこと。アトウッドは先進国あるあるだけど、もし日本だったら職員一緒に玉砕よね、っていう違いが面白い。しかし現役日本人作家の小説を読むのは数年ぶり。(小説読むこと自体減ったけど)。現代日本での多様性や社会問題の話題はSNSやネットニュースでお腹いっぱいで、私は小説にはそれらを求めてないんだな、とやはり思うのだった。
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アンズ書店
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パラパラ流し読み。柚木麻子「パティオ8」が特に良かった。女性が連帯して子育てや生活する事の見識が狭い男性をやり込めるのはスカッとする。けど、男の人も分からない事を謙虚に認めたり、しんどい事を抱え込まないようにする訓練を受けたら世の中殺伐としないんじゃないかとも思う。 仕事だけしてる人が偉く、仕事の邪魔になるものには頭を下げなきゃいけない世の中って歪だなと感じる。「リッキーたち」も良かった。見た目マドンソクだったら生きやすいんじゃないかって私も考える。
アンズ書店

作中にマドンソクは出てないです~。女性的な見た目がレイプ犯に狙われる要因かもというところで登場人物がスタイル変えてくシーンがあったと思うんですよ。手元に無いから詳細示せず^^;そこに共感しての感想でした。

10/22 11:28
サム

あ、ありがとうございます、確かにそんなシーンありましたね!なぜ気になったかの流れを説明したいのでメッセージしますね\_ヘ(ω゚`*)

10/23 16:43
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才谷
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テーマが同じだからではないだろうけど、どれも読み解きづらい。
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おはぎ
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柚木麻子『パティオ8』は、世相も反映していてわかりやすく面白い。スカッともするし、典型的でシンプルな形のシスターフッド。個人的な考えとして、食べ物が美味しそうに描かれる小説は、いい小説だと思っている。マーガレット・アトウッド『老いぼれを燃やせ』は、さすがの面白さ。シスターフッドと言われると少し違和感がなくもないけれど、お得意のディストピア要素もあり、風刺もきりりと効いていてすばらしい。長編に広げていっても、なかなか面白いものになりそうな気がする。
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あずき
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「シスターフッド」なのか?と首を捻るものも。「老いぼれを燃やせ」など面白いが…。「パティオ8」の熱く前向きな連帯や「断崖式」の暗い手繋ぎは、女同士の力を感じた。「未来は長く続く」のようなSF、どこか怪談のような「先輩狩り」もよかった。
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Mishima
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10編中5編翻訳物。『リッキーたち』四人で改名して「リッキー」になる!最高。天晴な痛快さ。あの年頃のクレイジーな思想と年を経た感傷のコントラストが素晴らしき。『星空と海を隔てて』マカオを舞台にしたセンチメンタルジャーニー。問を抱えた女ふたりが出会う。微妙な年齢差と交錯する思いが導く展開。『先輩狩り』藤野可織『なあ、ブラザー』大前粟生は、入り込めず。『老いぼれを燃やせ』マーガレット•アトウッドはミシミシくる意味深さがさすが。ディストピア設定なのに分裂気味な明るさの妙。ん?でも、これ「シスターフッド」なの?
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kanzu
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文章は難解でないのに、わからない話が多かった。理解ができないというか。 「星空と海を隔てて」「桃子さんのいる夏」は共感できた。「パティオ8」は共感するところはなかったが、面白かった。後は、私には向いていない。好きな人もいると思うが。
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あきら
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シスターフッドとタイトルにあるが、若い女の子だけでなく上の世代、男の子たちの話もあってよかった。リッキーたち、先輩狩り、老いぼれを燃やせが面白かった。家庭を壊している自覚がまるでなさそうな毒親も出てくる「断崖式」は震えが来た。桐野夏生はやっぱり好きだと改めて思った
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Yoko Oishi
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読みやすいものと読みにくいものの差が結構あったなぁ。「パティオ8」「桃子さんのいる夏」は面白くてすぐ読めた。
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ツキイチ
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百合を期待する人へ 大抵の登場人物は彼氏や片思いの彼がいます。シスターフッドは百合じゃねぇぞキモオタ!と喝を入れられた気がした。 パティオ8。軽い文体で話もTwitterや昔の鬼女板みたいなスカッとする感じ。1番読みやすい。 先輩狩り。好き!卒業したら母親になるんだね。それが嫌で社会進出を頑張るんだ、フェミニストの人は。 星空と海を隔てて。心の底で求めていたシスターフッドはこれだったか…と少し驚く。読め! 未来は長く続く。230ページ!!!!
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春
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ネタバレ忙しかったのと、落ち込むニュースがあったのとで全然読書が捗らなかった。ようやくの今月一冊め。『老いぼれを燃やせ』のなかの「いつも、いつもこんな風だった」というウィルマのひとこと、「すべては戻ってくるのよ」という、『リッキーたち』のベルのひとことに、胸がきりきり痛い。『未来は長く続く』で、キナの目の上に、マヤが花びらを乗せてあげる場面は、あんまり美しくて泣けてきてしまった。何か美しいものを見たかったので、胸がいっぱいになってしまった。
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宇宙猫
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「リッキーたち」「パティオ8」「星空と海を隔てて」は普通。後は合わなくてパラパラ飛ばし読み。
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ちゃんぽんず
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パティオ8を作りたい。何年かかってもいいから作る。
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SUN匿名
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なんとなくシスターフッドに憧れている・加わりたい男性視点からの模索があるように感じました
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ふろしき🍐
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ネタバレシスターフッドをテーマにしたアンソロジー、なのか? 軸となるようなまえがきorあとがき、なにより解説がほしかったところ。とはいえ収録作は粒ぞろい。 藤野可織「先輩狩り」は『ピエタとトランジ』に次ぐ著者のシスターフッドものでは。文珍「星空と海を隔てて」香港映画で聞く広東語の響きが思い浮かぶような、ショートフィルム的な佳作。訳者濱田麻矢の『少女中国』も面白かったが、訳文もこなれていて読ませる。桐野夏生「断崖式」も面白かった。アトウッド「老いぼれを燃やせ」テーマ違いではと感じるが、抜群に物語が上手い。
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äï
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国際女性デーに合わせて読もうと思ったのだけど間に合いませんでした。正直言うと、理解できなかったお話が半分くらい。好きなのは、パティオ8、星空と海を隔てて、桃子さんのいる夏。
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