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その扉をたたく音

感想・レビュー
1738

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ssコスモ
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老人ホームで聴いたサックスをきっかけに、人生立ち止まったままの主人公がようやく前向きに動き出そうとする。
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gumi
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ネタバレ老人ホームのお年寄り達と、無職のぼんくら、あと少しもう少しの渡部君のお話し。 宮路がホームに通ったりお年寄りの買い物をしたり、そもそもいい人なんじゃんと思いながら読み進めた、お年寄りとの別れには胸にジーンと来るものがあった。せっかく前を向いた、宮路、良さそうな仕事に就けますように。
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♱⋰⋱ange⋰ ⋱✮☽
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「あと少し、もう少し」に登場していたおばあちゃんと二人暮らししていた吹奏楽部の渡部くんが介護福祉士に。老人ホームを舞台に、自称ミュージシャンの「ぼんくら」と育む友情ものがたり。へそまがりのおばあちゃん、ウクレレを習うおじいちゃんとの交流のなか、まっすぐ向き合うぼんくら、すがすがしい読後感でした。
0255文字
yurika
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心から喜んでもらうための買い物をしようとしたり、ウクレレを教えるためにしっかり予習したり、誰にでもできることじゃないと思います。そんな人のよさ、真面目さ、心の優しさに気付いてくれる人がいてよかったと思うのに、もう会えないって悲しい。人は必ず老いるし、いつかは死を迎える、だからこそ、元気なうちは一生懸命に生きたい。主人公ほどではないけれど、私もきっとまだ若い部類、自分の人生を謳歌したいと思いました。
0255文字
haru
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3年半ぶりに再読。 これからがたくさんあるはずなのに立ち止まってる宮路と、人生の終わりに近づいてるおじいさんやおばあさんとが関わり合っていく中で起こる奇跡。現実は辛いこともあるけれど、少しだけ前を向ける、そんな物語。
0255文字
本と言葉
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★★☆☆☆ スッと入ってくるような読みやすい物語だった。けど全体的にやや軽い印象を受けた。音楽を仕事にすることを夢見る無職の宮路が、老人ホームで聴いたサックスを弾く職員の渡部に魅入り、2人で音楽をすることを提案するところから物語が始まる。ストーリーは簡潔で単純に感動したが、なんせ宮路の社会に出ていかない甘さに微かにイライラし続けながら読み終えた。年下の渡部くんが誠実でしっかり者な分、宮路の子供っぽさに嫌悪感を抱いてしまった。『そして、バトンは渡された』くらい複雑なストーリーの方が作者の筆致と合う気がした。
0255文字
きひろ
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ネタバレ手に取ったきっかけは「ナツイチ2024」にあったということ。読者の声「疲れた時には、瀬尾まいこさん。心が温まります」という言葉です。 「自分の意思とは関係なく動く現実の残酷さ。だからこそ言葉のような表面上のものだけでなく相手を思う時間こそが大事」だと再認識しました。また、私個人的には「読書をしているシーンを読書するのが好き」という変なフェチみたいなものがあることもわかりました。
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弥生
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「そして、バトンは渡された」しかり瀬尾まいこさんの本はタイトルが素敵。主人公の宮路がなんだかんだ真面目で憎めない奴すぎる。
0255文字
さかたけ
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ちょうどパラレルで駅伝の話を読んでいてネタバレしてしまった。12位か。。。 前に読んだ本でも癌だったけど老人が死んだりで感動はしたけど次はハッピーな本が読みたい
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たか
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ネタバレ★★★☆☆介護施設ってことで最後の展開は思った通りだったけど、全体通してほっこりなお話。
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アヤノ
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音楽が素敵なのは奏でる人と聴く人がいるから
0255文字
トコトコ
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29歳になるまで何のひっかかりも無いのにミュージシャンになろうと思ってるのがすごい お父さまもお金があったからなんだろうけどゆっくり見守ってくれて良い仕事につけるといいな
0255文字
jtx28
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読みやすかったけど、割とずっと凪だったかな。
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とまぴー
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おもしろかった。お年寄りってクセの強い人も多くてちょっと苦手だけど、仲良くなってみると案外楽しく交流できるかも……と思った。
0255文字
redhotkick
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ネタバレ最初は、主人公の空回りしているところがちょっと引いたが、水木のばあさんとの交流、ウクレレ指導、を通じて主人の心の変化が印象的であった。主人公の学生時代の話、認知症、といったインパクトのある話をところどころに差し込んで、最後の一文まで一気に読んでしまいました。途中で駅伝の渡部くんだと気付きましたが、前作も大好きだったので、成長後の姿が見れて、その点もよかったです。
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チョコレート
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★★★★☆
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よ
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ネタバレスラスラと読めた。最初は主人公にイライラしてたけど、同じ歳で仕事を辞めてフラフラと旅してた自分も同じようなもんかと勝手に共感。音楽を神格化してたけど、その呪いも解けて大事なものが見つかって良かったし、その見つけ方が自分と重なっているような気がする。渡部くんは幸せになって欲しい。
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ありゅ
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ネタバレ図書館本 時がいろんなことを解決してくれるのは、ちゃんと日常を送っているからですよ。
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cuz.
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「たぶん、どんな状況の中にいても、明日やその先にすてきなことが待ってることをぼくたちは知ってるからですよ」渡部君、いいこと言うねー。
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Yutaka  Matsuzawa
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親の金で生活するギター弾きが、介護施設で働くサックス吹きや介護施設の老人達と出会い、次のステージへ昇ってゆくお話。そもそも青少年読書感想文全国コンクールの課題図書だったので読んでみた。このコンクールの課題図書「宙わたる教室」や「ラブカは静かに弓を持つ」など好みの本が多いんだよな。それは置いといて、この本は仲間がいて未来に希望が持てる時、今だけでなく先へと続く楽しさがあると人は幸せなんだと教えてくれ、それと人生のターニングポイントは、どこに転がっているかわからないというのが私にはメッセージ。
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ススキ
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★★
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みき
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主人公・ぼんくらこと宮路が、毎週金曜日に渡部君のサックス目当てに通い始めた老人ホーム。自分の為が、いつしかそうでなくなっていく過程が良かった。本庄さんとウクレレを奏でる場面は2人の絆を感じて胸が熱くなった。水木のばあさんの手紙は苦しみ、悲しみ、愛情、様々な感情が詰まり過ぎていて、何度読んでも切ない。『俺だけが真ん中にいた世界は終わった』の一文が清々しかった。
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FUKUIKE
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★★★★★ これまで読んだ瀬尾まいこさんの作品はどれも読後ほっこり!今回は無職の29歳の青年宮路になかなか感情移入することが出来ずどうなるかと思っていたけど、やっぱり瀬尾まいこさん!この作品も優しさに溢れた作品だった! ちなみに読メを始めてこの本が1000冊目!これからも素敵な作品と出逢える、そんな気にもさせてもらえた一冊でした!
紫陽花

こんばんは。1000冊、おめでとうございます。抜かれてしまいました。今後も色々と良い本を紹介してください。

01/23 21:26
FUKUIKE

紫陽花さん、ありがとうございます!紫陽花さんも1000冊まで秒読み開始ですね!1000冊目どんな本を選択されるか楽しみにしてます(^^)

01/24 05:42
6件のコメントを全て見る
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ふき
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ネタバレ目覚める清々しさ。一緒にセッションする楽しさ。人のために奏でる音が心を打つこと。上原先生、私も好きです。
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shikinokeyaki
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後半、涙と洟水が出まくりました。宮路くんの誕生日が自分と同じで苦笑。渡部くんの話も読みたい。
0255文字
hdk
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老人ホームが舞台になるが、主人公はミュージシャンを目指す若者。音楽ものというと違うけれど、物語の背景に優しい音楽が流れているような印象である。温かい展開のあと、切なくてさみしくなる場面もあるが、前向きに日々を送る大切さが伝わってくる。人間関係を築くのは、悪くないな、と思わされて好ましく思う。ちょっと人とのつながる勇気や何かを頑張りたい気持ちを後押ししてほしいときに瀬尾さんの本はおすすめだ。
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レモン
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あらすじを読んであまり食指が動かず、読み始めは痛々しい主人公に引いてしまいハズレかと思ったが、そこはさすがの瀬尾さんだった。ミュージシャンを目指す無職・30歳目前の青年が老人ホームに通うようになり、地に足を着けていくようになる。大学卒業後まともに働いたこともないボンクラだけど、ホームのお年寄りたちのオーダーに細かく応える優しさと純粋さがひねくれてなくて良い。渡部くんのキャラがイマイチ掴めないまま終わってしまった。駅伝の話は今作以外にもちらほら出てくるので、早く読んでしまわねば。
0255文字
とち
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ミュージシャンを目指すも、実家の仕送りでふらふら生きている無職29歳の「ぼんくら」と、老人ホームの「サックスの神」、そして入居者のお年寄りたち。挑戦することの楽しさを教えてくれる本。なんだかんだ「ぼんくら」いい奴。
0255文字
Pika
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良いじゃん
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ひーにゃ‪❤︎‬🐱ᩚ🐱ྀི
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ネタバレまさか、あと少し、もう少しで駅伝を走った渡辺君がでてくるとはー。水木さんの最後の4ヶ月。最高だったこと、忘れたくない、という思いをもてたこと。本当に良かったな。
hiace9000

お疲れ様でした。彼の成長ぶりにハッとするとともに、再会できた喜びに満たされてしまいますよね。終盤の水木婆の言葉には泣かされますよね。年末いい作品で締めくくれたようですね😁👍

12/31 11:14
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ゆるり
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その扉をたたく音…渡部くんのサックスかな。29歳、ギターミュージシャンの夢を捨てきれず無職の宮路。人生に行き詰まった青年と、人生の最終コーナーを回りつつある老人たちの、魂の邂逅。人はたいていボケるし、必ず死ぬという渡部くんの言葉にハッとなる。渡部くんは祖母とふたりで暮らしている。何かに一生懸命になるというのは、いい思い出になる。宮路は高校時代のバンドだったし、渡部くんは中学時代の駅伝だ。水木のばあさんと宮路の会話が面白かった。ラストの手紙には感涙。
0255文字
saorinn
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みんな色々、言うけど自分で生きていくのは簡単ではない。ぼんくらには、ぼんくらの立ち止まって、走り始めるタイミングがある。29歳はだいぶん遅いけど。本当は、周りをよく見ていて、気遣いができる人でした。渡部くんにまた出会えて嬉しかったです。おばあちゃんは大切だけど、諦める理由にはおばあちゃんもなりたくないだろうなー。 あと少し、もう少しをもう一回読みたいなーと思いました。
0255文字
you
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『あと少し、もう少し』の吹奏楽部渡部くんが出てくるお話。主人公は29歳にして無職かつ親からの仕送りでなんとなくギターにしがみついている宮路。ボランティアで老人ホームに演奏に行った時に聴いた渡部のサックスに惚れ込んで口説き、そこで出会った老人たちとの交流でちょっと世界が動き出す。こういう出会いもいいものなのかな。別れは悲しいけれど、学ぶことがたくさんある。
0255文字
たいぱぱ
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異なる【その扉を叩く音】が幾つも重なった時、優しいハーモニーが産まれる。瀬尾まいこさんが僕が大好きな曲、グリーンデイの『ウェイク・ミー・アップ・ウェン・セプテンバー・エンズ』を根幹にして物語を書くなんて思いもよらなかった。口の悪いばあさん水木は賢者、優しくも愚かな若者が宮路、そこに音楽の神様・渡部がいる。どこか西洋の御伽話のようでもありました。デビュー当時から瀬尾さんを読んでますが、心の内側に向かってたベクトルが途中から外側の世界に解放された様な気がします。これからもたくさん優しい物語を奏でてください♪
たいぱぱ

みかんさん、瀬尾作品の優しさは安心感があるというか、身体にも効くオーガニック要素もあるような気がします。上手く言えませんが、なんとなく分かっていただける気がします🤣

12/24 01:16
たいぱぱ

ゆりさん、僕は音楽もハーモニーが効いたのが好きなんですが(ロックでもゴスペルでも)もしかしてそれはゆりさんが仰るように心が繋がった気がするなのかもしれませんね。瀬尾さんの未読作品も読んで優しさチャージしなきゃ!

12/24 01:18
19件のコメントを全て見る
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ちまちゃん
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ネタバレ29歳無職の宮路が老人ホームをきっかけに自分自身と向き合う物語。『あと少し、もう少し』のスピンオフ。駅伝を走っていた渡部が大人になり介護士として活躍。渡部にとっても駅伝が人生の起点で良き思い出として残っているんだなと思った。宮路はあのあとちゃんと就職できたのかな。人との関わりを通して自己成長できるというのを体現していたお話だった。サラッと読みやすいお話だった。
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みかんちゃん
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主人公宮路くんを外側だけ見た時、無職で夢を免罪符のようにして働く気もなくて、かといって夢に本気で向かってもいなくて…ろくでもない(言い過ぎ)と見えるだろう。ホームで自分の演奏がしらけたことをじいさんばあさんのセンスがないと人のせいにして。 そんな宮路くんだけど、水木さんのお買い物に実に細やかな視点を持って応えたり本城さんに楽しみながら無理なく達成感も持てる練習と曲目を選ぶ優しく丁寧な仕事ぶりお年寄りたちとの約束を忘れない律儀さ。 とても【いい子】なのだ
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ミコ
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ネタバレ途中まで読んだことある気がするが、後半知らない話だったので、前回は挫折したのか。 老人ホームで働く介護士のサックスに心鷲掴みにされ、音楽を聞くためだけに再訪したら、ばぁさんに気に入られ、頼まれたお使い物を持って毎週通うことに。ウクレレ教えてと言われれば、楽器購入から始めたり、面白い本買ってきての注文に、まずは自分で読んで面白かったものを勧めたり、ボンクラと言われながらもやることめちゃめちゃ丁寧。心底人が好きなのだな、優しいなと思わせる行動。しかし29歳社会人経験なしの無職、親の仕送りありは実際は嫌だな笑
0255文字
ゆう
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ネタバレ甘ちゃんな宮路と意外にドライな渡部の掛け合いにくすりとした。宮路はいい歳して無職でどうしようもないけど、お年寄りと一緒に喜んだり、毎週顔を出したりマメさもあるし素直ないい人なんだよね。成長した彼のこれからに期待。水木さんがツンデレ。寂しさもあるけど前向きになれる一冊でした。
0255文字
とんとん
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老人ホームのおじいさんやおばあさんと、29歳無職の青年宮路、介護士の青年渡部のやりとりがほのぼのする。 宮路は、老人ホームの人々と交流する中でウクレレを教えたり、買い出しに出かけたりする。人の役に立つということで、徐々に彼の出来ること、得意とすることが見えてくる。優しい言い方ながらも厳しいことをいう渡部も良い味を出している。宮路が自分に合う職を見つけることを願う。
0255文字
たむ
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ネタバレめちゃくちゃ読みやすくて、一瞬で読めてしまった!29歳無職、強いて言えばバンドマン?のぼんくらと、老人ホームというミスマッチな設定ながらも、水木さんとのやりとりや、本庄さんとのウクレレ練習の様子がとても心温まる。めちゃくちゃ読みやすい分、なんで渡部くんこんなサックスうまいの?とか、なんで無職でここまで?とか、最後はどんな職に?とかあたりをもう少し深く読みたかった気持ちもあり。そしたらもうちょいガツンときたかも!でも、とてもほっこりストーリーでした。
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