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ぜにざむらい

感想・レビュー
42

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もろはし
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ネタバレ非常に良い作品でした。金にがめつく、人情味があってまっすぐな左内の一生を楽しく読ませてもらいました。また蓄財した金の使い道について考えさせられた。(2025-7,576.K)
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グランくん
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敦賀武田家の家臣に生まれたが、父が信長の越前攻めで朝倉家と共に戦い敗れ討ち死にし、僅か7歳にて無一文の孤児となった源八。 やがて、敦賀の湊で九次という商人に出逢い、世の中銭が必要だと思い知らされる。武士を捨てられない源八は、山に入り獣狩りをして蓄財する。 そして、九次の薦めもあって、近江の蒲生賦秀(後の氏郷)に仕え仕える。 無一文の孤児から、一万石の弓取りにまでのし上がった、銭侍の生涯が描かれております。
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Tatsuhito  Matsuzaki
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若狭の国衆であった父の討ち死ににより無一文の孤児となった岡源八(左内)は、商人である高嶋屋久次に助けられ、金を稼ぐ術を覚えた後、蒲生氏郷に仕える身となり、一万石の城代に成り上がった。 氏郷亡きあと上杉景勝に仕え、対峙した伊達政宗からの仕官の誘いを断り、再び国替えで帰還した蒲生家に請われ…と、タイトルにある"銭侍"を超えた左内の活躍がなんとも痛快でスカッとする作品です。 #織田信長 #武田元明 #朝倉義景 #豊臣秀吉 #徳川家康 #北川兵五郎 #直江兼続 #若江藤右衛門 #今日の一冊
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しぇるぱ
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岡源八、若狭の小領主のこども、朝倉が負けて所領を捨て逃げ出した。山に入って獣を狩り、浜の商人に売って金を得た。ちからになってくれたのは敦賀の商人、久治、久治の勧めで近江の蒲生家に仕官した。蒲生氏郷は伊勢松坂に転封になった。岡源八は金貸しを始めた。ぜにざむらいとそしられた。蒲生氏郷はさらに会津に転封になった。氏郷の死後、蒲生家は家中の統制が取れなくなり、転封になった。小大名に格下げとなった。岡源八は岡佐内と名前を変えていた。蒲生家を退去して会津に残った。新しい領主の上杉家に仕えた。上杉家は徳川家康に歯向かっ
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雪乃
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【図書館本】面白かった。
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おい
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単純なストーリーだが主人公同様、後味は悪くない。舞台もまあまあ。もうひとつ読み応えがあれば。 ★★★
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チャーリー
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面白く読めた。
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あきら
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気持ちいいお話
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SOLCOM(いけひろ)
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岡左内定俊 無一文の孤児から蒲生氏郷、上杉景勝に仕えついには一万石の城代までのし上がる  「ぜにざむらい」の一代記 人の出会いが紡ぐサクセスストーリー  わらしべ長者のようなお話ですが 岡定俊 実在の人物なんですね なるほど・・・・ ☆3つ
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Jun Masuno
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吉川さんの作品を読む 孤児となった侍の息子が、お金を有効に使い、結果1万石の城代にまでなったお話し お金にはしっかりしているのと共に、人に対しての思いもしっかりしており、最後まで忠義を尽くしました
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洋梨いちご
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織田の戦乱にまき込まれ、孤児となった源八。生きるためのお金の必要性が身に染みているため、他の武士のようにメンツを重んじたりはしない。それでも蒲生氏郷に仕官し、野で培った能力も生かし、きちんと経済も考え、友情も重んじ、よき家族にめぐまれる。蒲生、徳川、伊達の関係も読めて、読後感のよい楽しい読書でした。
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pero
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幼少の折苦労してお金の大切さを学び、それをどう活かしたかの話で、エンターテイメント時代小説として楽しめた。時代小説は有名な名将視点での本を多く読んできたので馬廻りの戦に向かう視点が面白いというか、自分なら逃げたくなるな~(逃げる人多かったようだ)と思いながら読んだ。
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マイアミ
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★★★ 『……ぜにざむらいの痛快な半生!』と裏表紙にあるが、ぜにざむらいのぱっとしない平凡な人生というのが正直な感想。全てを失い己の身ひとつで、武ではなく財で成り上がっていく将の物語かと思ったのだが、序盤で武も財もある程度兼ね備えしまい、物語をどうとでも展開できる書き手に都合のいい存在になってしまった。合戦相手を銭の力で懐柔したり、地面に銭をばらまいてその場を逃れたり、ほとんどの人が史実を知らないマイナー武将岡左内が主人公なのだからもっと大胆で突飛な発想で物語を描けば良かったのにと感じた。
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もえたく
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戦国時代、蒲生氏、上杉氏に仕えた岡左内の金儲けが大好きという武士らしくない武将の生涯。守銭奴、吝嗇家ではなく、お金の使い所を心得ていたいうエピソードの数々は読んでいて気持ち良かったです。暇になると金銭を敷き詰めてハダカで寝ていたという面白話と、伊達政宗を打ち破る武功話と緩急にとんだエピソードもグッドでした。
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ひいろ
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★★★★
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ren5000
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蒲生氏郷と上杉景勝に仕えた実在の人物岡左内。銭侍と言われている通りお金が大好きだけど生きた銭の使い方をするので偉い人から下々まで好かれる面白い人生を描いた歴史小説でした。歴史もんだけどエンターテイメント色が強いのでとぼけた左内にところどころ笑いながら読みました。この時代に真っ正直に生きた人としては珍しく幸せな人生だったんじゃないかな。何気に下女のお鳩が可愛らしくて好き。
kazu4

本当に、お鳩可愛いですね!

07/06 21:34
ren5000

おお!共感してくれましたか!可愛いですよね😍

07/08 23:57
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UN
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蒲生氏郷→上杉景勝に仕えたぜにざむらい=銭侍の岡左内の一生を描く。いちおうのページターナー。ただ牢人からのし上がり一万石の城持ちになろうとメンタルも住居も友人も一切変わらないことには違和感がある。装丁勝ちかな。
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kazu4
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『ぜにざむらい』という題名にひかれて読み始めました。なかなか面白い。 お金に執着のあるという、普通は主人公にならない侍の話。こういうお金の使い方なら歓迎だが。 足軽の解説、なるほど。実際にはそうだったんだろうな。
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baba
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ネタバレ幼い頃、織田の浅倉攻めで周囲から簡単に見捨てられ、藤右衛門の「力をつけ、誰にも見捨てられない武士なれ」の言葉を胸に狩猟で糧を得る。そんな野生の感覚を基に、蒲生氏郷に仕え出世していく。銭を求める岡左内に反発する武士が多い中、わかってくれる主君や友を得て、戦に挑む姿や生きた銭の使い方が小気味よい。やり切った最後のシーンは羨ましい。
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雑木林太郎
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久しぶりの歴史小説。wikiによれば岡定俊、熱心なキリシタンとある。お話の中ではキリシタンのキの字も出ていないのはなぜなのか?とも思ったがこれは作者の描きたいことではなかったのでスルーしたと受け止める。ただ、岡左内の何と言うか、いわゆる「異端児」さを描きたいがために一万石も知行高のある殿様が奉行のフォロー役にまわる、家来と言えば足軽程度しか描かないなど「?」の連続で面白さが半減したのは残念だ。歴史ものは時代考証が全てとは言わないが、重要なファクターであるとは思っている。
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ハッピー
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【図書館】ダ・ヴィンチの新刊情報で気になった久しぶりの吉川永青さん.武田家に従う若狭国衆だった岡家.朝倉は織田信長に滅ぼされ,父の盛俊も落命した源八は銭を信じるようになった.そして戦はめっぽう強く,伊達政宗と直接打ち合って退けたこともある戦国末期の実在の武将,岡左内の痛快な半生を描いた1冊.
ハッピー

2021/81/1/図56

06/05 13:55
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yan
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蒲生氏郷、上杉景勝に仕えた岡左内。幼い頃織田・朝倉の戦いで父も城も失い傅役だった藤右衛門の「ずるい者共に潰されぬだけの力を付けて誰にも見捨てられぬ武士になれば良いのです」という最期の言葉を守り主君の氏郷を慕い、北川平五郎と友情を交わし銭勘定しながら生きた左内。戦にはお金がかかる。銭は必要、だけどいざとなったら気持ちよく使う。あの「銭侍」がと驚かれるぐらい。最後まで開けっ広げで真っ直ぐな人生だった。だからか?あの時代には珍しく人が付いて行き本人が笑顔で悔いなくこの世を去れたのは。ある意味羨ましい人生だ。
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Willie the Wildcat
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氏郷が見せた二度の”苦笑い”。左門の人として、そして武士としての成長の証。この一度目の苦笑いの理由が、生き金/死に金の境界線を学んだ転機。真骨頂は、”二匁の銀”の継承。グッとくる。一方、南部家侵攻時の”不意打ち”は笑った。悲壮感はない部下たち、これも生き金也。読後振り返ると、概念の藤右衛門/久次に対し、具現が町民/お鳩。冒頭久次が口にした「幸せ」、これが全て。氏郷の位置づけも、この点に結び付ける左門の心底の礎となり、気づきとなった印象。お鳩とお鶴が見守る中での”再会”で〆。皆の笑顔が頭に浮かぶ、温かい。
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さーくる・けー
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ネタバレ蒲生氏郷などに仕えたお金が大好きな武将・岡左内定俊を描いた戦国時代小説です。金銭感覚と幼少の頃に培った野生の感は類まれなものはあるが、礼儀と知識に欠けているというキャラクターは、今までの戦国武士にはない魅力があった。また、金にうるさいが単なるケチではなく、使いどころをわきまえていることや、常に真っすぐな気性にも共感が持てます。そして、何といっても、部屋中に金銭を敷き詰めた上で裸になって昼寝する「銭布団」が実話というのも笑えます。少しコミカルさがあり痛快な読後感のある物語でした。お薦めです。
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坊や哲
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おすすめ(岡佐内)
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hinata
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おかげで戦国武将をまた一人知ることができました。岡佐内なる武士の生い立ちは過酷なものであったにもかかわらず人を幸せにするとい目的のために金をためる、最後はすべて吐き出し穏やかに逝った。良い物語でした
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ハルト
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ネタバレ読了:◎ 「ぜにざむらい」というように、金とさむらいの信に生きた男の一生。岡左内は、金にがめついだけでなく、動物的な勘と、嘘がなく、芯が一本通った強さ潔さを持っている。戦国時代、群雄割拠するなか、蒲生氏郷へと仕官することになった左内は、朋輩から疎ましがられながらも、金貸しをする。金は力だと信じて。◆人物が魅力的でした。無一文から一千万石への出世話でもある。苦難はあれど、金を上手に使い、その使い方に痺れました。こういう、いざというときにはすべてを捨てられる、覚悟あるお金の使い方は見習いたい。面白かったです。
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coldsurgeon
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金が何より大好き、いや必要とし、野生の獣のごとく、感覚が研ぎ澄まされた武士が主人公である。蒲生氏郷を慕い、主人として仕え、出世していくが、その痛快な半生は、安土桃山時代の中で、異彩を放つ。金で苦労する暮らしに幸せはない。幸せは金で買える、とも主人公は言い切る。よい物語でした。
0255文字
ガットウ
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★★★★4.1点。恥ずかしながら岡左内という武将の事は知りませんでした。明るい立身出世物語で気持ち良く読了。
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yuiyui
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薦められて読んだが、なかなか面白かった。主人公の金に対する考え、いかに活かし使うかという守銭奴とは程遠い潔さに引き込まれ読後感は上々。
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ソババッケ
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ネタバレ戦国時代に蒲生氏郷、上杉景勝に仕えた実在の銭侍・岡左内定俊の生涯。若狭太良荘城を落ち、一人で生きていくことになった左内。商人の高嶋屋久次の薦めで蒲生氏郷に仕えた。左内の特技は幼い頃に養った動物的ともいえる物の気配を読むこと。もうひとつは銭に対する異常なまでの執着心。銭20貫から最後は1万石の大名並みに出世する。仲間への戦準備に銭を貸して利息を取り、町割り整備で城下の豪商にも近づく。物語としては生涯という長い期間であり、場所も次々に転じていくため、小ぶりの活躍譚が中心。娯楽作品としてなら楽しめよう。★3.3
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宇宙猫
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★★★ 蓄財で有名な岡佐内の話。「淡海乃海」を読んでいるので金儲けに勤しむ様子もインパクトが薄い。後半は蓄財より人情に重点が置かれて良かった。軽く読めて面白かった。D
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バンスライク
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ネタバレ☆☆☆☆ 戦に破れ全てを失い孤児となった岡源八。山で獲物を仕留め金に替えることで生き延び、貯めた銭で武具を買い蒲生家に士官した。蒲生・上杉に仕えた実在の武将 岡左内を描いたもので金に執着し「ぜにざむらい」と蔑まれる一方、義に厚く親しまれる評価が極端な人物。狩りで培った気配を読む力と商人の思考で出世するストーリーが個性的で面白く、権力者に翻弄される主家への想いと銭の力の考え方や使いっぷりが爽快だがキャラたちの描きこみがいまいち物足りない感じ。数々の逸話の持ち主だけにもっと主人公にスポットを当てて欲しかった。
0255文字
Ayako
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戦国時代の武将・岡左内の一生を描いた作品。本作を読むまで名前も知らなかったが、実に個性的で魅力的な人物だ。フィクションの部分が多いのだろうが、そんな事は気にならずに、歴史エンターテイメント作品として読むことができた。金に余りにも執着する事から、「ぜにざむらい」と陰口を叩かれる事もあった彼。しかしそれは彼が金の価値を知っていて、効果的な使い道を知っていたからに他ならない。ある意味、現代の企業小説にも通じる要素で、これを歴代小説に取り入れたのは何とも新鮮だ。
0255文字
ekoeko
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貯めた銭を広げた畳に寝転がるのが好きな岡左内のお話。お金に汚いのではなくお金の大切や価値を知る武士。北川兵五郎との友情にウルウルきた。
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とん大西
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痛快(^^)。武士ながら銭に異様に執着する岡左内の一代記。今なら、全国チェーン展開する企業に勤めながら副業で金貸しもする抜け目ない営業マンといったところか。その幼少期は悲惨。逃走劇から始まる物語冒頭。爺・藤右衛門の背中で不安に苛む齢七つの左内。越前の豪族だったが父を討たれ没落。ついには爺も討たれ天涯孤独。そして知る、銭のない辛さを、銭の貴さを。長じて仕えた蒲生氏郷。敬慕する主君のもと、銭を己れを生かし成り上がる「ぜにざむらい」。伊達政宗をもむこうに回す大胆さと繊細さ。その生きざまは見事なほど爽やかです。
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BIN
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これは良作。銭の上で寝転ぶのを趣味にした岡左内を描いた作品。戦前に同僚たちに金を貸して金利で稼ぐというと守銭奴に思えるが、ラストで完全に汚名返上である。そんなことされたら、直江兼続も感動する。正直で快活な男なので嫌らしさはなく、野生の勘で戦にも強いと魅力的な人物です。主君蒲生氏郷を始め、マブダチ北川兵五郎らとの良好な関係や傅役の亡き藤右衛門をいつまでも慕っていたり、逆に武士の癖に銭好きとはと嫌われたり、いろいろな人間関係がよく描かれてました。
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shigetton
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「銭布団」で寝るのが好きな岡左内“ぜにざむらい”。武士でありながら金貸し。戦支度とは、つまり金繰り。しっかりと兵の数を揃え、戦う前から勝ちを決める。金は貯め込むだけでなく、金を「どう使うか」で値打ちは決まる。戦において、傭兵の士気を高めるのにお金(褒美)は必要。これもひとつの人心掌握術か。最後の1ページに左内の生き方が凝縮されてる。
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mitsuru1
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戦国時代の実在の武士岡左内。金に汚いと言われながら主君と友や弱い人々の為には惜し気もなく使える。なかなか面白かった。
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ヤスキ
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まあまあ楽しめた。戦国の世における蒲生氏や上杉氏の物語も理解できた。会津若松の基礎を築いたのも蒲生氏郷だったんだ。痛快な時代小説で満足した。
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