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パーツから考える戦国期城郭論

感想・レビュー
10

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もろはし
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(2025-27,596)
0255文字
オルレアンの聖たぬき
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改めて読み直すと発見も多い。『城』とはあくまでも戦闘のための施設で、そこに立てこもるのは戦闘のために集まる人々。そこに居を構えて生活していたのは、それほど多くはないのだとわかる。
0255文字
Kiyoshi Utsugi
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ネタバレ中世城郭の山城について、体系的に学んだこともなかったので、なんとなくしか知らない(多分そういうことだろうな程度)状態だったので、こちらを図書館で目にし早速読んでみました。 ・堀 ・土塁と切岸 ・竪堀 ・枡形虎口 ・横矢掛りと櫓台 ・曲輪 ・天守 ・戦国の軍事力編成と変化 という構成。 畝状竪堀群についても、最初新潟特有のものとされてたのは、日本城郭大系の新潟編に収録された縄張図に多く掲載されていて、その執筆の中心となった伊藤正一氏が提唱したのが最初とのことで、色々と勉強になりました。
0255文字
ようはん
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曲輪や虎口など城郭を調べると登場する用語に関して細かく解説しており新たに知る事も多かった。いかにして城を攻める敵兵の動きを制限するか、敵兵に対してどれだけ複数方面から攻撃出来る構造を作れるかが重要であると感じる。
0255文字
ひろゆき
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実際にいろいろ見に行ってみたくなりました。
0255文字
スー
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77堀や曲輪や虎口などをパーツごとに詳しく説明されているのでとても分かりやすかったです。地形をどう活かすかや経験から城がどういう風に進化していったかという過程も楽しめました。
0255文字
YONDA
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城(土の城がメイン)のパーツについて非常に分かりやすく説明されている。コロナのため城巡りになかなか行けないので、復習にもなり予習にもなりました。最終章の領主別編成から兵種別編成への変遷において、本郷先生が意を唱えていたとは初耳。
0255文字
パトラッシュ
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城見物は天守や石垣でおしまいなのが大半だが、それだけでない城郭を構成する細かいパーツの数々を教えてくれる。畝状竪堀群や堀切、障子堀、切岸、腰曲輪などの存在は本書で初めて知った。何より城とは戦国時代に軍事施設として発展し、経験や地形を生かし防御の工夫が凝らされてきた事実を再認識させてくれる。今日の日本人がイメージする城主の居宅や権力の象徴としての城は、織豊から江戸期にかけて城の形が進化した結果なのだ。実用品であり兵器そのものである城の実像を、自国の歴史でありながら理解していない人びとへの苛立ちが垣間見えた。
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三城 俊一/みきしゅんいち
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城ファン・戦国ファンの数の多さ故、城の解説書はたくさん出回っている。が、「ひととおり」の知識では満足できない人には本書がお勧めだ。著者の西股先生は、従来のアカデミアが苦手としてきた軍事の視点から、独自の論考を世に出してきた。大学所属ではない研究者ならではだと思う。  軍事の世界では、失敗はすなわち死を意味するので、徹底的な合理主義以外の要素がほとんどない。軍事から物事を考えているためか、西股先生の論考も実際的・合理的で、あまり観念的なものがない。時に身もふたもないほどだが、なかなか痛快だ。
0255文字
オルレアンの聖たぬき
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城って結構先行研究からの思い込みからかなり誤解されている気がする。そう思っていたことを証明してくれていました。やはりそうかと。繰り返し読みたい本です。
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