『御堂関白記(藤原道長の日記)』と『権記(ごんき、道長の側近行成の日記)』を読んだ限り、官僚は超多忙で泊り込みの仕事も度々ありました。聖徳太子の十七条の憲法にも「朝早く出仕して夜遅く退勤しろ」ってありますし、飛鳥時代から宮仕えはブラックでした。要するに仕事をする官僚が一部の能吏に偏っていただけで、しかも仕事しなくても怒られない特権階級の家柄の人が名誉職として名前だけ在籍している感じでしょうか。出世とは厳しいものですね。
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